進撃の王国心1.5+2.5   作:いすゞ

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第13話 つながる心

 

 

 

私を助けるために犠牲なったエレン…

 

そんな彼はもういない…

 

 

 

 

ミカサはショックのあまりに肩を落とす

 

 

 

霊夢「ねぇ!ボサッとしてる場合じゃないわよ!」

 

 

霊夢はミカサの肩を叩く

 

 

すると、3人の前に闇に消えたはずのゼファーが再び現れる

 

 

 

ゼファー「とうとう完成したかキーブレードが…!」

 

魔理沙「お前…!!」

 

 

ゼファーは黒いキーブレードを拾おうとする

 

その時に複数の武器がゼファーの行く手を邪魔する

 

 

 

ギルガメッシュ「そのキーブレードは拾わせないぞ雑種!!」

 

魔理沙「ギルガメッシュ!!」

 

ゼファー「お前達には関係のないことだ。消えろ!」

 

 

 

そう言ってギルガメッシュ向けて闇の力を放つ

 

攻撃を回避し、そのままギルガメッシュは金色のゲートから無数の宝具を召喚する

 

 

 

ギルガメッシュ「おい貴様ら!さっさと、その小娘とエレンのキーブレードを持って逃げるがいい!!」

 

霊夢「で、でもアンタは!?」

 

ギルガメッシュ「フンッ!我は英雄王だ!!こんな雑魚なんぞに負けるはずなかろう!!」

 

ゼファー「面白いな。舐められたものだ……なら私も本気でいく……!!」

 

 

 

ゼファーは闇の力をさらに高めていく

 

するとゼファーの姿が変化していき、やがてその姿は人間ではなく、異形の姿をした

 

 

 

ギルガメッシュ「ククク、それが貴様の本気か…いざ!勝負っ!!」

 

 

魔理沙「どうやら、ギルガメッシュに任せたほうがいいと思うぜ…」

 

霊夢「……わかった。ここは任せた。必ず勝ってよ!」

 

ギルガメッシュ「当然だ。この程度の相手に負けるわけなかろう?では行くぞ!」

 

 

 

そして、ギルガメッシュはゼファーに宝具をお見舞いしていく

 

 

ミカサは急いでエレンのキーブレードを拾い、霊夢達と共に後にする

 

 

 

 

 

霊夢「早く逃げるわよ」

 

ミカサ「けど!他の皆は…!」

 

 

 

ミカサは足を止め眠っているサシャやジャン達を見る

 

しかし、魔理沙はミカサの腕を掴む

 

 

 

魔理沙「今はお前が生き残ることを考えろ!エレンの分まで生きるんだ!」

 

ミカサ「……わかった」

 

 

 

ミカサ達はその場から離れていった

 

 

 

 

そして、グミシップに急いで乗り込み世界を後にした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔理沙「なんとか脱出できたな…」

 

霊夢「まだ油断はできないわ……」

 

ミカサ「…………」

 

 

エレンを失った悲しみを胸に押し込むようにミカサはキーブレードを強く握った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、幻想郷。

 

紅魔館にたどり着き霊夢と魔理沙はレミリア達に経緯を話していた 

 

 

 

言峰綺礼の目的…

 

ゼファーに乗っ取られたアルミン…

 

黒いキーブレードと鍵穴…

 

そして、エレンの消失…

 

 

 

様々なことが起こりすぎていて話を聞いている方も頭が追いついていないようだった

 

 

 

 

咲夜「お嬢様……これは一体どういうことでしょう?」

 

レミリア「わからないわ……でも一つだけわかることがあるとすれば……」

 

 

 

レミリアはその先を言うことを躊躇う

 

だが、意を決して言うことにした

 

 

 

レミリア「世界は闇に覆われる」

 

咲夜「それって……!?」

 

レミリア「そう。ゼファーって奴は色んな世界を闇で支配しようとしているのかもしれない」

 

美鈴「そんなことが本当に可能なんですか!?」

 

レミリア「可能かどうかは知らない。ただ言えることはこのまま放っておくことはできないということよ」

 

 

 

レミリアは椅子から立ち上がる

 

 

 

レミリア「皆の者!今すぐに幻想郷中に知らせなさい!外の世界から闇の勢力が来ると!!」

 

「はい!わかりました!」

 

