進撃の王国心1.5+2.5   作:いすゞ

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第5話 ⅩⅢ機関

 

 

 

前回のあらすじ

 

 

リヴァイの導きで調査兵団の元を訪れたエレン、霊夢、魔理沙。

 

エレン達の新たな敵ノーバディとⅩⅢ機関の情報を手に入れる。

 

そして迎えに来た咲夜に再会した3人は新たな冒険の旅が始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲夜の操縦するグミシップでエレン達は窓の景色を眺める。

 

 

 

魔理沙「この風景もしばらくだったな……」

 

 

 

魔理沙は呟く。

 

 

 

霊夢「そうねえ……色々あったわよね、1年前は」

 

 

 

霊夢はしみじみと言う。

 

 

 

エレン「咲夜、今どこに向かってるんだ?」

 

 

咲夜「ホロウバスティオンよ」

 

 

霊夢「え?あのホロウバスティオン!?」

 

 

魔理沙「大丈夫なのか?ハートレスがいるんじゃ…」

 

 

咲夜「安心しなさい。1年前と比べて穏やかな世界になってるよ」

 

 

霊夢「穏やかね……」

 

 

咲夜「それに、私達の仲間もそろそろ到着する頃よ」

 

 

魔理沙「え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホロウバスティオンに辿り着き、降り立ったエレン達。

 

 

しかし、そこにはかつていたハートレス達の邪悪な気配は全くなかった。

 

 

 

エレン「これがホロウバスティオン?……1年前と比べて平和な世界になったな……」

 

 

霊夢「あれ?あんな建物あったっけ?」

 

 

魔理沙「そりゃ、1年も経てば色々と変わってるな」

 

 

 

ここはかつて言峰綺礼率いるハートレス達が支配していた世界。

 

 

しかし、今のこの世界は平和そのものだった。

 

 

 

咲夜「さてと、お嬢様達の所へ行きましょう」

 

 

エレン「レミリア達もここに来ているのか?」

 

 

咲夜「そうよ。今お嬢様や私達はこのホロウバスティオンを復興するために働いているの」

 

 

霊夢「復興?」

 

 

咲夜「ほら、あれをご覧なさい」

 

 

 

咲夜は指をさす。

 

 

そこには美しく咲き誇る花々が咲いている公園があった。

 

 

 

霊夢「綺麗……」

 

 

エレン「あの花は……」

 

 

咲夜「そう、ハートレスの支配から解放された後に出来たものよ」

 

 

魔理沙「へえ……こんな綺麗な花が咲くなんてな……」

 

 

霊夢「流石はレミリアね。こんな美しい世界を復興させるなんて」

 

 

咲夜「……ええ、お嬢様ですから…」

 

 

 

咲夜は何故か苦笑いをしていた。

 

 

 

咲夜「さて、そろそろお屋敷に着くわ」

 

 

 

エレン達は咲夜の案内でレミリア達がいるという屋敷に向かう。

 

 

その時だった……

 

 

銀色の生物、ノーバディの群れが現れる

 

 

 

 

霊夢「ノーバディ!?」

 

 

魔理沙「この世界にも!?」

 

 

咲夜「また奴等…」

 

 

エレン「とにかく倒すぞ!」

 

 

 

 

エレンはキーブレードを振り、斬撃を放つ。

 

 

その衝撃でノーバディ達は次々と消えていく。

 

 

 

咲夜「流石はキーブレード使いのエレンね」

 

 

 

咲夜はナイフを構えると、ノーバディ達に立ち向かう。

 

 

しかし、数が多すぎる……

 

 

 

エレン「くっ!キリがない!」

 

 

霊夢「ここで戦えば被害も大きくなる!」

 

 

咲夜「くっ、どうすれば…」

 

 

 

 

その時、頭上から無数の槍が降り注ぎノーバディを一掃する。

 

 

 

霊夢「今度は何!?」

 

 

 

槍はエレン達を守るように地面に突き刺さる。

 

 

そこに立っていたのは、カリスマある吸血鬼レミリア・スカーレットだった。

 

 

 

レミリア「久しぶりね貴方達」

 

