進撃の王国心1.5+2.5   作:いすゞ

26 / 59


エレナの誕生秘話

エレンの女体化バージョンを見て出してみたかったから

では、2話スタートです






第2話 約束と真実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エレンはあくびするとまた横になる

 

 

 

すると、目の前に少女の顔が映り込む

 

 

 

エレン「わっ!!」

 

 

 

驚きのあまりにエレンは勢いよく体を起こす

 

 

 

その姿に少女は笑う

 

 

 

エレン「驚かすなよミーー…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「エ…レン…?」

 

 

 

少女はエレンに手を伸ばす

 

 

 

すると彼女の背後から風が吹き少女を吹き飛ばす

 

 

 

エレンは抱き止めようとするが直前に彼女はエレンとすれ違う様に消えてしまう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼファー「これで邪魔者は消えた…さぁ!キングダムハーツの完成のために心を捧げよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

エレンは目を瞑る

 

 

 

その時に脳裏に声が響く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エレン!!戦って!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エレン「っ!!」

 

 

 

 

 

 

 

エレンはキーブレードを振りゼファーを遠ざける

 

 

 

 

 

ゼファー「お前……まさか……まだそんな力が…」

 

 

 

エレン「お前なんかに『ミカサ』を渡すもんか!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エレンは黒いキーブレードで自分の心に刺した

 

 

 

 

 

 

 

霊夢「エレンっ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

エレンの心から2つの心が現れる

 

 

 

その心は黒いキーブレードの中へと入っていき

 

 

 

もう一つは光となり少女が一人現れる

 

 

 

 

 

 

 

ミカサ「私は…一体…」

 

 

 

 

 

すると、ミカサは倒れそうなエレンを見つける

 

 

 

 

 

ミカサ「エレンっ!!」

 

 

 

 

 

ミカサはエレンを抱きかかえようとしたら、光となって消えてしまう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エレン「うおっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

その衝撃で後ろに倒れる   

 

 

 

 

 

 

 

エレン「いててて……」

 

 

 

 

 

 

 

そこには涙を浮かべて嬉しそうな顔をしているミカサがいた

 

 

 

 

 

 

 

エレン「み、ミカサ?」

 

 

 

ミカサ「エレン!!」

 

 

 

エレン「うっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

ミカサはさらに強く抱きしめる

 

 

 

 

 

 

 

エレン「ちょっ!苦しい!」

 

 

 

ミカサ「エレン……良かった……本当に……」

 

 

 

エレン「心配かけたみたいだな。悪かったよ」

 

 

 

ミカサ「本当……心配したんだから……」

 

 

 

エレン「……」

 

 

 

 

 

 

 

ミカサはエレンから離れる

 

 

 

 

 

 

 

エレン「ん?どうした?」

 

 

 

ミカサ「おかえり、エレン」

 

 

 

エレン「ああ、ただいま」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エレン「ミカサ、行ってくる」

 

 

 

ミカサ「エレン……」

 

 

 

エレン「大丈夫!必ず帰ってくるさ!」

 

 

 

ミカサ「約束して……」

 

 

 

エレン「わかった!約束する!」

 

 

 

 

 

 

 

そう言うと、ミカサはエレンにお守りを渡す

 

 

 

 

 

 

 

ミカサ「必ず返してね…」

 

 

 

エレン「ああ!必ず…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミカサ「いってらっしゃい、エレン」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕陽の光で目を覚ますエレナ。

 

 

 

エレナ「ミカサ………」

 

 

 

また、見たことのない夢。

 

エレン・イェーガーの大切な少女、ミカサ・アッカーマン…。

 

エレナは涙が止まらなかった。

 

 

 

エレナ「どうして、泣いてるの?私…」

 

 

 

そして、窓を見たときだった。

 

 

 

エレナ「はっ!約束!?今日だった!」

 

 

 

そう、今日はハイネとの約束の日。

 