 

 

メイド達が一斉に動き出し、幻想郷中へ知らせに行った

 

 

 

咲夜「私達も準備をしましょう」

 

レミリア「えぇそうね。とりあえずパチェは図書館に行ってゼファーについて調べてちょうだい」

 

パチュリー「わかったわ」

 

レミリア「小悪魔。貴女も一緒に行ってあげて」

 

小悪魔「はい!了解です!」

 

 

 

レミリア「私はこれから一緒に戦う仲間を集めるわ。美鈴、貴方は門番の仕事に戻りなさい」

 

美鈴「は、はい!わかりました!」

 

レミリア「あとは……」

 

霊夢「ちょっと待って」

 

 

 

霊夢が手を挙げる

 

 

 

レミリア「どうしたの?博麗の巫女さん?」

 

霊夢「エレンは…本当に消えたの?」

 

 

 

今後の話よりも霊夢、魔理沙はエレンのことが頭でいっぱいの様子だった

 

 

その様子をレミリアはただ黙って見るしかなかった

 

 

 

霊夢「ねぇ、エレンは結局どうなったのよ……」

 

魔理沙「そうだぜ!あいつが簡単に死ぬとは思わないしな……」

 

レミリア「……それは……どうかしら……」

 

霊夢「どういう意味よ?」

 

レミリア「エレンは、確か心で作られたキーブレードを自分の心に刺したのよね?」

 

魔理沙「あ、ああ…」

 

レミリア「ということは、エレンの心は世界のどこかにあるはずよ……」

 

霊夢「じゃあ、エレンはまだ生きている可能性があるの!?」

 

レミリア「えぇ……でも……」

 

魔理沙「なんだよ?歯切れが悪いぜ?」

 

レミリア「もし仮に生きていたとしても……もう二度とエレンとしての心は目を覚ますことはないでしょう……」

 

霊夢「どうしてよ!!」

 

魔理沙「……まさか……」

 

レミリア「そう……彼は自ら心を闇に…ハートレスになったかもしれないって…」

 

 

霊夢「え…エレンが、ハートレスに……?」

 

魔理沙「くそ……!」

 

 

 

魔理沙は怒りを露にして壁を思いっきり殴る

 

 

 

霊夢「なんで……こんなことに……」

 

 

 

霊夢はその場に崩れ落ちる

 

そして、しばらく沈黙が続いた

 

 

 

レミリア「とにかく今は戦力を集めないと……」

 

霊夢「わかっているわ……!だけど、エレンがいないんじゃ……」

 

 

 

霊夢は立ち上がり部屋から出ようとする

 

 

 

魔理沙「どこに行くんだぜ!?」

 

霊夢「決まってるじゃない。あの世界にもう一度いくのよ!エレンの痕跡を少しでも探さないと!!」

 

魔理沙「バカ言うな!!ハートレスにやられるだけだぞ!」

 

霊夢「なら尚更行かないとダメでしょ!このまま何もしないなんてできないわ!」

 

魔理沙「落ち着け霊夢!冷静になれ!!」

 

レミリア「落ち着くのは二人よ……!!」

 

 

 

レミリアの威圧感ある声に二人は黙り込む

 

 

 

レミリア「まず、霊夢……貴女の気持ちはわかるわ……でもね……今は我慢するしかないのよ……」

 

霊夢「……わかったわよ」

 

魔理沙「悪い霊夢……私も熱くなりすぎた……」

 

レミリア「とにかくね二人とも。今は少し休みなさい。これから戦いになるかもしれないから!」

 

魔理沙「……わかった」

 

レミリア「それから、ミカサといったかしら?あの娘も今は気持ちの整理もついてないから休ませてあげないと」

 

霊夢「……それもそうね」

 

魔理沙「だな。アイツは責任感じてるだろうしな……」

 

レミリア「さぁ、話は終わり!皆の者!持ち場に戻るわよ!」

 

 

 

そして、皆それぞれ散っていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

博麗神社に戻った一行はただ暗く下を見ていた

 

 

霊夢「…」

 

魔理沙「…」

 

ミカサ「…」

 

 

 

しばらくの沈黙…

 

すると、魔理沙が口を開く

 

 

 

魔理沙「……大丈夫か?お前ら……」

 

霊夢「……正直わからない」

 

