古代王者恐竜キング 翼竜使いのDキッズ【休載中】   作:アルティメットルパン三世

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ツバサ「俺の名は竜野ツバサ。親友のリュウタやレックス、そして姉であり恋人のマルム姉ちゃんや相棒のパートナー恐竜達と共にアクト団から恐竜を守る為に戦っている」

「前回の話、これ迄の疲れを癒す為に俺達D-KIDSと剣竜博士達Dラボの面々は温泉旅行に来ていた。」

「皆が温泉に浸かって癒されていたのだが空気の読まない恐竜アクロカントサウルスが現れ館内の人達はパニックになった。」

「アクロカントサウルスはデボン島へ上陸し俺達は剣竜博士達に内緒で朝日が登り始める頃に島へ上陸した。」

「しかしアクト団は既に上陸しておりアクトロイドを使い邪魔をするが俺と姉ちゃんはスカイとパラパラと共に撃退するも今度は蛇に巻きつかれた赤い怪人達やスタークの部下を名乗るディメンションと言う男も現れたりとヤバい展開になった。」

「ディメンションの操る恐魔獣バキシサウルスを撃破した俺とスカイだったがスタークに就いたプトラル、そしてタイラントと言うブラッド恐竜の攻撃にスカイは重傷を負ってしまった…」
「アクロカントサウルスもアクト団に奪われてしまい俺達は必ず取り返すと誓うのであった」

OP『eternal traveler』(ウルトラギャラクシー大怪獣バトルOP主題歌)



第16話 超アクト恐竜VS暴君ブラッド恐竜
Aパート


 

 

 アクト団の本拠地 アジ島

 

 ボスであるドクターソーノイダは開発中の巨大な装置の仕上げをしていた。

 

「バリバリー! ココもバリバリー! あコッチもバリバリー!」

 

 そう言いながら色んな箇所に溶接して行くドクターを三バカが遠くで座りながら見ていた。

 その近くではティラノ、スピノ、サイカが遊んでいる。

 

「ドクター今度は何を作ってるんスかね?」

「爺さん力入ってると とんでもない物作り出すからねぇ〜」

「また失敗作じゃなければいいザンスけど」

 

 三バカが話していると……

 

 ドカ────ン!! 

 

 爆発音が響き黒い煙が三バカ達を襲い、咳をする。

 煙が晴れると溶接用マスクをしたドクターが高笑いをした。

 

「ヌハハハハ! 遂にスーパーアクトコントローラーが完成したぞい!!」

「「「ええっ!?」」」

 

 溶接用マスクを外しドクターは完成した巨大な装置『スーパーアクトコントローラー』を三バカに見せた。

 

「そしてこれはワシが()()()()()()()()()アクロカントサウルスのカードぞい」

「苦労して手に入れたのは私なんですけど……」

「オレ達もッス……」

「ザンスよ……」

 

 部下の手柄を自分の手柄にしながらドクターはアクロカントサウルスのカードを見せつけ三バカはジト目でドクターを見る。

 

「よいか、このカードをスーパーアクトコントローラーに入れてスイッチオン!!」

 

 アクロカントサウルスのカードをスーパーアクトコントローラーにセットし機械を作動させた。

 すると炎属性のマークの背景の色が紫に変わりオモテ面のアクロカントサウルスの色も紫とグレーのカラーリングに変わってしまっていた。

 

「趣味の悪い色に変わったッス」

「これでアクロカントサウルスは無茶苦茶パワーアップしたばかりでなく我々泣く子も黙るアクト団の思うがまま! 意のままに動くぞい!!」

 

 そう言いドクターはウサラパにアクロカントサウルスのカードを手渡す。

 

「で? 私達に何しろと?」

「これであのガキンチョどもに奪われたカードを取り返してくるぞい!」

「「「エ──ッ!?」」」

「ヌハハハ! これならいくらドジなお前達でも失敗のしようがないぞい!」

「でもドジって……」

「言われても仕方ないッスけど……」

 

