天与の少女 刃にて荒事を成す   作:皐月の王

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柱稽古編が始まりましたね!風の呼吸がすっごいかっこよかった!


完成とピンチ

どうも、あれから更に半年が経ちました。基本山篭り生活が板に付いてきた今日この頃です。まぁ、任務の時には下山してるんですけどね、後は小屋を作って、お風呂も沸かせるようにして一件の家みたいなものを作って修行してました。食料は山にあるものです。それこそ、猪や熊、兎だったり、木の実やキノコや山菜を食べてたなぁ。何かを見失いかけてる気が何回かしましたが、何とか生きてこれましたね。

 

話は変わってここ1ヶ月の修行は最近の中でも調子がいいですね。今なら、クマを倒すのに修行なんてしないよとか言えそうですよ。……いや、なんか意味が違う気がしますね。

 

「でも、これは……少しやり過ぎたかも」

 

私は少し苦笑いをしながら自身の立ち位置から周りを見渡す。天与呪縛と常中の全集中で鍛えられているとは言え、新たな呼吸の開拓に自身の立っている位置から半径10mにある木々の全てを切って更地にしてしまった。なぎ倒した木々は小屋に使ったり、風呂を沸かす薪にしたり。ヤバイ、こんな時代から環境破壊してしまった。

 

でも、それが出来てしまう程の呼吸が出来た。多分、私以外に誰も使うことが出来ないであろう呼吸を。いや、威力とかを落とせば行けるとは思うけどね、技の本来の威力、速さ、鋭さとなれば多分、居ないんじゃないかな?

 

「さて、そろそろ修行終わろうかな、目標の呼吸も出来たし、型もある程度出来てるし。まずは服がボロボロになったから、新調しないと…」

 

私は日輪刀を2本持ち山を下ります。最後の鍛錬をしていたらもう夕暮れですよ、そんな中私の鷲が飛んできて

 

「隣ノ集落ノ外レノ城二鬼ガ出ル。至急討伐セヨ」

 

任務が言い渡された。まぁ、曲がりなりにも鬼殺隊だし行かない訳にも……だし。それに

 

「集落の人にはそれなりにお世話になってるし、さっさと終わらせないと……!」

 

私は下山すると同時に足に力を込めて走り出します。雷の呼吸で培った加速を利用して最速で走り抜け、城に向かう。

 

「ここね」

 

城跡にたどり着くと、何時もの鬼の臭いが鼻に入ってくる。不快感で私は顔を歪めながらも歩き始め、城に入る。

 

「カモが来たぞ!!」

 

「女だ食い殺せ!!」

 

「若い女だノコノコと来やがった!!」

 

入るのと同時に鬼が奇襲を仕掛けてくる。数は10程だろうか。上手な奇襲だとは思ったが私は日輪刀を一本持ちすぐさま

 

「風の呼吸・肆ノ型 昇上砂塵嵐!!」

 

風の呼吸の便利な対空の型を放ち鬼を切り刻む。会得した時より更に洗練した型は容易に奇襲してきた鬼の首を断つことが出来た。鬼が後ずさるような音がした。さっきの奇襲が成功しなかったから、早々に逃げの姿勢をとっている見たいだ。私は日輪刀を肩に置き

 

「さて、あと何匹残ってるのかな?逃げるなら逃げてもいいよ?でも、逃げれると本気で思ってるのならね!!!」

 

そこからはただの掃討戦、新しい呼吸を使うまでもなく決着はつく。ただ、数が多いし森に逃げ込むしでそれなりに時間がかかってしまった。終わって比較的近い藤の家に辿り着く頃には日が昇っていた。

 

「げっ、朝か……。あんまり生活リズム壊したく無いんだけどなぁ」

 

私はため息を着きながらに入ると

 

「久しぶりだな…。舞銀」

 

「え!?義勇!?」

 

先客に義勇が居た。最終選別で真菰と鱗滝さんの所に帰ってきた時に錆兎と一緒に祝いに来てくれた時以来かな

 

「久しぶり!義勇!元気にしてた!?」

 

