古代王者恐竜キング 翼竜使いのDキッズ【休載中】   作:アルティメットルパン三世

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Bパート

 

 ココはヒーロー番組『ディノレンジャーズ』の撮影スタジオ。

 収録の最中、敵が風を起こす攻撃を撮っていると卵型カプセルが割れて中から恐竜カードと技カードが現れ風属性であったので実体化してしまった。

 今回現れたのは『ユタラプトル』だ。ユタラプトルが突然現れスーツアクターの人達は慌てて逃げ出した。

 

「カット! ちょっとなにやってんの!? 出るタイミング違うでしょ! AD!」

「あれ? まだ用意してないっすよ?」

「って事は……ギャ──ッ!?」

 

 今いる恐竜が着ぐるみでは無い事に監督が気づくとユタラプトルが走り出した。もちろん監督も逃げ出した。

 

 

 

「どうするのよ?」

「どうするったって……」

 

 恐竜の出現にリュウタ達はどうするか迷っていた。

 

「リュウタ、ワザと間違えて脱落するんだ!」

『ケントロサウルスの生息地は?』

「南極!」「おしゃまんべ!」(パックンパックン!)

「2人とも残念……正解はタンザニアです」

 

 レックスがそう言うと先にウサラパとノラッティ〜が間違えて3回休みになるとヒッソリと抜け出してどこかへ行く。

 

「まさかアイツらも気づいたのか! マルムとツバサはクイズを続けろ、俺とレックスで行く!」

「え〜! 私達が残るの!?」

「絶対にトリケラトプスのフィギュアゲットしろよ! 「では次の問題! ……」カメの先祖!」(パックン!)

「まだ問題出してないんだけど……」

 

 問題が出る前にリュウタがワザと間違えて3回休みにする。

 その隙にスタジオ内の隙間からすり抜けた2人は恐竜探しに行った。

 

「仕方ない……これも100万円の為! やるよ姉ちゃん!」

「ま、仕方ないわね……いくわよツバサ! (ていうかツバサと2人きりじゃない私ったらー! ヤル気が湧いてくるー!!)」

 

 こうしてクイズ大会は竜野姉弟VSエドプトラルコンビの勝負となった。因みにマルムはツバサと2人きりになった事にまた内なるマルムが発狂している。

 

 

 

「恐竜どこだー? ってアレはディノレッド!」

 

 リュウタがテレビ局の内部を探しているとディノレッドがコチラへと走ってきた。

 

「僕と握手してー! 「助けてー!!?」……あれ?」

 

 握手してもらおうとしたが慌てて逃げ出すレッドに唖然していると撮影スタジオの方から悲鳴と足音が聞こえるとユタラプトルが他の4人を追い回していた。

 

「ユタラプトル!? ってなんでガブ達がいるんだよ!」

 

 ユタラプトルを見つけたと同時に檻に入れられたガブとエースを見つけたリュウタ。

 

「ガブ! エース! 大人しくしてろって言ったろ!」

 

 そう言いながらリュウタは2匹を檻の中から出してあげた。

 が、ユタラプトルはその隙にスタジオから逃げ出した。

 

「追いかけるぞ!」

「ガブ!」「ギャアウ!」

 

 一方レックスの方もスタッフを追いかけるユタラプトルに遭遇していた。と、そこへリュウタとガブ達が合流する。

 

「アレは……ってリュウタ! どうなってんだ一体!」

「アイツ、ディノレンジャーの収録やってる所に現れたんだよ!」

 

 場所は変わって時代劇のスタジオ。

 此処ではツバサが見ている時代劇『恐竜山の金ちゃん』の収録をしていた。

 

「おうおうおうおう! この桜吹雪に見覚えがねぇとは言わせねぇぞ!」

 

 そう言いながら主演の人が片腕をさらけ出して桜吹雪の刺青を見せたその時、後ろの襖が吹き飛ばされてユタラプトルが現れる。

 

「ヒィィイ!!?」「許してくだせぇ!!」「お助けを〜!?」

「悪のはびこる時代はねぇと心に刻んでおきな! ……ん? どぉわぁ──!?」

 

 女優と悪人2人の役者が悲鳴をあげ主演も後ろを振り返るまでは気づかず演技をしていたが後ろのユタラプトルに驚き逃げた。

 