 

エレン「レミリア!」

 

 

霊夢「相変わらず、カリスマに溢れてるわね」 

 

 

レミリア「当然じゃない」

 

 

咲夜「お嬢様、お見事です」

 

 

レミリア「咲夜もお疲れ様。さて、再会を祝してお茶会を開こうかしら」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レミリア達に連れられやってきたのは紅魔館と同じ屋敷の建物だった。

 

 

 

レミリア「このホロウバスティオンで住んでいる私達の屋敷よ」

 

 

霊夢「へえ……こんな建物を作るなんてね」

 

 

 

そして、客間でお茶会をするエレン達。

 

 

 

レミリア「さて、改めて整理ね。実は私達、つい最近エレン達のことを思い出したの」

 

 

エレン「思い出したって、俺達忘れられてたのか!?」

 

 

魔理沙「ひっでぇなお前ら…」

 

 

咲夜「逆にあなた達は一体どこで何をしていたの?」

 

 

霊夢「グースカピーと寝ていたわ」

 

 

レミリア「呑気な人達ね。まぁ、この世界では平和だけど、まだこの世界は不安定で私達も忙しかった。だから考える暇もなかったのかもしれないわね」

 

 

咲夜「1年前はまだハートレスによって支配されていましたしね……」

 

 

霊夢「さっきから聞いてるけど、本当にこの世界は落ち着いてるの?」

 

 

レミリア「そうね……今のところはね」

 

 

エレン「今のところ…なにか含みのある言い方だな?」

 

 

咲夜「ええ、私やお嬢様では解決できない問題があるのです」

 

 

レミリアは紅茶を飲むと話を続ける。

 

 

 

レミリア「実は貴方達が世界を救ってから間もない時に幻想郷にある人が来たのよ」

 

 

エレン「人?」

 

 

レミリア「そう、調査兵団エルヴィン団長よ」

 

 

霊夢「エルヴィン団長が!?」

 

 

レミリア「なんでも、外の世界での異変を解決する為に私のもとに来たらしいわ」

 

 

エレン「それで、団長と何を話したんだ?」

 

 

レミリア「世界の動きとホロウバスティオンの復興についてよ」

 

 

霊夢「世界の動き?」

 

 

レミリア「彼らは世界からの新たな闇の脅威を完全に取り除く為に調査兵団を復活させたのよ」 

 

 

魔理沙「闇の脅威を取り除くだと?」

 

 

レミリア「ええ、でもエレン達が外の世界で解決してきたお陰でこの世界にも影響し、それぞれの世界にも大きな影響をもたらした」

 

 

霊夢「随分大袈裟だけど悪くないわね」

 

 

レミリア「そして今、私達は復興に力を入れてるところなのよ」

 

 

咲夜「まあ、1年経った今でも復興は完璧ではないけどね……」

 

 

レミリア「でもいずれホロウバスティオンは元の美しい世界になる。」

 

 

咲夜「そうですねお嬢様」

 

 

霊夢「本当にあんた達だけで復興できるの?」

 

 

レミリア「まあ、見てなさいって」

 

 

エレン「それで、レミリア達ですら解決できない問題っていうのは?」

 

 

レミリア「ええ、奴等…"ノーバディ"のことよ」

 

 

エレン「それもエルヴィンさんから聞いてたのか…」

 

 

霊夢「ノーバディがどうしたの?」

 

 

レミリア「幻想郷でも同じ問題が起きているの」

 

 

魔理沙「どういうことだ?」

 

 

レミリア「最近、幻想郷にもノーバディが現れて各世界がまた混乱し始めているの」

 

 

霊夢「厄介ね……」

 

 

レミリア「他の世界にも影響はあるんだけど、今のところは大きな問題はないと思うわ。でも、いつノーバディ達が何をするか……」

 

 

 

エレン「俺達の出番だな?」

 

 

 

レミリア「頼もしい限りね。それで、1年の間音信不通だった貴方達は何か情報があるかしら?」

 

 

エレン「ばいきんまんとかいう奴とハートレスの残党がいたけど、なんかあまり脅威ではないからいいとして…問題は…」

 

