エレン達は再び幻想郷に戻る
博麗神社近くに降りると、アリスが出迎える
アリス「おかえりなさいキーブレードの勇者達」
霊夢「アンタがお出迎えなんて珍しいわね」
アリス「私だってたまにはお出迎えくらいするわよ」
エレン「おっ!上海もいるじゃん!」
上海「シャンハーイ!」
エレンは上海人形を抱きかかえると、頭を撫でる。
上海も嬉しそうに笑う
エレン「どうだ?良い子にしてたか?」
上海「シャンハーイ!」
霊夢「あの上海が私達以外にこんなに懐くなんてね。それで、アリス。魔理沙の容態は?」
アリス「魔理沙なら今無事完治したわよ」
霊夢「本当なの?随分早いわね」
アリス「今頃紅魔館で待ってると思うから早く行きなさい」
霊夢「わかったわ」
そして紅魔館に着くと、門の前にレミリアが立っていた
レミリア「ようこそ我が紅魔館へ」
霊夢「別に出迎えなんていいのに!」
すると、レミリアの背後から手をブンブン振る魔理沙が現れる
魔理沙「よう!お前ら!」
エレン「魔理沙、肋骨はもう大丈夫なのか?」
魔理沙「ああ!もうバッチリだぜ!」
そう言うとエレン達は紅魔館に入り応接室へ向かう
レミリア「咲夜、紅茶を用意して頂戴」
咲夜「かしこまりました」
魔理沙「ところで、エレンの仲間は見つかったか?」
霊夢「いいえ、けど闇の力がだんだん強くなってきているわ」
魔理沙「そうか……でもまだ諦めてないだろ?」
エレン「ああ、探し続けるつもりさ!」
魔理沙「まぁキーブレードで導いてくれるしな」
レミリア「それはそうと、エレン。遂にあなたの運命が見えたわ」
エレン「え?そうなのか…?」
レミリアは覚悟を決めた顔で口を開く
レミリア「あなた、いずれ消滅するわよ」
エレン「……!?」
その言葉を聞いた瞬間、心臓を鷲掴みされたような感覚に陥る
魔理沙「おい!いきなりそんな言い方はないんじゃねえのか!!」
レミリア「私は事実を述べたまでよ」
妖夢「だからって……どうしてこんなところで…」
レミリア「いきなり運命が出たのよ?それに、貴方達の敵は人間じゃない」
エレン「……どういう事なんだ?」
レミリア「あなた達が戦っている相手は……『闇』そのものよ。いつ消えてもおかしくはない…」
霊夢・魔理沙・妖夢「……!?」
エレン「俺が消える…」
レミリア「まぁ、運命は変えられる。キーブレードの導きでなんとかするしかないわ」
霊夢「とりあえず今日は休みましょう」
こうして、幻想郷で一泊する事になった
言峰「どうやら失敗したようだな」
アルミン「あんな奴に倒されるなんて…クソ」
言峰「それとお前も接触したようだな?」
ギルガメッシュ「我は確かめたかったのだ奴がキーブレードを持つのに相応しいかを」
言峰「それで勝てたのか?」
ギルガメッシュ「無論だ」
ギルガメッシュが不敵に笑うと背後から闇を放つ鍵穴が現れる
博麗神社で休息を取ったエレンは星空を見上げる
かつて、卒業した夜ミカサとアルミンとで見た星空だ…
エレン(俺は本当に消えるのか?)
