アルミンの後を追うべく先に進み始めたエレン達。
エレン「なんでアルミンは俺達を遠ざけようとするんだ?」
魔理沙「さぁ?」
霊夢「それに少しずつ私達の記憶もあやふやになってきたわね…」
三人はお互いの顔を見合わせる
魔理沙「ところで、エレン。お前はこの忘却の城に来てから幾度なく気絶ばっかしてるが、何か思い出したりしてるのか?」
エレン「いや……何も」
魔理沙「そうか……。まぁ無理もないよな。この城はどうやら記憶とか意識とかそういうものを喰うみたいだからな。でも、私は少しだけ思い出したぜ」
霊夢「えっ?何を思い出したの?」
魔理沙「それは……あたしは魔法使いだったことだぜ!」
霊夢「あっそ……」
魔理沙「おい!そこはもっと興味持てよ!」
霊夢「だってあんまり興味ないし……」
魔理沙「なんだよ!」
魔理沙と霊夢が争ってる中、エレンは一人先へ進み続ける
エレン「アルミン…お前に何があった?」
エレンは4枚目のカードを掲げる。
そして、光に包まれた
4枚目のカードの世界は最強の武道家を決める天下一武道会。
しかし、そこはハートレスによってダンジョン化された大会会場だった。
ハートレスを蹴散らし進撃したエレン達はグレートサイヤマンと呼ばれる人物と出会う。
サイヤマンと協力し、ダンジョンの中心にいた大型ハートレスを討伐し世界の修復に成功する。
扉を開け、城内に戻ったエレン達。
すると、エレンが何かを思い出す
エレン「そうだ!俺は子供の頃にアイツと会ったんだ!!」
魔理沙「おおっ!なんだ!?」
霊夢「何を思い出したのエレン?」
エレン「ああ……昔、俺がまだ子供だった頃だ。ある日、ミカサとアルミンとで町で遊んでた時だ。そこで出会った女の子がいたんだ」
魔理沙「ほうほう」
エレン「その子はいつも独りぼっちだったんだ。周りには誰もいない。まるでそこに居ないかのように無視されていた。そんな姿を見て見ぬふりできなかった俺はその子に話しかけたんだ」
魔理沙「それでそれで?」
エレン「それから毎日のように一緒に遊ぶようになった。最初は怯えていたけど次第に打ち解けてくれた」
魔理沙「へぇー、いい話じゃないか」
霊夢「その女の子の名前とか覚えてるの?」
エレン「名前は確か……フ……フリー………」
その時、エレン達の目の前に闇の回廊が現れる
そこに現れたのは黒コートを着た少女。
霊夢は身構える
霊夢「ジークとクロードの仲間ね!」
メア「ええ、私はメア。どう?この忘却の城。楽しんでいますか?」
エレン「楽しいだと?ふざけるな!!こんなもの楽しめねぇよ!!」
メア「あらあら、ご立腹ですね。まぁそれもそうでしょうね。ですが、もうすぐ貴方達もここに来た目的を忘れます。そうなれば貴方達はここがどこなのか忘れ、ただの抜け殻となるだけよ」
魔理沙「くっ……ふざけんなよ!お前の目的は一体なんなんだ!?」
メア「私の目的ですか?それはとても簡単なことですよ」
霊夢「簡単?」
その時、霊夢の目の前に大剣の刃が振り下ろされる
しかし、間一髪で避けることに成功した
メア「あなた達をぶっ潰すことです」
エレン「くっ!」
エレンはキーブレードを構える
魔理沙「私達を邪魔するなら容赦しないぜ!」
メア「おやおや、威勢がよろしいことで。では始めましょうか!戦いというゲームを!!」
エレンと霊夢は壁を使い走り出し両方からメルを攻撃する
だが、メアは余裕な表情を浮かべている
エレン・霊夢「はあぁぁぁ!!!」
二人は同時に斬りかかるが、大剣の一振で二人を吹き飛ばす
霊夢「ぐはぁっ!」
エレン「うわぁぁ!」
吹き飛ばされたエレンと霊夢は壁に激突し倒れ込む
メア「まだ、終わりじゃないわよ」
倒れた二人に追い討ちをかけるように大剣を振り下ろす
エレンと霊夢はギリギリのところで起き上がり回避したが、床が破壊され大きな穴ができる
エレン「なんて威力だ……」
霊夢「あいつ……強いわよ!」
