古代王者恐竜キング 翼竜使いのDキッズ【休載中】 作:アルティメットルパン三世
「うーん……」
「さあ! さあさあさあ!!」
悩むお爺さんに迫る両組。するとガブ達がお爺さんの周りをウロチョロし始めた。
パラパラはフライドポテトの容器を咥え振り回したりガブはお爺さんの頭に噛みついたりエースは走り回っていた。
そして普段大人しいスカイもお爺さんの頭を嘴でコンコンとつつく。
「ダメよパラパラ!」
「こらガブ! やめろって!」
「大人しくしろエース!」
「スカイもやめないか!」
「いいっていいって、オラァ恐竜が大好きだ!」
失礼な事をするガブ達を叱るリュウタ達だがお爺さんは笑顔で気にしなかった。
そしてガブ達が恐竜カードが入ったカードホルダーに集まり触り出す。
「おっ? 何か気に入ったか?」
「おいダメだって……!」
「構わねぇよ」
するとお爺さんはリュウタ達の方を見るとこう言った。
「ほら、やるよ!」
「「「「えええ──っ!?」」」」
お爺さんの行動にショックを受けたウサラパ達。
「い、いいんですか!?」
「うん、オラァ恐竜大好きだぁ!」
お爺さんはそう言いカードホルダーをリュウタに渡した。
「「「「ありがとうございます!」」」」
こうしてリュウタ達は恐竜カードを大量ゲット……しかし
ガシッ
「「「「えっ?」」」」
突然マジックハンドがカードホルダーを掴み奪った。
もちろん犯人はバカルテットであった。
「いただきザンス!」
「「「「ほなさいなら!!」」」」
カードホルダーを盗んだバカルテットは全速力で逃げ出した
「あっ!?」
「アイツら!」
「ズルいわよ!」
「大人のクセにセコいぞ!」
取り返す為リュウタ達は急いで後を追った。
奪い取ったバカルテットはクレープ屋の看板に隠れリュウタ達を撒こうとしていた。
リュウタ達は一旦止まるとこう言った。
「あれー! おばさん達、確かにコッチへー!」
「おばさんにしては逃げ足が速いなー!」
「あのおばさんだったら目立つ筈なんだけどー!」
「何処かに自称19歳を名乗る緑髪のおばさんは居ませんかー!!」(スチュワーデスのコスプレをしながら)
「オメェら! ワザと言ってんだろぉゴラァ!?」
おばさん呼びに敏感なのを知ってるリュウタ達はワザと大声で言うと見事に引っかかりウサラパが出てきた。
「いた!」
「しまった……すたこらさっさ〜!」
「返せ!」
「あれ〜? また居なくなっちゃったぞ〜?」
「うん……」
今度はパントマイマーに変装し、マネキンの様にジッとして撒こうとするバカルテット。
「ひっ……クシッ!」
「っ! 居た!」
「「「「バハハーイ!」」」」
「まてぇ!」
しかしエドがクシャミをした事で振り返られてしまいバレたバカルテットは再び逃げ出す……が
ツルッ!
「ア──ッ!? グヘッ!?」
道に落ちてたバナナの皮をノラッティ〜が踏んづけてしまい倒れると彼が持っていたがカードホルダースポッと抜け出しそのままマルムの手に渡った。
「よしっ!」
「いっただきー!」
「逃げるんだよォォォォ!」
運良く取り戻せたリュウタ達は来た道に振り返り逃げ出す。
「ちょっといいか皆、このまま集まって逃げるのはマズイし二手に分かれよう」
「それはいいけどカードホルダーは誰が持つんだ?」
「俺と姉ちゃんが引き受ける。俺達の方が運動神経良いからな。姉ちゃんもそれで良いよな?」
「もちろん!」
「よし! 取り敢えず彼処に隠れて隙を見てから逃げよう!」
こうしてリュウタとレックス、マルムとツバサの二手に分かれて行動を開始した。
「どこ行ったのよガキンチョ共はー! 逃げ足速いんだからもう……って居た!」
「待つザンス!」
リュウタとレックスが横断歩道を渡ってるのを目撃したバカルテットは急いで追いかける。
通り過ぎたのを見て物陰に隠れていたマルムとツバサが走り出す。
「あっ! あの子がカードホルダーを持ってるっス!」
「なんですって!?」
「しまった!」
しかし、遅れて走っていたエドが竜野姉弟を目撃しウサラパに言った。4人はすぐ様2人を追いかけた。
リュウタとレックスは引き返そうとするも信号が赤に変わり足止めをくらうことに
「待ちなさいー!」
バカルテットに追われている竜野姉弟は近くの公園の付近にある塀を上り子供が入れる位の隙間がある柵を通り抜ける。
「通れないじゃない!」
「ウサラパ様! あっちに入口があるザンス!」
「何としても捕まえるのよ!」
バカルテットが入口へ向かっている中、2人はしゃがみながら柵を潜り抜けているとマルムがつまづいてカードホルダーを落としてしまうが先に抜けていたツバサがキャッチした。
「セーフ……大丈夫か姉ちゃん?」
「ありがとうツバサ……早く行こう!」
マルムの手を掴みツバサは起こしてあげると走るのを再開した。
しかしこの時、草属性の技カードが1枚抜けてしまい風に飛ばされていったのを2人は知らない。
大広場へ着いた2人は辺りを見回し、出る直前の噴水の真ん中に建っている河童の像にバインダーを隠す。
2人が噴水から抜けるとタイミングよく水が噴き出しカードホルダーの姿が見えなくなった。
「やっと見つけたわよ!」
「「っ!?」」
大広場へ戻るも2人の前にバカルテットが立ちふさがる。
「うわぁー!?」「くそっ!」
「逃がさないわよ!」
「クゥゥゥン!」(キィィィィィ!)