心の中で自問自答する 答えは見つからないまま眠りについた
翌日、エレン達は出発の準備をしていた
レミリア「行くのね」
エレン「ああ、必ず仲間を見つけ出す」
魔理沙「そうだぜ!それにエレンには私がついてないとダメだしな!」
エレン「ハハッ!確かにそうだな!」
妖夢「短い期間でしたが私もここまでです。幽々子様からご命令があるので」
霊夢「妖夢……ありがとうね!」
妖夢「うん、エレン。あなたの武運を」
エレン「ああ、世話になったな」
魔理沙「ほら行くぜ!」
そう言うとエレン達はグミシップに乗り込む
咲夜「それで、エレンは本当に消えるのですか?」
レミリア「さあ?それは分からないわ」
咲夜「お嬢様は心配ではないのですか?彼の事が」
レミリア「勿論心配よ。でも、エレンは消えないわ。キーブレードの勇者なのだから」
咲夜「そうですね」
レミリア「それよりも…言峰…あなたはまた世界を崩壊させる気なの…」
そう言うと、レミリアは紅茶をすする
グミシップから飛び立ちしばらくして、エレンはまた考え事をする
エレン(俺は消えるのか?そんなの嫌だ…)
その時だった
霊夢がエレンの顔を覗き込む
エレン「わっ!」
霊夢「あんたぼーっとし過ぎよ」
エレン「悪い……ちょっと考え事しててさ」
魔理沙「どうせお前の事だから消えたくねぇとか考えてただろ?」
エレン「なんで分かったんだ?」
魔理沙「顔に書いてあるぜ」
霊夢「エレン……大丈夫?」
エレン「ああ、大丈夫だ!」
魔理沙「ならいいけど」
突如、エレンのキーブレードが光を放つ。
そして、グミシップの前にゲートが現れる
霊夢「あれ?今回は文字は出さないのね…」
魔理沙「とにかく行ってみようぜ?」
エレン「あ、ああ…」
そして、グミシップはゲートへとびこむ
エレン達は降り立った世界で辺りを見渡す
エレン「ここは……何処だ?」
魔理沙「さぁな……だが、なんか懐かしい感じがするな」
霊夢「えぇ……そうね」
そこには、今まで行った世界と同じ景色が広がっていた
魔理沙「ん?なんだありゃ?」
指差した方向には、大きな城があった
その城はハートレスのエンブレムを飾った禍々しいオーラを放っていた
霊夢「ここは…ハートレス達の縄張りなのかしらね?」
エレン「どうやらあの城に何かあるみたいだ。感じる闇の力が」
魔理沙「じゃあ行こうぜ!」
3人は城への道を歩こうとする
突如、上空から光弾が降り注ぐ
エレン「危な!!」
間一髪回避するが、地面は大爆発を起こす
煙の中から現れたのは…
アルミン「まさかここまで来るとは…」
エレン「アルミン!!」
霊夢「どうしてアンタがここに!?」
アルミン「君達を倒す為だよ!」
魔理沙「相変わらず物騒だな……」
エレン「俺達はこの先に用があるんだよ!」
アルミン「行かせるわけにはいかない!ミカサを救うのはこの僕だ」
霊夢「どうしても邪魔をするのね?」
アルミン「僕は何があってもミカサを助ける!」
エレン「アルミン……お前は一体何を考えているんだ!?」
魔理沙「エレンの言う通りだぜ」
アルミン「君は僕の敵だ。エレン」
エレン「え……!?」
アルミン「君はいつも一人で突っ走るから僕はいつも蚊帳の外なんだよ!」
エレン「アルミン……」
アルミン「だからこそ、ここで君より上にいることを見せてやるのさ!闇の力を手に入れた僕を!!」
そう言うとエレンに向けてキーブレードから闇の光線を放つ
エレンはキーブレードで受け止めるが、力が強すぎる
魔理沙「おいおい、本気かよ……?」
アルミン「闇に飲まれろ!!」
エレン「うわぁぁぁぁ!!!」
そして、エレンのキーブレードが砕けてしまう
アルミン「これで終わりだ!!エレン・イェーガー」
アルミンの一撃がエレンを襲う
しかし、そこに霊夢が割り込み結界を張る
アルミン「無駄だ!」
魔理沙「なっ……!よせ霊夢!!」
アルミンのキーブレードは霊夢の結界を破壊する
魔理沙「エレン!逃げろぉ!」
霊夢「私はもう……何も守れないのね……」
アルミン「死ね!博麗霊夢」
エレン「霊夢ぅぅ!!!」
闇は霊夢に貫通し倒れてしまう
エレン「霊夢……霊夢……!!!」
魔理沙「霊夢ぅ!」
アルミン「フッ……次は君達の番だ」