メア「ほらほら、逃げないとやられるだけですよ!!」
楽しそうにエレンと霊夢を追いかけるメア
魔理沙「エレン!霊夢!」
魔理沙はエレンと霊夢を助けようとカードを取り出す
魔理沙「これならどうだ!ファイガ!!」
魔理沙の手から炎が放たれるが、簡単に避けられてしまう
魔理沙「うおっ!」
メア「遅い!」
魔理沙の背後に回ったメアは魔理沙に蹴りを入れる
魔理沙「がぁっ!」
エレン・霊夢「魔理沙!」
魔理沙は勢いよく壁に叩きつけられる
メア「さてと、次は誰が死にたいのかしら?」
エレン「させるかよ!!」
エレンはキーブレードを横に振る
しかし、メアは軽々と避けた
メル「ははははははははは、無駄だって」
メアはエレンの顔面を殴りつける
エレン「ぐふぅ……!!」
メア「弱い……弱すぎるよ!そんなんじゃ全然楽しめせんよ!!」
エレン「こいつ……めちゃくちゃ強い」
メア「じゃあ、そろそろ終わらせようかな」
メアは大剣をエレンに振り下ろそうとしたときだった
頭上からカミナリが落ちる
メア「がっ!!な、なんだと!?」
魔理沙「へへ、時差だったが油断したな…いてて」
魔理沙は立ち上がる
エレン「魔理沙!無事か!?」
魔理沙「ああ、なんとかな」
メア「まさか、私に不意打ちをするなんて…」
と、その時メアの大剣からカードが一枚落ちる
そのカードを魔理沙が拾い上げる
魔理沙「っ!このカードは!?私のターンだぜ!」
メア「しまった!」
エレン「魔理沙?」
魔理沙「いくぜ、復活の技だ!」
魔理沙はカードを掲げる。
すると、魔理沙の八卦炉が光だし、メアに向ける
エレン「これは!?」
霊夢「本当に復活したわねアイツの技」
魔理沙「喰らえっ!恋符・マスタースパーク!!」
魔理沙の放った超巨大な光線は彼女を飲み込んだ
メア「ぐはぁ!!」
魔理沙「やったか?」
煙が晴れるとそこにはメアが立っていた
メア「くっ……中々やりますね」
魔理沙「ちっ……しぶとい奴め」
メア「いいですよ。このままフリーダの元に行くといいです」
エレン「フリーダ…?っ!フリーダ!!」
エレンは何かを思い出した
メア「ははは、思い出しましたか?では、早く行ったほうがいいですよ。でないと彼女はどうなるか分からないです」
そして、メアは闇に包まれ消えていった
エレン「フリーダ……そうだ……俺はアイツに会わないといけないんだ!!」
エレンは走り出す。
魔理沙「お、おい!エレン!!」
エレン「待ってろよフリーダ!!」
そして、エレンは5枚目のカードを取り出し再び世界へ入る。
5枚目のカードの世界に入ったエレン達は、スライムがリーダーであるジュラテンペスト連邦国にやって来た。
そこでは、住民達がハートレスに襲われ、困り果てたリムルと出会う。
リムルと協力し、ハートレスの出現の元凶を探っていると、そこに闇の力を持った商人だったことが判明。
しかし、リムルの仲間であるシュナを人質にとり、苦戦を強いるエレン達だったが、リムルの機転により、撃破することに成功する。
城の最上階の広間で、ジークは考え事をしていた
すると、メアが戻ってくる。
ジーク「どうだ?エレンと戦った感想は?」
メア「あんな奴がキーブレード使いなんて笑ってしまいますね」
ジーク「やはり、キーブレード使いのエレンでさえ、メアちゃんには勝てないか」
メア「えぇ、とても弱いです。それにあの女もね」
ジーク「あぁ、俺達の目的のためには手段を選ばない」
メア「ところで、他の者達は?」
ジーク「今は別行動をしている」
すると、部屋の隅から闇の回廊が現れ、一人の人物が現れる
メア「おやおや、あなたがここに来るなんて珍しいですね」
メアは笑いながらその人物に言う
メア「まぁ、貴方には期待してませんから、別に良いですけど」
「おいおい、いきなり失礼なやつだなメア」
ジーク「何しに来たザク?お前は地下の担当のはずだ?」
ザク「あぁ、だから報告をしにきたんだよ」