「ひー! やめてー!?」
「のわああああ!?」
「たまらんザンス!?」
「耳が痛いでゴザルー!?」
逃げる2人をバカルテットが追いかけようとしたが、2人を守る為にパラパラが頭部を震わせて超音波を放ち苦しませる。
「もうだめー!!」
超音波に苦しみながらウサラパはアクトホルダーを手にしティラノのカードをスラッシュし、成体のティラノを召喚した!
「キャア──!?」「助けてくれー!?」
「っ! アッチだ!」
ティラノが現れた事により逃げ惑う人達。そして2人を追っていたリュウタとレックスもティラノを目撃し急いで向かった。
「子供相手に大人気ないわよ!」
「ふん! カードを奪う為なら……ってかカードホルダー持ってないじゃない!?」
カードホルダーを持ってない事にウサラパが驚き、ツバサがベロベロバーを、マルムが困った様な顔で両手を広げて持ってない事を見せつける。
「あーっ! あんな所に!」
「あの河童の像に置いていやがるでゴザルよ!?」
エドとプトラルが奥の噴水にあるカードホルダーを指さし、バカルテットは急いで向かった。
「「「「カードホルダー! カードホルダー! (プシャァァァ!!)キャ──ー!!?」」」」
「何なのよコレー!?」
「浮いちゃったザンス!?」
「こんなのアリでゴザル!?」
しかし水がまた噴き出し、4人は打ち上げられてしまい手も足も出なくなる。
「よし! この隙にやるぞ!」
「ええ!」
ディノホルダーを構えたツバサとマルムは自分のパートナーをカードに戻し、手にして構えカードをスラッシュした!
「「ディノスラーッシュ!!」」
「芽生えよ! パラサウロロフス!」
「天空を舞え! プテラノドン!」
2人の掛け声の後にパラパラとスカイの体は成体の恐竜に戻りパラサウロロフスとプテラノドンが召喚された!
2体以上の恐竜が現れバトルフィールドが展開されたのだが、普段の時とは違い大広場が白亜紀の森林に変わった!
「イテッ!?」
「場所が変わったっス!」
「何ザンス!?」
「バトルフィールド!?」
噴水が無くなり地面に落ちたバカルテットもバトルフィールドの状態に驚いていた。
「此処は……恐竜の時代?」
「何だってこんな……!?」
走っていたリュウタとレックスもいつもと違うバトルフィールドに立ち止まり驚く。
「タイムスリップしたの……?」
「マジか……」
タイムスリップをしたと思うマルムとツバサは現状を受け入れ難い顔になっていた。
バトルが始まりティラノの噛みつきをパラパラは避けて頭突きをくらわし、スカイもティラノに近づくと翼で風を起こして目眩しをした隙に嘴で攻撃をした。
「パラパラ! しっかり! 」
「頑張れスカイ!」
しかし、ティラノも負けじとパラパラの頭部に噛みついて投げ飛ばすとパラパラは岩に激突した!
後ろからスカイが奇襲をかけるも読んでいたティラノは尻尾でスカイを叩きつけた!
「パラパラ!?」
「スカイ!?」
倒れる2匹を心配する声を出した2人、そこへリュウタとレックスが合流した。
「任せろマルム! ツバサ!」
2匹を助けるべくリュウタはガブをカードに戻して手に持ち構えディノホルダーにカードをスラッシュした!
