転生をしたらマリーダ・クルスだった。   作:桐野 ユウ

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ガモフの襲撃

アークエンジェルの一室、マリーダ・クルスの周りの机にはマリュー・ラミアス、ナタル・バジルール、ムウ・ラ・フラガの三人が座っていた。

マリーダ自身もなぜ、自分がここに呼ばれているのかわかっているからここに立っている。

 

「さて、マリーダ・クルス、なぜお前がここに呼ばれているのはわかっているな?」

 

「もちろんだ。ラクス・クラインをザフトに返したことだろ?」

 

「えぇそうね。」

 

「全く嬢ちゃん達も色々とやってくれるもんだな。」

 

ムウは呆れながらも、怒っている感じがしていない。それはマリューも同じだが、ナタルは怒っている雰囲気を出しているなと思ってマリーダは口を開いた。

 

「私はやってはいけないことをしているのは事実、だがあの子は本当に戦争とは関係ない人物だ。だからこそ人質という方法をとったことに私は反対をして、彼らに返した。」

 

「だが、それで奴らが攻めてきたらどうする気だ!」

 

「その時は・・・・・・私は戦う。この船を守るためにな。」

 

「・・・・・・ストップよバジルール少尉、色々と言いたいことがあるけど、マリーダ・クルスさん、あなたにはトイレ掃除を命じます。」

 

「それでいいのか?」

 

「えぇ構わないわ。」

 

「わかりました。失礼します。」

 

マリーダは部屋から出ると、サイ、ミリアリア、キラの三人が立っていた。彼らはマリーダが部屋に出頭されたので心配で待っててくれた。

 

「お前達、待っていてくれたのか?」

 

「えぇマリーダが心配でね?それで結果は?」

 

「トイレ掃除をすることで許された。」

 

「そうか、トイレ掃除か・・・・・・」

 

「でも良かったわ。」

 

「皆も協力をしてくれて感謝をする。」

 

マリーダはお礼を言い、キラ達は気にしないでといい彼女はトイレ掃除をするためにアークエンジェルのトイレへと向かって掃除を開始をする。

一方でキラはヘリオポリスで回収をしたIWSPを装着をしていなかったのを思いだした。

 

「マードックさん、次の戦いであれを使ってもいいですか?」

 

「ん?IWSPをか?」

 

「えぇ、チェックはしておいた方がいいかな?と思いまして。」

 

「わかった。次の戦いの時に使ってみてくれ!」

 

「はい。」

 

一方でマリーダはトイレ掃除を終わらせて、アークエンジェルの廊下を歩いていた。あまりいい気分ではないが、格納庫の方へと移動をしてウイングガンダムをじーっと見ていた。

 

「お、マリーダどうしたんだ?」

 

「フラガ大尉か、こいつを見ていたんだよ。」

 

「ウイングガンダムか、だがお前さんがOSを書き換えたんだろ?」

 

「だが、この機体は地球連合軍には登録はされていなかった。さらにその近くにはガンダニュウム合金が置いてあり、アークエンジェルへすべて運び込んでいる。」

 

「まぁそれがないと修理とか難しいもんな、しかもストライクとは違いPS装甲は搭載されていないのにこの堅さ不思議なものだな。」

 

二人はウイングガンダムを見ていると、警報が鳴り一体何があったのかとムウが通信機で聞いている。

 

「艦長、何があった!!」

 

『ローラシア級が本艦を捕らえたので、総員第一戦闘配備!ストライク、ウイング、メビウス・ゼロは出撃をしてください!』

 

「わかった!ってわけだ!」

 

「了解した。」

 

二人ともパイロットスーツに着替えて、マリーダはウイングガンダムに搭乗をしてシステムを起動させる。

 

ストライクはIWSPパックを装着をして左手にコンバインシールドを装着をした。

 

『ストライク発進どうぞ!!』

 

「キラ・ヤマト!ストライク行きます!!」

 

『続けてウイング、発進どうぞ!!』

 

「マリーダ・クルス、ウイング出る!!」

 

二機が出撃をして、メビウス・ゼロもアークエンジェルを守るために出撃をした。マリーダは敵機を確認をした。

 

「デュエル、バスター、ブリッツ、奪われた三機のガンダムを投入をしてきたってことか、デュエルが先行をしている?キラ!」

 

『わかっている!』

 

マリーダはブリッツ、バスターの二機と戦うため、フラガのメビウス・ゼロと連携をする。

 

『行くぞ嬢ちゃん!』

 

「了解した。先手必勝をかけさせてもらう!」

 

右手に持っているバスターライフルを構えて発砲をする。二機は回避をして、バスターはミサイルを発射させてきた。

 

『させるかよ!!』

 

メビウス・ゼロがガンバレルを展開をしてレールガンと共に発砲をして相殺をする。一方でデュエルと交戦をしているストライクは左手のコンバインシールドを構えて発砲をする。

 

『そんな攻撃が効くと思うのか!!』

 

「く!実弾だから、PS装甲には!だけど!!」

 

レールガン、レールキャノン、コンバインシールドを構えて一斉射撃を放ちデュエルはシールドでガードをする。

 

「くううううううううううううう!!」

 

(おかしい、ブリッツの姿が見えない、いったいどこに!!)

 

マリーダはバスターと交戦をしていたが、ブリッツの姿が見えなくなっていたので一体どこにいったのかと探していると、アークエンジェルの方からブリッツの反応が出ていたのでミラージュコロイドでアークエンジェルにとりついていたのかと判断をしていこうとしたが、バスターがガンランチャーを先頭にした砲撃を放ちマリーダは回避をする。

するとストライクが接近をしてブリッツに対して膝蹴りを放った。そこにデュエルが接近をしてビームサーベルを抜いて切りかかってきたが、キラはコンバインシールドについているビームブーメランを外してコンバインシールドでガードをすると横バラの方に突き刺した。

 

ブリッツは動けなくなったデュエルを抱えてバスターと共に離脱をしていく、マリーダ自身もキラに何があったのかを思いだした。

 

(そうか、SEEDの覚醒・・・・・・それがこの戦いだったな。すっかり忘れていたよ。それにしてもすごい戦い方をするな。)

 

マリーダはコクピットでそう思いながら、アークエンジェルの方へと帰還をする。




次回 第八艦隊と合流をしたアークエンジェル、これでマリーダ達も降りることになるのだが・・・・・・彼女だけは何とも言えない感じがしていた。

次回「マリーダの悩み」

「私は・・・・・・」
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