古代王者恐竜キング 翼竜使いのDキッズ【休載中】 作:アルティメットルパン三世
スピノとサルタサウルスの戦いは続いていた。
スピノがサルタサウルスの首に噛みつくがサルタサウルスは長い首を振り回すとスピノを地面に叩きつけると倒れているスピノを引きずりながら突進する。
「すごい……」
「スピノと互角に戦ってるわ……!」
スピノを攻撃するサルタサウルスの猛攻にレックスとマルムは驚きを隠せない。
「案外敵もやるザンスよウサラパ様!」
「このままじゃ負けちゃうっスよ?」
「狼狽えるんじゃないよ、こっちにはドクターの作ったとっておきのカードがあるじゃない?」
「技カードザンスね」
「使っていいんスか?」
「今使わないで何時使うのよ! このアンポンタン! とっとと発動おし!」
圧されてるスピノにウサラパは技カード『テイルスマッシュ』をノラッティ〜に投げ渡し、受け取ったノラッティ〜がアクトホルダーにカードをスラッシュする
「テイルスマッシュ!」
技が発動し、スピノが咆哮すると尻尾での連続攻撃をサルタサウルスにくらわせダウンさせる。
「サルタサウルスが!」
「このままだとやられちまうぞ!」
「上出来だわ! さぁ最後の一撃をかましておやりスピノ!」
「いくザンス!」
トドメをさそうとしたスピノだがサルタサウルスは最後の足掻きとして尻尾での攻撃を連続でくらわせる
「もう! なにやってんだい! サッサとケリつけるんだよ!」
ウサラパが歯痒くなってるとアクトホルダーから警告音が流れた。
「おっと、いい所なのに」
「スタミナ切れっスかね?」
「えぇ〜!?」
惜しくもあと一歩の所でスピノの体力が限界になってしまいカードに戻ってしまう。
戦闘が終わったのでバトルフィールドも解除された。
「カードに戻りやがった……」
「あっサルタサウルスが!」
「追いかけよう!」
ウサラパ達を置いてレックス達は歩き出したサルタサウルスを追いかけるのであった。
「何でこうなるのさぁ……」
「本人に聞いてみるザンス」
拾ったスピノのカードをチビ恐竜で召喚すると突然、エドの左足に噛みつく
「痛たたたた!!? オラは餌じゃないっス!?」
「どうやらお腹が空いてたザンスねー。ナハハハ!」
「しっかり食わせとかんかい!!」
一方リュウタの方は……
「お〜い! ガブ〜! どこ行った〜?! ……ったくアレだけ世話してやってんのに何で戻って来ないんだよガブのやつ!」
水濡れのディノホルダーをサンバイザーの角の部分に引っ掛けて紐で固定したリュウタが愚痴を言いながら大きめの葉っぱで扇いで歩いている。
「……もう会えないのかな……?」
しかし、ガブともう会えないと思うと先程ムスッとしていたのが何処に行ったように少し寂しけな気分になるリュウタ。
すると草むらからガサガサと音がした。
「ガブか! 心配したんだぞ……うわぁ!? ってなんだトカゲか……」
ザパーン! ザパーン!