魔理沙「だよな……」

 

霊夢「私達は……結局何ができたのかなって思って……」

 

ミカサ「……」

 

魔理沙「……仕方がないと言えばそれまでだが……私達は何もできなかった……ただ逃げてきただけに過ぎない」

 

霊夢「そうよ……だから余計に悔しくて……」

 

ミカサ「……」

 

魔理沙「でも、私達が諦めたら誰がゼファーを止めるんだよ……」

 

霊夢「そうよね……」

 

魔理沙「あぁ、それにまだ希望はあると思うぜ」

 

霊夢「……そうよね」

 

魔理沙「私達にはエレンの絆があるからな」

 

霊夢「そうね。それがあったわ」

 

魔理沙「忘れていたわけじゃないけど、改めて実感したぜ」

 

霊夢「エレンがくれた絆……使わせてもらうわよ」

 

ミカサ「……」

 

 

 

霊夢と魔理沙が会話している中、ミカサだけは未だに下を向いていた

 

 

 

霊夢「……あんたはどうするの…今後のこと……」

 

ミカサ「……私は……」

 

 

 

ミカサは拳を強く握りながら答える

 

 

 

ミカサ「私は……エレンの仇を取るために強くなる……それだけ……」

 

魔理沙「……復讐ってことか?」

 

ミカサ「そう……でも、それは間違っているかもしれない……でも、今の私にはこれしか考えられない……」

 

魔理沙「……」

 

ミカサ「……ごめんなさい……変な空気にしてしまって……」

 

霊夢「いいのよ。それが普通よ……」

 

魔理沙「あぁ、そうだぜ……」

 

ミカサ「……」

 

魔理沙「なぁ、霊夢」

 

霊夢「どうしたの?」

 

魔理沙「私達にも……できることあるよな?」

 

霊夢「……えぇ、きっとあるはずよ」

 

魔理沙「なら、それを探さないとな……」

 

霊夢「えぇ、エレンのためにもね」

 

魔理沙「あぁ、絶対に見つけようぜ」

 

霊夢「うん。そうね」

 

ミカサ「……」

 

 

 

エレンがいない世界 …

 

 

 

果たしてこの先一体どんなことが私に待ち受けているのだろうか……

 

 

 

 

 

アリス「霊夢、お邪魔するわよ」

 

 

 

そんなときにアリスがやって来る

 

霊夢と魔理沙はアリスにこれまでの経緯を話す

 

 

 

アリス「そうなのね…エレンが…」

 

霊夢「そう……それで今から幻想郷を守るために戦おうと思っているの……」

 

魔理沙「そういうことだ」

 

ミカサ「……」

 

魔理沙「なぁ、ミカサ。エレンを助ける方法ってないか?お前だったらなんか知ってるんじゃないか?」

 

ミカサ「残念だけど……私は分からない…」

 

魔理沙「……そっか」

 

 

 

その時、アリスが独り言を呟いていた

 

 

 

アリス「……もしかしたら…でも、そんなことあり得るのかしら…」

 

霊夢「なによ?言ってみて」

 

アリス「おとぎ話で読んだことがるの。消失した心は自力では戻ってこれない。でも、たくさんの人がその人のことを想えば、帰ってくるって…」

 

魔理沙「なんだよそれ……たくさんの人がその人を想い続ければ心が返ってくるって……」

 

霊夢「……エレンの心を戻すには色んな人にエレンのことを想ってもらえば…」

 

ミカサ「……」

 

アリス「でも、その方法は人それぞれらしいわ」

 

霊夢「どういう意味よ?」

 

アリス「例えば、自分の心に閉じこもり、そのままずっと出てこない人もいるみたいだし、誰かに助けを求めて出てくることもあるみたい」

 

魔理沙「なるほど……でも、うまくいくのか?」

 

霊夢「どちらにせよ、このまま何もしないなんてできないわ」

 

魔理沙「あぁ、そうだぜ!」

 

ミカサ「……」

 

霊夢「こうなったら、『皆』に助けてもらいましょう!」

 

魔理沙「よし!霊夢、グミシップ使うか!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グミシップで霊夢達が最初に訪れたのは炭治郎の世界

 

 

 

魔理沙「よう!炭治郎!!」

 

炭治郎「……!?魔理沙さん!お久しぶりです!」

 