エレン「許さない……」
アルミン「ん?」
エレン「絶対に許さねぇぞアルミン!」
アルミン「もう、キーブレードのない君には脅威ではない」
すると、黒い帯が何本か伸び始め、霊夢を拘束する
魔理沙「霊夢を返せ!」
アルミン「悪いけど、彼女は人質にする。30分猶予をあげる。30分後君が城まで来れば人質を返そう」
そう言うとアルミンは闇の回廊へ消えていく
魔理沙「おい!エレン!大丈夫か!?」
エレン「魔理沙、すまない…俺のせいで霊夢が…」
魔理沙「今は落ち込んでる場合じゃないぜ」
エレン「けど…キーブレードのない俺なんて…」
魔理沙「確かにお前は今無防備だけどよ……お前は強いんだぜ?」
エレン「え?」
魔理沙「お前は私達が認めた男だぜ?だから自信を持てって!」
エレン「ありがとう……魔理沙……!」
魔理沙「それに、霊夢を助けたいんだろ?」
エレン「ああ……勿論だ!」
魔理沙「なら、行くしかないぜ!」
2人は城へと急いだ
その頃、レミリア達は…
レミリア「これはまずいわね……」
咲夜「お嬢様、どうされました?」
レミリア「エレンのキーブレードの気配が消えた…」
咲夜「それは……」
レミリア「恐らく、霊夢達もやられたんでしょうね……」
咲夜「どうしましょう?」
レミリア「………しばらく見守るしかないわ」
城にたどり着いたエレンと魔理沙。
そこにハートレス達が湧き出る
魔理沙「なんだよこれ……」
エレン「くそっ!」
エレンは身構える
しかし、キーブレードのないエレンは格好の餌食だった
魔理沙「喰らえっ!恋符『マスタースパーク』!!」
魔力を込めたレーザーを放ち、敵を一掃する
魔理沙「大丈夫か?エレン!」
エレン「ああ……助かったぜ!」
エレンは立ち上がると、再び走り出す
城内の扉を開ける
城内のエントランスに入るとアルミン、霊夢が待ち構える
エレン「アルミン!!」
アルミン「よく来たね……」
エレン「霊夢を離せ……」
アルミン「いいだろう……ただし!!」
アルミンの言葉と共に霊夢がエレン、魔理沙に襲いかかる
魔理沙「なっ!?」
エレン「霊夢……!?」
よくよく見ると霊夢の姿がいつも違うまるでかつてのセイバーのように黒い服を纏っている
エレン「まさか霊夢もオルタ化したのか…!」
魔理沙「ちぃ!厄介なことになったぜ!」
アルミン「さぁ、君達を倒し!僕はミカサを救う!」
エレン「俺はお前を止める!!」
霊夢オルタ「クズどもが……」
こうして戦いが始まった
魔理沙「エレン!まずは霊夢を取り戻すぞ…」
エレン「分かってる!」
アルミン「さぁ!君達の戦いを見せてよ」
そう言うとアルミンは闇の回廊へ再び消える
霊夢オルタは御札を投げる
エレン「うわぁ!!」
エレンに直撃するが、魔理沙が助けに入る
魔理沙「大丈夫か?」
エレン「あぁ……すまねぇ……」
魔理沙「気にすんなって!」
魔理沙は箒に乗り、空から攻撃を始める
霊夢オルタ「チッ……」
魔理沙「まだまだいくぜ!」
魔理沙の弾幕が霊夢を襲う
しかし、霊夢オルタは余裕の表情で回避していく
魔理沙「なっ!?当たらないだと!?」
霊夢オルタ「遅い……」
魔理沙「面倒くさいやつだな…オルタ化ってやつはよ!!」
霊夢オルタ「今度はこちらの番」
霊夢は手をかざすと、魔理沙に向けて光を放つ
魔理沙「うおっ!!」
間一髪避ける魔理沙だが、その威力により地面が割れる
魔理沙「とんでもない力だぜ」
エレン「霊夢!!目を覚ませ!!」
エレンは霊夢に呼びかける。
しかし、反応せず、霊夢オルタがこちらを振り返る
霊夢オルタ「うるさい……」
エレン「仕方ない……」
エレンはキーブレードを出現させようとする、がやはり出てこない
エレン「畜生、キーブレードがあれば…」
魔理沙「エレン!あぶねぇ!!」
霊夢オルタがエレンの目の前にいた
エレン「くっ……」
魔理沙「エレン!」
エレンは霊夢の間合いを詰める
エレン「霊夢……」
霊夢オルタ「邪魔」
すると、エレンの首を掴む
エレン「ぐっ……!」
霊夢オルタ「消えろ……」
そう言うと、霊夢オルタの手には力が込められていく
魔理沙「やめろぉ!」
魔理沙は霊夢の腕にしがみつく
エレン「魔理沙……!」
