古代王者恐竜キング 翼竜使いのDキッズ【休載中】   作:アルティメットルパン三世

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Bパートその2

 

 ツバサがプトラルを相手にしているとタイラントは突如動きを止め立ち尽くしていた。

 

「タイラントの活動が止まった……」

「恐らくプトラルがツバサに邪魔されて操れてないみたいだな……」

「よし! この隙に頑張れガブ!」

 

 立ち上がった体勢を取り直したガブは再びアクロカントサウルスと対峙する。

 アクロカントサウルスが噛みつこうとするが、ガブは回避しゆっくりと後退していく。

 因みにガブの後ろには三バカが居る。

 

「な、なんだい! こっちに来るんじゃないよ!?」

 

 ゴオオオッ!! 

 

 アクロカントサウルスが火炎放射を吐きガブは左に避けた、その結果 炎は三バカに当たるとまた黒焦げになりノラッティ〜が持っていたアクトホルダーも塵となった。

 

「「「チリチリチリチリ……アーッチャチャチャ!!?」」」

 

 三バカは慌てて海の中へ飛び込む。

 そしてアクロカントサウルスの周りを飛んでいたアクトボールが爆発しアジ島にあるスーパーアクトコントローラーも壊れた。

 

「ギャ──ッ!? スーパーアクトコントローラーがぁ!?」

 

 スーパーアクトコントローラーがぶっ壊れた事にドクターは絶叫した。

 

 

 勝負はクライマックスに入りアクロカントサウルスがガブに火炎放射をくらわせるとトドメに尻尾攻撃をくらわせた! 

 吹っ飛ばされたガブは倒れるとカードに戻ってしまいバトルフィールドも解除された……

 

「ガブ!?」

 

 と、そこへ自転車に乗ってレックスがやって来た。

 

「レックス!」

「遅いんだよ!」

 

 怒るリュウタを気にせずにレックスはディノホルダーから石版を取り出し聞いた。

 

「リュウタ、これどうやるんだ?」

「石版……?」

「初めての時リュウタがガブを出したじゃないか!」

「確か石版にあるチップを擦り付けたんだよ」

「コレか……よーし! ディノスラーッシュ!」

 

 やり方を聞いたレックスは石版の上にある出っ張りを見て試して見る事にした……が

 

「えっ……うええ!?」

「ギャウッ?」

 

 出て来たのはカルノタウルスのエースではなくチビ恐竜のエースであった。

 

「リュウタ! 違うじゃないか!?」

「擦るのが反対なんだよ!」

「えっ……」

 

 やり方を間違えたレックスはエースをまたカードに戻しやり直す。

 

「今度こそ! ディノスラーッシュ! 吹き抜けろ! カルノタウルス!!」

 

 先程とは逆の方にカードをスラッシュしエースをカルノタウルスに戻し召喚した!! 

 

「気をつけろよエース!」

 

 バトルフィールドが展開されエースはアクロカントサウルスに向かい走る。

 アクロカントサウルスの火炎放射を避けて体に噛みつくが高熱の体にエースの口からジュウウウッ! という音を立てる。

 噛みつきを止めたエースは口を離しジャンプ、無事に着地した。

 

「サイクロン!!」

 

 レックスが技カード『サイクロン』を石版にスラッシュし発動した。

 空から竜巻が現れ、竜巻を纏いエースはアクロカントサウルスに体当たりをする。

 

 しかしアクロカントサウルスは受け止め火炎放射をエースにくらわせた! 

 強風がリュウタ達にも襲いかかり皆は踏ん張って耐える。

 

「レックス! サイクロンはアクロカントサウルスを余計に喜ばせるだけだ!」

「そうよ! やっぱり火を消すには水じゃないと……!」

「水が苦手なエースじゃアイツを倒すのは無理か……!?」

 

 水と相性の悪いエースにリュウタが言うと剣竜が突然ある一言を言った。

 

「メキシコでは空から魚が降ってくる……」

「「えっ?」」「はあ〜!?」

「カルフォルニアではカエルが降ってくる事もあったらしいぞ?」

「父さん何言ってるんだよこんな時に!?」

「義兄さんも何ワケわからない事言ってるの!」

「いや、竜巻でアイツを倒すいい方法がないかと考えてるんだが……」

「例えば竜巻を水に纏わせればワンチャン勝てると思うんだがなぁ?」

「竜巻……水を纏わせる……そうだ! 海水を使えばアイツを……」

 

 剣竜とミコトの言葉にレックスはアイデアを思いつき隣の海を見る。

 

(でも……エースは)

 

 しかし水が苦手なエースではそれをやる事は不可能である。

 

 するとアクロカントサウルスがエースを放っておいて町の方へ走り出した! 

