紅魔館の庭園に連れてこられたエレン達
そこにはブロックで作られた飛行機のような乗り物がある
エレン「これはなんだ?」
レミリア「これはグミシップ。世界に移動するのに必要な乗り物よ」
霊夢「アンタ、こうなる運命が見えて準備したんじゃないの?」
レミリア「私に見えるのは運命だけじゃないわ。未来も見えるのよ」
咲夜「お嬢様が用意したこのグミシップにはいろんな機能が備わっているので後ほど確認してみて下さい」
エレン「分かった」
レミリア「まずはどこに行くの?」
エレン「うーん、検討もつかない」
魔理沙「なぁ?キーブレードで何か分かんじゃね?」
エレン「キーブレードで?」
そう言うと、エレンはキーブレードを出す
そして、キーブレードが震えだしエレンの手を動かす
エレン「わっ!なんだ!?」
エレンはキーブレードを空に向ける
すると、キーブレードから光が放たれる
その光の先にはかつて、アニが開いてくれたゲートとと同じものだった
エレン「もしかして、あれが他の世界に通じるゲートってやつか?」
レミリア「どうやら、心配なさそうね。じゃあ、気を付けてね。キーブレードの勇者とその仲間たち」
レミリア達は見送る こうして、エレンの旅が始まったのだ
グミシップに乗ったエレン達は窓から外の世界を見つめる
魔理沙「これが外の世界なのか…」
霊夢「なんか魔理沙子供みたいね」
魔理沙「んだと!!?」
エレン「仲がいいんだな?」
霊夢「えぇ、まぁ……腐れ縁みたいな感じかしら?」
エレン「そうなのか」
魔理沙「とりあえずだ、これからどこに向かうんだ?」
エレン「そうだな……」
再びエレンの持つキーブレードが光出す
エレン「また、何か起こるのか?」
すると、新たな文字が表示されていた
『鬼の世界』
魔理沙「鬼の世界?桃太郎とかの世界的な?」
霊夢「なんでそんな所に行きたがるのよ!!」
エレン「分からない。でも、俺の心がそこに行けと言っている気がするんだ」
魔理沙「まぁ、行ってみるしかないんじゃないか?」
霊夢「仕方ないわね。行きましょう」
エレン「ありがとう。二人とも」
こうして、グミシップは再び動き出した
目的地に着いたエレン達は山の中を歩いていた
魔理沙「なんかうす気味悪くないか?」
霊夢「そう?私達が解決した異変よりかはマシな雰囲気よ」
エレン「夜だから、そんなもんだろ?」
霊夢「アンタ、順応早いわね……」
魔理沙「おい!!誰かいるぜ!!!」
そこには、角が生えた大柄の男がいた。
男はこちらに気づいたようだ
エレン「お前は何者だ?」
男はニヤリと笑う
男「俺は鬼と呼ばれる存在だ」
エレン「鬼だと?」
鬼「そうだ。お前たちを食ってやる!!!」
鬼はいきなり攻撃してきた
エレンはキーブレードを出し対抗しようとする
だが、それよりも早く魔理沙が動く
魔理沙「恋符・マスタースパーク!!」
魔理沙の魔法は鬼に当たる
鬼「くそっ!!ただの人間が調子に乗りやがって!!」
今度は魔理沙に向かっていく
魔理沙「効かない!?」
エレン「待てっ!!!」
エレンはキーブレードを構えて立ち向かう
そして、エレンは鬼の攻撃を受ける
エレン「ぐあっ!!」
地面に叩きつけられるエレン
魔理沙「エレンっ!!」
鬼「なんだ?もう終わりか?」
倒れているエレンに近寄る鬼
その時、霊夢の陰陽玉が飛んでくる
霊夢「神技・八方龍殺陣!!」
八つの方向に飛び交う弾幕が鬼を襲う
鬼「なっ!?」
霊夢「今のうちに逃げるわよ!!」
エレンを抱えて走る霊夢
魔理沙「おい!ちょっと待てよ!」
急いで追いかける魔理沙
三人は逃げたのであった…
魔理沙「ったく、なんだよここは…」
霊夢「どうやら、この世界はあの鬼とかいうやつが支配している世界なのかもね…」
エレン「アイツ…俺達を食べるって言ったよな?ってことは、あのまま負けてたら…」
霊夢「確実に奴の胃袋の中ね」