 そして他にも……

 

「犯人はお前だ! ……ぎゃああー!!?」

 

 サスペンスドラマや

 

「いやー僕ね? 寒いと眠くなっちゃうんですよ!」「お前はトカゲか」

「この前なんか尻尾切って逃げてきましてね? 生えるの待ってんの!」「お前はトカゲか」

「ヒエッ!?」「お前はトカゲか……ってホントにトカゲの肌触り……ギャ──!?」

 

 お笑い芸人のバラエティ番組や

 

「今日は簡単なお肉料理をご紹介します! 先ずはこちらのお肉に……ギャ──!?」

 

 料理番組……

 

「「キャ──!!?」」

『ご覧下さい。恐竜が今、局内に現れました! 一体この謎の恐竜はどこから現れたのでしょうか?』

 

 ニュース番組とユタラプトルは様々な番組に乱入し人々をパニックにさせた。

 

 

 一方、ウサラパとノラッティ〜はアクトコントローラーの到着を屋上で待っていた。

 

「アクトコントローラーまだザンスかねー? 」

「ドクターの作るものはいい加減だからねぇ……海のどっかに落っこってんじゃないの? (ヒュルルル……ド──ーン! 「ギャ──ー!?」」

 

 ぶつくさ言っていると後ろからロケットの飛行音が聞こえ振り返ると目的のアクトコントローラーが2人目掛けてぶつかる。

 

「アクトコントローラー……来たザンスね……」

「はひ……」

 

 ボロボロの状態で2人はそう言った。

 そして丁度、ユタラプトルが2人の方へとやって来た。

 

「あっあれは!」

「ユタラプトルザンス!」

「よぉし! 出ておいでサイカニアちゃん!」

 

 ウサラパがサイカニアのカードをアクトホルダーにスラッシュする! するとサイカのシルエットが元の姿の成体サイカニアへと変わり召喚された! 

 2体の恐竜が現れたのでバトルフィールドが展開された。

 

「バトルフィールドだ!」

「何処かで恐竜が戦ってる!」

 

 バトルフィールドが展開された事により捜索中のリュウタとレックスが気づく。

 サイカの尻尾の一撃がユタラプトルに当たり大ダメージが入る

 

「一気に決着つけるわよ! ダイノスイング!」

 

 ウサラパは技カード『ダイノスイング』をアクトホルダーにスラッシュした。

 サイカが怯んでるユタラプトルの尻尾を咥えるとそのままジャイアントスイングをし、テレビ局のビルへと投げ飛ばした! 

 ビルの壁に叩きつけられたユタラプトルはダウンし、カードへと戻るであった。

 

「元に戻っちゃったぞ!」

「ということは!」

 

 バトルフィールドが戻った事により2人は先を越されたと察する。

 そしてウサラパ達はユタラプトルのカードを回収し、アクトコントローラーにセットした。

 

「アクトコントロール開始!」

 

 スタートボタンを押しアクトコントローラーは起動した。

 

「これでどんな恐竜も思いのままよーん!」

『次いでにあの小僧達の恐竜も捕まえるんじゃ!』

「了解♪」

 

 ユタラプトルを回収したウサラパは次なる獲物をガブ達へと変えた。

 一方リュウタとレックスはディノレンジャーの撮影スタジオへと戻って来ていた。

 

「まさかあのおばさん達に先に越されたちまったのか……「誰がおばさんですってぇー!!」っ!」

「コイツは私達が先に戴いたのよ!」

 

 相変わらずおばさん呼びに反応するウサラパはアクトホルダーを取り出しユタラプトルのカードをスラッシュしユタラプトルを召喚する。

 

「アクトボール、作動ザンス!」

 

 ノラッティ〜がそう言うとユタラプトルの頭の周りに小型のボールらしき飛行物体が浮遊する。

 

「恐竜になにをした!?」

「フッフフ……教えてあげないよーだ!」

「こっちも! 行くぜガブ!」

 

 リュウタはガブのカードを手に取り、ディノホルダーにスラッシュする。

 

「ディノッスラッシュ!! 轟け! トリケラトプス!」

 

 リュウタの掛け声の後にガブは本来の姿の成体トリケラトプスへと変わり召喚された! 