「ああ、何とかな。相変わらず騒がしいな」

 

「元気って言ってもらいたいね」

 

そう言うと義勇は少し笑っていた。原作ではあまり表情も変えないし、言葉も足りないけど。今の義勇はそんなことがないと思うんだよね。

 

「錆兎は一緒じゃないの?」

 

私はもう一人の兄弟子である錆兎が気になって義勇に質問をする。義勇は頷きながらに答える。その表情は何処か誇らしげだった。

 

「錆兎は柱になった」

 

「……は?」

 

私の思考は止まる。え?錆兎が柱?いつ?私知らないんだけど?と言うか義勇じゃなくて錆兎!?いや、あの中じゃいちばん強かったのは錆兎だから違和感は無いんだけど。それよりも

 

「なんで教えてくれなかったの!?」

 

「ん?真菰から聞いて無かったのか?」

 

「聞いてないけど!?」

 

「真菰なら伝えてると思ったが」

 

「いや、来てないけど!?なんならなんで義勇は送ってくれてないの!?」

 

と私が問い詰めると少し驚いた表情で

 

「俺からも知らせるべきだったか」

 

と言った。いや、気づくの遅せぇよ!何この微妙な雰囲気は!皆送ったと思って実は誰も送ってませんでしたって!前世の記憶が刺激されるわ!!私は義勇の肩を掴んで激しく揺する。

 

「揺れる揺れる、落ち着け舞銀。あと怖いぞ」

 

「落ち着けるかァァァァ!!!あと怖いって何さァァァ!!」

 

私の悲鳴は早朝から藤の家の前で響き渡る事となった。

 

「ぶー、真菰も義勇も鱗滝さんも人が悪いよ全く……!」

 

私は藤の家で風呂に入ったあと、久々に人が作ったご飯を食べてゆったりしていた。まぁ、悪態着きながら浴衣に身を包んで縁側で座る。勿論、抗議文を作成して真菰と鱗滝さんと錆兎にも送り付けた。やる事はやった。

 

「さてと……そろそろ考えるかな」

 

私は考え始める。原作との差異と直近の阻止しないと行けないことを。ぶっちゃけ差異は真菰と錆兎の生存、錆兎の柱就任、そして私と言う存在。まぁ、そこはどうでもいいかな。戦力が増えただけだし。問題は直近の阻止しないと行けないことだ。で会うとしたら

 

「上弦の弐……だよね」

 

原作開始4年前と言うのは何とか覚えている。私が12歳から新しい呼吸を作り上げるのに半年経ったのは木に傷をつけていたから分かるけど、正確な日付は分からない。冬を越したのは分かる、寒かったし。少なく見積もるなら……

 

「1年…あるかないか…いや、1年あれば十分か。そうなれば、そこがお披露目だね」

 

私は笑みを浮かべながら縁側で寝転がる。そして、私は一日をここで過ごしてリフレッシュして、蝶屋敷に向かう。

 

「お久しぶりでーす」

 

「あら、久しぶりね!舞銀……ちゃん?」

 

カナエさんが出迎えてくれたけど、私を見るなり固まった。なにかあるのだろうか?一応言うと、私は無傷だ。固まられる言われは無いし、無茶をした後なんて何も無い。そう!私は完璧に半年間修行をしていただけだけど……。

 

「髪の手入れしてる?」

 

「半年間風呂は度々入ってましたけど、そんなことしてないですね」

 

私の髪はボサボサに伸びきって視界も少し悪いかなぁ程度ですかね。それでも前を括って額を出して何とかしてるんですけどね。

 

「洗濯は?」

 

「うーん月一ですかね?でも先日藤の家でしてもらいましたし……。でもそのまま着て出ると言ったので修繕は…」

 

私はカナエさんの圧から逃れる様に後ろに下がる。下がるとカナエさんが一歩踏み出す。やばい、何かやばい気がする!

