古代王者恐竜キング 翼竜使いのDキッズ【休載中】   作:アルティメットルパン三世

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※今回はオリジナル要素とラスボスのネタバレが多く含まれてます。駄文は嫌、原作通りが良いという方はブラウザバック推薦。


前回恐竜キングは!
世界で2番目に小さい国 モナコにスコミムスが港に現れ大好物の 魚を喰らう。
現場へ駆けつけたリュウタ達。だが漁師達がガブ達がスコミムスの仲間と疑われ、リュウタ達共々閉じ込められてしまった。
しかし通信をして来た剣竜による説得で1人だけでスコミムスを捕まえる事になりレックスがソレを引き受ける。
途中アクト団の妨害もあったもののレックスとエースはスコミムスを倒し捕まえる事に成功したのであった!

OP『小さな僕らの大きなハート』


第12話 アバレ恐竜無法基地(前編)
Aパート


 

 アクト団の本拠地『アジ島』

 

『トロイド、トロイド』

 

 下の階層でアクト団の下っ端アンドロイド『アクトロイド』達が『例のマシン』を修復しており上には大型リフトに乗っているノーピスとロトが話していた。

 

「なーんだ、まだまだダメだね」

「ああ、部品を調達しない限り完全な修理は不可能だ……」

「けど使えるシステムを入れ替えれば横移動は出来そうだよ……ホラ?」

「成程、そういう手があったか」

「取り敢えず移動出来るだけでもおじいちゃん喜ぶかもよ」

「そうだな、ありがとう」

「ま、わかんない事があったらいつでも来てよ?」

 

 そう言いながらロトはその場から離れるのであった。

 

 

 一方、島の外では……

 

「アムッ! ウムウム……」

「ギャウ!」

 

 池で飛び跳ねた魚を食らうチビ恐竜のスピノと泳いでいるチビ恐竜のサイカは成体ティラノの足音で2匹は池の中へ潜った。

 

『エサダゾ、エサダゾ、エサダゾ、エサダゾ』

 

 背中に肉を背負ったアクトロイドが走りながらティラノをおびき寄せていた。

 

 

 第12話! アバレ恐竜無法基地(前編)!

 

 

 別の場所ではウサラパ達バカルテットがアクトロイド達に何かを言っている様だ。

 

「いいかいアクトロイド共! ティラノをこのアクトカーゴに誘導して捕獲するんだよ!」

『トロイド! トロイド!』

「油断するんじゃないザンスよ!」

『トロイド! トロイド!』

「お前ら! 話聞いてるのでゴザルか!?」

『トロイド! トロイド!』

 

 変なポーズを取りながら電子音で言うアクトロイド達にバカルテットはウンザリしていた

 

「トロイトロイってホントに大丈夫なんだろうね……」

(ドシ──ン!)

「っ! きたっスよ!」

「それ! かかれー!」

『トロイド! トロイド!』

「…………」

 

 好き勝手に動き回るアクトロイド。すると誘導していたアクトロイド達がウサラパ達の方へとやって来た。

 

『エサダゾ、エサタゾ、エサダゾ、エサダゾ』

「「「「ギャ────ッ!?」」」」

 

 巻き添えをくらいウサラパ達もティラノに追いかけられる羽目になり他のアクトロイド達も集まって来た。

 

「なんでこうなるのよー!?」

「お助けザーンス!?」

 

 やがて追いかけられた4人と多数のアクトロイド達はアクトカーゴに入ってしまった。

 

「コレじゃ逆ザンス!」

「たく何がアクトロイドよ! マジにトロイロボット達だよー!」

『トロイド! トロイド!』

「うるさ──い! やかましーい!!」

 

 アクトカーゴの周りをウロチョロしているティラノ。その光景をロアが双眼鏡で見ていた。

 

「ばっかみたい……」

「どうした?」

 

 そこへロトが登ってきてロアに聞いた。

 

「ウサラパ達がおじい様の作ったアクトロイドの訓練をしていたのだけどちっとも役に立たなくって」

「おじいちゃんの作る物は欠陥品が多いから……」

「直してあげればー?」

「その内ね?」

 

 彼の発言からして直す気は無さそうだ。

 一方別の場所ではドクターソーノイダがテーブルに沢山の恐竜カードを並べて御満悦していた。

 

「グフフフ! ボクちゃんのカード! 最初出会った時は酷いヤツと思っていたがお前さんを雇った甲斐があったぞいスタークよ!」

 

 そう言いながらドクターはイスに座っているコブラを模したメカメカしいスーツを着た人物が銃剣らしきデバイスの手入れをしながら話した。

 

