古代王者恐竜キング 翼竜使いのDキッズ【休載中】 作:アルティメットルパン三世
場所は変わってアクト団の潜む島『アジ島』。
ギャオオオオオオン!!
ローマのコロシアムの様な場所に満員の観客の歓声が響き闘技場には様々な色のティラノサウルスが動いている。
「アーッハッハッハッハ!!! これぞわが泣く子も黙るアクト団の最終目的! 我が恐竜王国のメインスタジアムじゃあ!!」
笑い声を挙げながらモヒカン頭とアゴヒゲが特徴であるアクト団のボスである老人『Dr.ソーノイダ』がそう言った。
……失礼、先程のはどうやらイメージ映像らしく本物は未だ出来てない様子。
「エド、よくやったぞい」
「はい、喜んでいただけて嬉しいッス」
アクト団の工作員でこの映像の製作者である太っちょの青年『エド』を 褒め称えるソーノイダ。
「さぁ早く戦う所を見せてくれい!」
「ええっ!? それはまだ……」
「何ぃ!? それに恐竜はティラノだけではないぞい! 他の恐竜はどうした!」
「映像化出来てるのはコレだけで……」
「わしの夢をバカにしとるな!? わしが恐竜キングになれんと思っとるのだなぁ──!!」
「そんな事無いッスよ! ドクターは恐竜キングになれるッスよー?」
ジタバタするソーノイダ博士を慰めるエド。
「そうだ! その通り! わしは全ての恐竜を支配するキングオブキング! 恐竜キングになるぞい!」
「恐竜キングって恐竜の中の恐竜の事を言うと思うだけど……」
「何ぞい?」
「いえ何も……(焦)」
ドクターの発言にエドがボヤくと睨まれるのであった。
ドオオオオン!!
「「へ?」」
ギャオオオオオオン!!
突如2人の目の前に赤い色のティラノサウルスが建物を破壊しながら現れた。
「「助けてぇぇぇ〜!!」」
一方近くの砂浜ではビーチパラソルの下で女性工作員『ウサラパ』がビキニ姿で寛いでおり傍には長身の男性工作員『ノラッティ〜』がアロハシャツ姿で羽団扇でウサラパを涼ませている。
「誰かー! ティラノを何とかしてくれーい!」
丁度そこにティラノに追われているドクターが走ってやって来た。
「やっぱダメダメね〜」
「ティラノも調教出来ないんじゃまだまだだな」
リモコンらしき物を持っている少女『ロア』とその兄である少年『ロト』がティラノに追われているドクターを見て小馬鹿にしていた。
「誰か! 助けて! ティラノ! よせ! ワシを食べても美味しくはないぞい! エドにしろ! アイツの脂身は美味しいぞい!」
エドを標的にさせようとするドクターの発言に皆は呆れていた。
やがて追いかけっこをしている内にティラノの体はチビ恐竜の姿となっていた。
「助けてー! 食われるー!? 痛てててて!? やめんかティラノ!」
コケたドクターを捕らえたティラノはドクターのアゴヒゲを咥え引っ張り始める
その光景を見ていたウサラパ、ノラッティ〜、エドはクスクスと笑っていた。
「くぅ〜〜! なにが可笑しいぞい!」
「 っ! 別に笑ってなど……」
「ヒッヒヒヒ、クフフッ」
「ノラッティ〜!」
「だ、だってw」
ドクターに睨まれた3人は姿勢を正して笑ってないと言うもノラッティ〜が笑いを堪えずにいた。
「何笑ってるぞい!」
「ティラノにお尻を破られたんだよ」
「えっ? ありゃまー……」
ロトに言われたドクターは自分のズボンの後ろを確認すると見事に白衣毎食い破られた跡が残っている。
「こりゃティラノ! 悪い子め!」
「グゥ? ギャウ!」
「おっとぉ、そうはいかんぞいってこらやめんか!?」
叱られた腹いせに噛み付こうとするティラノを躱したドクターがちょっかいを出すと今度はまたアゴヒゲを咥え引っ張られる。
「ティラノったらよっぽどおじい様のお髭が気に入ってるね〜」
クスクスと笑いながらロアがそう言う。
「やめろって言っとるじゃr」
「やめなさい!」