 

魔理沙「ノーバディ率いる"ⅩⅢ機関"がな…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

ーお呼びかな?ー

 

 

 

 

 

 

 

 

脳内に響いた声にエレン達は立ち上がる

 

 

 

そして、エレンはキーブレードを握りしめ構える

 

 

 

霊夢と魔理沙も武器を構える

 

 

 

すると、空間が歪みそこからノーバディの群れが現れた

 

 

 

エレン「いきなりだな!」

 

 

 

 

 

 

ーまずは、再会を祝福して…クククー

 

 

 

 

 

霊夢「どこからか見てるわね!」

 

 

そう言うと、霊夢は御札をノーバディに貼り付け、爆破させる

 

 

 

エレン「霊夢やるな!」

 

 

 

咲夜「私達も援護するわ!」

 

 

レミリア「私も戦うわよ!咲夜!」

 

 

咲夜「お嬢様……承知しました!」

 

 

 

レミリアと咲夜は武器を構え、ノーバディの群れを攻撃する。

 

 

霊夢の攻撃で怯んだ隙に、レミリアと咲夜の攻撃を喰らいノーバディ達は消滅していく。

 

 

 

魔理沙「私も忘れるなよっ!」

 

 

 

魔理沙はミニ八卦炉を構えると、ノーバディに向けてマスタースパークを放つ。

 

 

ノーバディは一気に消滅していく。

 

 

 

エレン「これで全部か!?」

 

 

 

しかし、ノーバディ達は次から次へと現れる……

 

 

 

レミリア「キリがないわね!」

 

 

咲夜「お嬢様!このままでは……」

 

 

レミリア「エレン、一緒に倒すわよ!」

 

 

エレン「っ!分かった!」

 

 

 

 

エレンはキーブレードを構えてレミリアの隣に立ち、ノーバディに斬りかかる レミリアも槍を取り出して突き刺す。

 

すると、ノーバディ達の立つ地面から大爆発を起こし、消滅させる。

 

 

 

霊夢と魔理沙もノーバディの集団を相手にしていた

 

 

 

その時、レミリアの背後からノーバディが襲いかかってきた

 

 

 

レミリア「しまっ……!!」

 

 

霊夢「夢想天生!!」

 

 

 

霊夢のスペルカードにより、レミリアの背後にいたノーバディは倒された

 

 

 

レミリア「霊夢……」

 

 

 

霊夢「大丈夫?アンタらしくないミスしてんじゃないわよ」

 

 

 

レミリア「悪かったわね」

 

 

 

魔理沙「おい!2人とも喋ってる場合じゃないぜ!」

 

 

 

 

2人が振り向くと、再び他のノーバディ達が一斉に襲ってくる

 

 

 

エレン「おらっ!!」

 

 

 

 

エレンの斬撃が1体のノーバディを倒す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーキーブレード、素晴らしい力だ。問題はその使い手だなー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エレン「またこの声…聞こえてるなら出てこい!」

 

 

 

 

すると、目の前に複数人の黒いコートを着た人物が現れる

 

 

 

魔理沙「あいつらがⅩⅢ機関!?」

 

 

 

エレン「ここで全員倒してやる!」

 

 

 

「倒す?随分と悪者扱いだな」

 

 

 

そして、ⅩⅢ機関のメンバー達笑いながら闇の回廊で消えていく

 

 

 

霊夢「逃がすか!」

 

 

 

霊夢は後を追うが逃げられてしまう

 

 

 

魔理沙「くそぉ!あと少しだったのに!」

 

 

 

と、その時エレン達の前に一人の黒いコートが現れる。

 

 

 

 

エレン「邪魔だ!!」

 

 

「うわー、かなりイライラしてるなキーブレード使いの勇者さんはよ」

 

 

エレン「退かないなら力ずくでも!」

 

 

「俺達を相手にするならまだまだ実力不足だぜ?」

 

 

エレン「お前は何者だ!?」

 

 

「俺はⅩⅢ機関の一員。普通の奴らではない」

 

 

レミリア「XIII機関の一員…」

 

 