考えただけでエレンは背筋をゾッとするのであった…
魔理沙「というか、この世界の住人の格好はこんなものなのか?」
俺達はこの世界に降りたときに衣装が変わったのだが
今着ている服は全身黒い服装で背中には「滅」と書かれており、腰には見たことない剣を携えていた
霊夢「まぁ、確かに少し変よね。ここがどんな世界かもわからないし……」
すると、遠くから何かが走ってくる音が聞こえる
魔理沙「なんだ!?」
それは、さっきの鬼だった
霊夢「どうやら、人間よりかは足はかなり早いみたいね」
鬼「やっと追いついたぞ。さっきみたいな術はもう通じないからな!!」
エレン「なら、こっちも本気で行くぞ!」
その瞬間、また誰かが走ってくる音がしたと同時に…
「水の呼吸…壱ノ型……水面斬り!!」
とある水のような斬撃が鬼を襲う
鬼「何!?」
エレン「誰だ!?」
すると、一人の少年が立っていた
その人物は俺達と同じ服装で色は茶色だが、その上に緑と黒の羽織っており、耳飾りをしていた。
「ここは俺に任せてください!」
そう言って鬼の方へと走り出す
魔理沙「あいつ一人で大丈夫なのか?」
霊夢「まぁ、なんとかなるでしょ?」
エレン「でも、俺達の味方なのだろうか?」
霊夢「まぁ、そんなこと気にしてても仕方がないわ。とりあえず、様子を見ましょう」
エレン「分かった」
鬼「おいおい、お前一人じゃ勝てねぇよ。俺様は鬼の中でも強いんだぜ?」
「そんなの関係ない!!自分の成すべきことをするだけだ!!」
そう言いながら、鬼に突っ込む
エレン「あれは……」
鬼「くらえっ!!」
手を振りかざすと、爪が伸びて襲い掛かる
だが、それを軽々と避けて刀で攻撃していく
鬼「ちぃっ!!」
「水の呼吸……肆ノ型 打ち潮!!」
鬼「っ!!」
鬼は首を切り落とされ倒された
魔理沙「おっ!倒したか?」
霊夢「アイツ、なかなかやるじゃない」
エレン「すげぇ……」
すると、少年はこちらに近づいてきた
「大丈夫ですか?」
エレン「ああ、ありがとう。助かったよ」
「いえ、当然のことをしたまでです」
魔理沙「なぁ?お前は何者なんだ?」
「俺は竈門炭治郎と言います。あなた方は?」
エレン「俺はエレン。そしてこっちが……」
魔理沙「霧雨魔理沙だぜ!」
霊夢「博麗霊夢よ。よろしくね」
炭治郎「霧雨さん、博麗さんですね?ところで、エレンさんって外国の方なんですか?」
エレン「えっと…俺は別のせ……痛っ!」
突如、霊夢にげんこつを喰らうエレン
エレン「何するんだ!?」
霊夢「世界の秩序!!もう忘れたの!?」
エレン「あっ!!そうだった……」
炭治郎「?」
霊夢「まぁ、なんていうかこいつ留学生でね!で、私達が面倒をみてるのよね」
炭治郎「そうなんですね!外国の方も鬼殺隊のことをご存知とは」
魔理沙「鬼殺隊?なんだそれ?」
炭治郎「鬼を殺すために組織された組織です!その格好をしているってことは鬼殺隊の方だと思ったのですが…」
魔理沙「へー。物騒な連中もいたもんだな」
霊夢「えっとね…実は私達、最近入隊したばっかりでね!色々と分からないことばかりなもので!えへへー」
炭治郎「新人の方だったんですね!それなら仕方ないです!」
エレン「待てよ?炭治郎がその組織に入ってるなら、その格好は…」
炭治郎「ええ、鬼殺隊の制服でもある隊服です」
霊夢「なるほど、だからここに来たときに私達はこんな格好だったのね」
魔理沙「納得したぜ」
エレン「それはそうと、炭治郎はなんで鬼殺隊にいるんだ?」
炭治郎「実は……」
エレン「そうか……妹が鬼になってしまったのか……」
炭治郎「はい……それで、家族を人間に戻す方法を探す為に鬼殺隊に入ったのです」
魔理沙「なんか悲しい話だな」
霊夢「私、初めて感動したかも…」
エレン「俺もだよ」
と、その時四人の上空にカラスが飛んでいた
耳を澄ますと何か喋ってるみたいだ
カァ~、カァ~、召集、召集!!
