古代王者恐竜キング 翼竜使いのDキッズ【休載中】 作:アルティメットルパン三世
前回の恐竜キングは!
深夜の道路工事の騒音でレックスとリュウタが喧嘩を起こしてしまう。
一方ツバサは白いコートの男から3枚のカードを渡され困惑していたが都心にアンキロサウルスが現れた事で保留にする事に。
アンキロサウルスを捜索している内にディノホルダーを落としたレックスはアンキロサウルスは眠りの邪魔をされて怒っていることに気づく。
リュウタが拾った彼のディノホルダーを投げ渡した事でエースを成体に戻すもバトルに苦戦。
しかし無事に勝利したレックスとエースはリュウタと仲直りしたのであった。
OP『小さな僕らの大きなハート』
Aパート
竜野家
リビングでマルムがパラパラに服を着せて楽しんでいた。
「ほ〜ら! 可愛いわパラパラ! そのスカーフ似合うと思ってたのよねー♪」
「クゥゥ……キャウッ!」
「あぁーっ!? せっかく可愛かったのに……あっ、お姉ちゃん」
首が窮屈だったのか巻かれた白と水色の柄が入ったスカーフを口でビリビリに破いたパラパラに少しガッカリするマルム。
とそこへ正装に着替えたリアスがやって来た。
「あら? ココにスカーフを置いといた筈なんだけど……白と水色の柄のやつ……マルム知らない?」
「(ギクッ!)知らない知らない! 全然っ知らない!」
「そう? あれ買ったばかりのお気に入りなのよねー、とっても高かったし」
そう言い他の部屋へ行くリアス。
「アハハ……ど、どうしよう!」
ビリビリに破かれた姉のスカーフを隠したマルムだったがリアスのお気に入りと知って慌てだした。
第10話 ドッサリンチョ! 恐竜カード大量発見!
アクト団の本拠地『アジ島』。
今日はウサラパとノラッティ〜、ロトとロアが4人でゲームをしていた。
「よし! 行けイーグル!」
「やっちゃえー!」
「ゲェ!? なんておバカなアホウドリ ザンしょ……」
「カッコ悪……」
ゲームの内容は鳥類の対戦ゲームでロト&ロアチームは鷲、ノラッティ〜&ウサラパチームはアホウドリを使用しており戦況はロトロアチームが圧倒的優勢である。
「トドメだ!」
「もうダメザンス!?」
「フッ! この時を待ってたのよ! くらえ必殺アルバトロスキック!」
そう言いアホウドリが蹴りを放つも避けられてしまい結局は負けてしまった。
「「あ──……」」
「なにを騒いでるぞい!」
とそこへドクターソーノイダがやって来た。
「ボクが作ったゲームで遊んでるんだ」
「ウサラパたちったら98戦98敗でメチャクチャ弱いのよ〜?」
「それはアホウドリだからよ!」
「今度はイーグルに交代してほしいザンス!」
「ダメ」「だめ〜」「ダメぞい」
「「ぬぅ〜〜〜!!?」」
フルボッコにされた挙句、使用キャラの交代を拒否られた2人は悔し紛れに泣く。
「ん? そういえばエドとプトラルはどうしたんだぞい?」
「大事なマシンのパーツをネットで探してみるって言ってたけど……」
エドとプトラルの不在にドクターが言うとどうやら2人はパソコンの画面で秋葉原の監視カメラ映像を見ていた。
「ゲームよりコッチの方が面白いっスよね〜プトちゃん?」
「左様でゴザルよ同士エドちゃん、やはりアキバは小生達の楽園でゴザル〜 」
「ん、原宿? ……っ! プトちゃんコレを見るっス!」
「なんでゴザ……なんでゴザルかこのメイドちゃん達!? ロリコンの小生を魅入らせるとは……恐るべし原宿メイド!」
「でしょでしょ! 中々濃いっスよね〜」
「「いいっス(でゴザル)ね〜♥」」
趣味が合う2人は顔をニヤケながらそう言う。と、そこへロアが覗き見した。
「あー! 変な女の子見てるー!」
「ドキッ!?」「ちょ! ロアたん!?」
「ンまぁ! こんな物見て……」
「パーツ探すなんて嘘ついたな〜?」
「い、いやーこれはそのー……」
「ち、違うでゴザルよー!? これはでゴザルねー……」
「あれー? この爺さんどっかで……」
必死に誤魔化そうとするエドとプトラル。するとノラッティ〜が何かを見つけた。パソコンの画面に路上販売をしている爺さんが映っていた?