ストラグルバトル決勝大会だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー夏休み4日目ー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トワイライトタウンの空き地。

 

普段は何もない場所が、今日は臨時の会場として使われる。

 

会場には屋台が並び、人が賑わっている。

 

そんな中でエレナは俯いていた。

 

 

 

オレット「大丈夫?顔色が悪いよ?」

 

 

エレナ「だ、大丈夫……」

 

 

 

すると、ハイネがやって来る。

 

 

 

エレナ「あ、ハイ…」

 

 

ハイネ「大会のルール確認してくる」

 

 

 

ハイネはエレナの呼び止めも聞かず行ってしまう。

 

 

 

エレナ「う、うん……」

 

 

オレット「あ、ほら!始まるよ!」

 

 

 

観客席に座るとアナウンスが流れる。 

 

 

 

実況者「さぁ!ついにこの日がやってまいりました!!ストラグルバトルの決勝トーナメント戦!!」

 

 

 

会場に歓声が上がる。

 

 

 

実況者「まずは決勝トーナメント戦の出場選手の紹介だ!一人目は自称最強と語る妖精チルノ!」

 

 

 

 

実況者「2 人目はチルノの取り巻き、ルーミア!」

 

 

 

実況者「3人目知る人ぞ知る街のトンガリ少年ハイネ!」

 

 

 

実況者「最後の4人目は今大会の初参戦、エレナ!」

 

 

 

エレナ「は、はわわわ……」 

 

 

 

実況者「さぁ、誰が勝つのか!勝者に贈られるのは大会のシンボル、フォー・クリスタルズ・トロフィー!」

 

 

 

実況者「皆のもの!心して見よ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストラグルバトルのルールはシンプルだ。

 

 

1vs1の戦いで制限時間内に相手を場外に押し出すか意識を失わせたら勝ちとなる。

 

 

また、武器はストラグルソードのみとなる。

 

 

 

 

実況者「それでは決勝第一試合はハイネvsエレナです!」

 

 

 

ハイネとエレナが入場してくる。

 

 

 

実況者「さぁ、記念すべき第1回戦!勝つのはハイネか?エレナか!」

 

 

 

観客は試合開始に心躍らせる。

 

 

そして、司会者がマイクを使い話し出す。

 

 

 

審判「それでは両者前へ」

 

 

 

ハイネとエレナは前に出る。

 

そして、お互いを見つめ合う。

 

 

 

エレナ「あの…昨日はごめん…」

 

 

ハイネ「まだ気にしてたのか?一晩寝ればどうでも良くなるだろ?」

 

 

エレナ「で、でも……」

 

 

ハイネ「悪かったな…」

 

 

エレナ「え、いや……」

 

 

 

ハイネはニッと笑う。

 

 

 

ハイネ「って、なんで俺が謝ってんだよ」

 

 

エレナ「うん!手加減はしないよ?」

 

 

ハイネ「おうよ!」

 

 

実況者「決勝トーナメント第一試合はハイネとエレナの友情対決だ!では行くぞ!レッツ…」

 

 

「「ストラグル!!」」

 

 

 

 

試合開始の合図とともに2人は勢いよく地面を蹴りお互い近づいていく。

 

 

そして、お互いに斬りかかる。

 

 

 

ハイネ「うぉぉぉぉ!!」

 

 

エレナ「はぁぁぁ!!」

 

 

 

2人の剣がぶつかり合う。

 

観客たちはその様子を見守っていた。

 

すると、エレナがハイネの剣を弾く。

 

 

 

ハイネ「なっ!」

 

 

エレナ「まだだよ!!」

 

 

 

そして、エレナの体当たりでハイネは場外まで吹き飛ばされる。

 

 

 

 

ハイネ「ぐはっ!!」

 

 

実況者「勝負ありっ!勝者はエレナ!友情対決を制したのはエレナ、もちろんハイネも大健闘だ!」

 

 

 