霊夢「あら、何の召集?」
魔理沙「次はどこに行くんだ?」
カァ〜、カァ〜、炎柱が黒い影と戦闘中!至急、援護に迎え!至急、援護に迎え!
炭治郎「煉獄さんが!?」
エレン「黒い影…まさか!?」
魔理沙「ハートレスだな!」
霊夢「行くしかないわね!」
エレン「あぁ!行こう!」
こうして、俺達はまた戦いに向かうのであった……
俺達はカラスの後についていく しばらくすると、森が見えてきた
魔理沙「おいおい……こんなとこで戦えるのか?」
霊夢「とにかく、急ぎましょう!」
俺達は森の中へと入っていく
エレン「これは!?」
そこには、木が倒れており地面が割れていた
魔理沙「まるで、戦場みたいだな」
と、その時俺達を囲むようにハートレスが出現する
炭治郎「黒い影!!」
霊夢「どの世界でもこいつらはいるのね」
魔理沙「エレン、準備はいいか?」
エレン「ああ!」
そう言うと、エレンはキーブレードを出し戦闘態勢に入った
それを合図にハートレス達が一斉に襲いかかってくる
炭治郎「水の呼吸……参ノ型……流々舞い!」
炭治郎の素早い剣さばきでハートレス次々と倒していく だが、一匹だけ逃げられてしまう
霊夢「逃さないわよ!!」
お札を投げるが避けられてしまう
エレン「くそっ!あんなハートレス見たことないぞ……」
ハートレスは空を飛んで逃げる
魔理沙「あいつ……速いぞ!!」
炭治郎「追うしかありません!!」
ジャキンッ!!
その時だった…
空を飛んでたハートレスが、赤い炎の斬撃によって消滅した
エレン「なんだ!?」
空を見上げると一人の男性が浮いていた
炎を思わせる焔色の髪と眼力のある瞳が特徴の人物が赤い炎のような剣を持っていた
その男は着地しこちらに近づいてくる
「うむ!黒い影の集団を追ってみれば…まさか、竈門少年に再会するとは」
炭治郎「煉獄さん!」
エレン「あれが、炭治郎が言ってた……」
魔理沙「あの男が炎柱なのか?」
霊夢「なんか、強そうだわ」
煉獄「む?竈門少年、この方たちは?」
炭治郎「はい、こちらはエレンさんと言いまして、外国の方です。そして、霧雨さんと博麗さんと言います。そして、そちらの方は……」
煉獄「俺は鬼殺隊・炎柱……煉獄杏寿郎だ!」
魔理沙「私は霧雨魔理沙だぜ」
霊夢「私は博麗霊夢よ」
煉獄「よろしく頼む!ところで、エレンという方が持っている鍵みたいな武器は一体?」
炭治郎「ええっと…」
エレン「俺も分からないんだ」
炭治郎「え?」
エレン「気づいたら持ってたんだ」
煉獄「そうか……まぁ、細かいことは気にしないでおくとしよう!!それより、黒い影の討伐が先決だな!」
霊夢「えぇ、そうね」
魔理沙「よっしゃー!やってやるぜ!」
炭治郎「行きましょう!」
こうして、俺達はまた戦うことになるのであった……
エレンはキーブレードを構えて戦闘態勢に入る
魔理沙は八卦炉を構える
霊夢は御幣を取り出して構える
炭治郎と煉獄は日輪刀を抜く
そして、ハートレス達が一斉に襲いかかる
エレン「はぁぁぁぁ!!!」
エレンはキーブレードを振り回す
魔理沙「恋符『マスタースパーク』!!」
ドォンッ!!