「っ! 何んだ!?」
突然大きな足音が聞こえリュウタが辺りを見回すとサルタサウルスが彼に向かって歩いて来た。
「うわあああ!? サルタサウルスだぁぁ!! 俺はエサじゃないよ〜!!」
サルタサウルスから逃げるリュウタ。
その頃サルタサウルスの後ろから追いかけていたレックス達は……
「何処へ行くつもりだ?」
「何かを追いかけてるみたいだけど……」
「助けて──!?」
リュウタの悲鳴を聞き3人は声のした方に顔を向けるとサルタサウルスに追いかけられているリュウタを発見した。
「リュウタ!? あんな所にいたのか!」
「あっ! おーい!」
ツバサの声にリュウタが振り返り3人を見つけると手を振って逃げる。
「何とかして向こう側に行くしかないぞ!」
「とは言ってもどうすれば……」
「レックス見て!」
「「イヤッホ〜!」」
「いい時にカヌーが役に立ったザンスね!」
「あーら? ガキンチョの片割れ共ね〜? 悪いけど獲物は渡さないからね……って!?」
マルムの言葉にレックスが川の方を見ると先程のウサラパ達が先程のカヌーに乗って川を下っていたのを目撃した。
ウサラパも3人が居ることに気づいて嫌味を言っていたが突然、3人がカヌーに飛び移った事に驚く。
「おっと失礼!」
「お、重いっス〜!?」
「何するんだいガキンチョ共!?」
「無賃乗車は罪ザンスよー!」
「ごめんなさい! すぐ降りるから! それっ!」
「今回ばかりは礼を言っとくぜ皆さん方〜!」
オールを借りて向こう側に近づかせるとすぐ様飛び移るレックス達
「まったくあの子たちはろくな大人にならないよ〜?」
「う、ウサ、ウサラパ様ー!?」
「なんだいウサウサウサウサうるさいよ……あらま」
「「「ア────レ────!!?」」」
この先は滝だったので3人は大声を上げて落ちていくのであった
サルタサウルスから逃げていたリュウタ。しかし逃げた先は崖であり逃げ道はもう無い。
そしてサルタサウルスも進路を変えずリュウタの方へ向かっている
一方ガブの方も先程のワニと再遇しており道を阻まれており絶対絶命の危機であった
「ガブ────!!!」
「ッ! ガブガブガブガブ!!」
リュウタとガブ、両者がヤバい状況の中リュウタの叫び声がガブに届いた!
ワニが口を開いてガブに飛びかかるとガブは避けてワニのお腹に自分の角で持ち上げ投げ飛ばした!
ワニを撃退したガブはリュウタの元へと急ぐ!
「リュウタを助けるぞ!」
「よっしゃ! 行くぜスカイ!」
「お願いよパラパラ!」
3人がディノホルダーを構えたその時、草むらからガブが飛び出して来た!
「「「えっ!?」」」
「ガブ!! 」
全速前進でリュウタの元へと駆けつけたガブ。
「ガブお前……頼む! 動いてくれ! 」
助けに来てくれたガブに少し涙目になるリュウタ。そしてサンバイザーに縛っていたディノホルダーを手に取り動かすと無事に再起動した!
「よし! 行くぞガブ! ディノスラ──ッシュ!!」
ガブをカードに戻してカードを持ちかまえたリュウタはディノホルダーにスラッシュした!
「轟け! トリケラトプス!!」
リュウタの掛け声の後にガブの姿は本来の姿である成体トリケラトプスへと変わり召喚された!
バトルフィールドが展開されるとガブが先手を取り、サルタサウルスに突進する。背中の硬い棘でガードしぶつかり合いになるとガブの頭を噛みつくサルタサウルス
「負けるなガブ!」
ガブは角の先で傷を付けようとするもやはり硬すぎるので効果は無い
「ダメだ! あの背中じゃ歯が立たないよ!」
「来たわ! 後ろよ!」
「気をつけろガブ!」
サルタサウルスの強烈な尻尾の攻撃でガブは後ろへ飛ばされる。
そしてディノホルダーから警告音が鳴り初め体力が少ない事を知らせる。
「このままやられてたまるか!」
リュウタの言葉に立ち上がったガブ。
そしてサルタサウルスと真正面からぶつかると、先程のワニと同様角で腹を持ち上げて空高く飛ばした!
「やったわ!」
「アイツの弱点は腹だ! 決めろリュウタ!」
「行くぜ! エレクトリックチャージ!」
リュウタは技カード『エレクトリックチャージ』を取り出してディノホルダーにスラッシュすると雷雲が雷をガブに落とし、ガブに力を与える!
落ちてくるサルタサウルスに向かって高くジャンプしたガブは角に雷のエネルギーボールを生み出し、サルタサウルスの弱点である腹に食らわせた!