 

「「「「「うわああああ!!?」」」」」

 

 こちらへ来るアクロカントサウルスにリュウタ達は歩道側へ避難する。アクロカントサウルスは剣竜が乗ってきた車を踏み潰し三畳市へ進み出した。

 町ではまだ人々が避難してる最中である。

 

「このままじゃ三畳市が!?」

「…………ッ!」

「レックス!?」

 

「ボクの所に来るんだエース!」

 

 するとレックスは走り出しエースを呼ぶ。するとレックスは海に飛び込んだ!! 

 浮き上がったレックスは上にいるエースに話しかける。

 

「ボクと一緒なら怖くないだろ?」

 

 レックスがそう言うとエースは2歩下がるも頭を降り覚悟を決めて海にダイブした!! 

 

「よし! もう一度……サイクロン!!」

 

 海に入ったエースにレックスは再びサイクロンを発動! 

 竜巻が海水を巻き上げる様に吸い取り中にはエースが居り派生技『ウォーターサイクロン』となった! 

 

「「「わっせ! わっせ! ……アレ?」」」

「な、何が起きてるんだい……」

 

 海水を纏った竜巻により海岸近くは陸地だけとなり三バカが海が無いことに気づく。

 

「「「ずびずばぁー!?」」」

 

 海水を纏った竜巻を見て三バカは驚きの声をあげる。

 

 そのままエースは町へ向かうアクロカントサウルスを追いかける。

 気配を感じたアクロカントサウルスは後ろを振り向くとエースがすぐそこまで来ている事に驚く。

 

 そしてエースはアクロカントサウルスに突撃、アクロカントサウルスは火炎放射を吐くも効果は無くそのまま竜巻の中に入れられ溺れ出す。

 

 竜巻が消えアクロカントサウルスは倒れるとカードに戻った。バトルフィールドも解除され空から海水が雨のように降り出す。

 

「やったぜエース!!」

「イテッ!? ほ、本当に空から魚が降ってきたぞ!」

 

 カードを回収しリュウタはエースを誉め、剣竜は空から降ってきたブリが頭にぶつかるも手でキャッチする。

 

 海から戻って来たレックスはズブ濡れのエースを抱きしめた。

 

「ゴメンよエース。嫌いな海に飛び込ませて……」

 

 レックスがそう言うとエースは身体を震わせ水気を吹き飛ばした。

 

「レックスとエースがやってくれたか……だったらコッチも終わらせねぇとな!」

 

 アクロカントサウルスに勝った事に気づいたツバサは終わらせる為に竜人態に姿を変えるとプトラルの背後に回り彼を羽交い締めをし動きを止めさせる。それに対しプトラルは力づくで引き剥がそうとする

 

ハッ離せ!!? 

「離せと言われて離すわけねぇだろ! ちょっと待ってろ……お前を狂わせる元凶を取り除いてやる! ハアアアアアッッ!!」

 

 そう言うとツバサの体は金色に光り、プトラルを光で包み始める。

 

まさか貴様!? 俺の遺伝子を消滅させる気かぁ! 何故だ! お前にとってコイツは彼女に付きまとう邪魔者の筈!! ここで殺せば二度と会わなくてせいぜいするのではないのかあああ!! 

 

 するとプトラルの声はスタークに変わりツバサに問いかける。

 

「確かに……コイツは姉ちゃんにまとわりつくロリコンだ、だがな! 俺は嫌いな奴でも見殺しにする程腐っちゃいねぇ!! わかったら……とっとと消え失せろおおおおおおお!!! 

 

ギャアアアアア!! ヤメロオオオオ!!? 

 

 ツバサが大声で叫ぶと光は更に輝きを増し、プトラルの体から赤黒いオーラが消滅していきブラッド遺伝子は断末魔を叫びブラッドホルダーアームごと消滅する。

 

 光が収まるとそこには気絶したプトラルを背負うツバサが居た。

 ツバサはそのままリュウタ達の方へ来るとプトラルを剣竜に引き渡す。

 

「剣竜さん、彼を頼みます」

「ああ……」

「それと姉ちゃん、コイツの事が嫌いなのは分かるが許してやってくれないか?」

「うん……あたしもあの時はやり過ぎたと思ったしこれ以上は何も言わないわ」

「分かってくれたならそれでいいよ……あの装置も壊れたしコレでッ!」

 

 タイラントを操るブラッドホルダーアームを壊したツバサは振り返ると驚愕した。

 何故ならタイラントは更に凶暴さを増して暴れ出していたのだ。

 

「タイラントが……止まらない!? 装置がダメならどうすれば……」

 

 ツバサが対策を考えていると一つの影が彼の横を通った。それは逃げたはずのドミナスだった。

 

「ギャウッ!!」ガブリッ! 

