平凡な場所からこんにちは   作:べーニッツ

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流石にすべての日数は書けんわ。


や っ た ぜ

 

~最終日~

 

なんだかんだハプニングはあったけど一週間を乗り越えたぜ。

 

「Zzz…Zzz…」

 

ダイドーさんもなんか俺のベッドで寝ることに慣れているようだし、日常生活に必要なくらいの免疫は付いた…はず。

 

「明日から作戦か。」

 

まあ指揮官に許可もらってからじゃないといけないみたいだが。

流石に大丈夫でしょ(フラグ)

 

~~~~~~~~~~

 

「ダメです。」

 

「は?」

 

「…厳密に言うとまだ終わってないよね?」

 

「いやだってダイドーさんに免疫付いたじゃないですか(怒)」

 

「第三艦隊全員にだよ。」

 

「あ~…」

 

そういやそうだったわ。

でもフォーミダブルさんとグロスターさんは元々慣れている感じだし、ウェールズに関しては問題ない。

 

「アマゾンさんですか?」

 

「そう。」

 

でも初めて会った日から一回もあってないんだよな。

ウェールズとも一週間あってないし。

 

「フォーミダブルとグロスターは…及第点だね。」

 

「でも俺この一週間でアマゾンさんの姿見てないんですが…」

 

「私も見てないんだよね。」

 

なんかあったのだろうか?

ちょっと心配だ。

 

コンコン

 

「どうぞー」

 

「失礼する指揮官。」ガチャ

 

部屋に入ってきたのはウェールズ。

 

「ウェールズ?最近見ていなかったけどなんかあった?」

 

「実はテゲトフの手伝いをしていてな。」

 

「俺の?」

 

確かに助力を頼んだらアマゾンさんは何とかするって言ってくれたけど。

それと一週間にどんな関係がある?

 

「アマゾンの免疫は何とかなった。」

 

「何とかなったんだ。」

 

大丈夫だよね?

信じていいんだよね?

 

「失礼する!」

 

「おお~、久しぶりアマゾン~」

 

「頭を撫でようとするな!」

 

指揮官が俺にだけ当たりが強いように感じる今日この頃。

 

「お久しぶりですアマゾンさん。」

 

「久しぶりねテゲトフ!」

 

…あれ?

人変わった?

なんか最初会った時と印象が…

 

「ウェールズ?いったい何をしたの?」

 

「私は特に何もしてはいないわよ」

 

絶対嘘だ。

目とか泳いでるもん。

ともかく、これで作戦許可が…

 

「う~ん…ほんとに大丈夫なの?」

 

ちょっと難しい顔してますね~

無理そう。

 

「大丈夫だ指揮官。問題が起きたら私がなんとかするわ。」

 

「ウェールズがそこまで言うんだったら…」

 

なんやかんやで指揮官に信頼されてるねウェールズ。

急展開過ぎるけど作戦に参加できるのならいいや。

 

~~~~~~~~~~

 

「やっぱ第二艦隊に任せた方がいいんじゃないのかな?」

 

騒がしかった執務室から私以外いなくなった後、独り言をつぶやく。

もう第三艦隊の存在が何なのか指揮官なのに分からなくなっている。

 

「テゲトフ入ってから狂うな~」

 

免疫つけさせたのも艦隊内で男の取り合いでの仲間割れをさせないためだ。

まあ、あの子達が男で取り合いをする姿は想像できないが。

現にまだテゲトフと話したことが無いKAN-SENのほとんどは遠慮しているからだしな。

 

「あ~、やっぱりテゲトフのことユニオンにもバラしたくねぇ~」

 

「やり取りは前衛艦隊と無線だけにしてもらおうかな?」

 

男のKAN-SENということがバレたら鉄血に何されるか分からない。

 