「ディノスラーッシュ!! 轟け! トリケラトプス!」
リュウタの掛け声の後にガブは成体の恐竜に戻り、トリケラトプスを召喚した!
2匹を追い詰めるティラノ、そこへガブが駆けつけティラノに体当たりをくらわすと横へ吹き飛ぶティラノ。
倒れている内にガブはティラノに近づき、その体に踏みつけ攻撃をする。
「ぐぬぬ! 一気にやっつけておしまい! ボルケーノバースト!」
苦戦するティラノにウサラパは技カード『ボルケーノバースト』をアクトホルダーにスラッシュし発動。
炎の渦がガブを燃やし大ダメージを与えカードに戻りはしなかったがガブは倒れてしまった。
そしてティラノはフラフラな状態のパラパラとスカイに目をつけ一気に倒そうと走り出す。
「ガブ!? 」
「スカイ!?」
「パラパラ……っ、コレ……」
マルムの足元に先程抜け落ちた草属性の技カードが落ちていた。
それを拾ったマルムは一か八か賭けてディノホルダーにスラッシュした!
「お願い! 助けて! 」
彼女の声に応えるかのように空から三体のプテラノドンが飛来した。しかしスカイとは違い小型である。
「わっ! プテラノドンでザンス!」
「しかも3匹も!?」
「メタルウイング……技カードを使ったっス!?」
「あのガキンチョのとは別に居たのでゴザルかー!?」
プテラノドン達の飛来に驚くバカルテット。
そしてプテラノドン達はティラノに向かってサポート技『メタルウイング』をくらわせティラノが怯んだ!
「「「凄い……!」」」
「プテラノドン? ……じゃあスカイは一体」
プテラノドン達の攻撃に驚くリュウタ達。だがツバサだけはプテラノドンが別にいる事に驚愕しスカイの方を見た。
「もぉーなにやってるんだい! 立てー! 立つんだティラノ!」
ウサラパに言われるもプテラノドン達のすばしっこい動きにティラノの攻撃は当たらず。
キュアアアアッ!!
ッ! キュアアアン!
空中を回りながら飛ぶプテラノドン達がスカイを呼ぶ様に鳴きスカイもそれを応える様に鳴いた。するとツバサのディノホルダーから1枚の技カードが光出した。
「っ! この技カード……とにかく試してみるか!」
ツバサはディノホルダーを構えカードをスラッシュする。
スカイの目が空色に輝き、空へ飛ぶと3匹のプテラノドン達がティラノに目掛けて急降下し遅れてスカイも翼をたたみ、ドリルのように回転しながら急降下する必殺技『エアロドリル』を発動した。
「プトちゃん! エドちゃん!」
「コレはなんか……」
「ヤバいっスよー!?」
ノラッティ〜、プトラル、エドは3人で抱き合って怯える。
「コレってどこかで……あっ!?」
ウサラパはアジ島でロトの作ったゲームを思い出した。
「今度こそ蹴るのよティラノ! 必殺ティラノキーック!」
ウサラパに従い降りてくるプテラノドン達に蹴りを食らわせようとした! が、1寸の所で3方に避けられ空振りになる。
「やっぱりダメなのね〜……(泣)」
また失敗した事に悔し涙を流すウサラパであった。
そしてバトルはクライマックスとなる。
蹴りを避けられケンケンパのように片足でフラつくティラノに遅れて急降下したスカイがティラノに一閃の突きをくらわせその次にプテラノドン達も同じ様に一閃の突きをくらわせる。
ガブとパラパラの方へ吹き飛ぶティラノを2匹は互いに受け止めると岩のある方へ投げ飛ばされた!
岩に激突し破片をバラ撒きながら倒れたティラノはカードに戻った
「ティラノちゃーん!?」
負けたウサラパは急いでカードを回収した。
「やったぞー!」
バトルに勝利しリュウタは喜びの声を上げた。
するとバトルフィールドは消えて大広場へと戻った。
「戻った……」
「時空の歪みが消えた……「取ったザンスー!!」あっ!?」
いつの間にかノラッティ〜が噴水の河童の像に行きカードの入ったカードホルダーを取っていた!
