古代王者恐竜キング 翼竜使いのDキッズ【休載中】 作:アルティメットルパン三世
無事に家から脱出した3人と2匹はDラボに向かって歩いていた。
「マルムに悪かったかな……?」
「いいっていいって」
すると2人のディノホルダーから発信音が鳴り恐竜の出現を知らせられる。
「急ごう!」
剣竜に頷き皆はDラボへと走り出した。
ラボに到着した彼らは出現ポイントをモニターで確認する。
「アルプス山麓の様です」
「よし! 行こうレックス!」
「マルムとツバサは?」
「待ってらんないよ! 父さん、先に行くって言っといて!」
「わかった! っそうだお前達! 投げ縄持っていくか?」
「あっいいや! それじゃ!」
テレポートするリュウタに投げ縄を渡そうとする剣竜だったがあっさりと断られるのであった。
アルプス
墜落する飛行機は間一髪でマイアサウラに当たらず岩壁へと衝突し爆発した。
「「うわああああ!?」」
そしてその近くにテレポートでやって来たリュウタとレックスは目の前にいるマイアサウラに驚く。
「行くぞガブ!」
リュウタがガブをカードに戻し手に取って構える。
そしてディノホルダーにカードをスラッシュした!
「ディノスラッシュ! 轟け! トリケラトプス!」
一方、同じく恐竜の出現にラボへやって来たマルムとツバサはリュウタとレックスが先に行った事を知った。
「え──!? もう行っちゃったの!?」
「ああ、たった今な。それより投げ縄……「ひっどーい! 先に行くなんて!! 行くよパラパラ! ツバサ!」「あっはい!」あのー投げ縄……嫌いなの?」
置いてけぼりにされた事にマルムは怒りながらテレポートしその気迫にツバサもビビりながら彼女の後にテレポートした。
誰も投げ縄を持って行かなかった事に剣竜はそう呟くのであった。
その頃、ウサラパ達はあの後、木が衝撃を柔だのか無事であった。
「ココドコ……」
「スイスには着いたみたいっスよ……」
「一瞬走馬灯が見えたでゴザル……」
「あっ! トリケラトプスとマイアサウラ ザンス!」
ヘトヘトになっていた4人だったがノラッティ〜が戦闘中のガブとマイアサウラを発見した。
「あらぁもう始めちゃてんのね〜? でもチャンスよ! この隙にウチのティラノで2匹一緒にやっつけちゃいましょ!」
そう言いウサラパはティラノのカードを手に取るとアクトホルダーにスラッシュした。
ティラノの姿が本来のティラノサウルスに戻り召喚された。
「行けー! やっつけておしまい!」
ウサラパが2匹を襲うように命令するがティラノはある物に目がいった。それはマイアサウラの卵である。
「あー! 卵っス!」
「卵? あのマイアサウラの?」
「てかティラノが卵を狙ってるけどエサは与えたのでゴザルか?」
「そういえば来る前にエサを与えるの忘れてたでザンス!?」
腹が減っているティラノは卵を喰らおうと一直線に走る。
とそこにマルムとツバサが卵の近くにテレポートされて現れた。
「これは卵?」
「っ! リュウター! 卵よ! その恐竜はお母さん恐竜なのよ!」
マルムはマイアサウラと戦っているガブとリュウタを見つけると大きな声で言った。
「卵?」
「あっそうか! あのマイアサウラは卵を守ろうとしていただけなんだ!」
「何だって!? ガブ! 敵はアッチだ! ティラノサウルスだ!」
卵を守る為に戦ってるマイアサウラに気づいた2人。
リュウタがガブに敵はティラノだと命令するもティラノは卵に近づいており今にでも食べようと牙を剥く。
「危ない!」
卵を守ろうとマルムはパラパラをカードに戻すと、手に持ち構えディノホルダーにスラッシュした。
「ディノスラッシュ! 芽生えよ! パラサウロロフス!」
パラパラの姿は本来の姿である成体のパラサウロロフスへと戻り召喚される!
「パラパラお願い! 」
ティラノに突進し、倒れたティラノにのしかかるパラパラ。
しかしその衝撃で卵が動いてしまい坂道へコロコロと転がる。
「大変!? 」
やがて卵が岩にぶつかりヒビが入ってしまった!