霊夢「霊符『夢想封印』!!」
ドンッドンドンドーンッ!!!
炭治郎「水の呼吸……壱ノ型……水面斬り!!」
ザシュッ!!
煉獄「炎の呼吸……弐ノ型……昇り炎天!!」
ズバッ!!
エレン達の活躍により、ハートレスが次々と倒されていく
霊夢「これで最後ね!」
魔理沙「いっけーっ!!」
霊夢と魔理沙が最後のハートレスを倒した
エレン「よし、倒したな」
炭治郎「やりましたね!」
煉獄「うむ!見事だ!」
エレン「ところで、いつからハートレスが出るようになったんだ?」
煉獄「ハートレス?さっきの黒い影のことか?」
霊夢「ええ、そうよ。私達はあいつらを退治するのが任務なの」
煉獄「なるほど。だから、君達は俺の知らない戦い方をしてるんだな!!」
魔理沙「へへんっ!」
煉獄「だが、気をつけろ!奴らはどこにでも現れる!ここ最近、黒い影の影響で多くの隊員が行方不明になってる」
霊夢「やっぱりね」
魔理沙「やれやれだぜ」
エレン「ハートレスを操ってるのはハートレスじゃないのか?」
煉獄「恐らくな」
炭治郎「そういえば、ハートレスって何者なんですか?」
エレン「人の心を喰らう奴らだ。奴らに心を喰らうことは死を意味する…」
煉獄「心を喰らうか…ならば、心を燃やせば喰われはしないだろう!」
炭治郎「はい、俺達は必ず妹を元に戻します!!」
煉獄「うむ!その意気込みだ!」
炭治郎「ありがとうございます!」
エレン「とにかく、行方不明になってる隊員達を探すか…」
煉獄「それなら心配ない。居場所なら突き止めてる!」
魔理沙「仕事はやっ!!」
煉獄「では、行くぞ!!」
俺達は煉獄の後についていく
煉獄「うまいっ!うまいっ!」
霊夢「うん!この蕎麦おいしい!」
煉獄の後をついて到着したのは田舎町のとある蕎麦屋さんだった…
魔理沙「おい、私達は何をしにここへきたんだ?」
煉獄「うむ!この辺りに黒い影がいるという情報があってな!ここの蕎麦屋は来る途中で会った女性に聞いたのだ!」
炭治郎「そうなんですか……」
煉獄「それにしても、こんなところに鬼が本当にいるのだろうか?」
その時、店の奥から店主が出てくる
「はい、お待ちどうさま」
店主は霊夢に蕎麦のおかわりを渡す
霊夢「親父さん、ここの蕎麦美味しいよ!!」
「そうかい!美人な女性にそう言ってもらえると嬉しいね」
魔理沙「店主さん騙されるなよ!こいつは天使の皮を被った悪魔なんだからよ!」
霊夢「それどういうこと魔理沙?」
魔理沙「お前はいつも食い過ぎだぜ!」
霊夢「いいじゃん!だって腹減るんだもん!それに煉獄さんが好きなだけ食べていいって!」
煉獄「腹が減っては戦は出来ぬというからな!親父さん!俺にもおかわりを!!」
炭治郎「あの~……」
霊夢・魔理沙「ん?」
エレン「そろそろ話を戻そう。俺達は行方不明になった隊員を探しに来たんだろ?」
霊夢「あっ!そうだった!」
炭治郎「もう……しっかりしてくださいよ」
煉獄「うまいっ!うまいっ!」
炭治郎「煉獄さんも食べてないで!」
ガララ
その時、店の入り口から鬼殺隊の一人が入ってくる
「炎柱、お食事中失礼します!」
煉獄「うむ!ここに来て座るがいい!親父さん、この方にも蕎麦を!」
「よ、よろしいのですか!?」
煉獄「ああ!俺とこの美人な女性にもおかわりを!」
