古代王者恐竜キング 翼竜使いのDキッズ【休載中】 作:アルティメットルパン三世
前回の恐竜キング!
三畳市に住む少年『竜野ツバサ』はある日の朝、空から2つの光る物体を目撃した。
親友でD-KIDSの仲間である『古代リュウタ』に呼ばれたツバサは姉の『竜野マルム』と『レックス・オーエン』の四人で裏山へ。
そこで彼らは謎の石版を拾い、ツバサとリュウタは謎の恐竜カードを手に入れる。
2人がカードと石版を使い小さなトリケラトプス『ガブ』とプテラノドン『スカイ』を召喚、共に生活する事になった。
次の日、いつものメンバーで公園に来ると突然海からティラノサウルスが現れガブとスカイが狙われるもリュウタの父『古代剣竜』がツバサ達の石版を使って製作したデバイス『ディノホルダー』を使い2体を成体に成長させティラノを撃退する。
ティラノを操る謎の3人組『アクト団』を退けたツバサ達だったが突如彼らの体が光り石版から謎の声が助けを求めるのを聞くのであった。
OP『小さな僕らの大きなハート』
Aパート
第2話! レックスとマルムの相棒! エースとパラパラ
突然謎の声が聞こえ驚くツバサ達。
『助けて……私たちを助けて……』
「助けて、って」
「あなたは誰ですか?」
『助けて……私たちを助けて……』
レックスが声の主に聞くも同じ言葉を繰り返している。
「同じ言葉を言ってる……」
「どうやら声の主の言葉はコレしか録音されてないみたいだ」
石版の声はこの一言だけしかないとツバサが解釈した。
「り、リュウタ……一体何があったんだ?」
「石版が助けてって喋ったんだ……」
声が聞こえてたのはD-KIDSの四人だけで剣竜は一体何があったのかわからない様子であった。
Dラボに戻ったツバサ達は先程の事を詳しく説明した。
「助けて……か」
「それって石版が伝えたい恐竜の心の声なんですか?」
「うむ……助けてっていうのはあのアクト団という連中から守ってという意味かもしれんな……?」
説明を受けた剣竜は先程のアクト団が関係してると解釈する。
「アイツら何者だったんだろ……」
「奴らはティラノサウルスでガブとスカイを襲わせた、けどティラノサウルスもカードになった」
「うーん、なんか謎ばっかりね?」
「謎が謎を呼ぶとは正に今の状況だな……」
俺達が悩んでいる中、ガブとスカイは恐竜の骨の展示物に威嚇すると飛びかかり噛みついたり嘴で突っついたりしていた。
「アイツらも石版を持ってるって事か?」
「そうなるね……」
「コッチは四つで奴らは一つ……他にも石版があるとなれば奴らにも戦力アップされる可能性があるな……」
ツバサがそう言ってるとリアスが階段から下りてきた。
「あっ博士、此処にいらしたんですか?」
「お姉ちゃん!」「姉さん!」
「ケータイにオーエン博士からお電話がかかってますよ」
「パパから?」
「あっ! また置き忘れてたか。ハハハ……」
剣竜のケータイを持ってきたリアスがアメリカに居るレックスの父『オーエン博士』から連絡が来た事を伝える。
ケータイを装置に接続すると画面が変わりオーエン博士と通話する。
「これはこれはドクターオーエン! 久しぶりです!」
『やあ古代君……恐竜大好き!』
「恐竜仲間ー!」
「『化石探してどこまでも〜! ボクらは仲良し恐竜博士〜!』」
「『イエーイ!』」
「「「「うわぁ……」」」」
何故か歌って踊りだす大人2人にツバサ達はドン引く。
「それで先生、本日はどの様なご用件で?」
『君がこの間話していた恐竜カードのことだが……2枚見つかったんだよ』
「「「「ええっ!?」」」」
オーエン博士の発言に皆は驚いた。
『ワシは今、カナダのアルバーダ州にある恐竜公園に居るんじゃが此処でリュウタ君とツバサ君が見つけたカードと同じような恐竜カードが見つかったんだ。それも2枚』
そう言いオーエン博士が2枚の恐竜カードを皆に見せる。
「カルノタウルス!」
「パラサウロロフスだ!」
「カルノタウルスには風の紋章が……」
「パラサウロロフスの方は草だわ……」
しかもその恐竜カードはレックスとマルムが持つ石版の紋章とピッタリ合っていた。
『おー! レックスいたのか!』
「さっきからいたよ!」
『どうだ日本の生活は? 日本食は美味いだろ? 特に焼いたサンマが』
「パパ! そんな事より大至急そのカードを送って!」
