転生したけど浦原喜助を暗殺しろとか無理じゃない? 作:ちーむ
※映画を少し改変したお話が入ります
新たな
体の関係ならまだしも1つの場所に繋がれるなんて嫌だったのかもしれない。
ふと何も無い軽くなった首を撫でる
こっぴどく振ることだって出来たのに
表面上付き合う事だって出来たのに
何私ご丁寧に、好きがわかんないとか話をした
これはきっとそう。私の微量な良心が痛んだんだ
そう間違いは無い。来る者拒まず去るもの追わずのスタイルの私が初めて。断った________
「……そうッスか大体予想はしてたんスけど」
ってわかっていたように目をそらす
『ごめん、嫌いだからとかじゃない。そこまで本気で想ってくれてる人にこんな気持ちで付き合う事がなんというか失礼だと思ったから』
「なんというか、リリーサン。貴方良くも悪くも正直ッスよね」
そうだ、この人をキャラとして理解しているからこそ。
この見たことの無い表情を見たからこそ
会話もして動いてるし結構意外な一面もあるキャラ達をみて、
本気で、そんな気持ちで向き合っては行けない、軽い気持ちで付き合ってはいけないなんて___
馬鹿正直な良い心が残ってたのかと自分に問い返してしまったけど。
私が断った時そう思ったんだから残っているんだろうな。
するとふと口を開いた
「ってことは前向きな返答……ッスよね要は好きにさせればいい」
『いやでも生をうけて数百年そんな事…「まぁまぁ」』
まぁまぁってなんだ殴るぞ
あ、ダメだこいつ諦めてねぇな?
それから別に気まづい雰囲気にも追い出されることにもならず
妙に距離が近くて。アタックしますんで〜ってきちんと宣言まで受けた。
それから少し距離を詰めてくるだけの日常が戻ってきたんだ。
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今日も今日とて朝.目覚める(11時)
流石に三食お菓子はやめてくれと言われて渋々ながら普通のご飯を食べている私。って言っても起きる時間が起きる時間なため朝昼重なって実質2食だけど。
ボサボサの頭で顔洗って歯を磨いてると鏡に誰か映る
「ほらほら、また寝巻きで出歩いて〜一応お客様もいるんスから」
っといつの間にかブラシを持った浦原喜助が了承も得ずに私の髪を後ろで梳かしはじめる
別に手櫛で済むんだけどな
『ん?お客様?』
歯ブラシを置いてようやく脳が復活したのか聞き返す
「ちょっと今名簿取りに来たらリリーサンがちょうど起きてきたんスよ」
『へぇ。だぁれ?』
「さぁ……相手はアタシらの事を知ってるようッスけど」
そんな話あったかなーなんて頭を捻らせる
今に行くと
「おう、リリー」
なんて片手をあげる黒崎一護と、コンがいて
『おはよう』
「おはようって……昼だぞ?」
そんな会話をして浦原喜助の反応に少し違和感を感じながらも
朝ごはんのトーストパンを食べながら話を聞いてた
「で、えーっと、あなたは……その「朽木ルキアだ」
そうそう、その朽木ルキアって
そのセリフに驚いて見ているとやっぱり違和感
「朽木ルキアだよ!あんたんとこのお得意様だろ?」
「うちのお得意様……ですかぁ?」
まるで浦原喜助は朽木ルキアを知らないような……
そこでひとつ思い浮かんだ
なんかこれ……映画で見たような……うろ覚えでってか一回しか見てないから映画だし。
そしてパラパラと名簿を確認する
「あー確かにお名前がありますねぇ〜けど、すみません本当に分からないんです」
「どうなってるんだ?」
っとコンと黒崎一護が混乱している様子。
そうだ、これ確か皆が忘れててみたいな
確かなんだったかな、朽木ルキアの死神としての記憶が刈り取られ。
それにまつわる記憶も皆から消えたから
ルキアがきっかけで死神になった一護のこともみんな忘れてしまっていて。
今の状態の浦原喜助はこの黒崎一護っていう存在も覚えてないって言うか知らないんだ。
でも私は全然覚えてるけど。へんなの
「ルキアになんかあったのか……」
「あのーそれと関係するかわかりませんが、昨夜瀞霊廷で信じ難い事件がありまして〜12番隊隊長の涅マユリが錯乱し施設を破壊。瀞霊廷の3分の1が壊滅状態だそうで」
「なんだって?」
「まぁこのふたつが関係するとすればアタシたちの記憶を混乱させる原因がある。ということでしょうか」
そこで、黒崎一護も浦原喜助が自分を覚えてないと確信したんだろうな。
「んで、リリーサンは朽木ルキアって知ってます」
なんて私に話を振る浦原喜助
『うん。』
「本当か!?」
なんて驚いたように黒崎一護がつかみかかってくる
『嘘ついてどーすんのよ。』
パンの破片こぼれるからやめて欲しい
最後の一切れを口に入れる
「リリーサンには影響なしと……」
なんて頭を捻らせる
『みんなが黒崎一護事を忘れてるのは、朽木ルキアと知り合ったことであなたが死神になったから。朽木ルキアが皆の頭から抜け落ちてるなら……』
ってところで止めると
そうか……っと納得して手を離した
「なんで、俺がルキアから死神の力を貰ったって知ってんだ?」
『そりゃだって重罪で色々あったのはさすがに知ってるよ私でも』
「そうか……」なんてへんに勘が鋭い。
ちなみに原作の知識としてあっても、私の死神として生きてきて事件なんてどうでも良くて、全然知らなかったんだよね。
そして黒崎一護は尸魂界の穿界門を開いてもらい出ていった
「さて、リリーサン。貴方も準備してくださいな」
『え、もしかして行くの?』
「そりゃまぁ涅さん関係ですしねぇ」
技術系の話なら動くか……なんでそういえばこの人出てたな映画で。
あんまりそこら辺覚えてないんだよな……
『私面倒ごとは……それに尸魂界ではまだ疑いの目……』
「これ、なぁんだ」
っと懐から出したのは
『ウルトラ牛乳饅頭!?!?どうして!!!』
「んなもん手に入れるの簡単ですって、ほらどうします『行きます』」
相変わらずッスねぇ〜なんてケラケラ笑われた
死覇装をきて久しぶりに琴玉ちゃんを腰にさす。
琴玉ちゃんを最初から渡してくる浦原喜助はことの重要性を知ってのことだろうな。
「へぇ、それが朽木ルキアとの関係なんすね」
なんて定期的に書いている日記と私の話を照らし合わせている様子
「まずはとりあえず、涅さんのところから調べますかね」
『えぇ、本当に行くの?私いらなくない?』
っと穿界門前で渋ると
「いえいえ、いりますって、ほらほら行きますよ」
なんて俵担ぎにしたかと思うと穿界門に入った
『おいこら、尻をなでるな!!』
「あいたたたっ、髪引っ張んないでくださいよう、禿げますって」
手が触れるだけで顔赤くするのに、セクハラ心は戻ってきたらしい。
顔に青あざつけた浦原喜助の横を致し方なく走る