転生したけど浦原喜助を暗殺しろとか無理じゃない? 作:ちーむ
『うわぁー凄い!毛もちゃんとしてるし口の中まできちんと出来てる』
何だかんだ感動してる私。口の牙を触ってみたり毛をかき分けて見たり。
本当に猫にしか見えなくてこの男の技術力はすごいなって久々に凄さを実感。
「まぁ義骸同調剤を多めに使わないといけないんで、抜ける時辛いんスけどね」
『そこまでして入るなよ…。』
バカと天才は紙一重なのか?
『でも黙ってれば猫にしか見えない。可愛い〜すごい、
胃とかあるの?目取ってみていい?毛とかムシったらどうなる?
血もあるの?ちょっと尻尾抜いてみていい?』
「んな人形ばらすみたいに言わないで欲しいんスけど!!
普通に魂魄に傷もつくんでやめてください!!!」
って暴れ出すので渋々目に触れようとしてた手を下ろす
『でもこれならいいわ。見た目猫とじゃれてるだけだし。見た目可愛いし。無精髭もないから不快感ないし。肉球ぷにぷに可愛い』
ちゃんと体温もあるし、
骨もあるみたいだし凄いな今度鳥とか作ってくれないかな入りたい。
それから私が変に嫌がらないのをいいことに、事ある事に猫になって風呂に入ってきたり、肩に乗っかってきたり胸に乗ってくつろいで昼寝してきたりするようになった。
『中身アレだけど、可愛いんだよなぁ〜もふもふで最高。癒しじゃん』
「中身アレって失敬な……。でもアタシももふもふ♡」
っと胸に顔を突っ込むこいつセクハラは変わらないけど、
猫だと思えば全然不快感は無い。
『真面目になんで作ったの?』
って聞くと
「好きな人に少しでも近くにいて触れていたいからなんスよ。」
なんて言って言って起き上がる
「だーって、リリーサン。すぐセクハラだーとか現世で買い物行く時も恥ずかしいから離れて歩いてなんて言うんスもん。」
って不機嫌そうに身体を丸めてこちらを見てくる
「貴方の傍に入れるならどんなものだって作ります」
『行動力の化け物だね』
「お菓子が原動力のリリーサンに言われたかないッス」
なんてお互いに呆れる
そして_______________________
「あいたたた!!痛い痛い!!痛いっス!もげるもげる!!アァァァ”」
っと猫から半身人型の浦原喜助が飛び出てる衝撃映像。
同調剤が多いせいで全然出られないらしくブンブン暴れてる。
『もうちぎっちゃえば?』
「んな人をプラナリアみたいに!!再生しませんから!!」
ただ四楓院夜一がいる時は私の腹の上争奪戦に負けて蹴り飛ばされていた。まじで猫同士の喧嘩にしか見えない
そんな猫型浦原喜助にも慣れた頃。魔の手は来ていた
『……夢……だよね』
寝てた私。そう寝てたはずなのに、はっきりと意識があるこういうの明晰夢って言うんだっけ
真っ暗の空間の中私は1人ポツンっと立っている
すると
「おい、リリーてめぇ前はよくもやってくれたよな」
その声で全てを理解した私
『どうも白色________』