煉獄「む?久しいな!」

 

霊夢「ねぇ、お願い!エレンのことを考えて!!」

 

魔理沙「頼む!あんた達だけが頼りなんだ!」

 

炭治郎「え?は、はい!!エレンさんを思えばいいのですね!」

 

煉獄「ここに鍵の少年がいないということは何かあったのか?」

 

霊夢「説明してる暇はないわ!とにかくお願いね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次は遠坂、衛宮達がいる世界へ 

 

 

 

魔理沙「おい!遠坂!衛宮!!」

 

衛宮「ん?霊夢達か……?」

 

セイバー「どうしましたか?」

 

霊夢「お願い!エレンのことを考えてくれる?」

 

遠坂「エレンを?」

 

衛宮「何かあったのか?」

 

霊夢「いいから!エレンのことだけ考えなさい!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次はドラえもん達の世界

 

 

 

魔理沙「おっす!のび太!!」

 

のび太「あれ?皆さんどうしてここにいるの?」

 

霊夢「お願いがあるのよ!あなた達もエレンのことを考えて!!エレンを助けると思って!」

 

ドラえもん「なるほど!それなら任せて!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その次はグレートサイヤマン達と戦った天下一武道会会場

 

 

 

グレートサイヤマン「なるほど、エレンさんのことを頭に浮かべばいいのですね?」

 

霊夢「そういうこと!」

 

舞「エレンには恩があるからね。手伝うよ」

 

悟空「なぁ、ベジータ!オラたちも手伝うぞ?」

 

ベジータ「ふん、下らん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後はジュラテンペスト連邦国

 

リムル達に事情を話し、リムルは納得するように口を開く

 

 

 

リムル「エレンのことを考えるだけでいいんだな?」

 

霊夢「えぇ、お願いできるかしら」

 

ベニマル「わかった……やってみる」

 

シオン「私もやりましょう!」

 

ソウエイ「承知した」

 

ハクロウ「ほっほー、面白そうですな」

 

リムル「よし!リグルド!皆を広場に集めてくれ!」

 

リグルド「はっ!直ちに!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、幻想郷へ戻ってきた

 

 

 

霊夢「これで準備完了ね」

 

魔理沙「後は結果を待つだけだな」

 

アリス「そうね」

 

ミカサ「……」

 

魔理沙「さぁ、結果はどうでるか……」

 

 

 

ミカサはエレンのキーブレードをギュッと握りしめている

 

その手を霊夢は手を添える

 

 

 

ミカサ「……?」

 

霊夢「大丈夫よ。きっと上手くいく」

 

ミカサ「ありがとう……」

 

霊夢「いえいえ」

 

 

 

その時だった 突如、エレンのキーブレードが震える

 

 

 

魔理沙「何事だぜ?!」

 

ミカサ「これは……」

 

霊夢「もしかして……」

 

 

 

すると、エレンのキーブレードが光り輝く

 

 

 

魔理沙「なっ!?」

 

アリス「すごい魔力ね……」

 

ミカサ「……これがエレンを繋ぐ絆の力……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

炭治郎「エレンさん…」

 

煉獄「鍵の少年…」

 

 

炭治郎と煉獄が呟くと心が光る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遠坂「エレン…」

 

 

 

遠坂はギュッと両手を握りしめる

 

その手を衛宮、セイバーも握る

 

そして、心が光りだす

 

 

 

 

その遠くでアーチャーは空を見上げる

 

アーチャー「エレン。お前はここで終わるような奴じゃないだろ…」

 

すると、アーチャーの心が光る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラえもん達はエレンと関わりのある人物達を空き地に呼び出す

 

 

 

ジャイアン「なんだよ……急に呼び出したりして」

 

スネ夫「そうだよ……」

 

しずか「一体なんなのかしら」

 

ドラえもん「ごめん。君たちに伝える時間はないんだ」 

 

全員「……?」

 

ドラえもん「さぁ皆!僕達を救ってくれた人を思い浮かべて!」

 

ジャイアン「お、おう!」

 

スネ夫「あの人たちだね!」

 

しずか「ええ!そうよね!」

 

ドラえもん「のび太くん!」

 

のび太「うん!エレンさん達に届け!」

 

 

 