その近くにウサラパ達がやって来て卵を発見する。
「あ〜卵があんな所に!」
「デカい卵っスね〜……デカい目玉焼きが出来そうっス(ジュルリ)」
「そういえばミー達、今朝から何も食べてないザンス……」
「機内食も無かったし……」
「もう腹の虫が鳴りまくりでゴザルぅ……」
「取りに行くのよ!」
「「「了解ザンス(っス)(でゴザル)!!!」」」
来る前から何も食べて無かった4人はマイアサウラの卵を狙い始めた。
「ガブ! マイアサウラとの戦いは止めだ! 戻ってこい!」
リュウタがガブをカードに戻し戦闘を中止にする。
立ち上がったマイアサウラが巣の方に振り返ると卵が無い事に目を見開く。
マイアサウラが慌てて近づき辺りを見回し涙を流す。
そしてティラノが視界に映るとマイアサウラの体が緑の光を放つ。
技を発動する気だ。
マイアサウラが足で地面を蹴って砂をティラノにかけて目くらましさせるとティラノに目掛けて『ダイビングプレス』をくらわせた!
「あー! ティラノがダイビングプレスくらっちゃったっスよ! うわっ!? あ──!!」
「あっ待つザンスー!?」
「余所見なんかしてるからよ!」
「ノラちゃんプトちゃん助けてっス──!?」
「「エドちゃーん(先輩ー)!?」」
その光景を見ていたエドは足を踏み外してそのまま坂を転がって行った。
そして上からリュウタ達は卵を狙うウサラパ達を見つけた。
「アイツらに卵を盗られちゃうよ!」
「だけどここから降りるのは無理だ!」
「どうしたらいいの!?」
「っ! おいティラノが!」
戦闘を見ていたツバサが3人に呼びかける。
マイアサウラがティラノをかち上げ投げ飛ばすと地面に落ちるティラノがダウンして倒れるとカードに戻った。
マイアサウラは次の獲物をパラパラにへと移し襲いかかる
「えっ!?」
「パラパラに向かってるぞ!」
「卵が見えなくなったから混乱してるんだ!」
急いでパラパラの方へ向かう4人。
しかしガブとエース、スカイは跡を追わずに飛び降りると2匹は芝生のクッションを使って着地しスカイは翼を広げて空を飛ぶ。
卵を見失った事に混乱するマイアサウラは再び暴れ出しパラパラに攻撃をくらわせると投げ飛ばした。
「パラパラ! ……ダメぇ! パラパラは敵じゃない!」
倒れるパラパラを見てマルムは涙目になりながらマイアサウラに敵じゃない事を訴えるがマイアサウラは振り返り4人を見つけると怒りを見せながらゆっくりと歩いて来た。
「やっぱりガブと戦わせなきゃいけないのか……!?」
闘いに躊躇うリュウタがそう言った瞬間……
ミュ──!!
何処からか恐竜の幼い鳴き声が聞こえた。その鳴き声にマイアサウラは足を止める。
「何、今の声」
「しっ……静かに……」
レックスが口に指を立てて静かにするように伝える。
その鳴き声を聞き続けたマイアサウラは大人しくなり辺りを見回す。
「姉ちゃん……」
「っ! もしかしたら!」
ツバサに呼びかけられたマルムはある事に気づき先居た場所へと戻ると下にいたのは何と無事に孵化したマイアサウラの赤ちゃんであった!
「卵が……孵ったんだ! 」
「てか俺達産まれたばかりの恐竜を生で見てる!」
「あっ! おばさん達が来る!」
マルムとリュウタとツバサはこの光景に歓喜していたがレックスがウサラパ達が近付いてきた事に気がついた。
「目玉焼き!」
「オムレツ!」
「スクランブルエッグ!」
「ゆで卵!」
卵料理を言いながら4人が駆けつけると既に遅し。
「ん? 今おばさんっつった? ……ええっ!? 恐竜の赤ん坊!?」
「オムレツが〜!」「ゆで卵が〜!」
「こうなったらアイツを捕まえて母親を誘き出し! 親子共々捕まえるザンス!」
「よーし! 捕まえるんだ!」
食べれない事に泣き出すエドとプトラル。
最終手段として4人が赤ちゃんマイアサウラを捕まえて母親をおびき出す為捕まえようとするが
『メェ──!』『メェ──!』
「「「「えっ? えっ? ……どわぁ──ー?!」」」」
謎の鳴き声に動きを止める4人。
すると先程降りて行ったガブ達が逃げていたヤギ達を引き連れて4人の前に立ち塞がった!
