東方見聞録   作:asdfest

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―――魔法の森―――


「今日も暇だし霊夢の家にいくとするか!!」


『普通の魔法使い』

「ふわぁぁぁ...朝かぁ」

「結局一晩中上に乗られてるとは思わなかったよ。どいてくれるかい」

「あ、ああ、ごめん。そういえば猫さん、ここは神社っぽいけど何処なの?」

「ここは博麗神社といってな、幻想郷の東端に位置するよ。外に出たら分かるが、幻想郷を一望できる絶景スポットだね」

「ふぇぇ~ねえ、猫さん。ちょっとだけ外に出てもいい?」

「ああ、いいよ。私は炬燵の中であったまってるから。でも、遠くには行かないんだよ」

「はーい」

 

 

とりあえず外に出るから顔を洗ってと。口もゆすいで...あっ

 

 

「服、どうしよう...」

「サイズが合うかわからないけど、私のやつ使っていいわよ。あんたらが寝てた部屋の箪笥の中に服が入ってるわ」

 

後ろに何故か巫女さんがいました。びっくりした

 

 

「わっ、巫女さん。驚かさないでくださいよ」

「驚かしたつもりは無いわよ。あと、霊夢でいいわよ」

「わかりました霊夢さん。ありがとうございます」

「感謝される程の事でもないわよ。まあ、感謝の心があるならお賽銭入れてくれてもいいのよ?」

 

 

そのまま霊夢さんは「今日も霖之助のところで遊んでこようかしら」と言ってでかけていった。

お賽銭を入れてって言われてもお金を持ってないんだよなぁ。どうしようか...

まあ別に入れなかったらいいだけの話だよね!!

いやでも霊夢さんは怖いけれども一応は神社だしお祈りぐらいはしておいたほうがいいのかな?

 

そんなことを考えながら外に出ると

 

 

「うわぁ...広っ」

 

 

絶景が広がっていました。山デケェ...遠くに人がいそうな集落が見えたね。お、鳥も飛んでる。まるで幻想だねぇ...雲の形も美しいな。

 

あれ?雲の中からミサイルみたいなのがこっちに向かって突っ込んで来るんだけど。え?やばくない?直撃コースだよ?

あ、いつの間にかこんな近くに。箒に人が乗ってr

 

 

 

―――少女気絶中―――

 

 

 

「おーい、大丈夫か?」

 

 

呼ばれた気がするので起きると目の前には三角帽子にエプロンという見るからに魔法使いといった格好をした女の人がいます。

 

 

「いでててて、あれ?誰?」

 

 

魔法使いって幻想郷にいるの?いや、幻想郷ならありえるか。というか、なんで倒れてたんだっけ

 

 

「大丈夫そうだな、それにしても初めて見る顔だな。外来人か?」

「がいらいじん...?」

「ああ、外から来る人と書いて外来人だぜ。なんで霊夢とお揃いの服装なんだ?」

 

 

ああ、外から来る人と書いて外来人ね。確かに私は外来人だなぁ。で、誰なのでしょうか

 

 

「結局あなたは誰ですか?」

「名乗るときは自分からだぜ。まあいいか、私の名前は霧雨魔理沙。普通の魔法使いだぜ」

「あ、やっぱり魔法使いなんですね」

「そうだぞ。ところで、お前は濃厚な霊力のようなもの少しながらも感じれるが、もしかして霊夢の隠し子か?」

 

 

―――ボキッ

「そんなわけないでしょ」

 

 

何処からともなく出てきた若干お怒りの霊夢さんが魔理沙さんを思いっきりお祓い棒で殴ったようです。あれ?遊びに行ってたんじゃないの?あと、ボキッって言ったよ、ボキッて。魔理沙さん大丈夫かな?

 

 

「ひどいじゃないか霊夢、いきなり殴るだなんて」

「あんたがフザケた事言うからよ。まったく、庭が騒がしいから出てきけど、大丈夫?霊」

「大丈夫です。一回気絶していたようですけれども」

「霊夢が他人を心配するなんて、明日は大雪だな」

「うっさい」

 

 

初めて霊夢さんが名前を読んでくれた気がする。というか、自己紹介してないのになんで名前が分かったのだろうか?そんな疑問を読み取ったのか霊夢さんが説明してくれた

 

 

「もともと紫にあんたが来ることを伝えられてたのよ。『怪我でもさせたら承知しないわよ』ってオマケ付きでね」

「はぁっ!?紫がそんな事言うのか?どんな重要人物なんだよ、コイツは」

「私だって知りたいわよ。確かに濃い力は持っているものの量が多いわけでもないし、紫のやりたいことは本当にわからないわね」

 

 

紫さんはどんだけすごい人なんだ。あ、魔理沙さんに自己紹介するの忘れてた

 

 

「あ、自己紹介遅れました、神代霊です」

「おう、よろしくだぜ」

 

 

自己紹介完了!こっちだけ名乗らないのも変だしね!

 

 

「あんた、ちょっといい?」

「あ、どうぞ」

 

 

霊夢さんが何かをするようです。私の額に手をあてています。痛いことはしないですよね...?

 

 

「痛くはならないはずよ。それじゃあいくわよ」

 

 

なんで心の声が読めるんですか?エスパー?まあ痛くないならいいんだけど。何やら霊夢さんが手に力をためているようです。まあ全く見えないけど

 

 

―――バチンッッ

 

 

「痛っ」

「あれ?痛かった?悪かったわね」

「霊夢さんひどいですよぉ」

 

 

涙目で訴えるも帰ってくるのはそっけない返事。まあいいけどね!!

 

 

「結局今は何をやったんだぜ?」

「確かに、気になります」

「ああ、今のは私の霊力をあんたに入れたのよ、あんたの体は反発したようだけどね」

「反発ってことは霊の力の割合は霊力よりも他の力のほうが多いということだな」

「ほぇぇぇ、それはつまりどういう事なんですか?」

「霊力っていうのは人なら少ないとしても誰でも持っている力なのよ。だから霊力よりも他の力のほうが多いということは他の力の素質があるってことね」

 

 

つまり何かしらの才能があるってこと!?

 

 

「そういうことだぜ。まあ、開花できるかは人それぞれだがな」

 

 

魔理沙さんも心読めちゃうんですね...まあいいけど

 

 

「まあ変わったことといえばあんたが私の警戒対象に入ったってことね。あと、そろそろ朝ごはんだから猫のところに戻りなさい」

「「はーい」」

「なに魔理沙もついてこようとしてるのよ...まあいいか」

 

 

朝ごはん楽しみだなぁ〜昨日は夜ご飯を食べてから来たから幻想郷の食事は初めてなんだよね。

警戒対象に入ったらしいけど気にしない気にしない!!




はい。第二話です。霊に能力がありそうな雰囲気が漂っていますね(?)
がんばります。
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