『勿論そのつもりだ。わしも研究したいがこっちには石版がないからな。古代君、カードはそっちで役立ててくれたまえ!』
「師匠ありがとうございます!」
こうしてオーエン博士が見つけた恐竜カードは後程此方へと送られる事になった。因みにリュウタはガブに襲われている。
『レックス。せっかくこっちに留学したんだ。よく勉強して留学生活を楽しむんじゃぞ?』
「はい、パパ」
レックスにそう言うとオーエン博士は通信を切った。
「石版と同じ紋章のカードが来るって事は……」
「私達のパートナーになる恐竜が来るって事ね!」
「そういう事だね」
「可愛い子だったら良いな〜♪」
自分達にもパートナーになる恐竜が出来る事に喜ぶレックスとマルム。
「羨ましいぞー! 俺もパートナーが欲しいのに! 何とかして出て来ないのかー!」
自分もパートナー恐竜が欲しいと羨ましがる剣竜。
「石版は最初に触れたリュウタ君達を選んだんです。諦めてください博士」
「そうか……残念……」
本らしき物を4冊持ってきたリアスからのどストレート発言をくらい撃沈する剣竜であった。
「お姉ちゃんそれは?」
「ディノホルダーのマニュアルよ」
「ディノホルダーって?」
「コレの事よ」「いっ!? いてててて!! 痛いよリアス君!?」
先程のデバイス……『ディノホルダー』を持つ剣竜の右手を捻らせて掴み、そのまま説明を始めるリアス
「カードをスラッシュさせるだけじゃなくて石版とカードを納めるホルダーになってるでしょ? せっかく作ったんだから使い方をよーく読んでね?」「痛い痛い痛いア──ッ!?」
めちゃくちゃ悲鳴を上げてる剣竜を気にせずに澄ました表情で軽く説明するリアスはリュウタ達なマニュアルを投げ渡した。
「これ全部読むのー!?」
「当たり前でしょ」
「な、なぁ姉さん? もう少し紙の厚さを減らした省略版とか……「そんなもの無いわよ。諦めて読みなさいツバサ」デスヨネー……(白目)」
分厚いマニュアルにマルムは嫌そうな顔をしツバサは交渉しようとするも見事にスルーされた。
「ディノホルダーにスラッシュか……」
「ったく、よくこんなマニュアル書いたわね…… こんな性格だからボーイフレンドの1人も居ないのよ姉さんは」
「少しは女子力を磨いた方が良いんじゃないのー?」
マルムとツバサの余計な一言のせいかリアスは表情には出さなかったが剣竜の手を握っていた右手に力が入り剣竜は倒れた。
「「ひえええ……」」
相変わらずの姉の恐ろしさにマルムとツバサは少し恐怖を体感したであった。
「ところで父さん、この間ガブ達や石版の事は誰にも内緒って言ってたけどもしかしたら世界中の恐竜博士が知ってるんじゃ……」
「いや、この事を知ってるのはここに居る皆とオーエン博士だけだ。博士は父さんの師匠のような人だからな! だから研究の協力を頼んだんだ!」
先程のダメージが無かったかのように剣竜はそう言った。そこら辺の対応は既にしていた様だ。
「でも他にも知っている奴らが居ますよ剣竜さん」
「そうだ! アクト団だ!!」
場所は変わってアクト団の住処『アジ島 』。
研究室でウサラパ達の報告を受けたドクターはご立腹のご様子であった。
「ぐぬぬぬ……許さん! 許さんぞい! なんで見知らぬガキがわしの技カードを持っておったのだぞい!」
「おじいちゃん、エネルギーレベルが高すぎるよ」
「こんなあり合わせの道具だけじゃカードの熟成まで持たないね?」
ロトの言う通り使用してる材料は虫やカードゲームのカード等でコレで技カードが出来るのかが不安なウサラパ達。
「コレはマズイっスよ……」
「うるさーい! 技カードの製作はわしの専売特許だぞい! まぁ任せておけい、もうすぐ技カードの熟成は完了ぞい。コレが完成すればティラノをコケにしてくれたガキ共を泣かせて黙らせることが出来るんじゃぞい!」
「おじい様、私お勉強の時間だから」
ドクターがそう自信満々で言ったがロトとロアは興味なさげに勉強すると言い部屋から出て行った
「あーっ! アタシ達も少し用事が……」
「そうそう! 忘れてたザーンス!」
「俺もッス……!」
「どこ行くぞい!!」「「「ギクウッ!?」」」
「持ち場を離れるんじゃないぞい!」
「「「はーい……」」」
ウサラパ達も出て行こうとしたがドクターにバレて失敗するのであった。すると技カード製造マシンが光出した。
「っ! キタキタ! 北は南の反対ぞい!!」
が、しかし……
ドカ──ーン!!