「な、なんだいこのヒツジ……」
「ヒツジじゃなくてヤギっスよ!」
「どっちだって良いだろ! おいヤギ! 邪魔だよ!」
ウサラパが邪魔だと怒鳴るもガブ達も加えたヤギ達は引き下がらず威嚇していた。
「ヤギのくせに挑戦的な目ザンス!」
「ヤギ邪魔!!」
「全員ジンギスカンにして食っちまうでゴザルぞゴラァ!」
「ガブッ!!」
「ギャァァ!?」
「「「ウサラパ様!!?」」」
ガブがウサラパの腕に噛みつき倒れさせる。
「ギャウッ!」「キュアッ!」
「ギャ──!?」「痛い痛い痛いっス〜!?」
「グエエエッ!?」
その隙にエースがノラッティ〜の背中に頭突きをくらわせ、スカイはプトラルの頭に連続突きをくらわせ転倒させる。
3人の重さがのしかかりウサラパが悲鳴をあげた。
『『『メェ──ーッ!!』』』
ドシ──ン!
「「「「あ────れ────!!!?」」」」
トドメはヤギ達の体当たりに吹き飛んだウサラパ達であった。
飛んでいく4人をガブ、エース、スカイ、ヤギ達が見るのであった。
「ガブ!」「エース!」「スカイ!」
自分の相棒の声に上を見上げるガブ達。
そこには母親のマイアサウラとパラパラ、リュウタ達3人が立っていた。
「やったな!」
「凄いぞ!」
「よく頑張った!」
「ギャアアウ!」「ガブゥ!」「キュアアアン!」
相棒に褒められた3匹は勝利の雄叫びを上げる。そしてヤギ達も喜び共に鳴いたり飛び跳ねたりするのであった!
アクト団の4人を撃退したD-KIDSの4人はマイアサウラ親子を見守っていると最初にあった時のように体が光り始める。
そして彼らの持つディノホルダーの石版から新たな声が聞こえた
『私たちを……静かな……元の場所へ……』
それはまるでマイアサウラ達が話しているかのようにコチラを見ていた。
「そうだな、アルプスは静かな所だが此処では安心出来ない」
「一緒にカードに戻してあげよう」
「うん」
「ええ。いつまでも一緒にね!」
そう言いマルムはディノホルダーを操作してマイアサウラ親子をカードに戻した。カードを回収すると絵にはマイアサウラ親子が写っており彼女は微笑んだ。
リュウタの家に戻ったD-KIDSと剣竜。4人はあっちでの出来事を剣竜に話していた。
「へぇ〜赤ちゃん恐竜かぁ……いいな〜父さんも行きたかったな」
「俺さ、母親って凄いと思ったよ……な? レックス」
「そうだね。子供のためなら何だって出来るって感じだな……」
「その通り!」
母親の凄さに感心したリュウタとレックスにマルムが突然声をあげる。
「女性は偉大だわ! それに比べてあなた達ときたら……逃げ出すなんて最低!!」
3人を睨みながらそう言うマルム。なぜなら掃除をほっぽり出して逃げたからだ。今もリビングは散らかっているままである。
「夕食の前に……さぁ皆で大掃除よー!!」
「「「ええ──ーっ!!?」」」
掃除の再開発言をするマルムと後ろには準備万端のツバサが両手に掃除用具を持っている。逃げた3人は嫌そうな顔で叫ぶ。
「せめて食べてからにしようよ〜!?」
「ダーメ!」
こうしてリビングの片付けが終わるまでリュウタ達は掃除をするのであった。
コレを読んでる君達もちゃんと掃除するんだぞ?
そしてアクト団の4人はというとアルプスの夕日の中、トボトボと歩いて帰っていた。
次回に続く!!
ED『恐竜マッスル』
ジー回!第7話!
優勝賞品のフィギュア欲しさに小学生恐竜クイズ大会に出場する事になったD-KIDS!しかーし対戦相手がまさかの変装したアクト団のバカルテットー!?
しかもユタラプトルも現れてしまいどうするD-KIDS!!?
次回 『ピンポーン!テレビ局のユタラプトル!』
ファイナルアンサー?
オリジナル日常回見たい?
-
見たい
-
別にいい
-
そんな事よりもっとイチャつかせろ