魔理沙「お前はこんなところで終わっていい奴じゃないんだぜ!」
霊夢オルタ「雑魚が……」
魔理沙「まだだぜ!」
魔理沙は必死に抵抗し、霊夢オルタの腕にしがみつく
霊夢オルタ「……」
魔理沙「なぁ?霊夢…お前は確かに薄情でやべぇ奴だけどよ…人を傷つけるような奴じゃないはずだろ?」
エレン「頼む……戻ってきてくれ……」
魔理沙「霊夢!私はお前とずっと一緒にいたいんだ!だから……だから!!」
霊夢オルタ「黙れ……」
霊夢は手を構え魔理沙に向ける
エレン「魔理沙!!」
魔理沙「くそっ……」
霊夢オルタ「死ね……」
霊夢の手にエネルギーが溜まる。
その時だった
霊夢オルタ「な、何!?」
エネルギーが消え、動きが止まった
エレン「え…」
よく見れば霊夢オルタの目から涙を流していた。
魔理沙「霊夢……!」
霊夢オルタ「何故……涙が……」
エレン「今のうちに……」
エレンは霊夢に近づく
エレン「霊夢……」
霊夢オルタ「来るな……!!」
エレン「大丈夫……もう、戦わなくていい……」
霊夢オルタ「私に触るな!!」
エレン「俺達は仲間だ……」
霊夢オルタ「違う……私は……貴方達を倒す…それ以外はない!!」
エレン「けど、それは違うだろ?」
霊夢オルタ「違う……違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う!!!!」
霊夢オルタは叫びながらエレン達に襲いかかる
魔理沙「エレン!」
魔理沙は再び魔法を放ち攻撃をかき消す
そして、魔理沙も霊夢のそばに立つ
魔理沙「霊夢!しっかりしろ!」
霊夢オルタ「どいつもこいつも……」
エレン「霊夢……」
霊夢オルタ「うるさい……」
霊夢オルタは御札を飛ばすがその手をエレン、魔理沙は手に取る
エレン「ありがとう……」
霊夢オルタ「っ!?」
エレン「お前は優しい女の子だ……昔も今もそして今後も」
魔理沙「そうだぜ……お前は私を助けてくれた……だから今度は私が助ける番なんだぜ!」
そして、更に霊夢の目から涙をこぼす
霊夢オルタ「エレン…魔理沙…」
すると3人の様子を見ていたアルミンは不満気に現れる
アルミン「役立たずな奴だ…」
そう言うと、アルミンはキーブレードで3人に闇の弾を放つ
エレン「っ!!」
攻撃に気付いたエレンは霊夢、魔理沙の手を繋いだまま前に立つ
魔理沙「エレン!!」
そして爆発をする…
アルミン「これで終わりか………っ!」
煙の中からエレン達が現れる
すると、エレン、霊夢、魔理沙の手に1つのキーブレードが握られていた
アルミン「っ!馬鹿な!エレンのキーブレードは砕け散ったはず…!!」
エレン「アルミン。お前は1つ誤解している」
アルミン「誤解だと!?」
エレン「ああ。確かに俺はキーブレードを失った。だが、これはただのキーブレードではない」
アルミン「まさか……!?」
エレン「俺達の絆で生まれたキーブレードだ!!」
エレンはキーブレードを掲げる
アルミン「そんなことが……」
エレン「アルミン、俺はお前を止める!それが親友としてやるべきことだ!」
そして、オルタ化から開放された霊夢と魔理沙も武器を構える
エレン「つながる心が俺の力だ!!」
霊夢「いくわよ……」
魔理沙「おう!」
3人は走り出す
エレン「うおぉぉぉぉぉぉ!!」
エレンは霊夢と魔理沙と共に連携を取り、アルミンに斬りかかる
アルミン「ぐぅ……!」
霊夢と魔理沙の攻撃に防戦一方となる
魔理沙「エレン!」
エレン「魔理沙!」
お互いの名を呼び合い、2人でアルミンを挟むようにエレンはキーブレードを振り下ろす
アルミン「くそ……!」
なんとか避けるが、避けきれずに肩に傷を負う
魔理沙「どうだ!」
アルミン「クソ…あのときは僕の圧倒だったのに…なぜ…ここまで…」
エレン「アルミン…もうやめよう…」
エレンはアルミンに手を差し出す
しかし、アルミンはそれを振り払い城内の奥へ逃げる
エレン「待て!アルミン!!」
アルミンを追いかけるエレン。
魔理沙「おい!エレン!!」
霊夢「仕方ない……追うか……」
2人も後を追う。
アルミン「くそ……こんなところで……」
アルミンは奥の部屋へと逃げ込む。
なぜ、エレンのキーブレードがまた…
何が絆だよ…!!