エレナは急いでハイネの元へ駆け寄る。

 

 

 

ハイネ「あー!!負けたー!!やっぱ、エレナ強いわ!」

 

 

エレナ「ごめんなさい……」

 

 

ハイネ「謝んなって。楽しかったぜ!」

 

 

エレナ「う、うん!ありがとう!ハイネと戦えて良かった!」

 

 

ハイネ「俺は全然だ!」

 

 

エレナ「じゃあ、私のいい気分分けてあげるよ?」

 

 

ハイネ「いらねーよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、次の第2試合はチルノとルーミアの戦いだ。

 

 

チルノはルーミアを睨みつける。

 

 

 

 

チルノ「おいルーミア、調子乗ってるんじゃないわよ!」

 

 

ルーミア「………」

 

 

実況者「さぁ!続いての試合は不穏な雰囲気のルーミアとチルノの戦い!実力差は果たして?」

 

 

 

 

両者はお互い睨み合う。

 

 

2人はお互いに剣を構える。

 

 

そして、お互いに斬りかかる。

 

 

2人の剣がぶつかり合う瞬間だった。

 

 

ルーミア「ふっ」

 

ルーミアはストラグルソードを引き、攻撃を避ける

 

 

そして、チルノの懐に入り込みチルノに剣を突き刺す。

 

 

 

チルノ「がはっ!」

 

 

実況者「おおっと!?どうしたことだろうか!ルーミアの攻撃がチルノの胸に突き刺さった!!」

 

 

チルノ「な、何すんのよ!!」

 

 

 

すると、ルーミアが間合いを詰めチルノを吹き飛ばす。

 

 

チルノは場外まで吹き飛ばされる。

 

 

そして、チルノは気絶する。

 

 

 

実況者「決着!ルーミアの圧倒的な勝利だ!」

 

 

観客A「強すぎだろ……」

 

 

観客B「チルノちゃんかわいそう……」

 

 

 

そんな声が聞こえてくる。

 

 

 

エレナ「……」

 

 

ハイネ「エレナ?」

 

 

 

 

エレナは駆け出しチルノの元へ駆け出す。

 

 

 

チルノ「うぅ……」

 

 

エレナ「チルノ!大丈夫!?」

 

 

チルノ「え、エレナ……?」

 

 

エレナ「チルノ!良かった……無事で……」

 

 

チルノ「エレナ、気を付けてアイツ只者じゃない…」

 

 

エレナ「え、で、でも!」

 

 

チルノ「油断してたら一瞬でやられるよ……」

 

 

エレナ「う、うん……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、次の試合の準備をする。

 

 

第3試合私とルーミアの対決だ。

 

 

ここで、勝てば優勝…。

 

 

でもなにか嫌な予感がする…。

 

 

 

 

審判「フェアプレイ精神でな」

 

 

 

審判からストラグルソードを受け取るとルーミアを睨む。

 

 

 

エレナ「やってやるわ!」

 

 

 

ルーミアは私を見て鼻で笑う。

 

 

 

エレナ「な、何よ!!」

 

 

 

すると、ルーミアは無言で私のストラグルソードを指差す。

 

 

私は自分の手にある物を見つめる。

 

 

すると、驚くことに自分の手から武器が消えていた。

 

 

 

エレナ「えっ!?」

 

 

 

辺りを見渡すとルーミアの手には私が持っていたはずのストラグルソードが握られていた。

 

 

そして、そのまま攻撃を仕掛ける。

 

 

 

エレナ「うっ!!」

 

 

 

なんとか受け止めるが、あまりの衝撃に後ろに飛ばされる。

 

 

そして、着地した時にはルーミアの剣が目の前に迫っていた。

 

 

私は避けようとするが避けられず剣は顔面すれすれで止まる。

 

 

そして、ルーミアから私の剣を取り返し、反撃する。

 

 

 

 

エレナ「はぁ!」

 

 

 

ルーミアは剣を弾くがエレナは剣先を相手に向け構える。

 