「「「「ア────ッ!?」」」」
「どうしたぞい?」
「あの時の惚けた爺さん!」
「オンボロ飛行機の!」
「1人で逃げやがったザンス!」
「あのクソジジイでゴザルよ──!?」
そう、この爺さんは第6話で4人をスイスまで古い飛行機に乗せてどこかへ消えたあの爺さんである。
(詳しい事は第6話のAパートをみてね!)
「あんな所で何してんのかしら……」
「ぞい? ……あああああっぞい!?」
「どうしたのおじい様?」
「入れ歯外れた?」
「見ろぞいコレを!」
ドクターが指差す方へ目を向けると爺さんが売っている物に何と恐竜カードと技カードが何枚もあったのだ!
「恐竜カード!?」
「しかもあんなに沢山!?」
「何故あのクソジジイが持っているでゴザルかー!?」
「だけど偽物かもしれないよ?」
「と、とにかく行ってみるぞい! お前ら出発だぞい!」
「「「「お──ーっ!」」」」
こうしてドクターの命令により原宿へ出動する事になったバカルテットであった。
場所は変わり古代家。
いつも通り遊びに来たマルムとツバサがリュウタ達にある提案をしていた。
「え? 原宿?」
「ええ、偶には遊びに行ってみない? 恐竜フィギュアなんかも色々あるらしいわよ?」
「別に構わないけど……」
「じゃあ決まりね! それじゃあガブー? エース?」
マルムは持ってきたバッグからペット用の服を取り出しガブとエース、それとスカイに着せた。
ガブは貴婦人の様な衣装でエースは入学式のお子さんの様な衣装、スカイは和テイストの衣装を着ている。
「うん可愛い〜!」
「結構似合ってんじゃん!」
「気に入っているかどうかは兎も角、それ程イヤそうじゃないな」
「スカイは完全にお気に召してるけど」
当の本人は腰に付けられてるミニ刀を嘴に咥えてカッコつけてる。
「スカイが気に入ってくれて良かった〜……何でパラパラだけ……」
スカイの姿を見て喜ぶマルムだったが、困り顔になってパラパラを見るとそっぽを向かれた。
「だけどどうしてこんなもの着なくちゃいけないんだ?」
「だって原宿よ? 恐竜だってオシャレしないとね♪」
「オシャレねー……」
着せた理由を聞いてレックスは彼女の
「パラパラは着ないの?」
「っ! パラパラはこれから買うから良いのよ! さぁしゅっぱーつ!」
誤魔化すかのようにマルムはそう言い焦りを見せた。
姉の様子がおかしい事にツバサは何かを隠している事に勘づいた。
「なぁ姉ちゃん、何か隠してるだろ?」
「へっ? な、なんの事かお姉ちゃん分からな……「スカーフ」ッ!? なんでツバサがその事を……」
「姉さんが俺の部屋に来てスカーフの事を聞いてきたんだ。その後に姉ちゃんが急に入って来て「今から原宿に行こう!」とか言うからどうも怪しいと思ってたがやっぱりな……行きながらでいいから詳しく話を聞かせてくれ」
「……うん」
「リュウタとレックスも良いよな?」
「ああ」「もちろん」
こうして、4人と4匹は原宿行きの電車に乗りその中でツバサはマルムから彼女の事情を聞いた。
冒頭での出来事を嘘偽ること無く全てを話してくれた。
「成程、だから似ているスカーフを探しに原宿へ……か」
「なら正直に謝ればいいじゃん?」
「ダメよ! 家のお姉ちゃん怒るとすっごく恐いんだもん……」
「あー……」
「確かに恐いね……」
「そっか?」
「ほら、この前……ボクとリュウタがラボで騒いでた時に火をつけた爆竹を放り込まれたじゃないか? 」
「……確かにな」
怒った時のリアスは4人にとっても恐ろしい。
彼女の妹や弟であるマルムとツバサはもちろんリュウタとレックスも彼女の恐ろしさは身に染み付いている。
『次は〜原宿、原宿〜』