エレン達が僕に追いつく前に決着をつけなければ……
その考えで頭がいっぱいだった。
部屋の扉を開け中に入る。
そこは研究室のような場所だった。
アルミン「はぁ……はぁ……」
息を整えていると、背後から声がする
言峰「エレン・イェーガーに敗れたようだな?」
アルミン「っ!!」
そこには言峰綺礼が立っていた
アルミン「何故ここに……」
言峰「君には失望した…ここで消えてもらおう」
アルミン「黙れ!!」
アルミンは言峰に殴りかかろうとする
言峰「ふむ……まあ、いいだろう」
すると、突然部屋の壁から黒い影が現れアルミンを拘束し、壁の中へと引きずり込まれる
アルミン「なんだ!?この力は!?うわああああ!!」
言峰「っ!お前は…!?」
その人物を見た言峰は慌てた様子で闇の回廊で姿を消す
エレン「アルミン!!」
魔理沙「あいつ!どこに消えたんだぜ!」
霊夢「……」
エレン「くそっ!アルミン!」
エレン達は必死に探すが見つからなかった。
言峰はスタスタと歩く
今いるのは城の最上階、そこにはかつてエレンとトロスト区で別れた104期生のキーブレードマスター達の姿があり眠っていたのだった
言峰「間もなく、キーブレードマスター達の心により、キングダムハーツが開かれよう」
ギルガメッシュ「それが目的だったのか言峰」
言峰「何しに来たギルガメッシュ」
ギルガメッシュ「いや、お前の計画に興味があってな」
言峰「世界を作り替えるのだ」
ギルガメッシュ「世界を?どういう意味だ?」
言峰「そのままの意味だ。キングダムハーツの力で新世界を創る。つまり、お前も用無しだ…」
ギルガメッシュ「ほう、用無しとな?それは…今ここで我に葬られたいということだな?!」
そう言うとギルガメッシュは言峰に宝具を出す
しかし、言峰の前に弾かれる
ギルガメッシュ「なんだと!?」
言峰「私は新世界の王になるのだからな必要な犠牲だギルガメッシュ」
ギルガメッシュ「ふん……くだらん……」
言峰「ならば……貴様はここで消えるか?」
言峰は右手を前に出し手を開く
すると、そこにドス黒いキーブレードが現れる
ギルガメッシュ「なんだそのキーブレードは?」
言峰「さて、始めようか……」
そして、戦いが始まった。
エレン達はハートレス達を蹴散らしながら最上階の目前までやってくる
魔理沙「そろそろ最上階か?」
エレン「恐らくな」
と、その時に扉がいきなり吹き飛ぶ
霊夢「なにっ!?」
魔理沙「なんだよ!?」
吹っ飛ばされた扉があったところを見るとそこにはギルガメッシュが倒れていた
エレン「お前!!」
ギルガメッシュ「戯けが…今は目の前を見ろ!」
エレン「えっ……」
そこには言峰が立っていた
言峰「来たか……待っていたぞ……」
エレン「お前!!言峰綺礼!?」
言峰「そうだ………久しいなエレン・イェーガーよ」
エレン「アルミンはどこだ!」
言峰「彼はもうここにはいない……」
エレン「なんだと!!」
言峰「彼は闇の深淵に溺れたのだよ……」
魔理沙「お前!!」
言峰「さぁ、君の力を貰おう……」
エレン「すぐにでも倒してみせる!」
言峰「できるかな?」
霊夢「いくぞ!」
3人は走り出す
言峰「来い……」
3人は言峰を囲むように攻撃する
言峰「無駄だ……」
言峰は全ての攻撃を軽々と避ける
魔理沙「くそ!」
言峰「君たちはもう私の術中に嵌っている」
エレン「何っ!?」
言峰「君はもう動けないはずだ」
エレン「まさか!?」
霊夢「どうしたのエレン!?」
魔理沙「どうしたんだぜ!?」
エレン「体が動かない……」
霊夢「どうなってるの……」
魔理沙「一体どうすれば……」
言峰「簡単なことだ……私の影に潜ませてもらった……」
エレン「くそっ……」
言峰「では、消えてもらう」
言峰はキーブレードをかざす
エレン「っ!なんだそのキーブレードは!?」
言峰「これは君の世界の住人の心から作られたキーブレードというべきかな?これさえあればあの英雄王さえも力を吸い取られる」
エレン「そんなことが……」
言峰「君には感謝している。君のお陰で私はここまで強くなれたんだからな……」
エレン「どういう意味だ……」