 

そして、2人でしばらく睨み合うと私は走りだす。

 

 

 

エレナ「はぁぁ!!」

 

 

 

すると、ルーミアも走りだす。

 

 

2人の剣がぶつかり合いまた鍔迫り合いになる。

 

 

お互い一歩も譲らない。

 

 

すると、異変が起きる。

 

 

 

 

エレナ「え……?」

 

 

 

 

辺りを見渡すと審判や観客が動いていない。

 

 

昨日と同じ、時が止まっている。

 

 

しかし、エレナ以外で動いている者がいた。

 

 

 

ルーミア「………」

 

 

 

そして、ルーミアが闇に包まれ、次に姿を現したのは銀色の生物だった。

 

 

 

エレナ「また!?」

 

 

 

すると、エレナの背後にもう二体現れ、囲まれる。

 

 

その時、エレナの持つストラグルソードが光、鍵型の剣キーブレードに変わる。

 

 

 

エレナ「また……?やるしかない!」

 

 

 

エレナはキーブレードを握り、銀色の生物に向かって走りだす。

 

 

そして、キーブレードを振り下ろす。

 

 

すると、銀色の生物に攻撃が当たり、一体が消滅する。

 

 

 

エレナ「たぁ!!」

 

 

 

更に追撃し二体目を倒し、三体目に攻撃を仕掛ける。

 

 

しかし、キーブレードが弾かれ、攻撃を食らう。

 

 

 

 

エレナ「ぐはっ!!」

 

 

 

 

さらに、攻撃が襲いかかる。

 

 

エレナは冷静に避け、カウンターを仕掛ける。

 

 

そしてに銀色の生物が逃げようとした。

 

 

 

 

エレナ「逃さないっ!!」

 

 

 

 

そのまま、キーブレードを叩きつけ三体目を消滅させる。

 

 

 

 

エレナ「はぁ……はぁ……」

 

 

 

エレナは辺りを見渡す。

 

 

しかし、まだ時が動いてなかった。

 

 

その時、会場に拍手が響き渡る。

 

 

背後を見ると黒いコートを着た人物がいた。

 

 

 

 

「エレナ、相変わらずやるじゃないか!」

 

 

 

エレナ「だ、誰!?」

 

 

「やっぱり、何も覚えてないか…俺はライナーだ」

 

 

エレナ「ライナー?」

 

 

ライナー「まぁいい、今はここから出るぞ」

 

 

 

 

ライナーは手を差し出す。

 

 

 

 

エレナ「え……?」

 

 

ライナー「さぁ、手を掴め!」

 

 

エレナ「ま、待って!どういうことが説明してください!」

 

 

ライナー「ここは、奴が作った街だろ?なら、説明している暇はない。取り敢えず気を失わせても連れて戻す」

 

 

エレナ「……」

 

 

ライナー「さぁ、時間がない」

 

 

エレナ「何が起きてるんだよ!!」

 

 

 

エレナはキーブレードを地面に叩きつけるように投げるがキーブレードが再びエレナの手中に戻る。

 

 

 

ライナー「No.13エレナ。キーブレードに選ばれし者」

 

 

エレナ「分かった。戦えばいいんでしょ!」

 

 

 

エレナはライナーを睨みつけキーブレードを構える。

 

 

 

ライナー「それでいい!!」

 

 

 

そして、ライナーの手中にキーブレードが現れる。

 

 

 

エレナ「あなたは何者なの?」

 

 

ライナー「俺は奴に敵対する者だ。そして、お前を助ける!」

 

 

 

ライナーは剣を構えエレナに向かって走り出す。

 

 

 

 

エレナ「私はあなたを知らない……でも!ここで負ける訳にはいかない!」

 

 

 

 

エレナもキーブレードを握りしめ、走りだす。

 

 

エレナとライナーはお互い斬りかかる。

 

 

2つのキーブレードが重なり合う。

 