車内のアナウンスが響く中気まづくなる4人だがツバサはマルムの方に顔を向けてこう言った。
「仕方ない、姉弟の問題だし俺もスカーフ探し手伝うよ。最悪見つからなくても一緒に謝って怒られるからさ」
「っ〜! ありがとうツバサ〜!」
「うおっ、別に泣く事じゃないだろ?」
弟の優しさにマルムは涙目になりながらツバサの胸を借り、ツバサもマルムの頭を優しく撫でながら慰める。
「という事だ、2人も次いでで良いから手伝ってくれよ?」
「ああ、俺は恐竜グッズ探しながら見てみるよ」
「乗りかかった船だ、ボクも少し手伝うから」
「サンキュー、ほら姉ちゃんも泣き止んで。原宿に着いたから降りるよ?」
「はーい♪」
「だからって腕組むのはやめい」
「別にいいじゃない、姉弟なんだから♪」
ツバサニウムを摂取したのかマルムの調子が先程より良くなっていた。そしたツバサから離れると見せかけてマルムは隣に移動し腕を組みをしながら一緒に歩く。
「相変わらずツバサが好きだよなマルムって」
「コレも1つの姉弟愛……なのかな?」
一緒に歩いていく2人の後ろ姿を見ながらリュウタとレックスはそう言った。
駅から出ると原宿の街は人でいっぱいであった。
恐竜と知られたらまずいのでガブ達の首に首輪とリードを付けて歩かせている……のだが
「ガブガブ!」
「やめろってガブ!?」
おもちゃ屋に近づくと入口前に展示されてるロボットの模型にガブが噛みついたり
「……ガァウ! (ボヨ-ン!)ギャッ!?」
「エース大丈夫か?」
「ブギ……」
ミシュラ〇マンみたいなバルーンを見てエースが突進するもバルーンの反動で弾き返されレックスが上手くキャッチした。
「うひゃーコイツら目が離せないなぁ……」
「何せ初めて見る物ばかりだからな……興味深々なんだろ?」
「おいリュウタ! あそこ化石が置いてある!」
「おお!?」
「オーパーツも置いてるみたいだ!」
レックスが向こう側に化石を売ってる店を見つけるとリュウタを誘って走って行った。
「もー……目が離せないのはどっちだか……あっ! 可愛いアクセ!」
「おーい!? 姉ちゃんも人の事が言えないだ……なっ! アレはマスクドニンジャレッドシャドーのなりきりセット!?」
マルムも己の趣味に目が行き、ツッコミながら姉の後を追うツバサだったが自分の好きな番組の主人公のなりきりセットが売られてるのを目撃し走り出す。
ドサッ
「パウ?」
しかしマルムがパラパラに繋げてたリードを手放してしまいパラパラは気づかずにどっかへ行ってしまった。
「どっちも可愛いなぁ〜……あっ! 待ってパラパラ!?」
アクセサリーに見蕩れていたマルムはツバサに言われ辺りを見回すと人混みの中へ入っていくのを見かけ追いかけた。
「あ──(シュパッ!)ん……あ?」
「アグアグ……」
髭を生やしたお爺さんがハンバーガーを食べようとしたが突如パラパラがそれをかっさらうとパティの部分を咥え、投げ捨てるとレタスとトマトの野菜の部分だけを食らう。
「あー!? ダメじゃないパラパラ! すみません! 弁償します!」
「なーに、いいっていいって」
パラパラを追って来たマルムは盗み食いしたパラパラを叱りお爺さんに謝罪をする。
お爺さんも悪気はないと分かっているのか許してくれた。
「パウ〜♪」
「おお、よしよし」
食べ終えたパラパラは猫のようにお爺さんの膝に頭を擦りつけお爺さんもパラパラの頭を撫でる。
「可愛い恐竜だなぁ」
「あ、どうも……って恐竜じゃありません! 犬です犬!」
「んあ?」
「恐竜なんてマサカ……あはは……ってコレ!?」
恐竜じゃないと誤魔化すマルムはお爺さんの商品の一部に目がいった。それは自分達が探している恐竜カードと技カードだったのだ!