霊夢「煉獄さん…一生付いていきます!」
エレン「霊夢…お前な…」
そして、エレン達は蕎麦を平らげいよいよ本題に移るのであった
「それで、ここ数日行方不明になった隊員達なのですが、どうやらこの田舎町のどこかにいるという情報が…」
煉獄「ふむ……行方不明になった隊員達の特徴は?」
「はい、全員男性です」
煉獄「なるほど。この町に詳しい人を知らないか?もしくは、その隊員達が連れ去られた目星がつく場所などあるか?」
「それなら、町外れの神社に行けば分かるかもしれません」
煉獄「分かった!すぐに行こう!」
霊夢「私達も行きましょう」
エレン「あぁ」
こうして、俺達は町外れにある神社に向かうのであった……
炭治郎「特に怪しい所はありませんが…」
エレン「霊夢、魔理沙。何か感じるか?」
魔理沙「おう、微かにだがハートレスの匂いがする」
霊夢「ええ、間違いないわ」
炭治郎「一体どこに……」
???「フッハハハッ!!」
突如として謎の声が響き渡る
炭治郎「誰だ!」
魔理沙「どこだ!」
エレン「っ!上だ!!」
すると、神社の屋根の上に鬼が現れた
鬼「ククク、久々の人間の匂い…食欲が増すぜ…」
エレン「お前が隊員達を拐った犯人なのか?」
鬼「まぁな、俺は影の鬼。ある人物の血と力を与えてくださったお陰で黒い影達を従える力を手に入れたのだ!」
霊夢「要するにあいつらの仲間ってわけね」
魔理沙「やれやれだぜ!」
エレン「行くぞ!」
炭治郎「はい!」
エレン「はぁっ!!」
エレンはキーブレードを振りかざす
ガキンッ!!
しかし、エレンの攻撃は弾かれてしまう
エレン「くっ……」
魔理沙「恋符『マスタースパーク』!!」
ドォンッドンッ
魔理沙は八卦炉を構えてマスタースパークを放つ
ドーンッ
魔理沙のマスタースパークは影の鬼に命中したかに見えたが……
影の鬼は一瞬にして消えてしまった
魔理沙「なにぃ!?」
霊夢「まさか、瞬間移動したの!?」
影の鬼「残念だったな……」
影の鬼は再び姿を現す
影の鬼「次はこっちの番だ……」
影の鬼は手から黒い光を出現させる
それと同時に空中を飛ぶハートレスが現れた
ハートレスは黒い光線を放ちながら攻撃してくる
エレン「ちっ!厄介だな!」
煉獄「俺に任せろ!!炎の呼吸 伍ノ型 炎虎!!」
ゴオオオッ
煉獄の放った技により、ハートレスは全て倒された
煉獄「よし!次だ!」
影の鬼「厄介なやつだな…よし!貴様も闇に飲み込まれろ!!」
煉獄の足元に黒色の液体が湧き出る
煉獄「なんだこれは!?」
ズブズブと煉獄は沈んでいく
炭治郎「煉獄さん!!」
炭治郎は煉獄を助けようとするが、ハートレス達によって妨害される
炭治郎「邪魔をするな!水の呼吸 弐ノ型 水車!!」
エレン「あれが原因で隊員が行方不明になってたのか!」
煉獄「うぉおおおっ!!」
煉獄は必死に抵抗する
炭治郎「煉獄さん!今助けます!」
炭治郎は煉獄に向かって走る
煉獄「来るな!!俺に近付くと巻き込まれてしまう!」
炭治郎「けど!」
煉獄「俺はここをなんとかする!竈門少年はエレン達を援護するんだ!」
炭治郎「そんな!」
煉獄「大丈夫だ!必ず戻ってくる!」
炭治郎「煉獄さん……」
その時、炭治郎の背後からハートレスが襲いかかる
ザシュッ!!