のび太がそう叫ぶと5人の心が光る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グレートサイヤマン「エレンさん!何があったか分かりませんが!皆さんを助けて下さい!」

 

悟空「オラも手伝うぞ!!」

 

ベジータ「ふん、やっぱりくだらんな…」

 

舞「妖夢ちゃん達の恩返しができるなら!」

 

 

そして、4人の心が光る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リムルは広場に集まった国民に呼びかけていた

 

 

 

リムル「よーし皆!この国を救ってくれた恩人を思い浮かべて!この国を救ってくれた恩人の名前は?」

 

シオン「エレン・イェーガーです!」

 

リムル「もう一度聞くよ!この国の恩人は?」

 

「「エレン・イェーガー!!」」

 

ベニマル「彼の希望は俺たちが繋ぐ!」

 

ソウエイ「ふっ…」

 

 

 

そして、テンペストのあちらこちらから光が放つ

 

 

リムル「エレン、皆の想い受け取ってくれよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幻想郷の夜空にあちこちから光が溢れる

 

それはまるで星々の輝きのようだった

 

 

そして、その光はエレンのキーブレードに集まる

 

 

 

ミカサ「……これは……」

 

 

 

エレンのキーブレードにどんどん光が吸い込まれていき、眩いくらいに輝く

 

 

霊夢「エレン…」

 

魔理沙「エレン…」

 

アリス「……」

 

 

霊夢達もエレンを想い心を光らせる

 

 

 

その様子を見ていたレミリア達…

 

幻想郷にいる人たちもエレンを想い続けた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミカサ「……エレン!」

 

 

 

ミカサはエレンのキーブレードを空に掲げ、光を放つ

 

 

 

ミカサ「エレン!」

 

 

 

ミカサの想いが光となって幻想郷に降り注ぐ

 

 

そして、その光は人の形となりやがてエレン・イェーガーの姿となり現れる

 

 

エレン「……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エレンは目を覚ます

 

 

 

エレン「ここは……どこだろう……」

 

 

 

エレンは地面に着地し周りを見渡す

 

そこはどこか見覚えのある場所だった

 

 

 

エレン「幻想郷?……そうか……俺は……」

 

 

 

エレンは地面に着地すると誰かに抱きつかれる

 

 

 

エレン「うおっ!!」

 

 

 

その衝撃で後ろに倒れる   

 

 

 

エレン「いててて……」

 

 

 

そこには涙を浮かべて嬉しそうな顔をしているミカサがいた

 

 

 

エレン「み、ミカサ?」

 

ミカサ「エレン!!」

 

エレン「うっ!!」

 

 

 

ミカサはさらに強く抱きしめる

 

 

 

エレン「ちょっ!苦しい!」

 

ミカサ「エレン……良かった……本当に……」

 

エレン「心配かけたみたいだな。悪かったよ」

 

ミカサ「本当……心配したんだから……」

 

エレン「……」

 

 

 

ミカサはエレンから離れる

 

 

 

エレン「ん?どうした?」

 

ミカサ「おかえり、エレン」

 

エレン「ああ、ただいま」

 

魔理沙「おーい、アツアツなのはいいが、私達もいることを忘れんな」

 

霊夢「そうね」

 

 

 

そう言われ、エレンとミカサはそっぽを向く

 

 

 

アリス「まぁ、無事でよかったわ」

 

エレン「とにかく、皆ありがとうな」

 

霊夢「いえいえ」

 

魔理沙「それでエレン、これまでのこと覚えているか?」

 

エレン「……っ!!そうだ!あの鍵穴は!?」

 

霊夢「まだ閉じてないわ」

 

エレン「そうか…あの黒いキーブレードもどうした?」

 

魔理沙「それがミカサを連れて行くのに精一杯でさ…」

 

エレン「そうか…まだ閉じてないのか…なら!またあの城に!」

 

 

 

エレンは立ち上がり、歩こうとする

 

 

 

ミカサ「待って」

 

エレン「なんだ?ミカサ」

 

ミカサ「エレン。私はあなたと一緒に行く」

 

エレン「いや、でもお前は……」

 

ミカサ「言ったはず。エレンは私が守る」

 

エレン「わかったよ」

 

ミカサ「だから、一緒に行かせて欲しい」

 

エレン「……しょうがないな。よろしく頼むぞミカサ」

 

