デジたんと生活してみたいモブオタクウマ娘 作:黒音195(kurone)
『クラシックロードの終着点。菊花賞を制し最強の称号を手にするのは誰だ!1番人気はやはりこの子、二冠ウマ娘、メイプルロード!この評価は少し不満か?2番人気はこのウマ娘、エイリルム。メイプルロードの三冠を阻止出来るか?!3番人気はこのウマ娘!アグネスデジタル!』
はい、皆さんこんばんわ。私です・・・まさかデジたんと走る事になるとは思わなかったですね、はい。いや、まさか過ぎるでしょ!いや同期だから有り得なくはない・・・のかな?あれ?・・・気にしない気にしない・・・私悪くない。
『各ウマ娘ゲートに入り体制整いました』
ーーーーレース前日、BAR細純ーーーー
今日は何故か、タニノギムレット先輩に呼び出されてここ、BAR細純に来た。ギムレット先輩との絡みなんて無かったような気がしてたんだけどなぁ・・・
「いらっしゃいませー」
「よぉ、メイプル。いい店だろ?ここは。マスター同じものを」
「はーい、好きねぇ貴女も」
「・・・先輩、未成年ですよね?しかもそれ・・・」
「何故飲むか?それは何故生きるのかと通じる」
「ギム先輩!カッケェっす!」
「ウオッカ先輩も居たんですか・・・まぁ、飲み過ぎないでくださいね?マスター、私は麦茶でお願いします」
「はーい」
「さて、メイプル。お前を呼んだのは他でもない。お前のトレーニングについてだ」
「?なんか不味かったですか?」
「スピカの連中共と同じトレーニング、だが、明らかにあのトレーニングじゃお前のあの走りを実現出来るわけがない。何か特別な事をしているんだろう?」
「いえ、別に無いですけど・・・」
「とぼけなくていい。何をしている?」
ほんとに特別な事はしてないんだけどなぁ・・・まぁいいや
「蹄鉄と腕と脚に重り付けてるだけですよ。ギムレット先輩的に言えば自分に枷を強いてるって言えば良いんですかね?」
嘘は言ってない。重りの重量が半端ないだけである。
「なるほど」
ギムレット先輩は納得したような仕草を見せる。多分だが分かってはいない。
「でもそれって、最近の不調の原因になってたりしますよね?」
・・・え?何ですか?誰ぇ?
「・・・ふぁっ!?デジたん!?なんでここに!?」
「ふっふっふ、ウマ娘ちゃんある所にデジたんあり!って事でここに入っていくメイちゃ・・・メイプルロードさんを見つけたんでここに居ます」
「ウマ娘ちゃん限界オタクガチ勢め・・・というか最近の不調って・・・もしかして気付いてた?」
「勿論ですとも!今日のトレーニングなんていつもよりフォームが0.2くらいブレてましたし!」
「そこまで行くと最早変態の域だよデジたん・・・」
最近、私も三冠に向けて調整中の所、デジたんもスピカに
ーーーー上述に戻るーーーー
『スタートです!各ウマ娘一斉に・・・おおっと!?メイプルロード!大きく出遅れた!これは作戦か!?』
『彼女の脚質は目を見張る物がありますが、これはどうした事でしょうか?』
「こんな時に限って・・・クソが・・・っ!」
(やはりメイちゃん、相当無理してるみたい・・・)
(どうしたというのメイプルロード!そんな苦しそうな顔をしながら走るなんてあなたらしく無い!)
『向正面に入りました!1番人気のメイプルロードはまだ上がってきません!』
(こんな所で終わってたまるか!まだ!届けてないんだよ!沖野トレーナーに!元トレーナーにも!あんた達の指導は間違ってないって!2人のトレーナーに!)
『間もなく第4コーナーカーブ!』
『勝負所!一気にレースが動きます!』
(スピカの皆さん!マックイーンさん!絶対にアンタらに追いついてやる!だから!)
「今だけ!力を貸せぇぇぇ!!!」
魔王降臨 LV:2
『っ!メイプルロード!メイプルロードだ!メイプルロードが上がってきた!物凄い末脚だ!先頭を行くエイリルムとアグネスデジタルに迫ってきた!2馬身!1馬身!躱した!メイプルロード躱した!そのままグングン突き放していく!残り200!栄光はもう目の前だ!しかしアグネスデジタルとエイリルムも追いすがる!しかしメイプルロード!メイプルロードが4馬身突き放し!今!』
(よっし!ゴールだ!!)
『ゴールイン!メイプルロード!見事三冠達成!今ここに、最強のウマ娘が誕生しました!・・・・・・っ!こ、これは!メイプルロード!ゴールした瞬間に故障発生した模様!』
ゴキッ!
「・・・あ?」
その音が聞こえた瞬間、私の目の前は真っ暗になり、何も見えなくなってしまった・・・
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