古代王者恐竜キング 翼竜使いのDキッズ【休載中】 作:アルティメットルパン三世
前回の恐竜キング
ツバサ「俺の名は竜野ツバサ。親友のリュウタやレックス、そして姉のマルム姉ちゃんと相棒のパートナー恐竜達と共にアクト団から恐竜を守る為に戦っている」
「アクト団に捕まり絶対絶命の俺達を救ったのはウィングと名乗る風来坊だった。更にウィングさんが俺に渡した卵のカードが孵化し中から現れた恐竜ゆるキャラのギャブちゃんが現れた」
「ウィングさんとギャブちゃん、そしてリュウタ達のおかげで俺は復活しその後に剣竜さんもやって来て俺達はガブ達とドクターソーノイダという爺さんが持ってた恐竜カードを取り戻し島の外へ向かう」
「追ってきたおばさん達をリュウタ達が返り討ちにしたものの最後の最後までスタークが立ち塞がりウィングさんが立ち向かうも突然電流が彼を襲い負けてしまう」
「トドメを刺されそうになったウィングさんを助けた俺は突如謎の力を発揮し更にはスカイも復活、ギャブちゃんの力を借りてパワーアップしドミナスを撃破した。」
「そんなこんなで俺や兄さ…ウィングさんの秘密が明らかになる完全オリジナルストーリーの13.5話をどうぞ〜」
OP:『Legend Of Galaxy 銀河の覇者』
あの激闘から数日が経った。リアスに絞られたウィングさんが復活するまでの間は恐竜の出現もなくリュウタ達は学生として普通の生活をしていた。
そして土曜日、リュウタ達はDラボへと歩いていた。その理由はもちろんアクト団のアジトで見せた竜人みたいな姿になったツバサの事だ。
ウィングが漸く復活したので大人組は一足先にラボに行っておりリュウタ達は4人(+4匹)一緒で来ていたのである。
皆が緊張している中ツバサは普段通り口笛を吹いているとマルムから話しかけられた
「ねぇツバサ……緊張しないの?」
「ん? 何が?」
「何がって……この前の自分の体の事よ。あんな姿になったのに緊張感なさすぎよ?」
「あーあの時の……まぁ確かに俺が普通の人間じゃないのは解るけど俺が俺なのは変わらないんだからさ? てか皆が緊張しすぎなんだよ、ほらほら! リラックスリラックス〜」
「はぁ、心配して損したよ……」
気楽なツバサの態度にレックスはため息を吐きリュウタとマルムはアハハ……と苦笑いするのであった。
「よく来たな皆」
Dラボに着くと来る前に言われた通り会議室に入るとウィングが腕を組みながら彼らを待っていた。後ろには剣竜とリアスも居る。
しかし彼の服装は最初に見た白いコートやズボンではなくストライプシャツにネクタイをし、ゲイラーの横顔のシルエットが入った白衣を着ている。
「ウィングさんその格好は……」
「ああコレ? リアスに許してもらう条件で今日から
「2人は知ってたのか!?」
「ええ」「だって聞いてたし 」
驚くリュウタとレックスにいっちょ前にお辞儀をしながらウィングは言った。竜野姉弟は既に知っているので無反応である。
「それじゃあリュウタ達は右側に座ってといてくれ。コーヒーを入れてくるから」
「すみませんウィングさん、俺は緑茶で」
「俺コーラ!」
「ボクは紅茶でお願いします」
「あたしフルーツジュース!」
「私はハーブティーで」
「俺は梅昆布茶で頼むぞ!」
「…………了解 」
全員バラバラの注文にウィングは虚しく感じるのであった。
リクエスト通りに淹れて来たウィングはそれぞれの隣に置いて行き最後に自分のコーヒー(ミルク多め角砂糖3つ)を置いて席に座る。
「それじゃあ話をする前に……この話はツバサはもちろんリュウタ達……特にマルムちゃんにはショッキングな内容にもなっている。それでも大丈夫か?」
「「「「…………はい!」」」」
「わかった……先ずは俺の秘密から話そう。先ず最初に俺はこの時代の人間じゃない……6600万年前に滅んだ竜人族『竜の一族』の末裔だ」
初っ端からトンデモ発言をしたウィングに4人は当然驚いた。
「この時代のって……」
「待ってください! 人類が誕生したのは20万年前ですよ! 恐竜がまだいた時代に人類が居たなんて聞いたこともありません!」