「カードホルダーゲットザンス〜!」
「でかしたよノラッティ〜!」
「ヒャッホーザンス!」
カードを手に入れたのでウサラパ達は一目散と逃げた。
「もう! 逃げ足の速いおばさんなんだから!」
「まるでゴキブリみたいだぞおばさんー!」
「おばさん言うな──っ!! それとゴキブリじゃなくてチーターと言え──!!」
「それはもういいっスから……」
竜野姉弟の発言にいつも通りキレるウサラパであった。
原宿
⬇
三畳市 Dラボ
新宿での出来事を終え、ラボへやって来たリュウタ達は今回の事を剣竜とリアスに報告していた。
「あーあ……あんなにカードがあったのに手に入れたのはコレだけなのよ?」
「しかしそれだけでも中々のもんだ」
「そうだよ、ティラノサウルスだってタジタジだったんだから!」
「うん、カードならまた取り戻せばいいんだしね?」
「アイツら見ていろ! 必ずカードは取り戻して見せるぜ!」
折角お爺さんから貰ったカードは結局奪われたが取り戻す事を誓うリュウタ達……だが
「フッフフフ……アーッハハハハ!」
突然、ツバサが大声を上げて笑い出した。それによりリュウタ達は驚きの顔になる。
「ど、どうしたんだよツバサ?」
「フッフフフ、いやー実はさ? カードは奪われてないんだ」
「奪われてない?」
「どういう意味なのそれ?」
「それは…………こういう事さ!」
ツバサがそう言うと上着の内ポケットからトレカ用のカードケースを取り出し中にはカードホルダーに入っていた大量の恐竜カードが入っていたのだ!
「「「ええええっ!?」」」
「つ、ツバサ……いつの間にこんな事を」
「それはだな……」
二手に分かれる前に遡る。
カードホルダーを抱えてたツバサと彼の後ろに付いて走っているマルム。
「あっヤベッ!」
「どうしたのツバサ!? もしかして前から来てるの!?」
ツバサが足を止めた事にマルムが何事か聞くと
「漏れそう……」
「ズコッ……丁度公衆トイレあるから早く済ませてよ?」
「わかってるわかってる……」
股間を抑えながら震えるツバサは小便が漏れると言いマルムはコケそうになった。
「よーし、サッサと入れ替えますか!」
そしてトイレへ向かったツバサはカードホルダーに入ってるカード達を全てカードケースに入れ替える。
「後は重さを同じにして……コレでよし! 悪ぃ少し遅くなった!」
「もう! おばさん達が来ないかと思ってヒヤヒヤしたわよ……」
「悪かったってば? ほら早く行くよ!」
別のカードを入れて重さを調整しツバサはトイレから出て行きマルムと合流するのであった。
「と言う事。Do you understand? (理解出来ましたか?)」
「なるほど……ツバサらしい考えだよ」
「じゃあおばさん達が持って帰ったカードホルダーに何入れてたんだ?」
「それはだな?……」
その頃、アジ島。
「「「「「「「…………」」」」」」」
『コレを持って帰ったおばさん達へ
すり替えておいたのさ! あなた達の愛しいガキンチョ 竜野ツバサより(*ゝω・)てへぺろ☆』
カードホルダーの中に入ってたのはトレーディングカードゲームのコモンやアンコモンというザコカードにすり替えられており最後の1ページに挟まれていたツバサの手書きの紙が挟まれていた。
「あらら〜」
「見事に相手の作戦にやられたね〜?」
そう言いながらロアとロトは部屋から出て行った。
「「「「そろーりそろーり……「お・ま・え・ら・〜」ヒイッ!?」」」」
全身から汗を噴き出しながら逃げようとするウサラパ達だったが普段聞かないドクターの声にビビり振り返ると、そこに立っていたのはチェンソーを持ち怒りの形相を表しているドクターの姿が
「お仕置ぞ────い!!!! 」
「「「「嫌ぁ──!! 許してくださ──い!!」」」」
「いやーカードホルダーを取られた時中身を見られたらどうしようかと思ってたが……どうよ! 俺の完璧なすり替え作戦!」
「スゲーぜツバサ!」
「流石私の自慢の弟ね!」
「今回はツバサの発想の勝利だね 」
ドヤ顔ダブルピースをするツバサにリュウタ達は彼を褒め讃えたがリアスの発言で展開は一気に変わった。
「だけどあなた達、どうしてカードが原宿に有ると解ったの? カードだけじゃ反応しない筈なんだけど……」
「(ギクッ!)あ、別にカードがあるから行った訳じゃないの! 原宿に行ったのは……」
「?」
「どうしたんだ?」
本来の目的を忘れていた事に目を逸らしながら焦り紛れで言うマルムにリアスと剣竜は首を傾げる。
「マルム、白状しちゃえよ?」
「素直に謝った方が良いと思うよ?」
「俺もある程度は弁護するからさ」
「謝る?」