弱点属性の雷を受けたサルタサウルスは麻痺りながら川に落ちるとカードへと戻った後にガブもカードに戻った。
「すごい……!」
「サルタサウルスを倒した……!」
「流石だぜリュウタ……!」
その光景を見ていたレックス達。そしてリュウタは足元に落ちたガブのカードを拾う。
「ガブ……カードになっちまうまで良く戦ったな……」
よく頑張ってくれたガブに感謝しながらリュウタはチビ恐竜のガブを召喚する。
「ガブ、お前の勝ちだぜ?」
「ガブ〜……ガブッ」
「ごめんよガブ? もう二度と離さないぞ!」
ガブはリュウタに抱きつき、そしてリュウタもガブを抱きしめ返した。
とそこにサルタサウルスのカードを回収したレックス達がやって来た。
「はいリュウタ。リュウタとガブの手柄だ」
「ああ(ぐぅぅぅ……)……腹減った〜」
「おいおい……ん? リュウタ、そのトカゲは?」
「ああ、このトカゲさっきも……
ツバサがリュウタの足元にいるトカゲに指を指すと、リュウタは見覚えのあったトカゲだと察する。
「さっきもって?」
「サルタサウルスのやつから必死に逃げ回ってたんだ」
「「「えぇ!? それじゃあ……」」」
「サルタサウルスが追いかけてたのって」
「コイツだったのか……」
「そういやサルタサウルスも舌をチョロチョロ出てたけどそう言う事?」
トカゲを追いかけ回すガブを見ながらマルム、レックス、ツバサはそう言った。
「こるるぁガキンチョ共ー!」
「あっ! ウサラパ!」
上からウサラパの声がしたので見上げるとボロボロになったミニ飛行艇(手動式)を飛ばして退散しているウサラパ達。
「今日の所はこのくらいにしといてあげるわ! でも次に会う時は泣く子も黙るアクト団が」
「ギッタンギッタンのボッコボコにするザンスよー!」
「覚えとけ〜!」
「あ、それ」
「「「キャッチアンドロー! キャッチアンドロー!」」」
負け惜しみを言いながらウサラパ達は帰っていくのであった。
「ほんっと執拗いわねあのおばさん達!」
「次も俺達が勝ってやるからなおばさん達!」
「おばさんって言うな! ガキンチョォ!! 」
遠くからなのにマルムとツバサのおばさん呼びには確実に反応するウサラパであった。
任務を終えたリュウタ達は古代家に戻り、今回のトカゲの事を3人が剣竜に話していた。
「ほぉトカゲをな……そりゃあ何を驚く事じゃないぞ?」
「そうなんですか?」
「サルタと言うのはコイツの化石が発掘された南アメリカの町の名前でサルタサウルスは『サルタのトカゲ』って言う意味だからな!」
「サルタのトカゲ?」「なんですかそれ?」
マルムとツバサが聞くと剣竜はこう答えた。
「多分トカゲを仲間だと思って追いかけたんじゃないかな?」
「なるほどー」
「リュウタ知ってたー?」
その答えに2人は感心し、マルムがリュウタに聞こうと振り返ると
「ガツガツガツガツ! ……ん? なんか言ったか?」
「ガブガブガブガブ!」
腹が減っていたからか既に晩御飯を食べておりハンバーグや白飯を無我夢中で口の中に運んでいた。
そしてガブもドッグフードをモリモリ食べている。
「なんでもない……(苦笑)」
「ほんとよく似てるよ2人共」
「ま、それでこそあの2人だけどな?」
食いまくるリュウタとガブを見て苦笑い3人であった。
「ほら零さないのリュウタ! ガブもお行儀良く食べなさい!」
亜紀に注意されリュウタは食べるペースを落としてゆっくり食べながらガブにウインクしガブは気にせずドッグフードを食べ直し始めるのであった。
次回に続く!
ジーー回!第5話!
拾ったボールが原因でレックスと喧嘩してしまうリュウタ!
段々とエスカレートしていき更にマルムとツバサが大ピンチ!?
このままでは4人の絆は木っ端微塵に消えちまう!?どーするD-kIDS!!?
『万里の長城!D-KIDS解散の危機!?』
大決戦だぜ!
オリジナル日常回見たい?
-
見たい
-
別にいい
-
そんな事よりもっとイチャつかせろ