前回のあらすじ
新たな世界に降り立ったエレン達。
そこでは海に覆われる大海賊時代の世界でハートレスに襲われている麦わらの一味を発見し共闘するエレン達。
しかしなんと、その世界ではエレンはお尋ね者となっており、海軍に襲われることになった。
その後、黒ひげと名乗る海賊がハートレスを使い、ウソップを人質に取られ、エレンとルフィは黒ひげの乗る海賊船に突撃することになる。
甲板の上で剣を持つハートレス達をキーブレードで蹴散らしていくエレン。
ルフィ「ゴムゴムの……ジェットピストル!!!!」
エレンに続くルフィの一撃が、ハートレスの達を一気に吹き飛ばす。
霊夢「大体は片付いたかしら?」
魔理沙「よし!ウソップを助けに行くぜ!」
ブルック「ところでウソップさんは一体、どこに連れされたんでしょうか?」
ロビン「ウソップの事だから、敵に囚われても一人で抜け出せそうだけど…」
ゾロ「いや、そんなに油断できない船だ。取り敢えず手分けして探すぞ」
ルフィ「なら、俺は先に行く!」
そう言ってルフィは、勢いのまま船の中へ突入して行った。
ジンベエ「ルフィくん!一人で行くのは危険じゃ!」
エレン「仕方ない…。後を追う」
そう言うと、エレンもキーブレードを担ぎながら船の中へ入って行く。
ロビン「私もルフィの後を追いかけるわ」
ゾロ「なら、俺はここを引き続き見張る。またアイツラが現れるかもしれないし」
魔理沙「おい霊夢!私等も後を追うぞ!」
霊夢「ええ!急ぐわよ!」
ルフィは勢い良く船内への扉を開け中に入ると、そこには通路が続いていた。
ルフィ「黒ひげの奴!一体、どこにいるんだ?!」
苛立つ気持ちを抑えながら、通路を進んで行く。
すると、通路の先から人が歩いて来るのが見えた。
黒いコートを着た青年ベルトルトだった。
ルフィ「おいお前!ウソップはどこだ!!」
ベルトルト「誰のことが分からないけど、君を足止めさせる」
そう言うと、ベルトルトはキーブレードを手に持つ。
ルフィ「その武器!?エレンの奴と似てる!?」
ベルトルト「行くよ?海賊!!」
そう言うとベルトルトはキーブレードを振りかざし、ルフィに斬りかかった。
ルフィ「んにゃろ!邪魔するなら容赦しねぇ!!ゴムゴムのピストル!!」
ルフィの拳がベルトルトに殴りかかるがキーブレードで受け流し、斬り掛かる。
ルフィ「くっ!?なんだこの力!?」
ベルトルト「フッ」
更に力を込めると、ルフィは壁に吹き飛ばされる。
ルフィ「くっ!強い……な、なんか力が弱くなったような…」
ベルトルト「ここの世界は悪魔の実を食べたものは水に弱いと聞いたが、本当だったみたいだね?」
ルフィ「くっ!」
ベルトルト「僕は、水を操る力を持ってるのさ!」
ルフィ「何!?能力者!?」
ベルトルトはキーブレードを前に突き出す。
すると、キーブレードの先端から水の斬撃が放たれ、ルフィを襲うが間一髪避け、その衝撃により水が弾け濡れる。
ルフィ「くそっ!」
次の瞬間、ベルトルトはルフィの懐に入りキーブレードでトドメを刺しに来た。
ルフィ「うわっ!!」
間一髪キーブレードを避けたルフィだが、水で濡れた床のせいで足を滑らせる。
ベルトルト「終わりだ!!」
ルフィ「うわぁ!」
その時だった。ベルトルトの背後からエレンが現れ、容赦なくキーブレードを振りかざすと、ベルトルトのキーブレードがそれを防いだ。
ベルトルト「っ!エレン!」
エレン「よぉベルトルト!!ホロウバスティオン以来だな!!」
エレンは力任せにベルトルトを押す。
しかし、ベルトルトはエレンを押し返し、距離を取る。
エレン「逃がさねぇぞ?」
ベルトルト「ここで君と争うことになるなんてね…」
ルフィ「エレン?」
エレン「ルフィ、ここは任せて先にいけ」
ルフィ「すまねぇ!任せた!」
ベルトルト「行かせるか!」
ルフィの後を追う為、走りだそうとするがベルトルトから複数の腕が生え動きを止める。
ベルトルト「っ!なんだこれは!?」
ロビン「船長の邪魔はさせないわ」
霊夢「っ!ベルトルト!」
魔理沙「お前、この世界に来てたのか!?」
ベルトルト「っ!邪魔者が増えたか…」
エレン「行け!ルフィ!!」