 ドジ扱いされる三バカは渋々文句を言う。

 

「今回はお前らの出番はないぞい、ワシと遊んでおるか〜?」

 

 ティラノ達にドクターがそう言うと……

 

「ぐへぇ!?」

 

 サイカにどつかれ

 

「イタタタタ!?」

 

 ティラノとスピノに顎髭を引っ張られ

 

「やめてぇちょうだ〜い!!?」

 

 更にサイカも加わりドクターは遊ぶどころか弄ばれていた。それを見ていた三バカは呆れてものも言わなかった。

 

 

 スターク率いる謎の組織『ブラッディインベーダー』の研究施設兼アジトではディメンションがスタークに問い詰めていた。

 

「どういう事だスターク様! なぜ今回は俺の出撃が無いんだ!」

「二度もやられてるクセにそんな強口が言えるなぁ……今回はブラッドホルダーアームを完成と量産させる為アイツに最後の仕事をさせるんだよ」

「アイツ……プトラルの野郎か、俺を連れて帰った後姿が見えないんだが……」

「彼奴はもう用済みだ、俺の血を注入して暴走させた。ブラッドホルダーアーム完成の為と竜野ツバサとガキンチョ共を始末させる為にな……」

 

 スタークはロップスと共にモニターを見ながらキーボードをカタカタと操作させる。

 

「そういう事だ、今回は奴を利用しブラッドホルダーアームを最終段階にさせる。吾輩とスターク様がやるから貴様は大人しく休んでるがいい」

「……チイッ!」

 

 ディメンションは舌打ちしながら部屋から出て行った。

 

「さぁて、精々俺達の為に働いてくれよぉ……」

 

 そう言いながらスタークはモニターに映るプトラルを見てニタリと笑った。

 

 第16話 超アクト恐竜VS暴君ブラッド恐竜

 

 そして、リュウタ達D-KIDSは剣竜と一緒に海沿いでバーベキューをしに来ていた。その近くでは治療中のスカイを除いたガブ達が追いかけっこしている。

 

「よーし良いぞ! そっち持って……」

 

 5人はテントの設置をしておりリュウタがロープの輪を付けたペグを打ち込んでいるとガブが通りペグが抜けてしまった。

 

「ああっ!?」

「うおおっ!?」

 

 テントがバラバラになりインナーがエースの覆いかぶさり慌て出した。

 

「エース! そっちは海だぞ!?」

 

 走り出した方向は海でレックスが慌てながらエースに言うも落っこちてしまった。

 

「ピイィィ!? ピギィィ!!」

 

 溺れるエースをレックスが持ち上げて助ける。

 

「ハハッそんなに水が嫌なのかエース? もう大丈夫だよ」

 

 そう言いレックスはエースを落ち着かせた。

 

 

「「とったど──!!」」

 

 三本銛で魚を突いたリュウタとツバサが濱〇優の様に叫び銛を掲げた。

 

「来た! えいっ!」

 

 竿の先端が大きくしなりレックスはリールを巻いて竿を引きカワハギを釣った。針から抜けたカワハギはエースの後ろに置いてる台車に着地するとエースがソレを狙おうとする。

 

「ギャウ?」

「エース勝手に食べるなよ……ってエース!?」

 

 忠告するレックスだったが坂道近くに置いていた為カワハギを狙うエースが台車を押してしまった為スピードを上げて下っていく。

 

 下りていくその先には昼ご飯の準備をしているマルムとバーベキューコンロの炭の引火を見ていた剣竜が居るのだがエースが急接近している事はもちろん知らない。

 

「はいどうぞ♪」

 

 マルムはヘタとか切って使わない野菜の部分はパラパラとガブのエサとしてあげていると台車と共に下りてきたエースがコンロと台にぶつかり倒れてしまう。

 

「ギャアアウウ!?」

「どわっ!?」

「きゃあっ!?」

 

 ボオオオオ!! 