 

 ギュアアアアロロオオン!! 

 

 ドミナスがタイラントの尻尾に噛みつくがチビのままなのでダメージなど入るわけがなくタイラントは蚊に刺された程でもなく感じていた。

 

「アイツ、タイラントに挑む気か!?」

「大きくなってないのに無理よ!」

 

 ドミナスの行動にリュウタとマルムがそう言った。

 

 ギュアアアアロロオオン!! 

 

「ギャアウッ!? グヘッ!」

 

 タイラントが尻尾を大きく振りドミナスを空高く放り投げた。

 落ちて来たドミナスは2回バウンドしゴロゴロと転がった。

 

「ギャウウ……ギュアッ!?」

 

 頭を振り気を取り直すドミナスだったが彼の目の前にタイラントが見下した目でドミナスを見つめるとニヤリと笑い右手の鎌を振りかざした! 

 

「まずい! あのままだと殺されるぞ!」

「危ない!!」

 

 皆はドミナスが鎌で潰されるのを見られずに目を瞑った。

 

 

 がしかし鎌はドミナスに当たらず、ツバサが鎌を手で受け止めていた

 

「ギャ、ギャアウ……?」

「よおドミナス……あんな高さから落ちたのに大丈夫かよ……?」

「ギャッギャウッ!!」

「あ? 何で俺を助けたんだって? ……俺はお前の友達になりたいって言ったろ、友達を助けるのは当たり前だ!」

「ッ!!」

 

 ツバサに助けられたドミナスは戸惑いの表情でツバサを見つめ鳴き声をあげるとツバサは友達として助けたと言いニカッと笑いドミナスは驚く。

 

 グサッ! 

 

「グウッ!?」

 

 タイラントが右手の力を強め受け止めていたツバサの左肩に鎌の先っちょが突き刺さった。

 

「何してんだドミナス! お前は早く逃げろ!」

「ギャギャウッ!!」

「この位の傷なんて屁でもねぇ……お前を……友達を助ける為ならな!!」

「ッッ!!」

 

 ギュアアアアロロオオン!! 

 

 抵抗するツバサにタイラントは苛立ち、右手を放し今度は右足でツバサとドミナスを踏み殺そうと振り下ろした! 

 

「危ない! 逃げて!!」

「「「「ツバサ(君)!!」」」」

(まずい! 避けきれない……!)

 

 リュウタ達が叫ぶも左肩を抑えているツバサは逃げる隙も無かった。

 踏み潰されると思いツバサは覚悟を決め目を瞑ったその時

 

 

ギャアアアオオオオッ!!! 

 

 ドオオオオッ!! 

 

 ギュアアアアロロオオン!!? 

 

 ドミナスがツバサの前に立ち、口から超震動波を放ちタイラントを後ろへ吹っ飛ばした! 

 

 イメージBGM:レイの戦い(ウルトラギャラクシー大怪獣バトルより)

 

「タイラントが吹き飛ばされた……」

「何、今の……」

「衝撃波みたいだったけど……」

 

 吹き飛ばされたタイラントを見てリュウタ達は驚く。

 そしてドミナスはツバサの方に振り向くと強い眼差しを向ける。

 

「ドミナス……俺を助けてくれたのか?」

「ギャウッ!!」

 

 ツバサがそう言うとドミナスは鳴き声を上げ2回頷いた。

 それを見てツバサはドミナスを持ち上げると優しく抱きしめた。

 

「そうか……ありがとなドミナス、やっぱりお前は俺の友達だ!」

「キュアア……ギャウギャウ!!」

 

 ツバサの言葉に嬉しそうな顔でドミナスは鳴いた。

 

 ギュアアアアロロオ……! 

 

 ツバサとドミナスが和解しているとタイラントが立ち上がり睨みつける。

 

「なぁドミナス、改めて聞くぞ……俺と一緒に戦ってくれるか?」

「ギャウッ!」

「お前ならそう言ってくれると思ったぜ! よし!」

 

 バトルディノナイザーを取り出したツバサはドミナスをカードに戻した。

 

「ディノッ……スラッシュ!!」

《バトルディノナイザー! ダイノロード!!》

 

「大地の大牙!! ゴモランドレックス!!」

 

 ツバサの掛け声と共にドミナスはインドミナスレックスに変わると体のブラッド遺伝子が消滅しドミナスの体にヒビが入り割れる。

 

 中から現れたのは頭部に三日月に似た角と鼻先に1本の小型の角をもつティラノサウルスに似た肉食恐竜……

 ドミナスはスタークによってインドミナスレックスとして改造される前の姿、『古代恐竜 ゴモランドレックス』に戻った!! 