言峰「君達が世界の扉を開いてくれたらからこそ、私は君から力を得たのだよ……」
エレン「世界の扉…?まさか…アニが開いたあれは…」
言峰「ククク、あれは私の用意した罠に過ぎない…」
エレン「じゃあ、まさか、訓練初日に俺が感じた力は……」
言峰「全て、私が生み出したものなのだよ」
エレン「畜生!!」
言峰「だが、これではこのキーブレードは未完成だ…後は君ともう一人の心があれば完成する」
エレン「俺と…もう一人?」
言峰「アルミンは何度も彼女の名前を言っていた…それこそ君が知ってるんじゃないのかね?」
エレン「まさか…ミカサ!?」
言峰「そう……君達二人こそが最後の鍵となる……」
エレン「くそっ!ふざけるな!」
言峰「さようならエレン・イェーガー。新世界で会おう」
言峰綺礼はキーブレードを振り下ろす
エレン「くそぉー!!」
その時、言峰の攻撃を防いだ人物が現れる
ギルガメッシュ「図に乗るな言峰!!」
言峰「英雄王……キーブレードで力を吸い取られたのにまだそんな力があるのか?」
ギルガメッシュ「貴様など本気じゃなくても我は勝てるぞ!」
言峰「フッ……お前も私と同じ穴のムジナではないか……」
ギルガメッシュ「黙れ!雑種!」
言峰「いいだろう……まとめて消してやろう」
エレン「お前…なんで…!」
ギルガメッシュ「いいから力を貸せ!!キーブレードの勇者共!!」
言峰「いくぞ……」
ギルガメッシュ「ふん……」
ギルガメッシュは宝具を言峰に浴びせる
言峰「ほう……」
ギルガメッシュ「王の財宝よ!我に従え!」
ギルガメッシュの背後に黄金の波紋が現れそこから無数の宝具が出てくる
言峰「力を吸収してもまだそんな力があるとはな……」
ギルガメッシュ「ああ、これが我の真の姿だ」
言峰「なら残りも力も貰おう!」
言峰はキーブレードを振り宝具を撃ち落とす
ギルガメッシュ「チィ!」
言峰「どうやら、お前にも限界が来たようだな……」
ギルガメッシュ「どういう意味だ!」
言峰「そのままの意味だ。力を吸収され過ぎた結果、君の魔力が底をついたということだ」
ギルガメッシュ「そういうことか……なら、これを使うまで!」
ギルガメッシュは新たな剣を取り出す
言峰「無駄だ……」
言峰は再びキーブレードを振るとまたもや宝具が破壊される
ギルガメッシュ「なにっ!?」
言峰「お前の心はもう消えかけている」
ギルガメッシュ「何を言うか!」
言峰「なら、何故お前はその剣を持っているのだ?」
ギルガメッシュ「それは……」
言峰「お前の心が弱くなった証拠だ……」
ギルガメッシュ「そんなわけがない!我がこんなところで消えるはずがなかろう!」
言峰「もう無駄だギルガメッシュ。貴様は既に半分の力はこのキーブレードに吸い取られているのだ」
ギルガメッシュ「ならばそのキーブレード壊すまで!!」
そして、ギルガメッシュの背後からエレンが飛び、言峰に振りかざす
言峰「フン……」
言峰はエレンの攻撃を軽々と避ける
エレン「くそっ……」
言峰「私には勝てない……」
ギルガメッシュ「まだ負けておらぬわ!」
言峰「強情な奴らめ……」
言峰はエレン達に向けてキーブレードを振り下ろす
エレン「くそっ……」
言峰「さらばだ」
エレンは目を瞑った。
しかし、いつになっても攻撃が来なかった 目を開けるとそこにはギルガメッシュが立つ
エレン「ギルガメッシュ!!」
ギルガメッシュ「さっさと…やるのだ…!!」
エレン咄嗟には言峰に切り裂く
そして、言峰の手元からキーブレードを放す
言峰「バカな!?」
エレン「ギルガメッシュ!今だ!」
ギルガメッシュ「うおおおぉぉぉ!!!」
ギルガメッシュは言峰に向かって宝具を放つ
言峰はギルガメッシュの宝具により倒れた
ギルガメッシュ「言峰よ……」
エレン「おい!大丈夫なのか!?」
ギルガメッシュ「問題はない……」
エレン「そうか……」
ギルガメッシュ「それよりも手伝うがいい」
霊夢「何を?」
ギルガメッシュ「キングダムハーツを止めるのだ」
ギルガメッシュに案内された俺達の目の前には闇を漂う鍵穴だった
エレン「なんだこれは?」
ギルガメッシュ「これは心の扉を開く鍵穴らしい」