 

「「だああ(ひゃああ)!?」」

 

 そしてアクシデントは続きコンロから飛び出た炭がテントにぶつかり引火し始めた! 

 この出来事は魚を採っていた3人も見て驚いた。

 

「おいおいマジかよ!?」

「レックス! テントが!」

「大変だ! 中にディノホルダーが!?」

 

 燃えるテントへ駆けつけ5人は急いで水を汲んだバケツで消火活動を行い何とか鎮火する事に成功し被害を抑えた。

 

「よし、もう良いだろう……」

 

 テントの中にあるディノホルダー、バトルディノナイザーを取り出すと焦げてしまっていた。

 

「ディノホルダーがバーベキューになっちまった……」

「冗談言ってる場合?」

「とにかく使えるかやってみようぜ……」

 

 ジョークを言うリュウタにマルムがツッコミを入れる。

 

「リアスさん! (ガッガガ、プツンッ)……通信も出来ない……」

 

 取り敢えずリュウタはディノホルダーを操作しリアスに連絡を入れてみるも液晶画面が砂嵐になり最後はプツンッと音をたて壊れた。

 

「心配するな、コレぐらいリアス君とミコト君ならスグに直せるさ。今日のキャンプは中止にしてラボに帰ろう」

 

 こうしてバーベキューは悪い方向にへと終わるのであった……

 

 一方、ウサラパ達三バカはドクターの命令でリュウタ達の住む三畳市へ潜水艇で向かっていた。

 

『トロイド、トロイド、トロイド、トロイド』

 

 この潜水艇はアクトロイド達が手で漕いでいるので速度は遅めである。

 

「ほらもうすぐなんだから勢い良く漕ぐんだよ! ホントにトロいんだから!」

 

 そう言いウサラパがアクトロイドの一体を蹴った。すると……

 

『トロイド! トロイド! トロイド! トロイド!』

 

 蹴られた衝撃でアクトロイド達が全力で漕ぎ初め潜水艇は猛スピードで進んでいく。

 

「こ、この勢いならすぐッス!」

 

 エドの言う通り潜水艇の進行ルートが後1分もせずに到着するのだが気がつけば岩壁がありその結果

 

「「「あ、あ、あああああ!!?」」」

 

 ドッシ──ン!! 

 

 岩壁と衝突し潜水艇は壊れた。海中から三バカが浮上しウサラパは頭についてるタコをひっぺがした。

 

「このタコ! ……此処でいいのかい?」

「方向は間違えてない筈ッスよウサラパ様?」

「とにかく登るしかないザンスね」

 

 こうして三バカは徒歩で向かうのであった。

 

 

 Dラボに戻って来たリュウタ達は壊れたディノホルダーをリアスに、ツバサはバトルディノナイザーをミコトに渡し

 

「せっかくのバーベキュー……残念だったわねマルム」

「バーベキューはいいんだけど……それよりディノホルダーの修理時間かかりそう?」

「いいえ、これならすぐ直せると思うわ」

「なあ兄さん、俺の方も時間かかる?」

「ノープロブレム、コイツの修理ぐらいすぐに直してやるよ」

 

 ディノホルダーとバトルディノナイザーの状態を見てリアスとミコトは問題無いと言った。

 ミコトは早速バトルディノナイザーの修理に取り掛かる。

 

「それじゃお願いします」

「いいや! 俺のを先にお願い!」

「えっなんだよリュウタ!」

「だってさ、何かあったら大変だろ? そんな時にガブがいれば!」

「それならエースだって!」

「エースよりガブだ!」

「エース!」

 

 1番先に修理してもらおうとリュウタとレックスが口喧嘩し始めた。

 

「誰のせいでディノホルダーとかダメになったんだよ!」

「えっ……それは」

「じゃ! リアスさんお願い!!」

 

 リュウタがリアスに自分のディノホルダーを渡そうとしたが……

 

