「なんで私の他にもいるのよ!」
「どうして陛下がここに…」
「落ち着いてください陛下。」
結局三人まで増えた。
それにしては意外なメンツになったな。
ともかく何にしよう。
食材は色々とあるから困りはしないんだけど…
無難にカレーでいいか。
多めに作ってもこの三人なら食べきれるでしょ。
~テゲトフさん調理中~
「それでダイドー、テゲトフとの一週間はどうだった?」
「すごく幸せでした。」
「そうか。(羨ましいな)」
「陛下、延長は…」
「ダメよ。」
ばっさりエリザベスさんに切り捨てられてる。
あ、ダイドーさんめっちゃ絶望している。
まあそんなのお構いなしにカレーを並べますけど。
「あら、おいしそう。」
「ほんとにダイドーがいただいていいのでしょうか…?」
ダイドーさん立ち直るの早くない?
「ありがたくいただかせてもらおうか。」
ウェールズに続いてダイドーさん、エリザベスさんがカレーを食べる。
「おいしい…」
「ベルと比べたらあれだけどいいじゃない。」
余計な一言さえなければうれしかった。
さて、俺も腹減っているし、食うとするか。
~~~~~~~~~~
「普通に余った…」
いや何回かおかわりしてくれたんだけど少しだけ残った。
俺の夕食用にしても後一人分余る。
「どっかにまだ昼飯食べてないような人が一人だけい…るわ。」
タッパーカレーを入れてあるところに向かう。
~執務室~
「指揮官いるー?」ガチャ
「いるよ~」
毎度のごとく書類と向き合っている指揮官。
今回はそんな指揮官に俺からの労り…になればいいかな。
「飯食った?」
「まだ~」
「じゃあこれあげるわ。」
「カレー?」
「さっきエリザベスさん達に作ったのが余ったんだよね。」
「おお~、それはありがたい。」
「じゃあね。」
用事も済ましたし帰るか。
バタン
「…もしかして私のこと便利屋って勘違いしている?」
~~~~~~~~~~
執務室から出た俺はドッグにいる。
部屋に帰る途中に饅頭達に連れてこられた。
兵装の手入れだと。
まあ近代化してから一回もしてなかったし仕方ない。
「どこか問題はあります?」
「…!」ぶんぶん
ないみたい。
作戦への参加には今のところ問題はない。
直前で機関が止まったとかもやめてね?
「…」こくこく
「終わりましたか。」
兵装をしまってドッグから出る。
「暇だな。」
また執務室に行ったら指揮官に怒られるし。
部屋でゴロゴロするのもなんかな~
「基地の周辺で散歩でもするか。」
ロイヤルの基地周辺は海岸と山くらいしかない。
人が住んでいるところまでは車で一時間近くはかかる。
そもそもそんなところ指揮官くらいしか行かない。
「やっぱ海の近くは怖くて住めないのか?」
演習海域が見える海岸まで歩いて行く。
指揮官も演習の時はここにいる。
「…見やすいな。」
今は第一艦隊と第四艦隊が演習をしている時間帯だ。
少しすれば基地の方から出てくるかな?
第四艦隊で名前知っている人いるか指揮官からもらったスマホっぽいので見てみよ。
〈第四艦隊〉
【主力艦隊】
旗艦・ネルソン
・ロドニー
・アークロイヤル
【前衛艦隊】
・ハンター
・エディンバラ
・サフォーク
前衛艦隊の人しか知っている人いねぇ…
でもエリザベスさんが俺のカレー食っている時に、
『アークロイヤルの変態はどうにかならないわけ?』
って愚痴っていたし多分アークロイヤルさんはやべー奴。
まあここから見ているだけだし何ともないだろ。
スマホをしまうと基地の方からタイミングよく艦隊が出てきた。
あれは…第一艦隊か。
じゃあベルさんの隣にいるあの人が前に聞いたネプチューンさんだろう。
あ、ジャべリンが気づいてこっちに来ている。
「こんにちはテゲトフさん!どうしたんですかこんなところで?」
「こんにちは。暇だっかから演習でも見ていようとしているんだよ。」
「それなら私の活躍を見ていてくださいね!」
「はいはい、頑張ってね。。」
艦隊に帰っていくジャベリン。
振り返りながら手を振ってくるので振り返しておこう。
「お、始まるか?」
配置に着いたのか全員構えた。
明日の作戦に向けて戦艦の人を特に見ておこう。
今のところ一番参考にできそうなのはエリザベスさんとウォースパイトさんかな?
「開始!」
始まった。
さてどうなるかな?
「先制攻撃はどっちになるんだろうな。」
先に動いたのは第四艦隊だ。
ジャベリン達のところに挟み込むような形で仕掛けた。
…ジャベリンが全員返り討ちにしたんだけど。
ベルさんもなんか引いている気がする。
こっちに手振ってきたんだが。
振り返した方がいいのこれ?
