デジたんと生活してみたいモブオタクウマ娘 作:黒音195(kurone)
「...」
皆さんどうも、メイプルです。今私は夕方に会った人間...トレーナーと喧嘩っぽいことをして部屋に引きこもってます。別に、あの人が悪いわけじゃない...それは分かっているのに...
『そのままだとほんとに二度と走れなくなるぞ!』
そう言われた時、あぁ、この人は凄く良い人なんだなと思いました...えぇ、正直あのトレーナーが異常だったんです。
先月、本当ならデビューしていた私。ですが、私をスカウトした元トレーナーが不祥事をやってトレーナーの称号剥奪、契約解消、そのまま私はトレセンに残されたけど担当契約するのも嫌になり、デビューもしないまま1年過ぎてました...私が悪い訳でも無いのですが、まぁ、走らずにずっと学園に居たら誰も良い顔はしませんよね...分かってるんですそんな事...
と、そんなことを考えていたらマックイーンさん帰ってきましたね...さて、寝たフリ寝たフリ...
「...メイプルさん。そのままでいいので聞いて下さいませ。私の友達の話ですわ」
お?なんですか?聞きましょう。
「地方でですが...その子は将来、短距離、ダート以外のGIを総ナメすると期待されて居ましたわ」
...ん?
「ですが...中央でデビューするとなった日の前日にその子のトレーナーが不祥事を起こし、その子との契約は解消。その子はずっとこのトレセン学園でトレーナー契約もせずに腐っていく毎日...かと思えば、1人のウマ娘に没頭し観察する日々」
おや?流れ変わりましたね...てかこれ私の事じゃないですかヤダー!
「そして挙句の果てにはそのウマ娘に勝つ為に自主トレ、研究を繰り返す日々」
「...その子は何がしたいんでしょうね」
「あら?起きていらしたの?まぁいいですわ...先程も申し上げたようにそのウマ娘に勝つ事。それが目的だと思っていましたわ」
違う...勝ちたいのもあるけど、ただ勝ちたいんじゃないんですよ。マックイーンさん...
「...その様子だと私の見解は少し違ったようですわね。聞かせてください。貴女はあの子、アグネスデジタルさん...いえ、彼女だけじゃない、皆さんからどう見られたいのですか?」
「...認めて欲しいんです」
「認めて欲しい...ですか?」
「はい、色んな人に...それこそ同期のマチタンやネイチャにだって...ライバルって認めて欲しいんです...」
「...なら証明しなさい」
「?」
「勝手ですけど、1週間後に模擬レースを開催いたしますわ。走るのは貴女と私。理事長にも許可は貰ってますわ」
「...え?」
「貴女の豪脚、見せてもらいますわ」
...マジっすか?
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