「……」(修理中の為、無言のリアス)

「あたしのから♪」

「「あー……」」

 

 既にマルムが一番乗りに修理して貰っていた。

 

「ま、最初の修理は俺と姉ちゃんだな」

「でもツバサ、まだスカイの傷は癒えてないんだろ? 相棒が戦えないんじゃ……」

「いや、俺にはまだコイツが居るじゃねぇか」

 

 そう言いツバサは1枚の恐竜カードをバトルディノナイザーから取り出した天空の石版にスライドするとチビ恐竜が現れる。それは嘗てアジ島での戦いに現れたスカイの仇でありブラッド恐竜である『インドミナスレックス』だ。

 

「ギャウッ!!」

 

 チビ恐竜の姿のドミナスはティラノと同じだが色はグレーで刺々しい眉が特徴である。

 

「ソレってスタークの……」

「ドミナスだ。スカイとキャブちゃんが動けない今、俺はコイツの力を借りるつもりだ」

「でもソイツは一番危険な奴じゃねぇか! 一度はスカイを殺した相手だし下手したら……」

「コイツはもう奴の道具じゃない、改造される前はガブ達と同じ恐竜なんだ……それに見てみろよ、案外可愛い顔してるじゃな「ガブッ!!」イタタタタ!!?」

 

 警戒するリュウタ達にツバサは笑顔でドミナスを持ち上げながら言うと早速鼻を噛まれた、しかも甘噛みではなくガチで

 

「……やっぱり不安だな 」

「捨てられたとはいえスタークの作った恐竜だもんね……現にパラパラも警戒してるし……」

 

 離そうとするツバサを見て言うレックスと足元で怯えているパラパラを見て不安げな顔をするマルム。

 

「痛い痛い!? も、もしかして腹が減ってんのか!? ……っ! ホラドミナス! ビーフジャーキーが……(ガブッ! )ギャ──!? 今度は右手──!?」

 

 ポケットからビーフジャーキーを取り出したツバサだったがドミナスに持っていた右手を喰われ泣きながらブンブンと振り回す。

 

 ポンッ、ヒュ──……スタッ

 

「ムッシャムッシャ……」

 

 噛むのを止めたドミナスは着地するとビーフジャーキーを加えてツバサから離れると警戒しながらビーフジャーキーを一心不乱に喰らいつく。

 

「やっぱり止めといた方が良いと思うよ、助けた恩があるのに仇で返すんだから」

「……やっぱり分かり合えないのか……」

 

 レックスに言われツバサは困った顔でドミナスを見てそう呟くと修理しているミコトが話しかける。

 

「ブラッド恐竜にされた恐竜は非人道的な遺伝子操作や虐待による痛みを与えられてるから人間を恐れるのは仕方ない事だ」

「そうなのか兄さん?」

「ああ、だが俺はお前がアイツの心を救ってやれると信じてるからな」

「兄さん……わかった。俺は絶対にドミナスを助けてみせる! そうと決まれば……おーいドミナス! 俺と友達になろっ「ギャアウ!!」イッタアアアア!?」

 

 ミコトに励まされたツバサは両手で顔を叩いて気合いを入れドミナスに笑顔で話しかけるが頭を噛まれて左右の方向へ走り回る。

 

「「「うわあ……」」」

「み、ミコト君……ホントに大丈夫なのかね」

「大丈夫……だと思う。頑張れツバサ!」

 

 ドミナスにやられてるツバサを見て引いてるリュウタ達、この先が思いやられると感じた剣竜とミコトであった。

 

 

「ガキンチョ共が居るのはあの町ッスね?」

「それじゃどれだけ強化されたか見せてもらおうじゃないか、ノラッティ〜?」

「はい、いくザンスよ! アクトースラッシュ!!」

 

 ノラッティ〜が超アクト恐竜カードをアクトホルダーにスラッシュした! 