「確かにレックス、君の言う通りだ。だがそれは現代での常識の場合だがな……ここからの話は竜の一族が滅んだ時の話をしよう」
こうしてウィングは話を始めた。
語り手:ミコト・ウィング
今から6600万年前……恐竜達が完全に滅びる年より100万年前だ。
正史では原始人が最初の人類とされているがそれよりもっと昔にも人に似た種族が居た。
それが『竜の一族』だ。竜の一族は人間と竜のハーフ……所謂竜人族
って言うべきか。
簡単に言うと人間が哺乳類の分類なら竜の一族は爬虫類の分類になるって事だ。
竜の一族には特殊な力がある。それは恐竜達の声を聞いたり恐竜達と話せる力だ。
だから俺が住んでいた里は沢山の人と恐竜達が互いに力を合わせて里を発展させ豊かな場所にさせる事が出来た。
「う──ん……今日もいい天気だな」
俺はその一族の長の長男として生きていた。
「父上、母上、おはようございます」
「おはようミコト」
「うむ、おはよう。今日も我が一族が生きていけるように頑張ろう」
「勿論です。それでは里のパトロールに行ってまいります」
「そうだミコト、悪いけどこの子のお守り頼めるかしら?」
「大丈夫ですよ母上、お前もおはよう♪」
「あーうー」
俺は母上から弟を預かり外へ出た。
里の人々が俺を見つけるとすぐさま挨拶しにやって来た。
「あっ! ミコト王子ー! 」
「おはようございますミコト王子!」
「おはよう皆、今日も精が出てるな?」
「もちろんです! 我々が生きていけるのは長とあなた達のお陰ですから!」
長の息子として産まれた俺は父を誇りに思い、父の為に里の皆と共に頑張って来たから里の皆からも信頼を得ていた。
「恐竜達共々、今日も我が竜の一族の為に頑張ります!」
「ああ! だけど無茶するなよ〜? お前この前そう言って腰打って寝てたんだからな?」
「ちょ!? それを言わないでくださいよぉ〜!?」
「「「アハハハハ!!」」」
人々だけでなく彼らと共存する恐竜達も嬉しそうな鳴き声を上げていく。
俺もまた村の人達と恐竜達と笑いあって幸せだった……
現在
「ま、これが俺達の何気ない日常ってやつだな。聞いてみてどうだった?」
そう言いウィングはコーヒーを啜る。
「イヤイヤ、驚きばっかだよ……」
「恐竜が居た時代に人が居たとは……」
「しかし恐竜達と話せて共存するってスッゲェな!」
「ウィングさんが王子様だったなんてロマンチックだわ〜」
ツバサとレックスは驚いておりリュウタは竜の一族の力を羨ましそうにしマルムはウィングが王子という事に目を輝かせていた。
そこでリアスが目を鋭くしてマルムを睨んだ。
「マルム……ミコトは渡さないわよ?」
「いやいやいや! そういう意味じゃなくて! 別に私はツバサが居れば……///(ゴニョゴニョ)」
「ん? 姉ちゃんなんか言ったか?」
「ううん! 何でもないわよ! ほ、ほらウィングさん! 話を続けて!」
顔を赤くしながら慌てるマルムはウィングに話の続きを聞かせてもらうことにして誤魔化す。
「あ、ああ……ここまでが竜の一族の日常風景だ。だがそれも永遠には続かなかった……奴が現れたせいで!」
ある日の夜、空から赤い隕石が里に落ちてきた。
地面に穴を開け、隕石が爆発すると人の形に変わっていき降り立った。
人の形になった奴は『スターク』と名乗り里の人々を襲った。
戦える者や恐竜達が奴と戦うも強大な力の前に1人また1人と死んでいく。
奴の恐ろしさに当時の俺は恐怖に襲われ何も出来ずにただ無抵抗に殺されていく人々が死ぬ様を見ていた。
スタークは怯える俺を無視して両親がいる方へ瞬間移動し、俺は急いで両親の元へと向かった……しかし両親は既に殺されておりスタークの両手には両親の心臓が握られていた。
それを見て俺は恐怖を捨てて怒り、スタークに襲いかかるも剣を折られ更には麻痺毒を入れられ倒れてしまう。
嘲笑いながら弟が入っている籠を俺の傍に置いたスタークは異形の怪物となり空から隕石を降らせて里を壊滅させた……
俺と弟は生き残っていた爆発の際に恐竜達が命を捨てて盾となり助けられたが殆ど失った俺は絶望し泣き叫んでいた……
現在
「……ト……コト……ミコト!!」