ハートレスの鋭い爪が炭治郎を襲う
炭治郎「ぐあっ!!」
霊夢「炭治郎!!」
霊夢達は炭治郎の元に駆け寄る
霊夢「大丈夫!?」
エレン「今治してやる!癒やしを!」
エレンは治癒魔法をかける
エレン「くそ出血が酷い傷口を塞がないと……それにあの影の鬼とか言う奴はハートレスを自由に操れるようだ……」
霊夢「どうすればいいの……」
影の鬼「もう終わりか?では、今度はこちらの番だ」
影の鬼はまた黒い光を発生させ黒の液体が煉獄を飲み込む
煉獄「くそっ!!」
煉獄は抵抗するが、身体の自由がきかない
煉獄(くっ……ここまでなのか……)
煉獄は諦めかけたその時……
霊夢「諦めるんじゃないよ!鬼殺隊の1番の実力者でしょ?!」
空中に浮いた霊夢が間一髪煉獄の手を握る
煉獄「博麗…すまない!!俺は諦めない!!」
影の鬼「無駄なことよ」
ハートレスはエレン達に襲い掛かる
魔理沙「私だって!負けられないんだよ!!」
魔理沙は渾身の魔力を込めて、マスタースパークを放つ
ドォンッ!!!
影の鬼「チッ!まだあんな力があるとは…」
エレン「お前の相手は俺だ!!」
影の鬼「お前は…まさか、例のキーブレード使いの勇者か!」
エレン「何?俺を知ってるのか?」
影の鬼「あぁ…だが、お前もここで殺してやる!!」
影の鬼は再び黒い光を発生させ、ハートレスと共にエレンに攻撃を仕掛ける
エレン「くっ!これじゃあ近づけない!」
影の鬼「フハハッ!これで貴様は死ぬ!!」
エレン「くっ!」
影の鬼「くらえっ!!」
エレンは死を覚悟して目を瞑る…
その時だった
煉 獄「炎の呼吸 奥義 玖ノ型 煉獄!!!」
ドオオオンッ!!
突如として現れた煉獄は影の鬼を一刀両断する
影の鬼「バカな……この私が……人間如きに……」
影の鬼は塵となって消えた
魔理沙「や、やった…」
霊夢「凄い……」
煉獄「無事か!みんな!」
エレン「炭治郎の出血が…」
煉 獄「竈門少年!聞こえるか?」
炭治郎「は……はい…!」
煉 獄「意識はあるな?なら、全集中の呼吸で出血を止めるんだ!落ち着いてやれば大丈夫だ!」
炭治郎「は…い…やってみます…!」
炭治郎は息を整える。深呼吸をして集中する
炭治郎の呼吸により、出血が止まる
炭治郎「すー、止血できました…」
煉獄「うむ!よく頑張ったな!あとは休め…さて、行方不明になった隊員を……」
その時だった。
何かの衝撃波が煉 獄に襲いかかる
煉獄「っ!?」
煉獄は咄嵯に防御したが、その威力は強く吹き飛ばされてしまう
煉獄「ぐわあああっ!!」
煉獄は神社の柱に叩きつけられる
炭治郎「れ、煉獄さん!」
エレン「一体なにが……」
後ろを振り返るとそこには巨大な鳥型ハートレスが現れていた
エレン「なんだあれは?!」
霊夢「見たことないわ!」
魔理沙「とにかくぶっ倒せばいいだけだぜ!」
炭治郎「皆さん気をつけてください!あの化け物は普通の敵よりも強いはずです!」
炭治郎は立ち上がる
炭治郎「俺も戦います!」
エレン「無理をするな!まだ完治していないだろ!」
炭治郎「お願いします!煉 獄さんの敵討ちをしないと…!!」
エレン「無茶するなよ!」
炭治郎「はい!」
エレン、炭治郎は武器を構える
ハートレス「グオオオッ!!」
ハートレスは大きな羽を広げながら飛び回る
炭治郎「くっ!速い!!」
エレン「攻撃が当たらない!」
ハートレス「グアアッ!!」
ハートレスは嘴を大きく開け、光線を放つ
ドーンッ!!