 

「っ!」

 

私が逃げの判断をとった瞬間には

 

「捕まえたわ。久しぶりね舞銀?姉さんを困らせないでくれない?」

 

しのぶに捕まっていた。勿論振り払うことは出来るが、そんなことをした日にはなんて言われるか……。私は観念したように両手を上げる

 

「……参りました。煮るなり焼くなりしてください」

 

「全く、女の子なんだから!身なりにはもう少し気を使いなさい!説教はうってつけの人にしてもらうわ。しのぶ!真菰ちゃんは?」

 

「もう、到着してますよ?」

 

しのぶの後ろから真菰が顔を出していた。ウッソだろお前!?早すぎる!私がここに来て真菰がここに来るまでが早い!確かに蝶屋敷には事前に明日行くと昨日鷲に手紙を持って行かしたが、まさかその時から!

 

真菰は私の前に来て申し訳なさそうに

 

「舞銀、定期的に手紙を出してくれていたのに、錆兎が水柱になった時に舞銀に伝えていなくてごめんなさい……。修行の邪魔になったらダメかなと思って……。こう言うの舞銀が一番祝いたかっただろうに……」

 

「真菰……」

 

そ、そこまで思ってくれたんだ……。そりゃ、半年前にそれで行き詰まって、思い詰めて迷惑かけるくらい修行をしていたし……。私に気を使っていたんだ。錆兎と義勇と鱗滝さんに謝らないと……。真菰にも。私が真菰に謝ろうとした瞬間

 

「それはそれとして…ここまで女を捨てたような姿は何?野生児にでも目指してるの?」

 

「……え?」

 

さっきの真菰から問い詰める時の真菰に変わる。ダメだ、この時の真菰には逆らえない!本能がそう叫んでる!

 

「い、いや……その、散髪が嫌いでして……」

 

ワナワナと震える私に真菰は笑顔で

 

「とりあえず、風呂に入って髪と体洗おっか、そして散髪して、隠の人に新しい隊服作って貰おうね。カナエさん、しのぶちゃん忙しいでしょうけど……手伝ってください」

 

「勿論いいわよ!」

 

「姉さんが良いと言うなら手伝うわ」

 

「あ、あの〜私の意思は……」

 

「「「ない」」」

 

「ですよねー」

 

有無を言わせず私は連行されていきました。風呂ですか?言わないでください思い出したら鼻血が出るほどの楽園でしたよ。私、一応前世は男でして……。肉体に精神が引っ張られるとはいえ……ねぇ。私には刺激が強い訳でして。放心状態でそのまま散髪もされて、隠の人に新しい隊服も届けて貰いまして……

 

「我ながら綺麗に散髪が出来たわね」

 

胸を張って自信満々に言うカナエさんと

 

「流石姉さん!これは舞銀に似合ってるわ!」

 

姉のセンスを褒めるしのぶさんと

 

「これでよし!」

 

何処か暴走してキャラが崩れてるんじゃないかと言うくらいに満足している真菰と髪を肩にギリギリ着くか着かないかのさがまで着られ前髪も額が隠れる程度まで切り揃えられ、隊服はスカートになりました。これが恥ずかしい!なれないスースー感がなんとも違和感がある!

 

「ね、ねぇ!カナエさんやしのぶちゃんみたいにズボンじゃダメ?」

 

「スカートが似合ってるしそのままでいいと思うわよ?」

 

「姉さんの言う通りよ!」

 

「よし、このまま錆兎の屋敷に行こう。義勇もいる頃だろうし」

 

「このまま行くの!?」

 

私は為す術なく連行されて水柱の屋敷に連行された。錆兎と義勇が固まったのは言うまでもなかった。




水の呼吸組が舞銀に錆兎が柱になった事を伝えるの忘れた理由
真菰…新しい呼吸の修行してるだろうから、邪魔しない方がいいかな
錆兎…自分から言うもんでもないし、妹分が修行しながら任務をこなしているのは知っているから
鱗滝…知っているものだと思っていた。
義勇…真菰が知らせているか知っているものだと思っていた。あと、自分から伝えるという考えは言われるまで抜けていた。

以上となります!

舞銀のイメージはりゅうおうのおしごとの空銀子をイメージしてただければ……。誰か立ち絵描いてくれないかなぁw

次回をお楽しみに!!!
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