普通に怖いぞ。
あ、辛うじてエディンバラさんが生きてる。
全力で後退してる。
…
追撃の爆撃でやられたみたい。
前衛艦隊全滅したからこれは第一艦隊の勝ち…でいいのこれ?
戦艦の方々を参考にしようとしていたのに出る幕なかったじゃん。
またジャベリンがこっちに来てるんだけど。
逃げてぇ…
「見てましたテゲトフさん?ジャベリンがMVPですよ!」
「ああ…おめでとう。」
もっと迫力あるもんだと思っていたんだけどな。
こうもあっさりと終わる?
「ところで今日一緒に夕食食べません?」
「まあ…いいよ。」
「やったー!」
喜んでいるところは可愛いんだけどね。
やっていることはえげつないんだな。
「また食堂で会いましょうね!」
「またね。」
艦隊の方に帰ってったジャベリン。
…部屋で大人しくしておこ。
~~~~~~~~~~
「今日はそんなに混んでいないな。」
毎日のように混んでいる食堂がまあまあ空いていた。
多分委託任務でもあったんだろ(適当)
「テゲトフさ~ん!」
俺が見つけるよりも先にジャベリンに見つけられた。
「さっきぶりだな。」
「はい!もう私お腹ペコペコなので早く食べましょう!」
「席は確保しておくね。」
ジャベリンが料理を取りに行った。
壁側の席に座っておく。
数分したらジャベリンが帰ってくるだろうし、なに頼むか考えとこ。
~数分後~
「お待たせしました!」
店員かな?
「ついでにテゲトフさんの分も持ってきました!」
いや~…ありがたいけどさ。
「ありがとうね。」
「どうぞ!こちらです!」
目の前に出されたのはトラウマの王家グルメ。
なんでこれをチョイスした?
「私も同じものです!」
何考えてんだお前。
味はいいけど見た目考えろよ。
「…いただきます。」
~お食事中~
「テゲトフさんは明日の作戦に参加するんですか?」
「ああ、初めての作戦だから緊張しちゃうかもね。」
「大丈夫です!テゲトフさんならすぐに慣れちゃいますよ!」
「はは、ありがとう。」
王家グルメも残すところ2、3割くらいのところでジャベリンとの会話に花を咲かしている。
根はいい子なんだよな。
「ジャベリンも演習お疲れ様。すごかったね。」
「テゲトフさんが見ていたので張り切っちゃいました!」
別のところにそのやる気を使った方がジャベリンのためなんだろうけど、本人がそれでいいなら言わないでおくか。
「ジャベリンは他の国で知っている子とかはいるか?」
「他の国でですか?う~ん、いないですね。ごめんなさい。」
「謝らなくていいよ。俺から聞いたことだし。」
他の国のKAN-SENとも仲良くできそうなのに以外にいないんだな。
「ごちそうさま。」
食べ終わったので片づけをしてジャベリンも食べ終わるのを待とうとしたが…
「テゲトフさんは先に帰っちゃっても大丈夫です!」
「じゃあそうさせてもらおうかな。」
作戦内容の予習もしておきたいから早めに部屋に帰った。
ちなみにカレーがあったの忘れてたから明日の朝飯にする…多分。
~~~~~~~~~~
「…大体は頭に入ったからいいかな。」
机に書類を置き、シャワーを浴びてくる。
~少年シャワー中~
「ってまたパジャマをベッドに置いてきてしまったよ。」
「ダイドーさんいないよな?…よし!」
ベッドからパジャマを持ってシャワー室で着替えようとするが、運悪くダイドーさんが帰ってくる。
「あ…も、申し訳ありません!」
…鼻血が出てない?
めっちゃ免疫付いたんだなダイドーさん。
こんな滅茶苦茶なことに巻き込んですみませんでした。
ダイドーさんに迷惑が掛からないように早く着替える。
「もう大丈夫ですよダイドーさん。」
「先ほどは大変失礼いたしました。」ガチャ
「いいよ俺が悪いし。」
「…一日目もこのようなことがありましたね。」
「偶然かな?はは。」
少し寂しそうにするダイドーさん。
「テゲトフ様、私のわがままを聞いてはくださりませんでしょうか?」
「可能な範囲ならいいよ。」
ダイドーさんがこうやって来るの初めてだな。
なんか新鮮。
「私のことをダイドーと呼んでください。」
「…分かったよ、ダイドー。」
感動シーン?
そんなの書けるわけないじゃん(俺の文章力的に)
字数はどのくらいがいい?
-
3000字(今)
-
4000~5000字
-
6000~7000字
-
8000字以上