ミカサ「任せて。必ず守ってみせるから」

 

 

 

エレンとミカサは手を繋ぎ歩き出す

 

その様子を見ていた霊夢達は…

 

 

 

霊夢「なんか嫉妬しちゃうわね…」

 

魔理沙「ああ、マスタースパークぶちかましてもいいか?」

 

アリス「こらこら二人とも!とにかくエレンを頼むね!」

 

 

 

 

 

そして、エレン達はグミシップに乗り、再びホロウバスティオンへ向かう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルミンはひたすら一本道を歩く

 

しかし、そこは闇の奥深くの道…

 

肉体を奪われたアルミンに何も残っていなかった

 

だが、それでも進む。

 

何故なら、彼は約束をしたからだ

 

あの日、あの場所で……

 

 

 

アルミン「エレン、ミカサ…」

 

 

 

アルミンはただ、二人の親友の名を呼ぶ…

 

その時、アルミンの目の前に1つの光が現れる

 

それは小さな光だったがアルミンを導くように先に進む

 

 

アルミン「これは……」

 

 

 

その光はやがて大きな光となり、闇に包まれていた道が明るく照らす

 

 

 

アルミン「進めってことなのか?」

 

 

 

アルミンは光の射す方へ向かう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホロウバスティオンへ戻ってきたエレン達

 

そこにギルガメッシュが立っていた

 

 

 

ギルガメッシュ「戻ってきたのかエレン・イェーガーよ」

 

エレン「ああ、待たせたな」

 

ミカサ「エレン……」

 

エレン「大丈夫だ。俺は負けない」

 

ミカサ「うん……」

 

エレンとミカサは手を繋ぐと前へ進む

 

そして、英雄王と対峙する

 

 

 

ギルガメッシュ「ふっ、その様子だと覚悟はできたようだな」

 

エレン「ああ、俺はもう迷わない!」

 

ギルガメッシュ「そうか……ならば行くぞ。城の最上階へ」

 

 

 

ギルガメッシュが黒いキーブレードをエレンに差し出し、エレンは受け取る

 

 

エレン「お前が、これを持ってたのか?」

 

魔理沙「そう言えばゼファーはどうした?」

 

ギルガメッシュ「ふん、奴は我の戦いの末、何処かへ消えた…」

 

魔理沙「え?勝ったのか?」

 

ギルガメッシュ「いや、そんな手応えではなかった…逃げたと言うのが正しいだろう…」

 

魔理沙「そうか……」

 

エレン「今はアイツの事より、鍵穴の事を考えようぜ」

 

魔理沙「それもそうだな!」

 

霊夢「ええ!」

 

 

 

エレン達はギルガメッシュに案内され、最上階に向かう

 

 

 

 

 

 

 

城の道中にライナー達の姿を確認する

 

 

 

ライナー「っ!エレン!」

 

エレン「ライナー!お前大丈夫なのか!」

 

 

 

104期生のキーブレードマスター達が目覚めていた

 

 

 

ベルトルト「心配したんだよ……」

 

ミカサ「皆、無事なのね…」

 

サシャ「ミカサも生きていて良かったです」

 

クリスタ「うん!エレンから行方不明って聞いてたから…」

 

エレン「それより、お前ら黒い鍵穴は見たか?」

 

コニー「今はアニとジャンでそれを抑えてるが…長くは持たないらしい」

 

エレン「そうか……なら早く行こう!」

 

 

 

しかし、突如背後から大量のハートレスが現れる

 

 

 

エレン「あいつら…!」

 

 

 

すると、ライナーがエレンの前に立つ

 

 

 

ライナー「ここは任せろエレン!お前らは最上階へ急げ」

 

エレン「いや、ここは俺が!」

 

 

 

すると、ベルトルトも前に出る

 

 

 

ベルトルト「僕も残るよ。エレン達は行って」

 

 

 

ライナー達はキーブレードを構え、走り出す

 

 

 

エレン「お前ら…」

 

ギルガメッシュ「ふん、自己犠牲が…」

 

霊夢「とにかく先を急ごう!」

 

魔理沙「私達も続くぜ」

 

ミカサ「ええ」

 

魔理沙「しかし、ここの連中は何で起きてるんだ?」

 