メア「報告?」
ザク「"アイツ"が裏切ったぞ」
メア「まさか、あのアイツが?」
ジーク「予想外だな。あの方に報告しないと」
メア「それで、これからどうしますか?」
ジーク「当然、機関のルールに従い始末するよ。裏切り者には制裁を」
メア・ザク「了解」
メアとザクは同時に消える
ジークは一人呟く
ジーク「さて、始めようか。エレン、お前の最期のステージの準備を」
その頃、エレン達は再び城内に戻り歩いていた
エレン「これで最後のカードか」
魔理沙「あとは、ジーク達を倒せばいいだけだぜ!」
霊夢「そう簡単にいくかしら?かなりの強敵よ?」
エレン「とにかく、進むしかない」
魔理沙「ああ!それにエレンの大切な人フリーダってやつも助けないとな?」
エレン「ああ、必ず救い出してみせる」
霊夢「ところで、そのフリーダって人はエレンとアルミン、ミカサとはどんな関係なの?」
エレン「フリーダは幼馴染みで、いつも4人一緒に遊んでいた仲だ」
霊夢「へー、そうなんだ」
エレン「あぁ、特に俺はフリーダと一緒に夜空を見ていた。星を見るだけで、俺たちの心は満たされていた」
魔理沙「ロマンチックだな」
エレン「だが、ある日突然フリーダは姿を消した。それから、ずっと探し続けていたが、手がかりは掴めず途方に暮れていたが、ようやくこの城で見つけた」
魔理沙「そっか、なら早く行こうぜ!大切な人を故郷へ返すためにさ!」
エレン「ああ、俺とアルミン、それとフリーダの故郷に!」
霊夢「?エレン、もう一人忘れてるわよ?」
エレン「ん?一人?」
霊夢「そうわよ。ほら!彼女!ミカ……ミ………あれ?」
エレン「?」
魔理沙「おいおい、しっかりしろよ霊夢。疲れてんじゃないのか?そんな人いないはずだ」
霊夢「い、いるわよ!!」
エレン「…………?誰のこと言ってるんだ?」
霊夢「そんなはずは…確かにエレン、アルミン以外にもう一人居たはずなのに…」
エレン「いいから行くぞ!」
そして、エレンは6枚目のカードを掲げる。
6枚目のカードの世界に入るといきなり奇襲を仕掛けられるエレン達。
その人物はホロウバスティオン、ハートレス達を支配する言峰綺礼が立ちはだかる。
そして、言峰と対等の存在であるギルガメッシュと戦うエレンだったが、言峰の目的を知ったギルガメッシュは一時休戦。
言峰を撃破したことにより、ギルガメッシュはエレンと再び再戦はせず別れを告げ、英霊となり消えたのであった。
扉を開けると、目の前にまた見知らぬ黒コートを着た人物がいた
霊夢「またあなたたちなのね!?」
エレン「お前は誰だ!」
ザク「ククク、ザクというものだ。貴様はエレンイェーガーだな?」
エレン「っ!なぜ俺の名を?」
ザク「それは今から死ぬ者に教える必要は無いだろう」
エレン「お前の目的はなんだ?」
ザク「なーに、ちょっとした実験に付き合ってもらおうとな?」
そう言うと、ザクは両手に銃を持ち構える
エレン「容赦しないぞ!」
ザク「くくく、おしゃべりはこれくらいにして始めようか?」
エレン「お前を倒して、先に進ませてもらう!!」
ザク「フッ、やってみろ」
エレン「行くぞ!霊夢、魔理沙!」
エレン達は戦闘態勢に入る
ザク「さぁ、楽しもうじゃないか!!」
エレン「はぁぁぁ!!」
ザク「フン!!」
エレンのキーブレードとザクの拳銃がぶつかり合う
エレン「くぅ!」
魔理沙「私もいることを忘れるんじゃねぇぜ!」
魔理沙の弾幕がザクを襲う
ザク「チィ!」
魔理沙「おぉりゃあ!!」
ザク「ふん!」
魔理沙の攻撃を軽々と避ける
霊夢「私のことも忘れないでよね」
霊夢の御札がザクに向かう
ザク「無駄だ!!」
御札を拳銃で撃ち落とす
霊夢「嘘でしょ!?」
エレン「はぁぁぁ!!!」
ザク「甘いな」
ザクが一瞬でエレンの背後に回り込む
エレン「なにぃ!!ぐっ!」
攻撃を受けたエレンは膝をつく
ザク「どうした?その程度なのか?」