 

 

 

「遂にラストの問題です! この問題に正解したチームが優勝となります! ……って後の人はどこ言っちゃったんだろ……?」

 

 一方クイズ大会の方は両チーム210点の同点であり問題も最後となっていた。

 

「では問題どうぞ! 」

『北アメリカで発見され、”ユタの略奪者”という名前の持つ恐竜は?』

 

 問題が出されたが先手を取ったのはプトラルだ! 

 

「「ああっ!?」」

「答えは?」

「…………(しまったー!!? 勢いの余り小生が押してしまったでゴザル……!? でもこの問題の答えの恐竜って確か小生の好きなラプトルタイプだったハズ……! 思い出せ! 小生ー!!)」

 

 しかし汗だくのプトラルは何も言わない。

 時間が迫る中プトラルは頭の中は爆発寸前の瞬間……

 

 ドオ──ン! 

「うわぁぁ〜!?」

 

 バトルの最中であるユタラプトルとガブがスタジオ内へと乱入。

 スタジオ内はパニックになる。

 

「なんてすばしっこい奴なんだ!」

「どうなってるの? アレが出現した恐竜?」

「ああ!」

 

 席から離れ、リュウタ達と合流するマルムとツバサ。

 

「さっさとカタをつけなさいユタちゃん!」

 

 ウサラパの命令にアクトボールが現れるとユタラプトルは苦しみ出した。

 

「なんなのあのボール!?」

「きっとあのボールみたいなやつで恐竜を無理やり操ってるんだ! 

 早く助けないと! 」

「俺も加勢する!」

 

 そう言いレックスとツバサもディノホルダーを取り出しエースとスカイのカードを手に取りスラッシュした。

 

「ディノスラーッシュ!」「ディノスラッシュ!!」

「吹き抜けろ! カルノタウルス!」「天空を舞え! プテラノドン!」

 

 2人の掛け声の後にエースとスカイは本来の姿の成体カルノタウルスとプテラノドンに変わり召喚された! 

 

「お遊びは終わりよ! アトミックボム!」

 

 ウサラパが技カード『アトミックボム』をアクトホルダーにスラッシュし発動した。

 ユタラプトルが空高く飛ぶと大気圏突入する隕石のように落下し、ガブの方へ突っ込んで来る! 

 

「ボクに任せろ! サイクロン!」

 

 レックスが技カード『サイクロン』を取り出しディノホルダーにスラッシュする! 

 竜巻が現れエースの体に纏わるとユタラプトル目掛けて突撃し両者がぶつかった。

 その反動で暴風がスタジオ全体に届きリュウタ達は堪えていると着地したユタラプトルの動きが鈍くなった。

 

「動きが鈍くなった! 今だ2人とも!」

「よし!」「サンキューレックス!」

 

 その隙にリュウタとツバサは互いの技カードを取り出しディノホルダーにスラッシュする! 

 

「エレクトリックチャージ!」「トルネードタイフーン!」

「「「「ビリビリビリビリビリビリ!!?」」」」

 

 先にスカイが動き、低空飛行でユタラプトルの周りを高速回転しトルネードを発生させユタラプトルを空高く飛ばし雷の力を纏ったガブが落ちてくるユタラプトルに雷の一撃を与えた! 

 吹っ飛ばされたユタラプトルはウサラパ達に当たり感電し痺れさせた。

 

「ゆ、ユタラプトルが……」ドサッ……

「…………せ、正解! 優勝はアクト小チーム! ……です」

 

 ユタラプトルはカードに戻り黒焦げになった4人。しかしエドがフラフラと席のボタンを押し正解の答えを偶然言ってしまったので勝ったのはまさかのアクト団であった

 

「恐竜カード取られたザンス!?」

「くぅぅ!? けど優勝はしたから100万円は貰っていくよ!」

 

 そう言いながらウサラパは100万円の板をカッサらい退散した。

 その後にノラッティ〜とプトラルがエドを引きずりながら追った。

 

「恐竜?」「CGか?」「よく出来てんな……」

「やっべ!?」

 

 ガブ達の姿にスタジオにいたスタッフはザワつきリュウタ達は急いで元に戻した。

 