リュウタ達に言われるマルムにリアスはまだ状況が掴めてない様子。そしてマルムはリアスの前に立つと両手を合わせて頭を下げた。
「ごめんなさいお姉ちゃん! 私、お姉ちゃんの大事なスカーフ破いちゃって……」
「スカーフ?」
「白と水色の……ちょっとパラパラにオシャレさせようとしただけなの! なのにパラパラったら嫌がって破いちゃって……」
マルムの話をリアスは何も言わず聞く。そこでツバサもマルムの隣に立ち説明した。
「それでその後、似た様な柄のスカーフを探しに行ったんだ。アレ高かったって姉さんも言ってたし俺と姉ちゃんの小遣いで買えないと思ったから原宿に……という訳なんだ、姉ちゃんも悪気は無かったし反省の色もあるからあまり怒らないで欲しいんだ……俺も謝るからこの通り!」
ツバサも頭を下げてマルムの罪を重くしないようリアスに願い下げる。メガネを光らせて聞いていたリアスは顔を上げると
「なんだ、そんな事?」
「「へ?」」
「あれ、ワゴンセールで買った安物よ?」
「安物?」
「ほ、ホント!?」
「あなたが素直に謝れば許してあげようと思ったけど……」
「ええっ──!? じゃあ全部知ってたの……? 「そう言うこと」そんなぁ〜〜!!?」
朝の出来事を全部知っていたリアスにマルムは涙目になり今までの苦労が無駄だったと理解し膝をついてガックリした。
「やれやれ……とんだ1日だったぜ。お前もそう思うかパラパラ?」
「パウ?」
ツバサに聞かれたパラパラは首を傾げるのであった。
大変な1日であったが何はともあれ恐竜カードを大量に獲得したD-KIDS! しかしまだ見ぬカードは世界中にある! これからも頼むぞD-KIDS! 頑張れD-KIDS!!
最後に、皆も何か人の物を壊したりしたら素直に謝ろう!
次回へ続く!
ED『恐竜マッスル』
小話『スカイの謎とデカい恐竜の卵』
その日の晩、夕食や風呂も済ませたツバサはベッドで横になりながら悩んでいた。
「(姉ちゃんが使った技カード…あれは確かにプテラノドンだった…しかし同じプテラノドンのスカイはガブ達とほぼ同じ大きさで今日見たのと比べたら数倍…まさかスカイは…)いや、そんな訳ない。俺の思い違いだきっと…」
そう言いながら止まり木に立っているスカイを見つめる。
ツバサに見られてるのを感じ、スカイは目を開いてツバサの傍へやって来ると頬擦りをする。
「ま、考えても仕方ない!今はとにかくアクト団から恐竜を守る、それが俺たちの今やるべき事だ!これからもよろしく頼むぞスカイ! 」
「?…キュアッ!」
ツバサの言葉に反応し、スカイは鳴き声を出した。
「それにしてもこの前貰ったこのカードも強力だったな、もう1枚はブレス技に見えるしこの卵の絵が写されてるカードは一体……紋章も一致してるし試してみるか」
ツバサは起き上がると勉強机に置いてあるディノホルダーを取って卵のカードをスラッシュする。
すると液晶画面に同じ絵が映されるとカードは実体となる……のだが
「どおわ!?」
目の前に卵が現れるも空中だったので落ちそうになり慌てて抱きかかえる、あまりの大きさにツバサは焦るもゆっくりと卵を置いた。
「おいおい…前に見たマイアサウラの卵よりデカすぎるぞ…ダチョウの卵の数十倍のデカさだろコレ」
そう言いツバサは巨大な卵を優しく触れる。
「ッ!?何だ…頭になにかがフラッシュバックしてくる…!?」
頭を抑えるツバサの脳内に数々の記憶が現れる。
卵から巨大な何かが孵化、紋章の無い石版、新たなカードとデバイス、様々な箇所にパーツが着けられた成体のスカイ、そして『竜の一族』と言う謎のワード…
「………ハッ!?今のは一体…取り敢えずカードに戻そう」
ディノホルダーを操作し卵を元のカードに戻したツバサ。
「ふあぁ〜……明日からまた学校だし早く寝ないとな」
欠伸をしながらツバサはベッドに戻るとスカイを抱いて眠りについた。
ギャブゥ〜…
この時、卵のカードが鳴き声と共に怪しげに光っていたのを彼は知らない…
次回予告!(アバレ〇ジャー風)
マルム「今度はモナコにスコミムスが現れたわ!」
リュウタ「早速現場へ急行だー!」
レックス「…って何でボク達捕まってるんだよ!?」
ツバサ「次回、開戦!アバレ恐竜グランプリ!サメのエサにはなりたくねぇー!!?」
オリジナル日常回見たい?
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見たい
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別にいい
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そんな事よりもっとイチャつかせろ