 

 キシャアオオオオン!! 

 

 バトルフィールドが展開され、着地したゴモランドレックスは咆哮する。

 

「ドミナスの姿が変わった……」

「いや、変わったんじゃない。ブラッド恐竜の呪縛から解放されて本来の姿に戻ったんだ!」

 

 ゴモランドレックスを見てレックスは変わったと言うとミコトがブラッド恐竜ではなくなったと解説した。

 

「行けドミナス……否、ゴモラ!!」

 

 イメージBGM:今こそ勝利をーeternal travelerー(ウルトラギャラクシー大怪獣バトルより)

 

 バトルディノナイザーを構えてツバサがドミナス改めゴモラに叫ぶ。

 

 キシャアオオオン!! 

 

 ギュアアアアロロオオン!? 

 

 再び咆哮しゴモラはタイラントに向かい突撃するとタックルをくらわせた。

 続けてゴモラは長い尻尾を振るいタイラントの顔面に叩きつけ倒れたタイラントにゴモラは前転し尻尾を上から振り落としダメージを与える! 

 

「すっげえ! 強いぞゴモラ!」

「あの尻尾は凄い力を持っているみたいだな……」

 

 ゴモラの無双にリュウタは目を輝かせ、剣竜は尻尾の攻撃力に驚いていた。

 

 するとバトルディノナイザーから見た事のない技カードが現れツバサはそれを手に取る。

 

 キシャアッ! 

 

「……よしっ! ゴモラ!! 超振動波だぁ!! 

 

 ツバサは叫びながら技カード『超振動波』をバトルディノナイザーにスラッシュし発動した! 

 

 角に振動波が蓄積されていきゴモラはタイラントを角でかち上げると背中に鼻先の角を突き刺し、超振動波をタイラントの体内に放った!! 

 

 ギュアアアアロロオオン!!? 

 

 ドカ────ン!!! 

 

 超振動波に耐えきれずタイラントは体内から爆発を起こした。

 そして煙の中からタイラントのカードがゆっくりと落ちる。

 

 パシッ! 

 

 しかしコウモリ型監視カメラがタイラントのカードを拾うとすぐ様どこかへ行ってしまった。

 

 

 

 キシャアオオオオン!! 

 

「よっしゃあ!!」

 

 バトルフィールドが解除され、タイラントを倒したゴモラは勝利の咆哮をしツバサもガッツポーズを取った。

 戦いが終わりツバサはゴモラをカードに戻す、カードの絵もインドミナスレックスからゴモランドレックスに変わり裏面もスタークのマークから土属性に変わっていた。

 

「ご覧下さい、先程暴れていた恐竜達は突如姿を消しました! ですがこれで三畳市が火の海になる事は無くなりました!」

 

 ヘリの中で滝波アナがそう言った。

 

 

 

「「「ツバサ──!!」」」

 

 リュウタ達がツバサの元へと走って来た。

 

「勝ったのねツバサ!」

「ああ、タイラントはゴモラが倒したぜ」

「それにしても強かったよなゴモラ! なぁツバサ、もう1回ゴモラを呼び出してくれよ! 」

「わかったから落ち着けって? 」

 

 リュウタのリクエストに応えてツバサはゴモラのカードを反対側にスラッシュしチビ恐竜のゴモラを呼び出した。

 

「キシャアッ! ガブッ!」

「イタタタタ!!? お前、元に戻っても噛みグセあるのかー!?」

 

 ツバサの方に振り向きゴモラは彼の鼻に甘噛みをし始めた。

 

「アハハ……けどまぁ無事に勝てたし和解も出来たから一件落着かな?」

 

 暴れてるツバサを見てレックスは苦笑いしながらそう言った。

 

 こうして三畳市に現れた恐竜達の大乱闘は幕を閉じリュウタ達はDラボへと戻って行った。

 

 

 それから30分後、ベッドに寝かされていたプトラルが目を覚ました。ブラッド遺伝子が抜けたせいか性格や顔つきも元の状態に戻っている。

 

「う、ううん……知らない天井でゴザル……此処は一体「此処はDラボだ」ッ!?」

「よっ、目が覚めたかプトラル?」

 