炭治郎「うわあああっ!!」
エレン「ぐぅううううっ!!」
2人は地面に倒れてしまう
ハートレス「ガアアッ!!」
ハートレスは霊夢、魔理沙に向かって突進してくる
霊夢「やばい来るわよ!」
魔理沙「どうすればいいんだ?!」
霊夢「とにかくやるわよ!」
霊夢は御札を投げスペルを発動する
霊夢「夢想封印!!」
無数のお札がハートレスを襲う
しかし、ハートレスは素早く避ける
霊夢「嘘でしょ?!」
ハートレス「グアアッ!!」
ハートレスは口から火炎放射を放ち、霊夢達を攻撃する
霊夢「きゃああっ!!」
魔理沙「熱っ!!」
エレン「くっ!なんてパワーだ!!」
ハートレス「グアウッ!!」
ハートレスはまた嘴を開き、黒い光弾を発射させる
エレン「くそっ!!」
エレンはキーブレードを盾に使いハートレスの攻撃を防ぐ
エレン「ぐあああっ!!」
ハートレスの強力な一撃にエレンは弾き飛ばされる
魔理沙「エレン!!」
ハートレス「グルルルッ!!」
ハートレスは再び黒い光を発生させる
エレン「マズイ!」
エレンはキーブレードを構え直し、ハートレスに立ち向かおうとする その時だった。
炭治郎「水の呼吸…弐ノ型…水車!!」
ジャキンッ!!
炭治郎の攻撃によりハートレスの胴体に大きな切り傷ができる
ハートレス「ギャオオオッ!!」
ハートレスは上空に飛び上がる
エレン「いいぞ炭治郎!」
炭治郎「俺が奴の動きを止めます!エレンさんはトドメをお願いします!!」
エレン「わかった!」
炭治郎、エレンは空高く舞い上がり、ハートレスに近づく
エレン「今だ!」
炭治郎「ヒノカミ神楽 円舞!!」
ドゴォン!!
炭治郎による一撃の攻撃で、ハートレスは気絶する
エレンは急降下し、ハートレスの脳天に一撃をお見舞いする
ハートレス「ギャオオオオンッ!!」
ハートレスは悲鳴を上げ、塵となって消える
エレン「やったぞ!」
炭治郎「やりましたね!」
霊夢「やったわ!」
魔理沙「やったぜ!」
4人が喜び合っていると、突如時間が止まったような感覚に陥る
エレン「これは……?」
辺りを見渡すと霊夢、魔理沙、炭治郎の動きが完全に静止されている
すると、背後から闇の回廊が開かれる
そこから黒いコートの人物が出てくる
エレン「お前は…トロスト区でライナー達の前に現れた時の!」
黒コート「どうだ?外の世界を楽しんでいるか?」
エレン「それに答えて何になる…」
黒コート「お前は何も知らない…いずれ、大きな代償になることも知らずに…」
そう言うと、黒コートは再び闇の回廊を開きゆっくりと歩きながら姿を消した
エレン「おい!待てよ!!」
エレンが闇の回廊に近付いた瞬間消えてしまう
そして、時間が動き出した
エレン「なにが起きたんだ……」
炭治郎「エレンさん……」
エレン「炭治郎……」
炭治郎「大丈夫ですか……」
エレン「あぁ……」
炭治郎「一体なにがあったんですか……」
エレン「わからない……」
霊夢「あんた達!それよりも煉 獄さん!」
魔理沙「そうだぜ!早く手当しないと!」
炭治郎「そうだ!煉 獄さん!」
炭治郎は急いで煉 獄の元に駆け付ける
煉獄は柱にもたれかかり、座り込んでいた
炭治郎「煉獄さーん!!」
煉獄「うぅ…よもやよもやだ…柱として情けない…」
炭治郎「喋らないでください!」
煉獄「君達は……無事なのか……良かった……!」
炭治郎「はい!全員無事です!」
煉 獄「ならば、急いで負傷している隊員達の手当をするんだ…俺なら大丈夫だ」
炭治郎「わ、分かりました!」
その後、エレン達は行方不明になった隊員達全員を救出し、応急処置に走り回ったのだった
エレン「これで全員救出できたな」
炭治郎「はい、本当によかった……!」
エレン「後は、事が収まるのを待つしかない…そういえば煉 獄さんは?」
