転生したけど浦原喜助を暗殺しろとか無理じゃない?   作:ちーむ

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お宝

 

 

「で……あるからして目的は……」

 

ここは黒崎一護の家、黒崎一護の部屋

 

 

何故かこの狭い部屋で4人もの隊長格と、井上織姫、茶渡泰虎、石田雨竜らもいる

 

「んで俺の部屋なんだよ!!」

 

 

「だーってアタシの店敵さんに位置バレしてるんですもん」

 

なんて言って窓枠に腰掛ける浦原喜助

 

私はと言うと____

 

「てめぇは何してんだ!」っと首根っこを掴まれる

 

 

お宝(エロ本)探し?』

 

「ねぇよ!!」

っと首根っこを離して投げられた。

 

浦原喜助は私が刺したことを話しておらず。誰も私が一度戻っていたこと知らなかった

 

「もうすでに屋敷はもぬけの殻でしたねぇ、どこかに集まってるんだと思います」

 

そこから隊長たちらと何やら作戦会議。私はあんまり興味なくて。

 

黒崎一護から貰った煎餅を食べる

「おいこら、人のベットのうえで煎餅食うなよ」

 

なんてぶつくさ言ってるけど知らん

 

 

 

しばらく話が纏まったようで何人かが穿界門を潜り消えていくと

 

「俺はてめぇをまだ信用してねぇ」

そう言ったのは日番谷冬獅郎

 

『でしょうね』

例えば私が味方ですなんて行ったとしても、私は元々あちらにいた人間で幹部。そう簡単に信用はできなでしょう

 

『まぁ、こいつが私の手綱握ってるから安心してよ』

 

っとグイッと親指で浦原喜助を指さす

「任せてくださいよん」

っと扇子を閉じて笑った

 

 

それにため息を履いた日番谷冬獅郎も去っていった

 

「おいそろそろお前どけよ!あぁあ!煎餅の破片まで!」

っと頭を抱える黒崎一護

『えぇ、だってもうくつろぐ体制に入っちゃったし。布団もいいけどベットもいいな〜。』

 

「えぇ?ベットにすると畳に跡ついちゃいますって」

 

ダメーっと腕を交差する浦原喜助

ちぇっ

 

「はぅ♡お姉さんのおしり」

 

っとおしりに衝撃が走ったかと思えばスリスリっとうつ伏せになってる私のおしりに頬擦りしてるコン

 

その瞬間視界の端に羽織が移ったと思ったら

おしりに乗った重さが消えた

 

「ダメっスよ〜アタシの特等席なんスから」

『誰があんたの特等席だ』

 

なんてコンの頭を鷲掴みにしている

ギリギリ凹んでるけど大丈夫かな?

 

痛い痛いごめんなざぁぁぁぁぁあい!!

 

っと半泣きで潰れてる。大丈夫じゃないみたい

 

 

 

「なんかリリー。お前変わったな」

 

『……?』

 

椅子を逆に座って背もたれに頬擦ついている黒崎一護が私を見た

 

「なんか吹っ切れたというか……元気そうというか」

 

『なにそれ?私はいつも元気だけど』

 

 

「うーん……」

 

言葉に出来ずに悩んでいる

 

「なんか、心から楽しんでる感じするわ」

 

『ふは……なにそれ』

考えて考えて結局でてきたのはそれかと笑ってしまった

 

『変なの。まだこれからなのに』

 

「そうだな」

 

そう、これからなんだ

 

___________________

 

 

あれからすぐに場所を特定したみたいだ。

場所は亜空間。

尸魂界と現世の狭間で活動していたみたいでそりゃ見つからんわ。

 

ただ浦原喜助が直接当主に会っているお陰で当主の霊圧を追尾するなにかの装置を作っていたみたいだ。

もしかして攫われた時からやってたのってそれなの?って思ってちょっと怖くなった。

 

 

 

 

 

『こんばんは当主様。』

 

「黒……!!お前また裏切ったのか!!あぁぁぁぁあ!!!」

 

 

 

歪んだ空間の空の上。

私と当主は向き合う

 

あちこちで霊圧の衝突が感じられる。もうみんな戦ってるのか。

私は。私は強く当主とケリを付けさせてくれと尸魂界側に頼み込んだ。

最初は猛反対されたが浦原喜助も一緒に頼んでくれ、渋々逃がさない.殺さないことを絶対条件に。承諾された

 

 

「どうしてだ!!どうしてなんだよリリー!!俺は全て望むものを与えていただろう?どうしてなんだよ!!!!」

 

なんて泣き叫びながら斬魄刀を振るってくる

 

『ごめんなさい当主様。私はこちら側につきます』

 

「そうか……そうか……そうか。」

 

やはり壊れてしまったみたいで同じことを繰り返す。

壊れたラジカセのようだ

 

 

 

当主との決着はそれはそれはあっけなく終わった。

それもそうだ。貴族であって死神でも訓練を受けた訳でもない。

 

ボロボロになって地に伏せた当主はまだ私を見上げる

 

 

「どうしてなんだ。リリー。俺じゃなくてあいつを選んだ」

 

 

『……浦原喜助を選んだんじゃない。あちら側を選んだだけ、その方がメリットがある。

貴方の思想は理解できなかった。

私は甘いものを食べれる作ってくれるこの世界を壊したいとは思ってない。

貴方がどんなに世界に恨みを持ってるか。

復讐したいかなんて知らない。私にどんな思いを寄せて私を()の色を与えたなんて知らない。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はお菓子の味方なの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒い百合の花言葉は「恋」「呪い」「復讐」

 

貴方が私をどんなに愛してどんなに復讐のための道具として使っても。

 

 

____私は私の生きたいように生きるときめた。

 

 

 

 

「リリーサン」

 

 

そう声をかけられ振り向く

いつものように胡散臭く笑ってる浦原喜助

 

『終わったよ』

 

 

「そうッスか」

 

 

帰りましょなんて手を引かれる

 

 

私は振り向かない。当主に仕えて数十年。私はようやく開放されたんだ

 

 

 




当主編は終了

その後まだ続きます
日常、原作沿い。番外編(事件系)の予定です。
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