「ああ、それも恐竜だな」
「っ! ちょっとパラパラ見ててください!」
「あいよ〜」
「リュウタ! レックス! ツバサ!」
マルムは急いで先居た場所に走り出すとディノホルダーを取り出して3人に連絡を入れる。
一方アクト団のバカルテットも電車で原宿へやって来たのだが立ちっぱなしだったのか疲れてる様子。
「なんで電車なの〜?」
「立ちっぱなしで疲れたザンス……」
「座りたかったっス……」
「足が痛いでゴザル……」
それぞれ文句を言っていると
「おばさん邪魔!」
「っ! 誰がおばさんよ!」
おばさん呼ばわりされたウサラパが案の定キレる。彼女が言った奴の方に振り返るとゴスロリ系の女の子4人が立っている。
「何ー?」「文句ある?」
「わっ! 本物ー!?」
「ささ! どうぞどうぞお先にザンスー!」
「レディーファーストでゴザルよー!」
エド達が生のゴスロリを見て興奮し道を開けると1人が「ふんっ」と言いながら歩いて行った。
「何アレ? ハロウィン?」
「ウサラパ様ー、ホントにこの切符でいいザンスか?」
ゴスロリに対し文句を言っているウサラパに切符を持ったノラッティ〜が不安げに聞いてきた。
彼らが買った切符は子供料金の方であった。
「良いのよ安かったんだから!」
「でも『小』って書いてあるザンス〜……」
「半額の印よ! ホラ行くよ!」
「「「「抜き足差し足忍び……(ブーッ!)」」」」
「コラーッ! ダメダメ! 」
「……やっぱり?」
ケチろうとした結果がこれである。
リュウタ達を連れてお爺さんの元へ戻ってきたマルムは3人にもお爺さんが持っている恐竜カードを見せた。
因みにお爺さんに懐いてるパラパラは彼の膝の上で座っている。
「凄い、恐竜カードがこんなに沢山……」
「けど本物かどうか……」
「なら試すだけだ。御老人、すみませんがどれか一枚手に取らせても構いませんか?」
「いーよ」
「感謝します。ほらリュウタ?」
ツバサがお爺さんの許可を得て1枚の恐竜カードを手にしリュウタに渡してディノホルダーにカードをスラッシュする……が反応は無い
「やっぱり偽物……っ、風の紋章……レックス、ちょっとやってみてよ」
「ああ」
レックスにカードを渡しディノホルダーにスラッシュする。
すると画面にスラッシュした恐竜が映り実体化した!
その頃、バカルテットの方は子供料金で乗った事がバレてしまい駅員に連れられて説教されていた。
「まったく、いい歳して子供料金で乗るなんてもう……」
「いい歳って言われても……」
ウサラパがブツクサ言っていると駅員が突然大声を上げた。
駅員の目には先程レックスがスラッシュして実体化させた恐竜が居たが直ぐにカードに戻され消えた。
「ば、化け物〜!?」
「誰が化け物ですってー!!」
「違う! きょ、恐竜が今!」
「「「「恐竜ゥ!?」」」」
「今、恐竜が……」「ホントに居たのよ!」「消えた……」
恐竜が現れた事に街の人達が騒ぎ出した。
「マジモンじゃねぇか……」
「うん……」
「あのお爺さん! コレどうしたんですか!?」
「うん? え──っと……」
「「「「はい!」」」」
「忘れた」
「「「ええ……」」」
「ズコ──ッ!?」
何処で手に入れたのか聞くもお爺さんはボケているのか忘れている様子にリュウタ、レックス、マルムはコケそうになりツバサはギャグ漫画の様な倒れ方をした。
「あのー、これ全部売っていただくとしたらお幾らですか?」
「んーそうじゃなぁ……「ちょっと待ったー!」?」
「あー! いつものおばさん達!」
「ホント執拗いよなおばさん達!」
レックスがお爺さんに売ってもらおうとしてるとそこへウサラパ達が駆けつけた。
彼女らが現れたのでマルムとツバサがいつも通りにおばさん呼びした。
「だから! おばさんって言うな──!」
「今はそんな事どうでもいいじゃないっスかー?」
「よくない!」
ウサラパがエドの告げ口にキレると彼の胸ぐらを掴みブンブン振った。
「お爺さん! ミー達の事覚えてるザンしょ?」
「ほらー? この間ジジ……お爺様の素敵な飛行機でスイスまでのデンジャラスなフライトを楽しんだじゃないですか〜?」
「…………知らん!」
「またまた〜?」
どうやら4人の事も忘れてしまったいる様子だ。
「とにかく! そのカードは全部小生達が買うでゴザルから売って欲しいで候!」
「何言ってんだよ!」
「ボクらが先に交渉してるんだ!」
「そうよそうよ!」
「割り込みしてくるんじゃねぇ!」
割り込みをしてくるバカルテットに対し怒ったリュウタ達。
「うっさいわね! ガキンチョ共は家に帰ってアニメでも見てな! 私達の方が高額で買わせていただきますわ!」
「ボク達に売ってください! お願いです!」
両組から言われたお爺さん。果たして彼は何方に恐竜カードを売るのか!?
後半へ続く!
オリジナル日常回見たい?
-
見たい
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別にいい
-
そんな事よりもっとイチャつかせろ