ルフィは、その場から走り去りウソップを探しに行った。
エレン「ロビンもルフィを追いかけろ。ここは俺達の出番だ」
ロビン「ええ。わかったわ」
そう言うと、ロビンもルフィの後を追いかけていった。
ベルトルトはエレンを睨みつける。
ベルトルト「エレン……やっぱり君が邪魔をしに来たのか……」
エレン「そういうお前達、ⅩⅢ機関は何を企んでる……?」
そう言うと二人は身構えるのだった。
魔理沙「喰らえっ!恋符マスタースパーク!!」
魔理沙の放った魔力が一直線にベルトルトに向かう。
ベルトルト「っ!なんの!」
キーブレードから光線を放ちマスタースパークをかき消す。
霊夢「なら、これはどう?夢想封印!」
霊夢は、ベルトルトの周りにお札をばら撒き、そこから光弾が放たれる。
ベルトルト「っ!こんなもの!」
放たれた光弾と光がぶつかり合い相殺した。
魔理沙「へぇ!やるじゃねぇか!」
霊夢「流石は特別なノーバディってことね……」
エレン「だが、相手が悪すぎたな……」
ベルトルト「エレン、このまま僕達に歯向かってていいのかい?」
エレン「どういうことだ?」
ベルトルト「君が僕たちの邪魔をすれば君の大切な人が傷つくことになるってことだよ」
エレン「……まさかミカサは…」
ベルトルト「君の大切な人は今頃、どうなっているのかな?」
エレン「貴様ぁ!!」
エレンが怒りに任せて攻撃を仕掛けようとキーブレードを突き出す。
ベルトルト「そうだ!もっと怒れ!怒りが力を更に増す!」
エレン「黙れ!!」
ベルトルトがキーブレードで、エレンの一撃を防ごうとした時……。
霊夢「夢想天生」
霊夢のスペルカードが発動し、周りから色とりどりのお札が現れベルトルトを襲う。
魔理沙「今だ!喰らえっ!!」
魔理沙も再び、マスタースパークを放った。
しかし、それすらもキーブレードを使い防ぎきってしまうベルトルト。
ベルトルト「小賢しい!」
エレン「よそ見をするなっ!!」
エレンはベルトルトの腹部に蹴りを喰らわせ、吹き飛ばす。
ベルトルト「がはっ!」
エレン「今のお前じゃ俺達には勝てねぇよ!」
魔理沙「けど、私と霊夢の技まで防いじまうな…。かなり厄介だ」
霊夢「普通の攻撃じゃ、ノーバディには通用しないってことかしらね」
エレンはキーブレードを再度構える。
エレン「さてと、そろそろ本気を出していこうか?」
ベルトルト「悲しいけど、君とはまだ決着は先になりそうだ」
エレン「逃げる気か!?」
ベルトルト「ここで君を倒すのは容易いけど、ここは退くとしよう。機関の目的はもう君じゃないからね」
エレン「何だと?」
ベルトルト「後は奴等に託すよ。それじゃあね」
そう言うと、ベルトルトは闇の回廊を開き姿を消した。
エレン「ちっ!」
霊夢「どうやら、まだ何か企んでるみたいね…」
魔理沙「ああ……それより!ルフィと合流しないと!」
エレン「行くぞ…」
ルフィ「ウソップ!どこにいるんだ!!」
ロビン「ルフィ!闇雲に進むと危ないわ!」
ルフィ「ロビンか!ウソップは見つかったか?」
ロビン「いいえ、でもきっと近くに居るはずよ」
ルフィ「そうか……ん?あれは?」
ウソップ「おーい!!ルフィ!!」
ルフィ「ウソップ!?無事だったのか?!」
ウソップ「ああ!この通り!!」
ロビン「無事で良かったわ……」
ルフィ「よし!ウソップも見つかったし、ナミ達の所に戻るぞ!」
ウソップ「わかった!」
ロビン「ところで黒ひげはどうしたの?」
ウソップ「それがよ黒いコートを着た奴と戦ってやられちまってさ…?」
ルフィ「っ!黒いコートに会ったのか!?」
ウソップ「ああ、そいつがすげぇ強くて……けど、俺を逃がしてくれたんだぜ?」
ロビン「船長、あなたと戦った人物とは別の可能性があるわね?」
ルフィ「一体、何がどうなってるんだ?」
と、その時船内が揺れ始める。
ルフィ「なんだ!?」
ウソップ「もう、この船もやばそうだな……」
ルフィ「よし!サニー号に戻るぞ!」
三人は、急いでナミ達のいるサニー号の元へ戻る。
一方その頃甲板ではゾロとブルック、ジンベエ達がハートレスと相手をしていた。
ゾロ「三刀流!鬼斬り!!」
