転生したけど浦原喜助を暗殺しろとか無理じゃない?   作:ちーむ

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当主様

 

「面をあげよ、リリー。よくぞ参った。そやつが浦原喜助だな」

 

 

『はい。たしかに』

 

私は頭をあげる

上座に座った当主様は不快な程に豪快に笑い始める

 

「ふははは!!本当に連れてくるとは!!!暗殺ではなく誘拐ではどうかと言われた時は正直迷ったが、正解だったようだな。では早速」

 

『お待ちください当主様』

 

何かをしようとした当主を制しする

今私の横では唸りながら血を流し横になっている浦原喜助が

 

『このままでは浦原喜助は使い物にならないでしょう、

激しい戦闘になり(嘘)少々毒を入れすぎてしまいました。抜けるまでは時間がかかります、どうか私に最後まで面倒を見させてはくださいませんか?』

 

ちなみに浦原喜助はとっくに話せるはずなのに、私の言うことを聞いてか一言も唸り声以外あげなかった。

 

「ふむ、黒がそこまで言うならそうしよう、計画もこちらで進める。よし黒、浦原喜助を部屋で拘束し監視せよ。」

 

『はっ。』

 

私は浦原喜助を米担ぎして部屋を出る

 

持ち上げた時グッっっとめちゃめちゃ痛そうな顔をされたけど。知らん我慢しろ

 

 

 

コツンコツンっと地下室に入る。ここが私の一人部屋。

当主から着けるようにと言われた首輪を浦原喜助につけ、霊圧を抑えるために、両腕に特殊な腕輪をつける。これで鬼道とか変なことしようとすると内側から破壊されて死んじゃう。

 

私の部屋質素だけど困ってない。無駄に物あっても掃除面倒だし。

ベットに寝かせて浦原喜助の首輪を壁に繋ぐ

 

『無理に動かないで、手当する。』

 

「ぐっ…」

 

『ご、ごめん』

力を入れすぎたらしく、巻いた包帯から血が滲む

 

何とか止血して包帯何度目かで成功すると浦原喜助が壁に寄りかかりながらこちらを睨む

 

「どういう状況ぐらい、話を聞いてもいいっスよね」

 

『いいよ』

 

「はい?」

 

『だからいいよって、』

 

貰ったウルトラ牛乳饅頭を食べながらお気に入りのソファーに寝っ転がる私を見てポカーンっとする浦原喜助。

 

『先に言っとくけどその首輪。当主の一声で首と胴体おさらばバイバイするからあんまり変なことしない方がいいよ』

 

「貴方のと一緒ッスね」

なんて自分の首輪に触れている浦原喜助。

 

 

「…ここは?」

 

『さぁ。』

 

「答える気無いんスね」

 

『強いて言えば私の部屋?』

 

そういうことを聞いているんじゃないって言う顔をする浦原喜助

 

『いやぁ…当主様の屋敷』

 

「あの当主、上級貴族如月家ッスね」

 

『え、すごーい。正解』

よくそんなどの貴族かわかるよね。

 

「そして色のメンバーで構成された幹部を中心とした組織のリーダーッスね。そして貴方の色は黒。」

 

まさかの的中

 

『なんでわかるの?』

 

「こちらにも色々情報が入ってましてね」

そういえば、こいつ隠密機動だったな、そういう情報入ってもおかしくないか。

 

「それからなんでアタシを助けたんスか?元々暗殺予定だったんでしょう?」

 

当主ベラベラ喋りやがって。暗殺ではなく誘拐にしろと私が交渉したのをそのまま話した当主に怒りを覚える

 

『貴方が、使えると思ったから』

 

「…」

そう、使えるんだ、この組織を壊して私が解放されるために。

 

 

そのまま黙ってしまった浦原喜助仕方ないので勝手に話す

 

『鎖の届く範囲なら行動自由、カメラなんかは無いから安心してよ。たださっきの首輪の警告を忘れないでね。私が報告すれば一発なので』

 

遠回しにカメラないから好きにしてくれなんて言ったものの伝わらないだろうな。怪しむよ当たり前だよ

 

 

 

それから浦原喜助はうろちょろと壁を触ったり風呂やトイレを見たり勝手にタンスを___

 

『開けるなよタンス!!』

 

「へぇ、こんな下着を」

 

『出すな下着を!!』

 

こいつ自由だぞ?捕まってるってわかってんのか

ひらりと真っ白の可愛いお気に入りパンツをひったくる

 

「アタシの紅姫は?」

 

『さぁ、私は持ってないよ』

 

「でしょうね、この部屋に持ってくるわけが無い」

 

「んで何食べてるんスか」

 

『え?貴方を連れてきたご褒美』

 

「…」

っと私が食べているウルトラ牛乳饅頭を見つめる

 

 

『あげないよ』

「いらないッスよ」

 

 

 

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