失敗に終わり研究室に居た四人は下着姿の黒焦げになった。
ウサラパ達は倒れ込み、そこへ爆発が気になったタルボーンヌがやって来た。
「ドクター何ですかこの騒ぎは!」
「ゲッ!?」
「夕飯までに片付けてください? じゃないと夕食抜きにしますわよ!!」
「トホホ……(泣)」
こうして散らかった瓦礫などの掃除をする事になったドクターであった。
一方その頃、エジプトの砂漠のある場所で卵型カプセルと水の紋章が刻まれた石版が落ちており、スピノサウルスの恐竜カードが風に乗って観光地へと向かう。
カードはファーストフード店に置かれてある屋外のテーブルの下に落ちる。そして先程利用していた客がテーブルにぶつかり置かれていた紙コップが落ちて中身の水がカードにかかった。
するとカードは青色に光り、スピノサウルスが実体化してしまった! 突然現れたスピノに町中の人達はパニックを起こした。
場所を戻して『アジ島』
夕食までに片付けを終えたドクターとウサラパ達(連帯責任でさせられてた)は無事に食事をしていた。ティラノもその場でエサのペットフードをバリバリと食べている。
と、突如アクトホルダーのアクトサーチ機能が反応した。
「おっ! アクトサーチが」
「ドクター、お行儀が悪いですよ」
「アクトサーチが反応したんだぞい! 飯など食っとる場合ではないぞい! ウサラパ! ノラッティ〜! エド! 捕獲に出撃ぞい!」
「「「は、ハイー!」」」
「いけません!!! 」
ドクターがウサラパ達を出撃させようとしたがタルボーンヌの一喝に止められる。
「お食事を済ませてからでは席を立ってはいけません……!」
「はい……」
「それとお皿の下に隠したピーマンとシイタケも残さず食べる事」
「げっ!? そ、それだけは勘弁ぞい!」
「ダメです! はい口を開けなさい!」
「い、い、いやぁ────!!?」
こうして出撃は食事を済ませる(ついでにドクターがピーマンとシイタケを完食する)まではお預けとなるのだった
夜 古代家
先程のアクト団と同じく此方も晩御飯の最中であった。
するとレックスが隣の席で一緒に食べている剣竜に話しかけた。
「パパさん、あの2枚のカードは何時届くのですか?」
「海外特急便で送っているから今夜中には届くと思うぞ。楽しみか?」
「もちろんですよ! ボクのパートナーになるかもしれないですから!」
カルノタウルスをパートナーにするのが楽しみなレックス。
「パートナーって?」
「あ、いやーレックスも犬を飼うかもしれないんだ! なぁレックス!?」
「え、ええ……あははは……」
「2匹になるの? ちゃんとお世話しなきゃダメよ〜?」
「はい!」
妻の亜紀に聞かれた剣竜は焦りながらもレックスが犬を飼うかもという話で誤魔化した。家に犬が2匹になるが世話をするなら何も言わない亜紀であった。
「ん? あらリュウタ、今日はピーマンも人参も残してないのね!」
「あ、ああ。当然だろ? これからはドンドン出してよ! 全部食べるからさ!」
「まぁ凄い!」
嘘である。リュウタは足元にいるガブに自分が嫌いなピーマンと人参を全て与え食べたと誤魔化したのである。
ピロロロ! ピロロロ!
「リュウタ、食事中よ?」
「うん、向こうで出るよ」
ケータイに着信が入りリュウタは1度席から離れる。
相手はマルムの様でリュウタは出る事にした。
「どうしたんだよマルム……ってツバサもいたのか」
『リュウタ! テレビ見てないなら今すぐ電源入れろ!』
『大変なのよー!!』
慌てている2人にリュウタはすぐにテレビを着けると画面にはスフィンクスとスピノサウルスが映っていた!
「どうしたリュウタ! ってコレはスピノサウルス!?」
『こちらは本日、エジプトのピラミッドで有名なギザに現れた恐竜の映像です』
「なにィ──!?」
「エジプトに!?」
エジプトにスピノサウルスが現れたニュースに剣竜とレックスは驚愕した。するとディノホルダーから信号音が鳴り確認すると液晶画面にエジプト付近のマップに赤い点滅が1箇所発生していた。
『もう一度ご覧下さい、これは本物の恐竜です』
ニュースキャスターの声に合わせて映像が流れるがスピノがカメラマンに気づいたのか襲いかかり画面は砂嵐に変わった。
『一旦CMです』
オリジナル日常回見たい?
-
見たい
-
別にいい
-
そんな事よりもっとイチャつかせろ