「お気に召してなにより。俺のビジネスで大事なのは期待と信頼、契約者の望みを叶えるのが俺のモットーってやつさ?」

「これからも引き続きカードの回収を頼むぞい! ……ったく、ウサラパ達がマヌケだからこんなヤバそうな奴を雇う事になったんだぞい……」

「うん? 何か言ったか?」

「いやいや! 何でもないぞい!?」

 

 

(回想)

 

 コブラ人間……『スターク』と呼ばれるこの人物は一ヶ月前に突如アジ島へ襲来。ドクターやウサラパ達等の構成員全員がその場に着き警戒したもののスタークは自己紹介し俺を雇わないかと話しかけてきた。

 更にスタークはアクト団の目的を全て知り尽くしておりその事を話した上で手持ちの恐竜と技のカードを3枚ずつ見せると投げ渡す。

 

 しかしまだ信用出来ないウサラパ達はティラノ達を召喚し出て行かそうとすると男が銃剣型デバイスを取り出し、ウイルスが描かれたカードを取り出すとスラッシュをしてティラノ達に向けてトリガーを引くと銃口から赤いガスが吹き出しソレを浴びたティラノ達は悶え苦しむ。

 

 そしてスタークは「取り敢えず1ヶ月間はお試しでタダにしてやる。俺を雇えばカード集めも楽になるしさすればお前さんの夢である恐竜王国もあっという間に叶えられる! それでも雇わないなら俺はその恐竜達を見殺しにして去る……さぁどうする?」

「わかった! お前さんを雇うから早くティラノ達を助けるぞい!?」

「GOOD! 契約成立だぁ!」

 

 無理やりだが契約成立させたスタークはデバイスから今度は赤い十字のマークが描かれたカードを取り出すとスラッシュし、もう一度銃口をティラノ達に向けてトリガーを引くと白いガスが噴射しそれを浴びたティラノ達の顔色がみるみる元の状態に戻った。

 

「コレは契約してくれたお礼と先程のお詫びだ。ま、とにかく俺を信じて待ってな? それじゃCiao〜」

 

 そう言いスタークは銃口から赤い煙を吹かせるとその場から消えた。

 

(回想終了)

 

「(まぁいい、とにかくコイツに早く恐竜カードを全部回収して貰ったら解雇すればいいだけの話……ワシの夢の為に利用してやるぞい)さぁてスティラコサウルスちゃーん、これで言うことを聞く賢い恐竜になったでしゅぞい♪」

 

 そう言いながらドクターはスティラコサウルスのカードをアクトコントローラーに差し込み洗脳させる。

 

「さーて次はどの子にするぞいでちゅかねー?」

 

 そう言いドクターはテーブルに置かれたカードを纏めて束ねる。

 

「ドクター・ソーノイダのスーパーイリュージョンぞいー! なんちって……どわあ!?」

 

 マジシャンがよくやるトランプの空中シャッフルをするドクターだったが見事に失敗し倒れるとカードが床に散らばる。

 と、そこへ掃除をしているタルボーンヌが掃除機をかけて歩いていた。

 

「あーっ! ボクちゃんのカード!? ダメダメだぞい! ぎゃああー!?」

 

 掃除機に吸い込まれそうになるカードをドクターが取るも頭に掃除機の吸引口にスッポリと入った。

 

「ドクター! またこんなに散らかして!」

「こ、こりゃ! 何をするぞい!? コレは貰ったばかりの大事なカード何だぞい!」

「大事ならちゃんと片付けなきゃいけないでしょ!」

「む──!? むぅ──!?」

 

 上半身を掃除機に吸い込まれて喋れなくなるドクター。

 すると1枚の恐竜カードが掃除機の風に当たってしまいケラトサウルスが実体化するのであった

 

「あーらら。面倒になる前に立ち去るか……」

 

 近くにいたスタークはそう言うと部屋から出て行った。

 

 

 日本 〇県三畳市 Dラボ

 

 エントランスホールでリュウタとガブが追いかけっこをしていた。

 

「ほらガブ! コッチだぞー! (ガンッ!)痛っ!」

(バキッ!)