「ッ!? ……すまない、久々に思い出したからつい……」
「薬と包帯持ってくるから大人しくしといて」
力の限り握りしめたのでウィングの両手から血が流れていた。
リアスに大声で呼ばれたおかげでウィングは正気に戻り自分の手を見て「またか……」とボヤくとリアスは医務室へと向かった
「悪いな、見苦しいもの見せて」
「いえ……だけどウィングさんの故郷と仲間達を滅ぼした奴がスタークだったなんて……」
「ああ……だから俺はスタークを倒さなければならないんだ。それじゃあ次は俺達が今から11年前へやって来た経歴を話そう……」
里が壊滅してから1ヶ月が経った。
スタークにより全てを失い絶望していた俺だったが、共に生き残った弟の為にも立ち直った。
弟の世話をしながら俺は生きる為に喰らい続け生き延びていた。
そんなある日、空に裂け目が現れ俺と弟はその中へと吸い込まれた。
不思議な空間に手足の自由を奪われた俺は……料理で例えるとボウルに入れられた卵のように掻き回される体験をした。
「うわあああ!!」
回され続けた俺達はやがて目の前に現れた光に導かれるように吸い込まれ気がつくと森の中だった。
更にはタイムスリップした影響か過去の記憶は殆ど失っており分かるのは自分の名前と背負っている弟の事だけで何が起こったのか分からなかった俺は弟を背負ったままとにかく歩いてみたもののやがて空腹によって倒れてしまう。
「くそ……こんな所で死ぬのか……まだ何も思い出せてないのに……!」
その言葉を言って俺は気を失いそうになるそのときだった……
「……した……っかりして! ……ねぇ!」
金髪の美しい女性が俺の体を揺さぶってるのを見ながら俺は目を閉じた……
コレが俺とリアスの最初の出会いだったな……
起の章 終わり
ED 『My dream 』(リバイスレガシー 仮面ライダーベイル 主題歌でイメージ歌手は竜野リアスの声を演じた小宮山絵理さん)
次回、恐竜キング 翼竜使いのDキッズ 幕章
ウィング「ミコト・ウィング…後は弟の事以外は何も思い出せない…俺はどうしたらいいんだ…」
リアス「だったら家に来たら?パパとママも許してくれると思うし」
自分と弟以外の記憶を失い途方に暮れるウィングにリアスが手を差し伸べる。
ウィング「ヤバい…毎日が驚きの連発だ…」
竜野家で居候する事になったウィングは現代の世界にカルチャーショックを受けながらも次第に記憶を取り戻し身に馴染ませていく。
ウィング「両親や里の皆に会いてぇよ…」
リアス「大丈夫…私が傍に居るから…」
ウィング「リアス…」
ウィング「そうか…俺って…リアスに恋してるんだな」
そして、次第にウィングは共に寄り添ってくれるリアスに恋をするのであった…
スターク「まさかこの時代に来ているとはねぇ…」
???「この男を直ちに捕まえて来い…!隣に居る女も人質として連れてな!」
しかし、2人に迫るスタークと謎の組織の魔の手…!
承の章 『現代での暮らし、裏組織とスタークの企み』へ続く
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はい、どうも皆さん。アルティメットルパン三世です。
初チャレンジのオリジナルストーリー『幕章 Beginning of Story』は
ミコト・ウィングが主役でリアスはヒロインの物語です。
スタークに里を滅ぼされた挙句にタイムスリップの影響で記憶がほぼ無くなったミコトがリアスと出会いから始まり失踪するまでの1年間を簡潔に描いていくつもりです。
1話1話が短編位の長さにしていくつもりと文才が皆無な私なので期待通りに出来るかは分かりませんが暖かい目で見てください。
それでは、また次回
オリジナル日常回見たい?
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見たい
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別にいい
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そんな事よりもっとイチャつかせろ