ゾロは三刀流で次々とハートレスを斬り捨てていく。
ジンベエ「魚人空手!唐草瓦正拳!!」
ブルック「ヨホホホ!!私も負けてられませんね!」
その時、船が大きく揺れる。
ゾロ「うぉ!?」
ジンベエ「な、なんじゃ!?」
船内からウソップとルフィが出てくる。
ウソップ「おーい!お前ら!」
ジンベエ「おお?!無事だったか!」
ゾロ「おい、エレン達はどうした?」
その時、帆の支柱が倒れルフィ達に襲い掛かる。
ブルック「おぉ!?これはまずいですよ!!」
ゾロ「ちっ!どうなってやがんだ!?」
ルフィ「ひとまずサニーに戻るぞ!」
ルフィ達は船から飛び降り、サニー号に着地する。
ナミ「戻ってきたわね!」
フランキー「大丈夫かお前ら!?」
ルフィ「おう!ウソップは無事だけエレン達が!」
すると、空からエレン達が落ちてきた。
エレン「くっ!」
ルフィ「おい、どうしたその怪我!?」
魔理沙「くっ…まさかだったな…」
ロビン「なにが?」
霊夢「あの船を見なさい…」
霊夢の言葉で黒ひげが乗っていた船をルフィ達が見る。
すると、先程までの船が変形し、手をはやした。
フランキー「こいつはまさか!?」
エレン「ああ…あの船自体ハートレスそのものだったんだ…」
ウソップ「そ、そんな……!」
その時、船から手が伸びエレン達に襲いかかってくる。
フランキー「おいおいマジかよ!」
ジンベエ「むう……まさか船自体が怪物だったとは……」
ゾロ「なら、倒すまでだ!」
エレン「ああ、アイツを倒さないと他の人まで危害が及ぶ」
ルフィ「お前ら!行くぞっ!」
エレン、ルフィ、ゾロ、サンジが跳躍しハートレスに攻撃を仕掛ける。
サンジ「ディアブルジャンブ!!」
サンジが回転しながら蹴りを放ち、ハートレスの胴体にヒットさせる。
すると、ハートレスは両手から水流を発射する。
ゾロ「三刀流!鬼斬り!!」
ゾロが三刀流の連続斬りで水流を防ぐ。
ルフィ「ギアサード!武装色硬化!」
ルフィがギアサードを発動し、ゴムの拳を硬化させ殴り掛かる。
ルフィ「ゴムゴムのエレファントガンッ!!」
ルフィの一撃がハートレスにヒットする。
しかし、3人の攻撃にハートレスはビクともしなかった。
ナミ「効いてない!?」
フランキー「流石に規模が違うからか?」
ウソップ「どうするんだルフィ!!」
エレン「くっ!どうすれば…!」
その時、ハートレスがゾロに襲い掛かる。
ゾロ「っ!」
刀で防御を取るが吹き飛ばされてしまう。
ゾロ「ぐはっ!」
ルフィ「ゾロっ!」
すると、ゾロの刀の一本がエレンの手元に飛んでいった。
エレン「っ!ちょっと借りるぞ!!」
エレンは刀とキーブレードの二刀流で構える。
そして、ハートレスの両手から水流が放たれる。
エレンは向かってくる水流を刀で斬り落とす。
フランキー「あの水圧の攻撃を防いだ!?」
ウソップ「すげぇ……」
サンジ「本当に何者なんだアイツ」
エレン「喰らいやがれっ!」
エレンは二本の武器に力を溜め、ハートレスの両腕を切断する。
ハートレス「っ?!」
ルフィ「よしっ!俺だってっ!!」
武装色の覇気を纏い硬化した腕に空気を入れるルフィ。
ルフィ「ギアフォース!!」
煙が晴れ中から風船のように膨らんだルフィの姿が現れた。
ルフィ「ゴムゴムのコングガンッ!!」
ルフィの一撃がハートレスの胴体にヒットし、大きく吹き飛ぶ。
しかし、ハートレスは体勢を立て直し、雄叫びを上げ巨大な大砲を出現させる。
狙う先はエレンとルフィの2人。
エレン「一気に決めるぞ!」
ルフィ「おう!」
ハートレスは大砲から巨大な砲弾を放つ。
エレンとルフィは空中で最大限の攻撃を放つ。
エレン「メガフレアッ!!」
ルフィ「ゴムゴムのキングコング…ガンッ!!」
2人の渾身の一撃が砲弾を迎撃し、大爆発が起きた。
ジンベエ「うおっ!!」
フランキー「なんて威力だよ!」
ルフィ「はあ……はあ……やったか?」
爆風が収まり煙が晴れると共に空中に浮いていたハートレスが海に落ちていった。
そして、沈んでいくハートレスから1つのハートが浮かび上がり消滅する。
ルフィ「やったか…」
力尽きたのかルフィは海へ落ちる。
そこにエレンが駆けつけルフィを受け止める。