「……い、以上、クイズパックンパックンでしたー……」

 

 こうして、締め味の悪い終わり方で番組は終わるのであった。

 

 

 クイズ大会が終わり、日も既に暮れていた。

 家へと帰る5人だったがその内3人はガックリと気分が落ち込んでいた。

 

「まーだ落ち込んでるのか? 恐竜カードは手に入ったんだからいいじゃない?」

 

 ユタラプトルのカードを手に取りながらレックスがそう言う。

 

「でも俺の……俺の恐竜フィギュアがぁぁぁぁ!!? (泣)」

「「俺達の100万円がぁぁぁぁ!!!? (泣)」」

「「「うわああああん!! (泣)」」」

 

 優勝出来なかったので恐竜フィギュアが欲しかったリュウタと賞金が欲しかったツバサと剣竜は夜空の下で泣き叫んだ。

 泣き叫ぶ3人の姿にレックスとマルムは呆れるのであった。

 

 

 次回へ続く!!




ED『恐竜マッスル』

小話『ツバサの50万円が欲しかった理由とリアスの秘めた過去』

竜野家に帰ってきたマルムとツバサ。
しかし未だにツバサはマルムの膝枕で泣きべそをかいていた。

「グスッ50万円がぁ…」
「まだ言ってるの?いい加減に立ち直りなさいよツバサ…」
「だって50万だぞ!?小学生にとってはお年玉の上を行く大金なんだぞ!?せっかくのチャンスだったのにぃぃ! 」

そう言うとまた滝のように涙を流すツバサ。

「もう…それにしても50万なんて何に使うつもりなのよ?」
「考えてはなかったけど例えるなら今の木刀の新調や銀座で寿司とか金ちゃんグッズとか?」
「欲張りさんだわ私の弟…「でも…」ん?でも?」
「一番は姉ちゃんに好きな物買ってあげたかった…かな?ほら、姉ちゃんもファッションとか好きな女の子だし何か買ってあげたかった…って姉ちゃん!?何で泣いてんの!?」

ツバサがそう喋っていると頬に涙が当たり上を向くとマルムがハンカチ片手に泣いていた。

「うぅっ…ツバサってば私の為にそんな事を…姉思いの弟に育ってくれてお姉ちゃん嬉しいわ!」

そう言いながらマルムはツバサを起こすと彼の顔を自分の胸に抱きしめる。

「むーーー!?(む、胸が!?)」
「大丈夫よツバサ!別にお金が無くてもツバサからの愛情があればお姉ちゃんは充分嬉しいからね!……ってアレ?ツバサ?」
「・・・」チーン
「つ、ツバサー!?」

ブラコンモードに入ったマルムがそう言いながらギューっと抱きしめてるとツバサからの返事がなかった。
一旦力を緩めてツバサの顔を見ると包容力(色んな意味で)に果てた彼の姿にマルムは驚く。
と、丁度リアスがDラボでの仕事を終えて帰って来た。

「ただいま…」
「大変お姉ちゃん!ツバサが気を失ってるの!」
「…(またね…)、別にほっとけば目が覚めるから。それよりもマルム、帰ってきたばかりなんだから早くお風呂に入ってきなさい」
「はーい…」

リアスに言われマルムは渋々風呂場へと向かった。
妹が行ったあと、今度はリアスがツバサを自身の膝に乗せて頭を撫でる。

「妹からの過度な愛情に振り回されるあなたも大変ね…ま、それでこそあなた達だけど。それにしても、貴方の目はあの人そっくりね……何処に行っちゃったの……?



ミコト…」

そう言い悲しげそうな表情のリアスは首にかけているペンダントを開くと、そこに入ってた写真は若き頃の白コートの男の顔が写されていた…
そして彼女の言葉は誰も知ることも無い



ジー回!第8話!

今度はハワイに来たD-KIDSは其処に現れた恐竜 スティラコサウルス
とガブが仲良しになる。
せっかくなのでそのままバカンスを楽しむリュウタ達だったが案の定アクト団のバカルテットの邪魔により中断されてしまう!

次回 アローハ!ハワイのビーチバトル!

アロハオエ〜

オリジナル日常回見たい?

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