デジたんと生活してみたいモブオタクウマ娘 作:黒音195(kurone)
ほわぁぁぁ…
どうも私です。今日は…なんか体育館裏に連れ込まれてます。あ〜、この間の子達ですわ。めんどくせぇですわ…おっと、マックイーンさんの口調が移ってしまってる…って、マックイーンさんはこんな事言わないか…
「あんたさ、最近調子乗ってない?」
「調子は乗り物」
「…は?ナメてんの?」
「舐めないよ汚いし」
「あんた…痛い目に遭いたいみたいだね…」
「目分量で痛いって分かるくらいやるって相当痛い事するんだね。そんな事して理事長なりたづなさんなりに見つかったら退学処分になるかもしれないのに」
「平気だよ、あんたが消えてくれれば良いだけだから」
ふぅむ…この子はバ鹿なんだろう。
「レースで勝てないと分かったらすぐ暴力…ねぇ…自分の癇癪を抑制出来ないのによくトレセンに来たね。だからレースでも掛かり気味になってすぐにスタミナ無くすんだよ。自分を抑制して冷静にレースを見れば勝てると思うんだけど」
「うるさいうるさいうるさい!」
「まぁた癇癪かぁ…」
「うるさいって言ってるでしょ!!!」
彼女はそう言って殴り掛かってくる。私は止める気もなく、それを頭で受け止めました。慌てる取り巻き達、私が避けると思っていたのか驚愕の表情を浮かべていた。
「…満足した?なら退いてくれる?そろそろ午後の授業始まるから」
彼女達は恐怖なのかなんなのか分からないがその後すぐ走っていってしまった。私はその場に座り込み、先程来た痛みに対して…
「いってぇぇぇぇ!ちくしょううううううう!煽った私が悪いけど殴ると思わないじゃん!超頭いてぇ!!!」
と、思いっきり叫んでしまった。彼女が見てるとも知らずに…
「大丈夫ですか!?メイプルさん!」
「うわっ!だ、誰ぇ!?…デジタルさん?」
「はぅ!あたしなんかを覚えてくださってる!って!そんな場合じゃないです!血!頭から血出てますから!」
はぁ〜…デジたん尊い…可愛い…最近デジたん見てなかったから色々とキャパが…
「ほ、ほっとけば止まりますから…」
「そんな訳にはいきませんよ!貴女様は推しなんですから!」
と、彼女は私と同じ目線になり、自分のハンカチで血を拭き取ってくれる。優しげなそのご尊顔に対してつい言葉と思いが逆になってしまった。
「あ〜…デジたん尊い…(ありがとうございます)」
「ひょえ!?で、ででででデジたん!?今そう呼んでくれたのですか!?うっひゃぁぁぁぁ!推しからのファンサ最っ高ですね!ありがとうございます!ってそんな場合じゃない!じっとしててくださいね…」
「…好き(ほんとありがとうございます…)」
「ひょえ!!!?ま、ままままままた考えと言葉が…いやどっちにしても…尊い…いや!気絶してる場合じゃない!このまま保健室に!」
「大丈夫ですよ…こんなのすぐ治ります。ヒールはヒールらしく…」
「ダメです!」
「…?何故?」
「ヒールだろうとヒーローだろうと、怪我をしたウマ娘ちゃんを放ってはおけません!全力で看病します!」
「…天使か」
これが…未来の勇者…眩しすぎん?
「…ごめんなさい、私…貴女の事を勘違いしてました…」
「勘違い?」
「はい、心が広いだけでなく、優しい。それに皆の体調を気遣って…やっぱりデジたんを最推しにするしか…」
「えぇ!?いや…嬉しいですけど…あたしなんかを最推しにしてもいい事ないですよ?」
「いーや!最推しにしますね!じゃなければ、私は魔王として君臨していつか来る勇者に倒される存在になります!」
「おぉ…自分が最強であると自負されておられる…」
「デジたん!これから普段でもデジたんと呼ばせてもらいます!」
「ひょえぇぇぇぇ…な、ならあたしもメイちゃんって呼ばせてもらうよ!ついでに敬語も取るからね!」
「推しからのファンサが火の玉ストレートで飛んできて強い…」
badコンディション、語彙力低下になってしまった。
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