 ツバサの声を聞いたプトラルは慌てて部屋の隅まで下がり警戒する。

 

「おいおい、何もしないっての……緑茶入れたから落ち着いて飲め」

「……(ズズッ)美味しいでゴザルな……」

「それは何より、んで何があったか覚えてるか?」

 

 その後、プトラルはツバサにローマでの後からスタークに血を入れられるまで憶えてる事を話した。

 

「そっか、失恋が原因だったか……まぁ、確かに俺と姉ちゃんは付き合ってるのは認める」

「ッ!? ……そうでゴザルか……しかし思えば小生も愚か者だったでゴザルな……いい年した大人が働きもせずニート生活を送り幼女しか愛さなかった結果がコレでゴザル……」

 

 そう言うとプトラルは立ち上がり歩き出す。

 

「おい、何処に行くんだ?」

「小生はもう生きてく理由が無いでゴザル……失恋した挙句あの傭兵に利用され、最後は化け物にされて町を壊そうとしたんだから小生の心はもうボロボロでゴザル……」

「1度の過ちで人生を諦めるな、アンタも人間なら過去を受け入れてやり直してみろよ……?」

「ツバサ殿……こんな小生でもやり直せるのでゴザろうか……」

「やり直せるさ、アンタが諦めない限りな?」

 

 ツバサの言葉にプトラルは涙を流し泣き崩れた。

 その後、リュウタ達もやって来てプトラルは今までの行いと仕打ちを謝罪し許しを貰い敵対関係も無くなったのであった。

 

 

 それから1週間後、荷支度を終え旅人の格好をしたプトラルをツバサやリュウタ達が見送っていた。

 

「ホントに何から何まで感謝でゴザル」

「気にするな、生まれ変わろうとする大人が新たな1歩を踏み出そうとしてるんだ。コレくらい軽いものさ」

 

 荷支度の手伝いや自転車の手配をしたミコトがプトラルにそう言う。

 

「所でプトラルさんはコレからどうするのですか?」

「今は決めてないでゴザルが取り敢えずはコイツで世界を見てこようかなと思ってるでゴザルよレックス殿」

「そっか……頑張ってねプトラルさん」

「マルムちゃんもツバサ殿と末永く幸せにでゴザル。それとリュウタ殿、ウサラパ達に会ったらこの手紙を渡して欲しいでゴザル」

 

 プトラルは『辞職願』と書かれた封筒をリュウタに渡した。

 

「コレをおばさん達に渡せばいいんだよな、任せといてよ!」

「頼むでゴザルよ、最後にツバサ殿……スタークはディメンションの他に3人の部下が居るから気をつけて欲しいでゴザル」

「ああ、例え敵が増えても俺は覚悟は出来てるさ」

「それなら安心でゴザルな……それじゃあそろそろ行くでゴザル」

 

 プトラルはそう言うと自転車に乗るとペダルを漕いで旅立って行った。

 彼の背中をリュウタ達4人は手を振りながら見送り大人組は静かに見送るのであった。

 

 

 次回へ続く!! 

 

 




ED『JUMP UP』(ウルトラギャラクシー大怪獣バトル ED主題歌)

リュウタ&ツバサ
「「恐竜図鑑コーナー!番外編!」」

リュウタ
「今回紹介するのはゴモランドレックス!」

レックス
「身長10メートル、ドミナスがブラッド恐竜にされる前の姿の今作のオリジナル恐竜だね。」

ツバサ
「因みに名前と見た目は『ウルトラマン』に初登場し『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』では主人公の相棒怪獣である『古代怪獣 ゴモラ』が元ネタ。名前のゴモランドはゴモラと土(Land)をかけてこの名前になったぞ。」

マルム
「頭に三日月の様な角を持っているのね」

ツバサ「この角から出る超震動波は地面を掘り進んだり敵を体内から爆発させる必殺技でもあるんだ」

リュウタ「じゃあ今度、ゴモラに頼んで地下の秘密基地を作ろうぜ!!」

ツバサ、レックス、マルム
「「「それは無理だろ(でしょ)…」」」




次回予告!(イメージBGM:ウルトラマンオーブの予告BGM)

ツバサ
「今、南米ではカーニバルやサッカーで大盛り上がり!しかし南米に恐竜が現れ出動する俺達だったがリュウタや姉ちゃんが推しの選手に会って大はしゃぎと来た…ヤレヤレ、熱苦しいのはどうも苦手だぜ俺は…」
「次回、南米 恐竜サッカーバトル!銀河の光が我を呼ぶ!…じゃなかった。今、最強のバトルが始まる!!」

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