エレン「鍵穴?じゃあ、この鍵穴に鍵を差し込めば世界は救われるのか?」
ギルガメッシュ「そうだ……だが、これは未完成らしい」
魔理沙「未完成?じゃあ、完成させるって言うのか!?」
ギルガメッシュ「いいや……完成させれば新世界へ行けると言峰は言っていた。我はそんなこと許すはずがない」
エレン「なんで俺達をここに?」
ギルガメッシュ「我は我の障害を滅ぼすためだ。さぁ、この言峰のキーブレードで閉じるがいい」
ギルガメッシュに黒のキーブレードを渡されたエレンは鍵穴に向ける
エレン「?何も反応しないぞ?」
ギルガメッシュ「そんな馬鹿なはず……まさか!?」
魔理沙「なんだよ!」
ギルガメッシュ「恐らく言峰のキーブレードはエレンの仲間の心を糧にして作られといった…だが、このキーブレードも未完成だと言っていたな…」
エレン「俺の仲間の心…まさか、キーブレードマスターの心で出来ているのか…」
ギルガメッシュ「そうか……それでは使えないはずだ……」
ギルガメッシュは悔しそうにする
エレン「じゃあ、どうすれば……」
その時、地面から黒い液体が吹き出す
エレン「なんだ!」
霊夢「またハートレス?」
その液体から何かが飛び出す
そこに現れたのは…
エレン「アルミン?!」
ギルガメッシュ「あいつ…闇に飲まれたはず…」
アルミンはエレンの持つ黒いキーブレードに目やると手を出す
すると、エレンの持つ黒いキーブレードが引っ張られる様な力に襲われる
エレン「ぐっ……」
そして、アルミンの手の中に吸い込まれる様に消えた
それと同時にアルミンの手元に現れる
エレン「なっ……」
ギルガメッシュ「奴め…まさかキングダムハーツを開放させる気か…」
アルミン「このキーブレード…まだ未完成か…」
すると、エレンを見る
アルミン「さぁ、出てくるがいい!ミカサ・アッカーマン!」
エレン「え…ミカサ…?俺が…?」
アルミン「貴様ではない…!貴様の心の中にいるのだ!!」
エレン「心の中……?」
アルミン「貴様の中にある記憶を思い出せ!!!」
エレン「なに言ってんだ!俺はただの…!」
その時にエレンは思い出す
あの時世界が闇に飲まれそうになり、ミカサがふっ飛ばされに重なった時だった
エレン「まさか…あの時からミカサは俺の心のなかに…」
アルミン「さぁ、小娘をお前の心から引きずり出してやろう!」
エレン「それより、お前は誰だ…!」
霊夢「え…?」
エレン「ミカサのことを小娘なんて言わない…!お前、アルミンじゃないな!」
アルミン「ククク、我が名はゼファー。世界のバランスを崩壊させる者」
エレン「何だと……」
ゼファー「貴様らの世界と私の世界を一つにしようではないか」
エレン「ふざけるな!!そんなことさせない!!」
エレンはキーブレードを振るう
しかし、ゼファーには当たらない
そして、エレンの背後に回るとエレンの首を掴んで持ち上げる
エレン「くっ……離せ!!」
ゼファー「抵抗するでない…無事では済まないぞ?」
ギルガメッシュ「我がいることを忘れてないよな!!」
ギルガメッシュは剣を振りかざす
ゼファー「ふん……」
ゼファーはエレンを盾にする
ギルガメッシュ「チィッ!」
エレン「ギルガメッシュ!俺なら大丈夫だ!」
ゼファー「愚かだな。まずは貴様から消してやる」
ギルガメッシュ「なにを!?」
ゼファーはギルガメッシュの胸に手を当て、吹き飛ばす
ギルガメッシュ「グハッ!?」
エレン「ギルガメッシュ!?」
ゼファー「次はお前だぞ!」
霊夢「そんなこと…!!」
魔理沙「させない!!」
霊夢達は弾幕を放つ しかし、全て防がれてしまう
霊夢「嘘でしょ……?!」
魔理沙「くそっ!」
ゼファー「貴様らも闇に飲まれろ!!」
ゼファーは手を上にあげる
すると、黒い光が集まる
エレン「まさか……あれは!?」
ゼファー「消え去れ……」
ゼファーは手を振り下ろす
そして、黒い光が放たれる
霊夢・魔理沙「っ!!」
黒い光を喰らった霊夢、魔理沙は倒れてしまう
エレン「皆…」
ゼファー「これで邪魔者は消えた…さぁ!キングダムハーツの完成のために心を捧げよ!!」
エレンは目を瞑る
その時に脳裏に声が響く
エレン!!戦って!!