エレン「まだまだぁぁ!!!」
エレンは立ち上がり、再度ザクに攻撃を仕掛けるが避けられてしまう
魔理沙「エレン!大丈夫か?」
エレン「あぁ!!」
魔理沙「一気に方を付けるぞ!」
魔理沙はカードを取り出し、掲げると八卦炉が現れ、魔理沙はそれを手に持つ
魔理沙「恋符『マスタースパーク』!!!」
魔理沙の八卦炉から極太レーザーを放つ。
その威力は凄まじく、ザクを飲み込み、部屋の壁を破壊し、城の外へと出て行く。
エレン「いいぞ魔理沙!」
魔理沙「やったか?」
すると、目の前に闇の回廊が現れ、無傷のザクが出てくる
魔理沙「ば、馬鹿な!?手応えあったのに!」
ザク「いや?確かに効いたぞ。だが、まだまだだな?」
すると、ザクは1枚のカードを取り出しエレンに投げ渡す
エレン「これは?」
エレンはそのカードを拾うと、そのカードに『トワイライトタウン』と書かれていた
ザク「その世界にてお前の真実を教えようではないか!」
そう言い残して消えていく
エレン「一体どういうことだ?」
エレンは困惑する
霊夢「エレン、今は悩んでる場合じゃないわ。ザクをとっ捕まえてフリーダの居場所を吐かせないと!」
エレン「そうだな。この先のどこかにいるはずだ!」
エレン達は次のカードの世界へと向かう
その頃、ジーク達は水晶でエレン達の様子を見ていた。
メア「ちょっと待って下さい!あれはまさか!」
クロード「恐らく、エレンの裏の記憶から作られたカードだな?」
メア「でも、あの世界のことは私たちは知らないはずだよ」
「どうやら、ザクの奴も裏切る気なのかな?」
メア「ノア!?なんでここに?」
ノア「まぁ、そう焦るなって。それより、早く始末しないとまずいんじゃないのか?」
メア「っ!そうよ!ザクを始末しないと!」
ジーク「慌てるな。あいつらは今頃、記憶の世界へと入り込んでいるはずだ」
メル「そうですね。なら、私達も行きましょう」
ノア「いや、ここは俺に任せろよ。いいよな?ジーク戦士長?」
ジークは黙ってうなずく
ノア「よし!じゃあ行ってくるわ!」
そして、ノアは闇に包まれ消える
メア「奴に任せて大丈夫なのですか?アイツは機関の中でも命令違反の常習犯ですが…」
ジーク「ま、この手はノアがやってくれるだろう」
霊夢「ここが、エレンの世界?」
魔理沙「なんか、懐かしい気がするぜ」
エレン「ああ、だが、ここには俺たちしか居ないようだ。急ごう。フリーダを助けるために!」
霊夢「えぇ!」
エレン達は先へ進む
ハートレスを蹴散らし、たどり着いた先は大きな屋敷のある場所だった。
しかし、屋敷の門が鎖に巻かれており、先へ進めない。
エレン「仕方ない。強行突破するか」
エレンがキーブレードを構えると、背後から声が聞こえてくる
ザク「無駄なことを」
霊夢「っ!いつの間に!?」
ザク「さぁ、再戦を始めるとしようか」
エレン「お前は何者なんだ!?」
ザク「私はただの抜け殻。そして、アルミンをお前達に会わせた者に過ぎない」
エレン「お前が……!アルミンを!?」
ザク「お前はアルミンのことをどこまで知っている?」
エレン「お前には関係ないだろ!」
ザク「そうか……。では、ここで消えるがいい」
ザクは再び拳銃を構え、エレンに銃口を向ける
ザク「エレン。貴様に聞く。お前が今大事なのはアルミンなのか?それとも、フリーダなのか?」
エレン「何言ってんだお前?」
ザク「答えろ」
エレン「そんなこと決まってるだろ!」
ザク「ほう?聞かせてもらおうか」
エレン「俺は!フリーダを助けたい!だから、こんなところで立ち止まっている暇はないんだよ!!」
ザク「フッ、愚かだな」
エレンはザクにキーブレードで突き攻撃する
ザク「フンッ!」
ザクの銃弾がエレンに襲い掛かりすかさず避けるが、足を撃ち抜かれてしまう
霊夢「エレン!!」
魔理沙「大丈夫か!?」
エレン「ぐぅぅぅ!!あぁぁ!!」
エレンは足を引きずりながら、なんとか立ち上がる