 

 後ろを向きながら言っていたリュウタが自動掃除機とぶつかってしまい押された自動掃除機が落ちていたディスクを踏み割ってしまう。

 

「やっべ……「おーいリュウタ?」ギクッ!?」

「そこに資料データのディスクが……ああッ!?」

 

 ディスクを探しに来た剣竜は割れたディスクを見て驚きの声を上げた。

 

「いや、コレはガブがガブガブやっちゃっ……なんちゃって……」

「ガブ?」

 

 ガブのせいにして誤魔化そうとするリュウタだったが怒ってる剣竜の顔をみて言うのを止めた。

 

 その後、リュウタはパソコンを弄ってる剣竜の後ろで不貞腐れていた。

 

「だから謝ってんじゃん……」

「謝れば良いってものじゃない」

「でも大事なデータはバックアップしてあったんでしょ?」

「父さんが怒ってるのはお前がガブのせいにしようとしたからだ! 謝るならガブに謝れ!」

「うう……ガブごめんよ、お前のせいにしようとして…… 」

 

 他人(恐竜だけど)のせいにするその態度に剣竜は叱る。叱られたリュウタは直ぐにガブを撫でながら謝った。

 

「とにかく罰として3日間、Dラボのトイレ掃除だ!」

「ええっ!? そんなぁ〜」

 

 こうしてリュウタはトイレ掃除を命じられる事となった。

 

 

 それから30分ぐらい経った。

 今もリュウタはトイレ掃除をしており後ろでは後から来たレックス、マルム、ツバサが彼の掃除をしてるのを見ながら話していた。

 

「ふーん、それでトイレ掃除か」

「ったく父さんったら酷いと思わないか? 何でこんな事しなきゃなんないんだよ……」

「すぐに謝らなかったリュウタが悪いんでしょ?」

「そもそもガブに濡れ衣を被せようとするからこんな事になったんだろ……」

「そうだよ、そうやって叱ってくれる父さんが居て幸せじゃないか?」

 

 文句を言うリュウタに対しレックス達は今回はリュウタが悪いと否定した。

 

「何だよ、意味分かんねぇ! 手伝ってくれる気がないなら邪魔だから向こう行ってろよ!」

「「「はぁ……」」」

 

 反省の色がないリュウタに3人は溜息を吐いた。

 するとそこへ遊んでいたガブ達がやって来たのだがエースとパラパラが避けた事でガブがリュウタとぶつかり水の入ったバケツがリュウタの頭に被り水浸しになる。

 

「っ〜〜! ガブ! 何してんだよ!」

 

 掃除の邪魔をされリュウタはガブに怒った。

 

(ピロン! ピロン!)

 

 その直後、突如ディノホルダーの発信音が鳴り4人はいつもの場所へ向かう。

 

 リアスがディノホルダーをパソコンに繋げ、場所を特定した。

 

「場所は太平洋の中央部」

「またハワイ?」

「ハワイじゃないわ、だけど……」

 

 何か疑問があるのかリアスは集中してキーボードを操作する。

 そこへリュウタを探していた剣竜が戻って来た。

 

「おいリュウタ! トイレ掃除はどうした! 中が水浸しだったぞ!」

「それどころじゃないんだ! また恐竜が現れたんだって!」

「なぬ!?」

「じゃあ行ってくるよ!」

 

 後々何か言わるのがイヤだったのかリュウタは先にテレポート台に乗り3人もそれに続く。

 全員が乗った事で皆は目的地へテレポートする。

 

「あっ! ちょっと待って!」

「どうした?」

「太平洋のあんな場所に島なんて無いんです……!」

「何だって!?」

 

 リアスの口から出た発言に剣竜は驚き嫌な予感を感じるのであった。

 

 

 

 一方同時刻、白いコートの男は彼の肩に乗っている白黒の翼竜と共にある場所へ来ていた。

 その場所はかつて人が住んでいたと思われる廃村で至る所に焼け跡や古い血の跡等、襲われて滅んだ痕跡がその場全体に広がっている。

 

6()6()0()0()()()経っても未だにこの村に来るとあの悲劇が思い出す……」

 

(回想)

 

「〇〇〇王子ー! 」

「おはようございます〇〇〇王子!」

「今日も我が一族の為に頑張ります!」

「「「アハハハハ!!」」」

 

 頭部に小さな竜の角を生やし、原住民と似た衣装を身に纏う人々が男に元気に話しかける。

 人々だけでなく彼らと共存する恐竜達も嬉しそうな鳴き声を上げていく。

 赤子を片手に抱えている男もまた村の人達と恐竜達と笑いあって幸せな風景がそこにあった……

 

 

 が、その幸せは宇宙から飛来した悪魔によって硝子の如く砕け散らされた

 

「うわあああ!!?」

「助けてくれぇぇぇ!!」

「お父さんー! お母さんー! どこー!」

 

 悪魔により隕石が降り注がれ木で出来た家や建築物が次々と破壊されていく。

 村の男や恐竜達は悪魔と戦うも力の差があり過ぎる為に1人また一匹と悪魔に殺され行った。

 その光景に女子供、老人は逃げ惑うも悪魔は指先から毒針を飛ばし無差別に殺していく。

 

「キサマァァァ!!!」

 

 王である父や彼と赤子を守る為に身を出した女王の母も悪魔の手により殺され、男は走り腰につけていた青銅の剣を抜くと悪魔に振りかざす

 

「フッ、この程度か?」

(バキィッ!)