エレン「っ!!」
エレンはキーブレードを振りゼファーを遠ざける
ゼファー「お前……まさか……まだそんな力が…」
エレン「お前なんかにミカサを渡すもんか!!」
そして、エレンはゼファーに駆け出しキーブレードを振るう
だが、簡単に避けられてしまった
エレン「クソッ!なんで当たらねぇんだよ!」
ゼファー「もう遅い……」
ゼファーはキーブレードの柄の部分でエレンの腹を殴ると吹き飛ぶ
エレン「グッ……!」
ゼファー「さらばだ……エレン・イェーガー……」
ゼファーはエレンに手を向ける
エレン「俺は……負けられないんだ……!」
エレンは立ち上がる
その時に、また頭に言葉が響く
エレン「え……?」
貴方は1人じゃない……
エレン「ミカサ……?」
私がいる……
エレン「ああ……そうだな……」
だから……一緒に戦う!!
エレン「わかった……!」
エレンはキーブレードを構える
そして、エレンの心に鍵穴が現れた
ゼファー「なんだ……それは……?」
エレン「これは……お前の闇と俺の心の扉を開くための鍵穴だ!!」
エレンは叫ぶとゼファーに向けて走り出す
ゼファーもエレンに向かっていく
2人のキーブレードが交差する
そして、同時に弾き合う
ゼファー「くっ……」
エレン「ハァアアアアアア!!」
エレンのキーブレードがゼファーの脳天に振り下ろした
ゼファー「くっ!馬鹿な…」
吐き捨てるようにゼファーは闇に溶けていった
そして、残されたのは黒いキーブレードのみ
エレンは未完成の鍵穴に近づく
エレン「どうすれば…!!」
エレンは必死に考える
その時に、ある一つの答えが浮かぶ
エレン「あの黒いキーブレード…未完成だって言った…もしかして、俺の心を解き放てば…」
エレンは黒いキーブレードを拾い上げる
そこに目が覚めた霊夢と魔理沙がやって来た
霊夢「エレン?」
魔理沙「おい!何する気だ!!」
エレンは二人に振り返り笑顔を向ける
そして、二人に言葉を贈る
ーありがとうー
そう言うと、エレンは黒いキーブレードで自分の心に刺した
霊夢「エレンっ!!!」
エレンの心から2つの心が現れる
その心は黒いキーブレードの中へと入っていき
もう一つは光となり少女が一人現れる
ミカサ「私は…一体…」
すると、ミカサは倒れそうなエレンを見つける
ミカサ「エレンっ!!」
ミカサはエレンを抱きかかえようとしたら、光となって消えてしまう
そこには、エレンのキーブレードだけが残った
ミカサ「エレンっ!!」
魔理沙「消えちゃ駄目だぜ!」
俺、どうなるんだ?
消えて…闇…に………
to be continue
さて、名シーンを2つ出ました。
エレンが「つながる心」って単語言わせる日がくるとは思わなかったですが、the主人公があって良かったです
さて、次回ミカサを救うために消えたエレン。幻想郷に戻って落胆した霊夢達の前に現れた人物がエレンを救う提案する
次の投稿は3月15 日となります
お楽しみに