「どうしてこうなったんだろう」
唐突だが私は前世の記憶を持ったまま転生した。転生前に生きた時代は令和。生まれたのは平成で若いうちに年号が変わると言う体験をしてその時代に生きていた一般オタクだ。生前は、アニメや漫画をよく嗜んでいた。週刊の漫画雑誌は毎週買い、アニメは繰り返し見たり、関連グッズを買ったりして生きていた。勿論ゲームも好きだった。
自分の好きな事について語り合う友人も居た。映画を見に行ったり、共にゲームをしたりと仲も良かった。
けど、電車待ちをしている時にふと誰かに突き飛ばされて線路に落ちてそのまま……。痛いとか、怖いと思うまもなく、呆気なく死んだ。そして、なんか、ゲームのチュートリアルみたいなのをした後に転生した。そして、生まれ変わったら女の子だった。
「なんでよ!」
こう言うの前世と同じ性別じゃないのかよ!しかも青みがかった銀髪の……。こう言うのは、アニメとか漫画の世界だけかと思っていたけど、自分がそうなるとは思わなかったですね。しかもTSって……。
うん、少し辛い。記憶があるだけにあるモノが無いというのは落ち着かないとなると思っていたが、生まれてから六年間の記憶もあるが故に、その違和感がまるっきり無いんだ。なんと言うか、色々悲しいはずなのに、それが当たり前だと受け入れそうな今の自分がとてつもなく悲しい。
「おーい、
「はーい」
私の今生の名前は
間違いなく言える事は、五歳から竹刀じゃなくて木刀を持たせて稽古させる家がどこにあるんでしょうか!?と言いたいけど、ここが鬼滅の刃の世界であるなら基礎を作っておくのも大事だし、動けるようになっておかないと行けない。そういった面ではありがたいですね。
家は道場を持っている為にそこそこ立派に見えますが、都会に構えているのでは無くて、田舎の方に構えてます。なんでも、鍛えるには山が良いとかで……。まぁ、備えあれば憂いなしとも言いますし。
「山に登れ!頂上まで上り、降りてこい!もちろん駆け足だ!」
まだ、幼い私にも容赦無くさせるあたり、男尊女卑の時代に珍しく男女平等何だろうけど、こんな男女平等嬉しくなんてないけど、とりあえず本気で取り組むしかない。
漫画も無いゲームも無い、楽しみもそれほど無い。兄さん達もお姉さんも遊んでくれるという訳では無い。
あと、現在生きる元号は明治で明治になってから35年が経っているそうです。私の今の年齢は六歳ですね。……というか、六年間女として育てられたから一人称が私で固定されてきているというかされている…。一応前世、男なんだけどなぁ。
あ、ちなみに転生特典なんですが、ガチャ方式で三回引けるとあって最初は『六眼』で二回目は『無下限呪術』だったんですが、三回目が『天与呪縛のフィジカルギフデット』で全て消えました。しかも、世界は『鬼滅の刃』と言う……鬼が絶対が絶対に来るやつじゃん。そんな不安を胸に今も生きています。
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