ザク「お前の覚悟はわかった。ならば見せてみろ!」
エレン「行くぞぉぉ!!」
エレンはザクに向かって走り出す
ザク「来い」
エレンはキーブレードを振りかざす
ザク「遅い」
ザクはエレンの攻撃を避け、エレンの腹に蹴りを入れる
エレン「ぐふっ!」
ザク「まだ終わらんぞ」
ザクは倒れたエレンにさらに追撃を加えようとする
魔理沙「やめろぉぉ!!」
魔理沙はザクに弾幕を放つ
ザク「ちぃ!」
ザクは魔理沙の攻撃を軽々と避け、今度は魔理沙を狙う
霊夢「喰らいなさいっ!!」
霊夢はカードを掲げ、技を繰り出す
ザク「無駄だ!!」
ザクはカードを取り出し、霊夢の御札を拳銃で撃ち落とす
ザク「流石はエレンと共に歩む者達。なかなかやるな。だが、まだまだだ!」
ザクは魔理沙と霊夢に攻撃を仕掛ける
魔理沙「くっ!」
霊夢「きゃあっ!!」
2人は魔理沙の箒に乗り、回避するが、そのまま吹き飛ばされてしまう
魔理沙「大丈夫か!?」
霊夢「えぇ……」
ザク「これで終わりではないぞ」
エレン「うおおおっ!!!!」
エレンが立ち上がり、ザクに攻撃を仕掛けるが簡単に避けられてしまい、また、地面に倒れ込む
ザク「お前の力はその程度か?期待外れにも程があるぞ」
エレン「どうかな?」
すると、ザクの頭上からキーブレードが落ち、脳天に直撃しよろめく。
ザク「ぐっ!油断したな…」
その時、ザクの手元から1枚のカードが落下する
それをすかさず魔理沙は拾う
魔理沙「エレン!使え!!」
エレン「ありがとうな!」
エレンはカードを受け取ると掲げる
すると、キーブレードが光が放たれる
エレン「喰らえっ!ラストアルカナム!!」
ザク「ぬおおっ!!!」
光の刃がザクを襲い、連続する斬撃を喰らう
エレン「はぁ……はぁ……やったか?」
ザク「ぐっ!記憶を縛られた状態でも、これほどの力があるとは…!!」
エレン「さぁ!フリーダの居場所を教えろ!!」
ザク「ククク、愚かな。お前はフリーダに惹かれて進んでいけば記憶で縛れ、心を失い。やがてジーク達の道具になる!」
エレン「それがどうした!」
と、その時エレン達の横から闇の弾幕が通りザクに直撃させる
魔理沙「誰だ!?」
ノア「よお!初めましてか?エレン・イェーガー」
霊夢「また新手!?」
ザク「ノア!?なぜ貴様がここに!?」
ノア「ん?さぁな?どっかの奴と同じ裏切り者の始末かなー?」
ザク「裏切り者の始末だと!?」
ノア「まあ、そんなことはどうでもいい。それより、お前には消えてもらうザク」
ザク「な、なんだと!?」
ノア「お前はもう用済みってことだよ」
ザク「ふざけるなよノア!貴様に私を倒すことなど不可能だ!!」
ノア「やってみないとわからないぜ?それに、もう俺はあんたを超えてる」
魔理沙「な、なんだあいつ!?」
エレン「見たことのない敵だな」
ザク「ならば、見せてやろう!私の本当の力を!」
ノア「じゃあな、ザク」
ノアが指を鳴らすと共にザクの体に複数の剣が刺さる
ザク「がはっ!」
ザクは吐血しながら倒れ、消滅した
エレン「消えた……?」
ノア「ふっ、さぁエレン先に進むがいい」
霊夢「あなた達は一体何者なの?」
ノア「さぁな?何者だろうな?」
そう言うとノアは闇の回廊で姿を消す
魔理沙「教えてくれる気はないみたいだな」
エレン「いや、今はいい。とりあえず、フリーダを助けよう」
魔理沙「なぁ、エレン…」
エレン「よし!行こう!」
そして、エレン達は忘却の城へ戻る
城内に戻ると、アルミンが待ち構える
アルミン「忠告したはずだよ。エレン」
エレン「アルミン!?」
アルミン「なぜ君は先へ進もうとするんだ?」
エレン「俺はただ、お前を助けたいだけだ」
アルミン「僕は本当の君のことを忘れてしまった。それでも助ける価値はあるのか!?」
エレン「あるに決まってんだろ!」
エレンはキーブレードを構える