 

 

エレナ「くっ!」

 

 

ライナー「ふっ」

 

 

 

そして、2人のキーブレードが弾かれる。

 

 

エレナは隙だらけのライナーに斬りかかる。

 

 

この男、本気じゃない…。

 

 

 

 

エレナ「たぁ!!」

 

 

ライナー「甘いな」

 

 

 

 

ライナーはエレナの剣を弾く。

 

 

そして、カウンターを仕掛けてくる。

 

 

 

ライナー「流石だな……ここまでやるとは……」

 

 

エレナ「はぁ……はぁ……」

 

 

ライナー「久々に熱くなってきたぜ。ちょいと本気で行く」

 

 

 

 

すると、ライナーのキーブレードが光り輝く。

 

 

 

エレナ「嘘……でしょ!?」

 

 

 

そして、ライナーは姿を消す。

 

 

 

エレナ「っ!?」

 

 

 

気が付くと目の前に剣先が迫っていた。

 

 

 

エレナ「くっ!!」

 

 

 

私は咄嗟にキーブレードで剣を受け止める。

 

 

 

エレナ(なんて速さなの!?)

 

 

 

ライナーは後ろに飛び退くかと思いきや、再びライナーが攻めてくる。

 

 

私は防御するしか出来なかった。

 

 

 

 

エレナ(このままじゃ、まずい!)

 

 

 

 

そして、エレナのキーブレードを弾き飛ばす。

 

 

 

 

エレナ「しまっ!」

 

 

 

 

ライナーはそのまま攻めてくる。

 

 

 

 

エレナ(ま、まずい!)

 

 

 

 

その時、ライナーに攻撃が襲い掛かる。

 

 

 

ライナー「やはり、お前だったかクロード」

 

 

 

エレナは振り返るとそこには、ライナーと同じ黒いコートを着た人物がいた。

 

 

 

 

クロード「エレナ、この男に耳を貸す必要はない」

 

 

エレナ「あなたは……」

 

 

ライナー「邪魔をするな!」

 

 

 

 

すると、ライナーは黒い波動を放つ。

 

 

しかし、クロードの前で闇に飲み込まれる。

 

 

 

エレナ「え!?」

 

 

クロード「エレナ、お前は大事な試合があるはずだ?早く目を覚ませ」

 

 

 

すると、ライナーは舌打ちをする。

 

 

 

ライナー「ちっ、厄介な奴がいたか……」

 

 

エレナ「ま、待ちなさい!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気が付くと、時が再び動いていた。

 

 

そして、私は目が覚める。

 

 

 

 

エレナ「はぁ……はぁ……」 

 

 

 

気が付くと目の前にルーミアが倒れていた。

 

 

どうやら決着が着いたようだ。

 

 

 

実況者「決着!勝者はエレナ!優勝はエレナです!!」

 

 

ハイネ「やったなエレナ!」

 

 

オレット「おめでとう!!」

 

 

ピンツ「すごいぞエレナ!」

 

 

エレナ「や、やった……」

 

 

 

 

こうして、夏のストラグルバトルの大会は幕を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時計台でエレナ達は夕陽を眺める

 

 

そして、エレナの手元にはフォー・クリスタルズ・トロフィーがあった。

 

 

 

エレナ「優勝、したんだ……」

 

 

ハイネ「よくやったな!おめでとうエレナ!」

 

 

オレット「すごいよエレナ!」

 

 

ピンツ「いい試合だったね」

 

 

エレナ「ありがとうみんな」

 

 

 

すると、エレナは黄色のクリスタルを外し、オレットに渡す。

 

 

 

オレット「え?どうして?」

 

 

エレナ「それはオレットが持ってて」

 

 

オレット「いいの?」

 

 

エレナ「うん」

 

 

 

次に赤のクリスタルはハイネに、緑のクリスタルのピンツに渡す。

 

 

最後に残った青のクリスタルはエレナが持つ。

 