「ッ! (ドスッ!)グハァ!?」

 

 悪魔は青銅の剣を簡単に受け止めへし折ると男に毒を注入した。

 

「安心しろ、お前に注入した毒は軽いが暫くは動けない。大人しくその目でこの村が滅びるサマを見届けるがいい竜の一族の第1王子……」

 

 悪魔は赤子の入った籠を男の傍に置き、人型から巨大な怪獣の姿となり頭部の角を光らせる。

 すると空から再び隕石の大群が降り注ぎ地に落ちると光を放ち大爆発を起こした! 

 

《メテオシャワーハザード!》

 

爆発する瞬間、恐竜達は生き残った2人の盾になるかの様に周りを囲んで爆発から2人を守った。

爆発が治まり、村は完全に壊滅し悪魔は怪獣の姿から人型に戻る。

 

 

「チッ、さっきの技で装置が壊れたか…まぁいい、力が戻るまでの間はこの星に滞在するとしよう……」

 

 人型に戻った悪魔は赤色の球体となりそのまま飛び去って行った。

 

 

 それから1時間が経った。廃村とかしたこの地に形だけ残っていた恐竜達の死体の中から男と赤子が出てきた

 煤まみれであったが何とか生きていた。赤子の泣く声に男は目を覚ました。

 

「お前達……俺達を助ける為にその身を捧げたのか……」

「おぎゃあ! おぎゃあっ!」

「〇〇〇も無事か……くそ……俺の……俺達の故郷が……うわあああああ!!!!」

 

 絶望的な光景に男は赤子を抱えたまま泣き叫んだ。愛する父を、母を、大切な村の人達や恐竜達を殺され何も出来ずに突然現れた悪魔の手により全てを壊され男の精神は崩壊寸前であり白目で涙を流し声が枯れるまで叫び続けた。

 

 

(回想終了)

 

 最悪の過去を思い出した男は血が出るまで右手を力の限り握り締めていた事に気づくと直ぐにハンカチを巻いて応急処置をする。

 

『またあの時を思い出していたのか?』

「ああ、あの時の悲劇を絶対に忘れてたまるか……あの時の俺は力不足でアイツの顔に傷一つ付ける事も出来なかった……アイツはまだ地球上の何処かに潜んでいる、俺がこの手で殺るまでは死ぬ気は無い……!」

 

そう言い男の表情は復讐という2文字を表すかのような怒りを出しており頭部に竜の角、目は爬虫類みたいにガン開いており口の歯も竜の牙となっていた……が突如男は何かを感知すると人間の姿に戻った。

 

「ッ!? この気配は……」

『どうした人間?』

「奴だ……あの悪魔も既に動き出していたのか! 行くぞゲイラー!」

 

 そう言い男は翼竜……ゲイラーをカードに戻すと腰に着けてる剣型デバイス『キラーディノブレード』を鞘から抜き、スラッシュ部分にカードをスラッシュした! 

 

「消し飛ばせ、テンペストゲイラー……!」

 

 シルエット姿のゲイラーが下向きに落ちながら回る。

 すると右と左の翼、両足、そして体が成体の翼竜に戻り赤い目が妖しく光り、謎の翼竜『テンペストゲイラー』となった! 

 

キュロロロロロォン!! 

 

『行先は何処だ、人間』

「場所は……太平洋だ、奴はその辺りにいる!」

『了解した……』

 

 男はテンペストゲイラーの背中に乗り指示を出すとゲイラーは巨大な翼を羽ばたかせ空へ飛ぶと猛スピードで飛行したのであった

 

後半へ続く…





恐竜FILE No.1

スカイ(プテラノドン…?)

発見された場所は三畳市にある裏山。
黒い卵型カプセルの中に入っていた天空属性のカードが石板の持ち主となった竜野ツバサの手で召喚されそれ以降彼のパートナーとなる。
必殺技は竜巻回転(トルネードタイフーン)、飛翔回転突(エアロドリル)、???(???)
      
スカイの本来の姿はプテラノドンと思われていたが第10話での出来事でツバサはスカイが別の翼竜…もしくは翼を持つ生物だと考えているという噂

オリジナル日常回見たい?

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