ミカサ「恐らく、私と同じ様に心を取り戻したんだと思う……」

 

魔理沙「なるほど……」

 

 

 

エレン達は階段をかけ上がる

 

そして、遂に最上階へ到着する

 

そこにいたのは……

 

 

 

ジャン「お前ら…来たのか」

 

エレン「ジャン、お前も無事だったか」

 

ミカサ「よかった……」

 

ジャン「いや、よくねぇよ。お前ら何しに来た?」

 

ミカサ「決まってる。あの黒い鍵穴を止めるために」

 

ジャン「そうか……」

 

エレン「今はアニが抑えてるのか?」

 

ジャン「ああ、けど時間がない!急いで閉じないと」

 

 

 

そう言うと、ジャンの案内で鍵穴へ向かう

 

そこに、アニが立っており、キーブレードで鍵穴に向けていた

 

 

 

エレン「アニ!」

 

アニ「あんたら……」

 

エレン「すまないな」

 

アニ「そろそろ限界だよ…」

 

エレン「任せろ…!」

 

 

 

エレンは黒いキーブレードを取り出す

 

そして、黒いキーブレードから闇を放ち鍵穴を封印する

 

が、鍵穴から闇が溢れ出しエレン、霊夢、魔理沙、ギルガメッシュが吸い込まれる

 

 

 

エレン「うわぁー!!」

 

霊夢「きゃあー!」

 

魔理沙「うぉあー!」

 

ギルガメッシュ「むっ!!」

 

 

ミカサ「エレン!?」

 

 

 

ミカサはエレンの元へ走る だが、アニに制止される

 

アニ「行かない方がいい」

 

ミカサ「どうして……」

 

アニ「闇が強すぎる……私達の力ではどうにもならない」

 

ミカサ「でも……エレンが!」

 

アニ「だから言ったろう?これは私達ではどうしようもない……」

 

ミカサ「そんな……」

 

アニ「大丈夫さ。あのエレンだ。きっと帰ってくる」

 

ミカサ「……」

 

 

 

ミカサはただ黙って見守るしかなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エレン達は闇の奥深くにある地面に着地する

 

 

 

エレン「ここは…?」

 

ギルガメッシュ「ふむ、闇の奥深くか……」

 

霊夢「ここに一体何が…」

 

魔理沙「っ!お前ら後ろ!」

 

 

 

魔理沙の叫び声で後ろを振り返ると

 

巨大なハートレスがエレン達を待ち構えていた

 

 

 

霊夢「こいつ……」

 

ギルガメッシュ「ほう、我に挑むか?」

 

エレン「行くぞ!」

 

ギルガメッシュ「待て!我の獲物を横取りする気か?」

 

エレン「そんなこと言ってる場合じゃないだろ」

 

ギルガメッシュ「ふん、まあいい。貴様ら足を引っ張るでないぞ?」

 

エレン「わかった!!」

 

 

 

エレン達はそれぞれ武器を構える

 

巨大ハートレスとの戦闘が始まる

 

エレン達はそれぞれ攻撃するが、あまり効いてない様子

 

 

 

エレン「くっ!これじゃきりがない!」

 

ギルガメッシュ「雑魚め……こんな奴に苦戦するとは」

 

霊夢「何か弱点はないの?」

 

ギルガメッシュ「奴の心臓部分を破壊するしかあるまい」

 

魔理沙「そこを狙えばいいんだな!」

 

エレン「なら、俺に任せてくれ!はぁぁぁー!」

 

 

 

エレンはキーブレードで巨大ハートレスを切り裂こうとする し

 

かし、簡単に受け止められてしまう

 

 

 

エレン「なっ!くそ……」

 

 

 

巨大ハートレスはエレンを投げ飛ばす

 

 

 

エレン「ぐはぁ!」

 

魔理沙「エレン!」

 

 

 

巨大ハートレスは今度はエレンに向かって突進してくる

 

 

 

エレン「っく!」

 

 

 

エレンは避けようとするが、ギルガメッシュがエレンの前に現れる

 

ギルガメッシュ「喰らうがいい!」

 

 

 

宝具でハートレスにダメージを与えるギルガメッシュ。

 

しかし、巨大ハートレスは次に霊夢と魔理沙の方へ向かう

 

二人は逃げ回るが、すぐに追いつかれてしまい、攻撃を受けそうになる

 