 

 

エレナ「約束だったでしょ?4人で分け前」

 

 

ハイネ「あぁ、また俺達の宝物が増えたな」

 

 

オレット「じゃあ、私からもプレゼント!」

 

 

 

オレットはシーソルトアイスを取り出しエレナは受け取ろうとすると、バランスを崩し時計台から落ちる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウォール・マリア、シガンシナ区。

 

 

一人の少女が丘を歩く。

 

 

 

「ミカサ!」

 

 

 

名前を呼ばれた少女ミカサが振り返る。

 

 

 

ミカサ「クリスタ…」

 

 

 

クリスタは丘を駆け下りてミカサの横に並び歩きだす。

 

 

 

クリスタ「皆、ミカサに会いたがってたよ。たまにはキーブレードの修行しようって!」

 

 

ミカサ「……ごめん、やめとく」

 

 

クリスタ「なんでよ…?」

 

 

ミカサ「いつも私といた男の子たちのこと覚えてる?」

 

 

クリスタ「アルミン…?」

 

 

ミカサ「うん…」

 

 

クリスタ「アルミン、どこに行ったんだろう…寂しいよね…」

 

 

ミカサ「遠い所…けど、いつか会えるって信じてる」

 

 

クリスタ「うん、そうだよね!」

 

 

 

すると、ミカサは再び問う。

 

 

 

ミカサ「もう一人は覚えてる……?」

 

 

クリスタ「え?誰のこと?」

 

 

ミカサ「アルミンと私とその男の子…3人でいつも一緒だった…名前も思い出せない…」

 

 

クリスタ「名前?」

 

 

ミカサ「うん……」

 

 

 

 

ミカサは目を瞑り、思い出す。

 

 

とても優しい人だった……。

 

 

私よりもずっと強くて、私を守ってくれた。

 

 

誰よりも強かった。

 

 

 

 

ミカサ「……」

 

 

 

そして、再び目を開けたミカサは夕陽を見つめる。

 

 

その時、脳裏に声が響く。

 

 

 

 

 

ーフリーダ?ー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エレナ『フリーダ?私一体どうなってるの?』

 

 

ミカサ『あなたは誰?それに違う。私はミカサ』

 

 

エレナ『ミカサ?っ!知ってる!『彼』が好きな子の名前だ!』

 

 

 

彼?

 

 

 

ミカサ『知ってるの?彼の名前を教えて!』

 

 

エレナ『私はエレナ…』

 

 

ミカサ『エレナ、お願い彼の名前を教えて!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『俺のこと忘れたのかミカサ!!』

 

 

 

 

 

 

 

ミカサ『っ!』

 

 

 

 

 

 

 

『仕方ないな…じゃあ、ヒント!最初はエ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミカサは意識を取り戻す。

 

 

 

 

クリスタ「ミカサ!大丈夫?!」

 

 

ミカサ「うん……」

 

 

クリスタ「よかった……もう、心配したじゃない!」

 

 

 

すると、ミカサは歩き出す。

 

 

 

クリスタ「ちょっと、どこ行くの?」

 

 

ミカサ「行かなきゃいけないところがある」

 

 

クリスタ「どこ?」

 

 

ミカサ「私の……私達の家……」

 

 

 

ミカサは自分の家に走っていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウォール・マリアの壁の頂上。

 

 

ミカサは家から手紙を紙飛行機に折る。

 

 

そして、壁の向こうへ飛ばす。

 

 

 

 

クリスタ「あの手紙は?」

 

 

ミカサ「思い出せない男の子へ宛てた手紙…もし、届いてくれたら、もう思い残すことはない」

 

 

クリスタ「ミカサ?」

 

 

ミカサ「最初はエ……そうよね?『エレン』!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エレナ「はっ!!」

 

 

 

勢いよく起き上がるエレナ。

 

 

 

エレナ「夢……?」

 

 

 

確か、私は時計台から落ちたはず…。

 