ティラノとドクターに近づいて来たのは見た目は割烹着姿のおばちゃんだが実は博士が作った家政婦型ガイノイド『タルボーンヌ』がやって来た。
「ティラノ! ドクターにお痛はやめなさいと何度言えば解るのです! ドクターももっとしっかりなさい! なんですかその尻は!」
「あ、いやーすまんタルボーンヌ……」
「後で修繕しますから脱いで置いてください。それとロトとロア! 朝から遊んでる暇があるならお勉強しなさい!」
「「は──い……」」
「返事は『はい!』です!」
「「はい!」」
「それと……」(ギロリ)
「「「っ!!?」」」
「30分後に朝食です、遅れないように」
「「「ハイッ! 了解です!」」」
先程の騒ぎもタルボーンヌにより一掃されるのであった。母は強しである(家政婦型ロボットだけど)
「ハァ──……何でこんなに緊張しなきゃいけないのよアタシ達?」
「わっからないザンス!」
「バッカモ──ン! タルボーンヌが居ないと飯が食えんのだぞい! 大体なんだその格好は! ここはリゾート地じゃないぞい!」
「そう言いますけどぉ」
「こんないいお天気ザンしょ?」
「なにぃー!?」
ウサラパとノラッティ〜の文句にドクターが怒っていると助手の『ノーピス』がドクターの元へやって来た。
「ドクター、おはようございます」
「おっ、おうノーピス。マシンの修理はどうなっているぞい?」
「進んではおりますが部品が足りず限界があります。何処かで調達しなければ……」
「お爺ちゃん、この時代じゃ無理かもよ?」
「うーむ部品かー……ま、世界中に散ってしまったわしの恐竜カードの回収が先ぞい……ん?」
ドクターがそう言うとロアの後ろに隠れて大人しくしているティラノを見て察した
「ロアお前か! さっきティラノを悪戯したのは!」
「えへへ、ごめんなさい♪」
「貸しなさい! これはお前達のおもちゃじゃない!」
そう言いドクターがロアからリモコンらしき物『アクトホルダー』を取り上げたその時だった。
《ピッピッピッピッ》
「あっ、アクトサーチが点滅してる!」
アクトホルダーの液晶画面に日本列島が映されており、関東の部分に2つの赤い点が点滅している。
「遂に現れたぞ! しかも2匹とは何たるラッキーぞい!!」
(Aパート終了、以下の文章からBパートになります)
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場所を変えて日本。リュウタとその家族、そしてレックスが居候している古代家。
ツバサ達はリュウタの父親でDラボ*1の所長である『古代剣竜』に裏山での出来事を話していた。
因みにトリケラトプスは案の定物に噛み付き、プテラノドンはツバサの頭の上で瞑想中である。
「本当にトリケラトプスとプテラノドンなのか?」
「うん、ガブとスカイはマジモンだよ」
「ガブ? スカイ?」
剣竜に聞かれたリュウタは噛まれた鼻に絆創膏を貼りながらそう言うと見知らぬ名前が出た。
「トリケラトプスの方はなんでもガブガブ噛むからリュウタがガブって名付けたの。それでスカイは……」
「俺が付けました。プテラノドンは空を飛べるしコイツの体の色が空色だからスカイ(空)ってね?」
「安直だな……」
ツバサのネーミングセンスにツッコミを入れるレックス。
剣竜がツバサ達が持ち帰った卵型カプセルと残り2枚のカードを調べる。
「カードが恐竜になるとは……このもう2枚のカードは?」
「ガブとスカイのカードと一緒にあったんだけど何なの?」
「分かる訳が無い」
リュウタが剣竜にそのカードがなんなのか聞いたが即答された。
「父さん恐竜博士だろ?」
「父さんは恐竜には非常に詳しい! しかし! カードが恐竜になるなんて聞いたこともない!」
「ガブの方はさっき成体にもなりましたよ?」
「成体だと!? そいつは何処に!」
成体と聞いた剣竜は辺りを見渡しながら聞いてきた。
「この石版は弄ると成体になるんだよ」