二人が追い詰められたその時

 

 

 

ギルガメッシュ「我の力を思い知れ雑種!!」

 

 

 

ギルガメッシュは再度宝具を召喚し、巨大ハートレスにぶつける

 

あまりのダメージに雄叫びを上げ始める

 

 

ギルガメッシュ「ふん……この程度か」

 

エレン「ギルガメッシュ……」

 

ギルガメッシュ「ふん、勘違いするな。こいつは我が仕留める」

 

エレン「ありがとう……」

 

ギルガメッシュ「礼など不要」

 

 

 

すると、エレンは立ち上がり再びキーブレードを構え、走り出す

 

ギルガメッシュもそれに続こうとしたが、目の前に巨大ハートレスの起こした炎が立ち塞がり、邪魔をする

 

 

 

ギルガメッシュ「ちぃ……小賢しい!」

 

 

 

エレンは巨大ハートレスの懐に入り込み、腹部を斬り裂き、そこから中に入る

 

 

 

エレン「はぁぁー!!」

 

 

 

そして、ついに心臓を破壊し、巨大ハートレスは消滅する

 

 

 

エレン「やったか……」

 

魔理沙「お疲れさん」

 

エレン「ああ、お前もな」

 

ギルガメッシュ「ふん、終わったか……」

 

エレン「助かったよ。お前のお陰で勝てた」

 

ギルガメッシュ「気にするでない。それより帰るぞ」

 

エレン「そうだな……」

 

 

 

上を見上げると光が放たれ、エレン達を包み込む

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔理沙「おお!眩しいぜ!」

 

霊夢「これは……」 

 

 

 

エレン達は光に包まれながら無事に戻っていった

 

 

 

アニ「……皆!?」

 

ミカサ「よかった……」

 

アニ「とにかく無事のようね」

 

エレン「ああ…」

 

ライナー「お前ら大変だ!!」

 

魔理沙「どうしたんだ?」

 

ライナー「外が大変なことに!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外に出ると上空に黒い何かが広がっていた

 

 

 

エレン「これは…!?」

 

ギルガメッシュ「ふむ…ゼファーのやつが動き始めたようだな」

 

ミカサ「どういうこと?まさか、世界が……」

 

エレン「そんなはずない!鍵穴は閉じたはずなのに!」

 

ギルガメッシュ「まさか…奴の狙いは別にあるのか…」

 

エレン「どういうことだ?」

 

ギルガメッシュ「キングダムハーツの扉がまだ他にもあるということだ…このままでは他の世界にも影響がでるぞ…」

 

ミカサ「どうするエレン?」

 

エレン「……」

 

霊夢「どうするも何も、止めに行くしかないでしょう?」

 

魔理沙「そうだな」

 

 

 

霊夢、魔理沙の言葉にエレンも覚悟を決める

 

 

 

エレン「よし!霊夢、魔理沙!行くぞ!」

 

ミカサ「待ってエレン!私も…!」

 

エレン「いや、お前には残っていて欲しい……」

 

ミカサ「どうして!?私だって戦える!」

 

エレン「ここからは危険な戦いだ。もし、何かあったらお前たちがなんとかしてくれ」

 

ミカサ「エレン……」

 

アニ「行かせてやりな…」

 

ライナー「ああ!気をつけろよエレン」

 

ベルトルト「何かあれば僕たちも向かうから」

 

 

 

エレンは104期生の顔を一人一人見る

 

 

 

エレン「ああ!頼んだぞ!」

 

 

 

そして、ミカサに向きなおる

 

 

 

エレン「ミカサ、行ってくる」

 

ミカサ「エレン……」

 

エレン「大丈夫!必ず帰ってくるさ!」

 

ミカサ「約束して……」

 

エレン「わかった!約束する!」

 

 

 

そう言うと、ミカサはエレンにお守りを渡す

 

 

 

ミカサ「必ず返してね…」

 

エレン「ああ!必ず…」

 

 

 

 

 

 

 

ミカサ「いってらっしゃい、エレン」

 

 

 

 

 

to be continue




そろそろ進撃要素も入れないと原作の趣旨がズレそうです(笑)

さて次回は最終回です3月31日に投稿します!

また、番外編2話は3月20日に投稿します

お楽しみ
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