デジたんと生活してみたいモブオタクウマ娘   作:黒音195(kurone)

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変態と秋天

 

実況「ウマ娘たちが追い求める一帖の盾 鍛えた脚を武器に往く栄光への道!天皇賞(秋)!虎視眈々と上位を狙います!3番人気はテイエムオペラオー!この評価は少し不満か!?2番人気はメイショウドトウ!威風堂々とスタートを待つのはこのウマ娘!ここまで無敗!春の三冠ウマ娘、メイプルロード!春に続き、秋でも三冠を手にするのか!?それとも、他のウマ娘が下克上を果たすのか!?」

 

解説「私が1番期待しているウマ娘!気合入れて欲しいですねぇ」

 

 

実況「おっと?どうした事だ?メイプルロード中々ゲートに入りません」

 

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秋の訪れを感じさせる紅葉が辺りの木々を彩る中、私はとある人物・・・いや、ヒトミミじゃなくうまみみだからウマ娘と対峙していた。

 

メイ「えっと、何の用?というか久しぶりって言った方がいい?」

 

私と対峙しているのは、よくレースでぶつかっていたウマ娘。エイリルム・・・彼女に負けた事は無いが、ちょいちょい危ないレースがあったのだ。私を研究し尽くし、少しの油断を誘おうとする。そしていつか差し切る姿勢を見せ始めている・・・このウマ娘が勇者と言われてもあまり差し支え無いのではないだろうか・・・

 

エイ「・・・次の秋天、出走するんだよな」

 

おっと?これは?

 

メイ「え、うん。出るよ?」

 

エイ「そうか・・・」

 

そう呟くと、エイリルムは数秒目を閉じて・・・

 

エイ「・・・メイプルロード、お前は何者なんだ?」

 

そう私に言い放つ。意味が分からない・・・

 

メイ「?というと?」

 

エイ「私が知る限り、この世界にはメイプルロードという名のウマ娘は存在しなかった。いや、存在はしていたのだろうが、中央で見た事は無い。お前は何者だ?」

 

・・・はぁぁぁぁぁん!?なんだこいつ!電波系かぁ?!とも思ったけど、この世界って言ってる時点で転生者なのは確定・・・でいいのかな?・・・もういいか、めんどくさい・・・

 

メイ「この世界って事は、このウマ娘って物語の世界って事かな?それで、何者かって話だけど・・・何者かって言われると難しいね。魔王と呼ばれてるメイプルロード?それとも特定のウマ娘を追っかけるオタク?それとも、前世が人間のなろ〇系転生者?」

 

エイ「お前、な〇う読者か・・・」

 

メイ「まぁ、うん。いや、今はどうでもいいと思う。そう言うって事は貴女も転生者って事かな?」

 

エイ「あぁ、ずっと気になっていたんだ。この世界に俺以外の転生者が居るのかどうか・・・そして今日、聞く決心が付いたって訳だ」

 

ほんと、傍から聞くと電波系にしか聞こえない・・・けど私も、ゲーム時代にはエイリルムなんて聞いた事無かったから怪しいとは思っていた・・・

 

エイ「俺さ、少しだけ先の未来が見れるんだ。殆ど朧気で曖昧だが・・・その転生特典で見た未来・・・次の秋天で誰かが死ぬ未来を見た」

 

・・・は?この世界って死の概念あるん???

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