 

 

エレナ「どこから…どこまで?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー夏休み5日目ー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつもの場所に着くとオレットが怖い顔でこちらを見てくる…。

 

 

 

エレナ「オレット……?」

 

 

 

 

オレットはエレナに近付いてくる。

 

 

 

 

オレット「今日のうちに終わらせる約束だったでしょ?夏休みの宿題!」

 

 

ハイネ「夏休みあと3日しかないんだぞ?そんな話するなよ?」

 

 

エレナ「ね、ねぇ?私、昨日駅てっぺんから落ちてなかった?」

 

 

オレット「え?」

 

 

エレナ「時計台から落ちて……あれ?」

 

 

ハイネ「夢でも見てたんじゃないか?」 

 

 

 

 

エレナは考え込んだ。

 

 

私、昨日何をしていたの?

 

 

何か大切な事を忘れている気がする……。

 

 

 

 

オレット「って、話を逸らさないで!」

 

 

ハイネ「仕方ない、一番厄介な自由研究を終わらそう。ネタは?」

 

 

ピンツ「それなんだけど、いいのがあるよ?トワイライトタウンの七不思議について調べようよ!」

 

 

ハイネ「よし、なら各々調べてみよう。どんな七不思議だ?」

  

 

ピンツ「それはね……」

 

 

エレナ「みんなと一緒に調べないの?」

 

 

ピンツ「今回の自由研究のテーマが被るといけないから別々に調べよう?」

 

 

エレナ「そうだよね…。じゃあ、その七不思議について教えて」 

 

 

 

そして、ピンツから色んな七不思議を聞かされる。

 

 

階段の数が違う謎…

 

 

カベの向こうの友達…

 

 

トンネルにひびくうめき声…

 

 

もうひとりの自分…

 

 

うごめく荷物…

 

 

幽霊列車の謎…

 

 

 

 

エレナ「うーん……」

 

 

ピンツ「なかなか、いいテーマが見つからないよね?」

 

 

エレナ「他には?」 

 

 

ピンツ「幽霊屋敷だよ…2階の窓から女の子が見えるんだ…」

 

 

エレナ「幽霊屋敷…」  

 

 

ハイネ「よし!今から各々七不思議の謎を解明しに行くぞ!」

 

 

 

そう言うとハイネは真っ先に外へ出た。

 

 

 

エレナ「ピンツ、七不思議で一番怪しいとしたら?」

 

 

ピンツ「七不思議で一番怪しいのはね……幽霊屋敷の謎かな?」

 

 

エレナ「分かった。なら、私はそれを調べてみる」

 

 

ピンツ「うん、頑張ってね!」

 

 

 

 

エレナは外へ出て幽霊屋敷へ走る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幽霊屋敷へたどり着くと、やはりあの時と何も変わらず…。

 

 

門には鎖が巻かれ、中には入れない。

 

 

 

エレナ「はぁ……」

 

 

 

エレナは2階の窓を見つめる。

 

 

 

エレナ「女の子……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幽霊屋敷の2階…白い部屋…。

 

 

その部屋には壁に沢山の絵が飾っていた。

 

 

 

フリーダ「エレナ…」

 

 

エレナ「フリーダ?」 

 

 

 

すると、1つの絵に目が止まる。

 

 

黒いコートを着た私とライナー…その他の絵…。

 

 

 

 

エレナ「これは私?」

 

 

 

 

そして、その隣に夢に出てくる3人の絵があった。

 

 

 

フリーダ「知ってるよね?この人たち…」

 

 

エレナ「エレン、霊夢、魔理沙…いつも私の夢に出てくる人達だ…」

 

 

フリーダ「1年前かな?色々あって、私はエレン達の記憶の鎖をバラバラにしてしまったの…。今はそれを元に戻しているところ…」

 

 

エレナ「エレン達の記憶の鎖……」

 

 