「何ぃ?」
「脇についてるチップみたいなのを弄ってみて」
そう言いリュウタが自分の石版を剣竜に渡した。しかし、剣竜が弄るも何も反応が無い。
「こうか? こうやるのか? …………何も起きないぞ?」
「あれー? 確かこうやったら……」
石版を返してもらったリュウタはチップを弄るとガブの体が光りカードに戻った。そして石版に近づけスライドさせたら…………また1分の1サイズのトリケラトプスに戻った。
「だああああああっ!!!?」
「リュウタぁ! 戻して!」
突然現れたトリケラトプスに驚愕する剣竜。そしてマルムに怒られリュウタはガブの姿に戻した。
「ガブ?」
「「「はぁ────……」」」
「それじゃあお次は俺が!」
「やめなさいツバサ!!」
剣竜、マルム、レックスが一安心した次にスカイをカードに戻したツバサが石版にスライドさせようとしたのでマルムのげんこつがツバサの頭に入り、埼玉県春日部市に住んでいる嵐を呼ぶおバカ園児の如く見事なタンコブが出来た。
「いやしかしコレは歴史的発見だ! いいか皆、これは父さんとお前達だけの秘密だ! こんな事が世間に知られたら大変な事になる……いいな?」
「う、うん……」
剣竜は本物の恐竜に会えた事に喜んでいたがこの先の事を考えて秘密にする事をツバサ達に忠告するのであった。
「朝ご飯出来たわよー」
「「「「「ひゅい!?」」」」」
「あら、マルムちゃんとツバサくんも居たの?」
「「お、おはようございますー……」」
窓が開き、剣竜の奥さんでリュウタの母親である『古代亜紀』がやって来た。そして亜紀はガブを見つけると
「あら、可愛い犬ね〜」
「い、犬?」
「どうしたのその犬?」
「あーえっと、リュウタが拾ってきたんだ。飼ってやっても良いかな?」
「良いんじゃない? リュウタがちゃんとお世話するなら」
こうして捨て犬を飼うという形でガブは古代家で住むことになった。
「ところでツバサくんの頭に乗ってるその鳥は?」
「あー、コイツは最近飼い始めた鷹なんですよー? そうだよな姉ちゃん? 」
「へっ、あっそうそう! この前飼手が見つからないって困ってた人が居ましてそれでツバサが保護するって決めたんですよー!」
「そうなのね。それじゃご飯にしましょっか、マルムちゃんとツバサくんも食べていく?」
「は、はい」
「遠慮なくいただきます」
頭に乗っているスカイを鷹の保護として騙し通したツバサであった。
「母さんにも内緒なの?」
「ああ、しばらくな」
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場所を再びアジ島。
「場所はここから北へ1500の地点です」
「よし! この時代での我が泣く子も黙るアクト団の最初の作戦開始ぞい!」
恐竜カードを回収する為に日本へ出撃しようとしていた。
「泣く子も黙るアクト恐竜第1号ティラノを連れて捕獲に出撃ぞい!」
「お任せあれ♪」
「「了解ザンスー(ッス)!!」」
「……ところでプトラルの奴は何処にも見当たらないぞい?」
「アイツならまた引き篭ってますわよ?」
「この前ゲーム機壊されてたのにまた引き篭ってるザンス」
「図太い根性ッス…」
「ムッキー!! この前無理矢理出させてのにもう引き篭ってるのかぞいー!! もういい! 今回はお前達3人で出撃ぞい!!」
こうしてアクト団は日本に向けて出撃するのであった。
オリジナル日常回見たい?
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見たい
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別にいい
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そんな事よりもっとイチャつかせろ