煉 獄「俺なら大丈夫だ!」
エレン「回復が早いですね」
煉獄「うむ!俺は炎の呼吸を使う剣士だからな!」
霊夢「ふぅ、一時はどうなるかと思ったわ」
魔理沙「もうこんなことは勘弁してほしいぜ!」
エレン「全くだ、しかしハートレスがなぜこの世界に現れたのか、謎が深まったばかりだな」
炭治郎「でも、皆さんが無事で本当に良かったですよ!」
霊夢「それはこっちのセリフよ!」
魔理沙「まったくだぜ!炭治郎も無茶しすぎだ!」
炭治郎「す、すいません……」
煉 獄「しかし、君達がいなければ俺や竈門少年も無事では済まなかったかもしれない。改めて例を言わせてくれ」
エレン「い、いや…当然のことをしたまでで…」
エレンの顔は赤くなる
エレン(感謝されるのは初めてだったから、なんだかくすぐったいな)
エレン「じゃ、じゃあ!俺達行くな!」
炭治郎「もう、お別れなんですか?」
霊夢「私達はまた黒い影の討伐に行かないといけないからね」
炭治郎「そうですか…なんだか、寂しい気持ちですが…お気をつけて」
煉 獄「竈門少年、少し彼らと話がしたい席を外せるか?」
炭治郎「分かりました!じゃあ、エレンさん、霊夢さん、魔理沙さんお元気で!!」
炭治郎は大きく手を振りその場を後にした
残された俺達は煉 獄さんを見つめる
煉 獄さんは朝日の太陽を見る
しばらくの沈黙…
すると、煉 獄は口を開く
煉獄「君達は鬼殺隊に入るつもりはないだろうか?君達には才能がある。これからもっと強くなるだろう。そして、いつかは俺と同じ柱になれると思うんだ。どうだ?」
エレン「えっ?!」
突然の勧誘に驚くエレン
霊夢「ちょっと!煉獄さん!いきなり何言ってんのよ!」
魔理沙「そうだぜ!そもそも、この隊服が見えないのか!?鬼殺隊の一員で…」
煉獄「俺は知っているぞ。君達が外の世界から来たことを…」
霊夢「え……」
霊夢は言葉を失う
魔理沙「何故あんたがそれを…」
煉獄「俺の父上、先代の柱である槇寿郎から聞いたのだ。父上はこうも言っていた『鍵を持つ者が現れた時運命が変わる』と……それに、俺も感じたんだ……君達の強さを……」
エレン「そうか……知っていたんですか……なら、話は早いです……」
煉獄「やはり、入るつもりなのか?」
エレン「いえ……入りたくありません……」
エレンは首を横に振る
エレン「俺達にはまだやるべきことがある……それが終わったら……考えます……」
煉獄「そうか……」
エレン「それと、1つだけ言わせてください」
煉獄「なんだ?」
エレン「貴方に会えて良かった」
エレンの言葉に煉獄は微笑み返す
煉獄「こちらこそありがとう」
煉獄はぐるっと回り
煉獄「さて!そろそろ俺は戻ろう!さらばだ!鍵を持つ者達よ」
煉獄は炭治郎の後を追うように消えていった
霊夢「結局……あの人何が言いたかったのかしら?」
魔理沙「さぁな」
エレン「さぁな……か……まぁいいや、とりあえず次の世界へ…」
と、その時だった。
キーブレードが光出し何かに反応する
霊夢「どうしたの?」
エレン「分からない!」
キーブレードはどんどん輝きを増していく
エレン「まさか……!!」
霊夢「今度はどこに飛ばされるかわからないわよ!!」
エレン「わかっている!」
エレンはキーブレードを掲げる
エレン「開け!次元の扉!」
すると、上空に再び光の回廊が開かれた
魔理沙「よし!次の世界へ出発だ!」
そう言うと、エレン達はグミシップに乗り次の世界へ旅立った
to be continue
ということで今回は「鬼滅の刃」の世界へやってきました。いやー、進撃の巨人、東方、鬼滅の刃のクロスは大変でした。と言ってもこれを何度繰り返すことか…
次回の世界はサーヴァントの世界です。わかる人にはわかる世界
次の投稿は30日に6話、31日に7話に投稿予定です