「なんでロイヤル以外は欲求不満の奴ばかりなんだよ。」

 

~~~~~~~~~~

 

「それでは明日の作戦内容をいう。」

 

「明日は知っての通りユニオンとの合同でのセイレーン撃滅作戦だ。」

 

「ユニオンとの合流地点はユニオン寄りの海域、合流後は南下してセイレーンを各個撃破する。」

 

ウェールズは昨日ユニオンから送られてきた作戦を全員に説明している。

俺はちょうど執務室で指揮官と話していたこともあって一足先に読ませてもらった。

 

「作戦の説明はこれで終わりだ。質問はあるか?」

 

「ほい。」

 

ちょっと気になることがあるからウェールズに聞いてみよう。

 

「合流地点まで行く間にセイレーンと会敵してしまった場合はどうするんだ?」

 

「無論、撃破する。」

 

「ただ、誰かが損傷大となってしまったら撤退する。」

 

「そうなってしまったら作戦は…」

 

「中止だ。」

 

一人でも沈みそうになったら撤退。

誰一人も沈ませないんだな。

 

「分かった。ありがとう。」

 

「他にはいないか?」

 

俺以外に質問する人はいないみたい。

 

「いないようだな。」

 

「なら解散とする。明日に備え休憩を各自取るように!」

 

解散した後、俺はダイドーさんのところへ行く。

 

「ダイドーさん少しいいかな?」

 

「どうされましたでしょうか?」

 

「やはり朝食がお口に合わなかったのですか…?」

 

「違う違う。」

 

一週間一緒に生活して免疫は付いたのに重さは変わらなかったんだよな。

 

「昼食でしたらメイド隊の仕事の休憩に…」

 

「いや今後についてなんだけどさ。」

 

「今後でしょうか?」

 

一週間終わったからこれからは無理してご飯作らなくていいんですよ。

でもなんか重い方だからな…

 

「一週間っていう期限で俺とダイドーさんが一緒に生活するっていうことだからさ、ダイドーさんは元の生活に戻ることになります。」

 

「え…」

 

「ダイドーを捨てないでください…些細なことでも任せてください…だからダイドーを捨てないでください…」

 

「捨てているんじゃなくて元の場所に戻ってもらうことなんですよ!」

 

「テゲトフ様から離れることはダイドーからしたら捨てられるも同然な事です…」

 

重症ですね、これは。

離れたくないのか力いっぱい俺のことを抱きしめるし。

今はやめてほしかったかな。

フォーミダブルさんとかグロスターさんが見てくる。

 

「今日までっていう約束ですから!まだ時間は残ってますから!」

 

「うう…」

 

そんな顔されるとこっちが申し訳なくなるからやめてほしかった。

罪悪感で心がえぐられる。

 

「今日は俺が料理しますから。」

 

「テゲトフ様がですか?」

 

「俺も簡単な料理はできるからね。」

 

納得してくれたのか少しずつ抱きしめる力が弱まる。

最終的には解放してくれた。

 

「別に料理くらいなら時間があればいつでも振る舞うよ。」

 

「卑しいメイドのダイドーにそこまでしてくださるなんて…」

 

「気にしなくていいからね?」

 

なんか忠誠を誓ってそうな予感がしたからさっさと部屋から出ようとしたけどウェールズに肩を掴まれる。

 

「ど、どうしたのウェールズ?」

 

「今回の命令、私も手伝ったんだ。」

 

「それはありがとうね。」

 

「だからそれ相応の報酬も必要よ?」

 

「…料理でいいですか?」

 

「では昼食の時間にテゲトフの部屋に邪魔させてもらおうか。」

 

そういやウェールズが協力をしてくれるのも謎だったね。

こ れ が 目 的 か 貴 様 。

 

これ以上ここにいるともっと嫌なことが起こりそうだから光の速度で部屋から出る。

 

~~~~~~~~~~

 

「ゆっくりしていたいんだけどな…」

 

作戦のために体を休めたいのに今日は休めそうにないな。

 

「少々よろしいでしょうかテゲトフ様。」

 

「ベルさん…」

 

一週間前にベルさんとした勝負。

負けた方が勝った方の言うことを聞く決まりだったと思う。

 

「この度の勝負、私の負けでございます。」

 

「それでいうことを聞きに来たの?」

 

「はい。」

 

「今は明日の作戦に集中したいからまた後日でいい?」

 

「承知いたしました。」

 

まあこれだけ伝えに来ただけなら…

 

「それと、陛下がお呼びでございます。」

 

「エリザベスさんが俺を?」

 

「ありがとうベルさん。」

 

「お気をつけて。」

 

~~~~~~~~~~

 

「お見事ですテゲトフ様。」

 

流石はご主人様が所属を認めたほどの御方です。

テゲトフ様をロイヤルから追い出すということはやめにしましょう。

ですが、テゲトフ様はいつか私、ベルファストのものに…

 

~~~~~~~~~~

 

「来たわね!この一週間で起きたこと全部話させてもらうわよ!」

 

「面白そうって言ってましたもんね。」

 

この一週間で起きたこと?

あり過ぎて何言えばいいか困るわ。

ていうかなんで一週間にこれだけの出来事が起きるのかな~?

 

「…まあ一応時間かかりますけど全部話しておきますね。」

 

~オハナシ中~

 

「へ…あ…///」

 

「やっぱこうなったか…」

 

カリスマではあるんだけね~

 

「陛下、しっかりしてください。」

 

「ああ…」

 

ウォースパイトさんに肩を揺らされているけど一向に戻らないエリザベスさん。

 

「…手伝います?」

 

「頼む。」

 

エリザベスさんが座っている玉座に続いている階段を上る。

なんでこんなに長いんだよ(切れ気味)

 

「エリザベスさ~ん?大丈夫ですか~?」

 

耳元の近くで囁く。

瞬間、エリザベスさんの顔が赤くなる。

ちょっと触ってみたけど熱すぎて手が火傷するほどだ。

 

「げげげ下僕の分際で何をするのよ!///」

 

「下僕!?」

 

〈悲報〉俺、まさかの下僕。

 

「この罪は償ってもらうわよ!///」

 

「陛下、そこまでにしておいて…」

 

「知らないわよ!///」

 

強引すぎるなこの人。

 

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