霊夢「さっきの奴等は何処に行った?!」

 

 

「俺達の仲間の事か?さぁ?どこに行ったのか?」

 

 

エレン「ムカつく奴だな…!」

 

 

エレンはキーブレードを構え、睨む

 

 

「いいねぇ~、その睨み。アイツもそんな風に睨んでたっけか?」

 

 

エレン「アイツ?」

 

 

 

 

XIII機関の一人は不適に笑う

 

 

 

 

「お前の知ったことではないか。まぁ、精々力をつけることだな?エレン」

 

 

 

そう言うと、またもや闇に包まれ消える

 

 

 

エレン「消えた……」

 

 

レミリア「エレン、さっきの奴は一体何者?」

 

 

エレン「分からない。だが、ⅩⅢ機関、俺達の敵という事は分かる」

 

 

霊夢「アイツのあの話し方。明らかに私達の事を馬鹿にしている感じね」

 

 

魔理沙「まあ、普段の敵もこんなもんだろ?だが、今回の私もイラッとしたわ」

 

 

 

レミリア「でも、今のでまた謎が深まったわね……」

 

 

 

その時、キーブレードが光り輝く。

 

 

 

エレン「な、なんだ!?」

 

 

レミリア「キーブレードが光っている!?」

 

 

 

すると、エレン達の頭上から鍵穴が現れる

 

 

 

エレン「なんだこれ?まさか……」

 

 

 

エレンはキーブレードを鍵穴に向けて光を放つ

 

 

そして、ガチャリという音と共に消える

 

 

 

 

エレン「やっぱり……」

 

 

霊夢「どうしたのよ」

 

 

エレン「恐らく世界は俺達を呼んでいる!行かないと!」

 

 

レミリア「ホロウバスティオンの復興なら任せて。あなた達は旅をしなさい」

 

 

魔理沙「おう!また戻ってくるぜ!!」

 

 

エレン「ああ、ありがとう」

 

 

レミリア「ただ、その前にあなた達に紹介したい子がいるの」

 

 

エレン「紹介したい人?」

 

 

 

レミリア「ええ、付いてきて」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3人はレミリアについて行くとそこにはコンピューターがあった

 

 

 

 

エレン「これは?」

 

 

レミリア「ここはホロウバスティオンを管理する機械よ。そしてこの中にいるのは…」

 

 

「はじめしてミナサン」

 

 

 

 

画面に現れたのはフリル付きのピンクのスカート姿とステッキを携えた魔法少女風のファッションをしたウサギだった

 

 

 

 

「あちしはウサミでしゅ!よろしくでしゅ!」

 

 

 

エレン「しゃ、喋った!?」

 

 

 

霊夢「へぇ、こんなのもいるのね」

 

 

 

魔理沙「可愛いぜ!」

 

 

 

レミリア「彼女は私が作った人工知能のAIよ」

 

 

 

ウサミ「ミナサンの事はレミリアさんから知ってましゅ!これからあちしはミナサンのサポートをするのでよろしくでちゅ!」

 

 

 

レミリア「この子はこの端末でサポートできるから何かあったら頼るといいわ」

 

 

エレン「サポートしてくれるのか、助かる」

 

 

レミリア「それじゃ、私はホロウバスティオンの復興に戻るから。頼んだわよ」

 

 

霊夢「まかせときなさい」

 

 

レミリア「それと……気をつけて」

 

 

こうして、エレン達は新たな仲間?であるウサミを加え、世界の旅で出たのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、遠くからその様子を見ていた人物がいた。

 

 

 

それはかつて、エレン達と共に共闘したサーヴァント。

 

 

英雄王ギルガメッシュ。

 

 

ギルガメッシュ「ククク、奴らは実に面白い。世界を救うなどとは馬鹿らしいと思っていたが、奴らが来るなら我も動くとしよう」

 

 

そう呟くと、彼はまた英霊となり姿を消した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

to be Continue

 

 

 

 

 

 







さぁ、本格的に新たな世界へ出発です。

次回の世界は絶賛3期が放送される爆裂魔法的な世界です。

5月20日に投稿予定お楽しみに
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