エレン「たとえ、俺のことを忘れられても、思い出は消せない!」
アルミン「僕達の記憶は偽りに過ぎない!」
エレン「違う!それはお前の思い込みにすぎない!俺は、俺たちは、確かにお前と一緒にいた!」
アルミン「なら、証明してみろよ!」
エレン「っ!それは…」
エレンは手にあるキーブレードを見つめる
エレン「なら、戦ったらなにか思い出すかもな!」
エレンは跳躍しアルミンに攻撃を仕掛ける
しかし、アルミンは簡単に避け、反撃する
エレン「ぐぅっ!」
アルミン「まだだ!」
さらに追撃を加えるがカウンターで吹き飛ばされる
エレン「ぐはっ!」
魔理沙「エレン!くそっ!あの野郎!」
魔理沙は弾幕を放とうとすると、霊夢に止められる
霊夢「待って!こんなの間違ってるわ!」
魔理沙「何が!?」
霊夢「だってエレンとアルミンは親友なのよ!こんなことで戦って意味あるの!?」
魔理沙「でも!」
二人が躊躇ってる中、エレンはアルミンの攻撃に吹き飛ばされる
エレン「くっ……」
アルミン「どうした?その程度か?」
エレン「まだまだ!!」
エレンは再び攻撃を仕掛けるが、簡単に避けられ、逆に攻撃されてしまう
エレン「うわっ!!」
魔理沙「エレン!!」
霊夢「どうして、こうなるのよ……」
アルミン「結局は君は弱いままなんだエレン」
エレン「くっ!」
アルミン「これが最後の忠告だよエレン。帰らないと君を消す」
エレン「俺は……!」
エレンは立ち上がる
アルミン「エレン…」
エレン「諦めない!!」
その時、アルミンのキーブレードの攻撃を喰らい、天井に打ち付けられる
エレン「がっ!!」
魔理沙「エレン!!」
エレン「ぐっ……!」
魔理沙「おい、しっかり…!」
エレン「俺は……負けられないんだよ……!お前を助けるために……!」
アルミン「僕を救う?笑わせるな!!僕は救われることなんて望んでいない!!」
そう言うと、アルミンは姿を消す
エレン「アルミン…」
その時、エレンの打ち付けられた天井から1枚のカードは降ってくる
エレンはそれを拾う
エレン「これは……?」
絵柄を見るとそこにはウォール・マリアのシガンシナ区の風景が描かれていた
エレン「俺の世界のカード…」
魔理沙「なぁ、エレン。一旦、態勢を整えないか?」
霊夢「えぇ、このままじゃ、勝ち目がないわ」
エレン「何を言ってるだ!まだフリーダやアルミンを救えてないんだぞ!」
霊夢「でも何かおかしいわよ。この先に行くとあなたがあなたじゃなくなる…そんな感じが」
魔理沙「そうだぜ。今のお前じゃ勝てない。もっと強くなってからだ」
エレン「……わかった。もういい、一人で行く」
そう言うとエレンは走り出し先へ進む
霊夢「ちょ、待ちなさいよ!!」
魔理沙「おいっ!!」
二人から遠ざかったエレンは扉の前に立つ
エレン「ここだな……」
エレンはカードを掲げ、光に包まれる
最上階の広間で下を向き俯くフリーダ
そこにジークが入ってくる
ジーク「フリーダ、エレンはもうお前の手駒になったな」
フリーダ「……」
ジーク「ふっ、キーブレードの勇者もあんな程度だったんだな」
すると、フリーダはジークを睨む
フリーダ「エレンは弱くなんかない!」
ジーク「はっ?今更何を言う?」
フリーダ「エレンは必ず来る」
ジークは嘲笑いながら言う
ジーク「無駄だ。奴は記憶を失い心を失った人形だ。いずれ、俺達の道具になる」
フリーダ「私は信じています。必ず、彼はあなた達に負けない!」
ジーク「なぁ、フリーダ。今ここにはお前と俺しかいない。つまり、お前を止める奴は一人も居ないってことだ」
フリーダ「……」
ジーク「なら、分かるはずだお前のやるべきことを」
フリーダ「っ!」
そう言うと、フリーダは部屋から抜け出す
ジーク「ククク、面白くなってきな。エレン、フリーダ、メア、クロード、ノア。精々、俺を楽しませてくれよな?」
to be continue
次回エレン編最終回 7/4に投稿予定です