 

「燃え上がれ! アクロカントサウルスザーンス!!」

 

 ノラッティ〜の掛け声と共に『超アクト恐竜アクロカントサウルス』が召喚された!! 

 

「なんだいノラッティ〜! ガキンチョ共のマネなんかして!」

「イテテ、言ってみたかったザンス」

「コイツ、ホントに燃え上がってるッス……」

「目も血走ってるよお……」

 

 生まれ変わったアクロカントサウルスを見て三バカはそう言う。

 

「横向くザンス」

 

 ノラッティ〜がそう言うとアクロカントサウルスは左を向いて右を向いた。

 

「尻尾振るザンス」

 

 続けて言うとアクロカントサウルスは後ろを向いてノラッティ〜に尻尾を振った。

 

「何してるッスかノラちゃん?」

「コレでコントロール出来るザンス!」

「へぇ〜爺さんやっとマトモなの作ったねぇ」

「ではミー達に挨拶させるザンス!」

 

 ノラッティ〜がアクトホルダーを操作するとアクロカントサウルスはお辞儀をした。

 

「「おお〜」」

 

 頭を下げた事にウサラパとエドが感心する。

 

 ゴオッ! 

 

「「「チリチリチリ……」」」

 

 しかしアクロカントサウルスが火球を吐き3人は黒焦げになった。

 

「って余計な事するんじゃないよノラッティ〜!!」

「はっハイザンスー!?」

 

 怒ったウサラパはノラッティ〜にチョークスリーパーをかました。

 

「火を噴くだけあって火が好きなんスねコイツ」

 

 木に引火した火をみて笑顔になるアクロカントサウルスを見てエドがそう言った。

 

「サッサと町に降りてガキンチョ共を見つけ出すよ!」

 

 そう言い三バカは三畳市へと向かう。アクロカントサウルスも後ろに付いてくるのだが奴が通った後は火が燃え上がっていた。

 

「う、うわあああ!!?」

 

 車道に1台の車が走ってると前からアクロカントサウルスが現れドライバーは慌ててハンドルを切るもガードレールにぶつかりドライバーは車を捨てて逃げた。

 

「前方不注意ザンスねえ〜」

 

 逃げるドライバーを見てノラッティ〜がそう言った。アクロカントサウルスが歩くと道路がジュウウっお音を立て足跡が付いていく。

 

 

 アクロカントサウルスを連れて山を降りた三バカは三畳市の海辺まで歩いて来た。

 

「ガキンチョ共現れないね?」

「せっかくアクロカントを連れて来たやったのに気がつかないんスかねぇ?」

 

 リュウタ達が現れない事に三バカは文句を言っていた、すると前の方にガソリンスタンドがあった。

 

「ノラッティ〜……ガソリンスタンドにコイツ近づけない方がいいんじゃないかい?」

「そうザンスね〜」

 

 歩く高熱源体であるアクロカントサウルスにウサラパは近づけない様ノラッティ〜に操作させる……が

 

「あ、あれ?」

 

 アクトホルダーが反応しない事に気づくノラッティ〜。するとアクロカントサウルスの辺りに浮遊しているアクトボールがショートしアクロカントサウルスが勝手に進み始めた! 

 

「ど、どうしたんだいノラッティ〜?」

「そ、それがさっきまで言う事を聞いていたザンスのにー」

 

 どうやらアクロカントサウルスから発する高熱にアクトボールが耐えきれず壊れてしまい言う事が聞かなくなった様だ。

 

「おい? 何か熱くないか……」

「っ!? うわああ!?」

 

 客の車のボディーを拭いていた従業員がアクロカントサウルスを見て驚き、従業員2人は走って車に乗っているドライバーは車を走らせ逃げた。

 

「止まるザンスー!!」

 

 アクトホルダーを無理やり操作させるノラッティ〜。

 するとアクロカントサウルスはガソリンスタンドの傍で止まってしまった。

 

「バカ! あんな所で止めてどうするんだい!!」

「こ、このままガソリンに引火したら大変ッスよ〜!」

「「「……ぎゃ(いや)あああ!!」」」

 

 爆発に巻き込まれたくない三バカは急いで離れ遠くで見る。

 

「何も起きないね……」

「どうやら大丈夫の様ッスね……」

「よかったザンス……」

 

 三バカはそう言い安心した……しかし

 

 ドカ────ン!! 