エレン「ルフィ!大丈夫か?」
ルフィ「おう……悪ぃな……」
エレン「いや、お前のお陰だ……ありがとう」
すると、箒に乗った魔理沙がエレンとルフィを掴む。
魔理沙「キャッチしたぜ?」
エレン「サンキュー」
魔理沙「しっかし、良くやってくれたぜ?」
エレン「ああ……本当にな……」
こうして、回収されたエレンとルフィはサニー号に降り立つ。
チョッパー「ルフィ!エレン!やったな!」
サンジ「お疲れだ二人共」
エレン「ゾロ、この刀返すぜ…」
ゾロ「おう……」
フランキー「にしてもよくもまあ、ここまで戦えるもんだな?」
ブルック「ヨホホホ、ルフィさんはともかくエレンさんは流石といったところですかね」
ナミ「ほんと、あんた何者なの?」
エレン「さあな……俺も知りたいぐらいだ」
ルフィ「それよりよ、アレしようぜ?」
魔理沙「アレって?」
「「宴だ!!」」
こうして、サニー号ではエレン達と麦わら一味による宴が繰り広げられていた。
エレン「ビンクスの酒を 届けにゆくよ!」
霊夢「海風気まかせ 波まかせ」
魔理沙「潮の向こうで 夕日も騒ぐ」
エレン、霊夢、魔理沙「空にゃ 輪をかく鳥の唄」
ルフィとエレンは料理を食べ楽しみ、霊夢とゾロは酒を飲み、魔理沙はチョッパーやウソップ達と騒いでいた。
エレン「さよなら港 つむぎの里よ」
霊夢「ドンと一丁唄お 船出の唄」
魔理沙「金波銀波も しぶきにかえて」
麦わら一味「おれ達ゃゆくぞ 海の限り」
ウソップ「そういや、エレン。俺を助けてくれた人お前の知り合いなのか?」
エレン「?何の話だ?」
ウソップ「いや、実はよ黒ひげから救ってくれた黒いコートを着た奴が現れてよ」
魔理沙「え!?」
エレン「おい、何の冗談だ?」
ウソップ「いや、冗談じゃねぇよ!その黒コートの奴が俺を逃がしてくれたんだよ!」
ロビン「エレン、私は少なからずルフィを襲ったあの青年とは別の人物と考えられるわ」
エレンは考えていた。
黒いコートを着た奴がウソップを助けた…。
でも、ⅩⅢ機関ならそんなことするわけがない……。
エレン「なぁ、その黒コートってどんな奴だった?」
ウソップ「うーん……なんか無愛想な感じだったな?」
魔理沙(無愛想?)
ウソップ「でもよ、俺を助けてくれた時に『エレンによろしく』的な事を言ってたからよ」
エレン「因みにそいつの顔とかは見たのか?」
ウソップ「えっとよ…金髪で碧眼は見えたな?」
エレン「………」
ウソップ「おい、エレンどうしたんだよ?」
霊夢「エレン?」
エレン「そういうことか…アイツ元気だったんだな…」
魔理沙「アイツ?」
エレン「ああ、懐かしい奴さ……アイツはきっとどこかで生きてるって信じてたからな」
霊夢「え!?まさか…」
ウソップ「……まぁ、いい奴なんだろな……」
ウソップはそう言うと酒を飲みに行った。
エレンは海の地平線を眺める。
エレン「俺達を助けてくれたんだな?…………アルミン」
そう言ってエレンはルフィ達と夜が明けるまで宴を続けたのであった。
闇の回廊が開き中から出てきたのはボロボロになった黒ひげだった。
言峰「どうやら負けたみたいだな黒ひげ」
黒ひげ「ゼハハハ……まさか、アイツに遭遇しちまうとはな…?」
無惨「アイツ?」
黒ひげ「かつて1年前お前達が利用していた少年だ…」
フリーザ「それは…つまり…?」
言峰「生きていたのか…アルミン・アルレルト…」
黒ひげ「ああ、だがあの気迫は尋常じゃなかったな……俺の力ですら捻じ伏せられたぜ…」
言峰「ほう……それは面白い」
黒ひげ「それより早く報告しねぇとな……」
無惨「見つけたのか奴等の居場所を…!」
黒ひげ「ああ、ⅩⅢ機関の本拠地を見つけたぞ…」
ホロウバスティオンの紅魔館。
レミリアの前に現れた客人の対応をしていた。
咲夜「どうぞ紅茶です」
「あぁ、ありがとう……」
その人物はカップを取り紅茶を飲む。
レミリア「それで、今日はどのような用件で?調査兵団団長、エルヴィン・スミス」
エルヴィン「エレン・イェーガー。彼に話をしたくてな?」
to be Continue
次回9月15日に投稿
あのドタバタする万屋3人組の世界です。
お楽しみに