デジたんと生活してみたいモブオタクウマ娘 作:黒音195(kurone)
皆さんどうも、保健室のベッドからこんにちわ。メイプルです...はい、あの後気を失って担ぎ込まれたらしく、ベッドの上で寝てましたね...おっと、誰か来ましたね。
「お、起きてたか。約束通り、お前に勧誘が行かない様に理事長に手配をして貰ったぞ」
「あ〜...その件なんですけど...」
「ん?」
来たのは沖野トレーナーでした。丁度良かったです。
「私、次の選抜レース出ようかと思ってるんですよ。どっかの誰かさん達が私の湿り過ぎた蝋燭に火を着けたんで...」
「...そうか。お前がそう決めたならいいんじゃないか?...ちょっと待て、火を着けたって...」
「そういう事です。責任は取りやがれ?」
やってやったぜ☆そう思いつつ身体を起こしてベッドから降りる。
「お、おい。何処へ行くんだ?」
「自分の部屋ですよ?...え?なんですか?まだここに居て欲しいんですか?もう夜ですよ?トレーニングの時間終わってますよ?」
「いや、お前の事だから外に走りに行くかと思ったんだ」
失礼な...
「あ、それいいですね。外泊届け出さずにこのまま走ってきましょうか、12時間くらい」
「それやったら本当にお前の脚が壊れるぞ!!いや、誰だろうと壊れると思うけどな!」
「え〜、なら明日休みですし24時間走ってきますよォ...」
「増えてんじゃねぇか!」
冗談が通じないなこの人...まぁ私達を思っての事なんでしょうけど...
「大丈夫ですよ、この脚はもう。私だけの脚じゃ無いんですから...選抜レース楽しみにしててくださいね。今日みたいなレースじゃなく、本当の私の強さ見せますから!」
「お、おう。期待しとくぞ」
「Yes!」
そう言って私達は保健室を後にする。そして寮まで送ってくれたトレーナーさんにお礼を言い、私は部屋に戻る。
「あら、おかえりなさいメイプルさん。今日は楽しかったですわ。まさか負けるとは思わなかったですわ」
「ですわですわうっせーですわ」
「ほぉ〜…私にそんな風に言う悪い口はこれですわ?」
そう言うとマックイーンさんは私の頬を引っ張る。びろーんと伸びる私の頬は大分柔らかい事だろう…じゃなくて!!
「いひゃいいひゃいいひゃい!わっくひぃーんはんりゃめひぇふらふぁい!!!」
「やめて欲しければ謝罪ですわ」
くっそ、パクパクお嬢様め…食べ過ぎて太り気味になってしまえ…おーいて…
気が済んだのか、マックイーンはメイプルの頬で遊ぶのを辞めたが、メイプルの頬は爛れてしまいました。マックイーンの仕業です。あーあ…
「いてて…マックイーンさん、聞いてくらはい…」
「なんですの?」
「私、選抜レースに出ます。契約してくれそうなトレーナー見つけたんで」
「…?貴女、契約はしないのでは?」
「どっかのパクパクお嬢様達が私に火を着けたんで…それに、今日走ってみて自分がどんだけ怠けているか分かりましたから…」
「私に勝っておいて怠けているなんて、大分舐め腐ってやがりますわ…」
「クラシックでは難しいかもしれませんけど…シニア級で待っててくださいよ、今度は本気の私を見せますから」
「えぇ、楽しみにしてますわ。けど、待っているつもりはありません。追い付いて来なさい」
「…言ってやがれですわ?」
今の目標はマックイーンさんを実力で越える。その為には日々の努力だけじゃ足りない…エグイ練習メニューをスカーレットに聞いとこ…最終目標は…
「勇者を…芝とダート、両方で越える」
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