 

 案の定、高熱によりガソリンが引火し爆発を起こした。

 

 

 そして爆発の音と揺れはDラボにまで届いた。

 

「な、何だ!」

 

 異変を察しリュウタ達は外へ出る。

 

「あ、アレは何だ?」

 

 剣竜が町の一箇所が燃え上がってるのを見て驚く。

 

「俺見てくる!」

「リュウタ!?」

 

 リュウタは自転車に乗り、現場に向かった。

 

 

 燃え上がるガソリンスタンドだった場所に佇むアクロカントサウルスとその光景を見ていた三バカは恐れていた。

 

「あ、アイツ炎の中で嬉しそうッス……」

 

 エドの言う通りアクロカントサウルスは炎の海の中、一匹佇んで咆哮を上げるであった。

 

 

 一方、アジト内に居るスタークとロップスはコウモリ型監視カメラでアクロカントサウルスが暴れる光景を見ていた。

 

「おーおー、派手にやってるねぇ? それにしてもあの爺さんも大した恐竜兵器を作れるとはやる時はやるんだな……」

「でもまぁ制御装置の高熱対策はしてなかった見たいですがね……それでスターク様、そろそろ奴を出撃させますか?」

「そうだな……この騒ぎに竜野ツバサやその仲間もやって来ると思うしあの恐竜にタイラントをぶつけさせて被害も拡大させてみたいし行かせるか」

 

 そう言いスタークは手を叩くとブラッドトルーパーを呼ぶ。

 

「プトラルを連れて三畳市へ向かえ、アクロカントサウルスが暴れてる近くで奴を解放させて帰って来い」

『ブラッド!!』

 

 スタークの命令を聞いてブラッドトルーパーは腕を上げて敬礼ポーズを取り牢獄へと向かった。

 

「さて、今夜限りの超アクト恐竜と暴君ブラッド恐竜による大決戦の幕開けだぁ……」

 

 

 夜の8時、太平洋の上空にブラッディインベーダーの飛行機が三畳市へと向かっていた。

 操縦席と助手席に乗っているのはブラッドトルーパー2体、そして後ろの荷物置きには檻に入れられたプトラルの姿があった。

 

 コー……ホー……コー……ホー……

 

 頭に鉄仮面、両手足に枷を付けられ身動きを封じられたプトラルは血走った目をギョロギョロと動かし今にも暴れそうなオーラを放っていた。

 

『マモナク、三畳市ニトウチャク。被験体の拘束具解除、及び投下、開始!』

 

 ブラッドトルーパーがそう言いスイッチを押した。

 

 カチャッ!! ガゴン!! 

 

 鉄仮面と枷が外れると同時に荷物置きの下が開いて檻が海にへと落ちていった。

 落としたのを確認しブラッドトルーパーは引き上げる。ドボンッ! と海に落ちた檻は重さにより沈んでいく……が

 

 ザパ──ン!! 

 

ウガアアアアアアアッ!!!! 

 

 プトラルが怪獣の様に海から顔を出し咆哮し、煙を目標に燃え上がる三畳市へと向かい泳ぎ出すのであった……

 

 Bパートへ続く!! 

 





プトラル(暴走)

豹変したプトラルがスタークにブラッド遺伝子を注入され変わり果てた姿。見た目のイメージは『嘘喰い』のロデムと呼ばれてた頃のマルコ。
常に叫ぶだけだが偶に片言で喋る、記憶操作でツバサとリュウタ達3人を憎ませられており4人を抹殺する事だけを考えている。

ブラッドホルダーアームとタイラントのカードを使う。

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