フリーダ「時間はかかったけど、もうすぐ彼等は目覚める。そして、その影響があなたに起きている…」

 

 

エレナ「つまり、私が見ていたこれまでの夢は…エレンの記憶……?」

 

 

フリーダ「うん。そして、エレンが完全な元のエレンに戻るためにはあなたが必要なの…」

 

 

エレナ「どうして、私なの?」

 

 

フリーダ「あなたがエレンの半分の力を持っているから…」

 

 

エレナ「フリーダ、あなたは一体何者…?」

 

 

フリーダ「エレンとエレンに繋がる人達の記憶を操る魔女…」

 

 

エレナ「魔女?」

 

 

フリーダ「ディズって呼ばれる人が私をそう呼ぶ。でも、なぜこんな力を持っているのか…わからない…」

 

 

エレナ「……」

 

 

フリーダ「この力をどう使うのが正しいのか分からない…」

 

 

エレナ「うん、やっぱりあなたのことも分からない…。けれど、不思議な感じ…私は自分の事を何も知らないって感じがする…」

 

 

フリーダ「エレナ…」

 

 

エレナ「聞かせてくれる?私が知らなくて、フリーダが知ってることを…」

 

 

フリーダ「エレナ、君は本当は存在してはいけないの…」

 

 

エレナ「いきなりひどいこと言うんだね…。例え本当でもひどい…」

 

 

フリーダ「ごめん…でも、知らなくてもいいことなのかも…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、意識が戻り、屋敷前に戻っていた…。

 

 

すると、2階の窓のカーテンが揺れていた。

 

 

 

エレナ「すきま風…なのかな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつもの場所に戻るとピンツとオレットがいた。

 

 

 

オレット「おかえり、どうだった?」

 

 

ピンツ「幽霊屋敷のことなにかわかった?」

 

 

エレナ「うーん、2階の窓の女の子の正体は風に揺れるカーテンってところ」

 

 

オレット「そんなことだろうと思って先にまとめたよ」

 

 

エレナ「あ、ありがとう」

 

 

オレット「ねぇ、ハイネのところに行こう?駅にいるって」

 

 

エレナ「うん」

 

 

オレット「こうして会えるのもあと2日だね」

 

 

エレナ「夏休みも残りは2日か…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

駅の時計台に行くとハイネがシーソルトアイスを食べていた。

 

 

 

ハイネ「来たか」

 

 

ピンツ「明後日は夏祭りも開催だね」

 

 

オレット「そして、夏休み最後の日」

 

 

ハイネ「それを言うなよ!お腹が痛くなってきた!」

 

 

ピンツ「僕の観察によればアイスの食べ過ぎだね?」

 

 

オレット「最近、アイス食べてるとこしか見てない」

 

 

ハイネ「仕方ないだろ!暑いんだから!」

 

 

エレナ「明後日はお祭りかぁ……」

 

 

ピンツ「せっかくだから全員で行こうよ!」

 

 

オレット「賛成!」

 

 

 

 

 

そして、エレナは遠い夕陽を見つめる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤い包帯を巻いた男・ディズが幽霊屋敷の客間の椅子に座っていた。

 

 

すると、扉から黒いコートを着た人物が入ってくる。

 

 

 

ディズ「君はどうだ?記憶の穴が埋まっているのを感じているんだろ?」

 

 

「あぁ、霧が晴れる様な感じだ」

 

 

ディズ「エレンに関わった者たち全てに同じ事が起きているはずだ。結局、エレンはこの1年留守にしていたみんなの友人にってことになる」

 

 

「そろそろ、聞かせてもらおうか…アンタの正体…」

 

 

ディズ「復讐だ…」

 

 

「復讐?」

 

 

ディズ「さて、仕上げの時間だ。任せたぞ、ゼファー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

to be Continue

 

 

 

 

 





次回、エレナに更なる異変が襲いかかります。

そして、エレンの目覚めももうすぐです!

4/25投稿予定!お楽しみに
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。