輝かせたくて   作:インスタント脳味噌汁大好き

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第22話 大喜利

【英語】

次の英文を日本語に訳しなさい。

『We are looking for a lost key.』

 

美月ノト「私達は無くなった鍵を探している」

輪廻聖「私達はローストキーを見ている」

 

リリィちゃんと一緒に2D3D本社の収録スペースへ行き、回答して貰ったテストを採点する動画を撮影する。これがリリィちゃんとの初顔合わせだったけど、24歳で5学年差なら一回り年上だね。

 

若干ぽっちゃりしているけどそれ以上にお胸が大きい。そりゃアバターもピンク髪!巨乳!ぱっつんぱっつん!になるわこりゃ。そしてテスト内容が少ないとはいえ、5教科12人分は結構多そうだから1日中動画撮影になるかな。

 

「美月さんは正解じゃ。ひじりさんこんな間違いするんじゃな!?」

「ローストキーって何なんですかね……?ローストビーフ的なイメージでしょうか……?」

 

社畜ちゃんと美月さんが、真面目に回答枠になるだろうか。正答が一個もないとそれはそれで困るからありがたい。

 

大間たんぽぽ「分かりません!」

水畑萌「私達がいなくなったケイを見つけた」

牛山めぐみ「私達の」

 

「たんぽぽちゃん1問目から諦めないで欲しいのじゃ!?あとめぐみちゃんはWeしか分からなかったのかの!?」

「ここのkeyをケイという人名にする発想はありませんでした。素直に凄いと思います。当然不正解です」

 

英語の問題は、基本的には大喜利のしやすい日本語翻訳にしたんだけど珍解答が大量でどれを動画内で紹介しようか迷いながら突っ込んでいく。というかやっぱりリリィちゃんツッコミ役が似合うな。

 

『math』を使って意味の通じる英文を作りなさい。

 

藤社知久「I like math」

美月ノト「I don't like math」

 

「これは2人とも正解じゃな。mathが数学だと分かっていればただのボーナス問題じゃ」

「美月さん数学嫌いなんですね。私も嫌いです」

 

華秦チャイコ「Are you math?」

悪魔乃モーナ「Math is English」

 

「意味の通じるか通じないかの境界線上でタップダンスしている回答じゃな」

「いやどちらも流石に不正解ですよ!?あなたは数学ですか?が意味の通じる世界は嫌です」

 

英語は結構な人がネタ回答に走ったからか、平均点はボロボロだあ。なお一部のガチ回答で間違えてるところは積極的にピックアップしていく。これは良い動画が出来そうだ。

 

次の英文に対して英文で回答しなさい。

『Should democratic nations actively promote the spread of democracy to nondemocratic nations?』

 

美月ノト「States should minimize interference with other states」

藤社知久「This question is difficult to answer」

 

「美月さん、ここら辺の問題に答えられるのは流石じゃなあ」

「問題が意地悪ですねこれ……。あ、英語の質問内容は『民主主義国家は、非民主主義国家への民主主義の普及を積極的に促進すべきでしょうか?』って感じです。難しくて答えられないって回答している社畜ちゃんも正答で良いレベルだと思います」

 

柊奏「What?」

悪魔乃モーナ「I do not know」

 

「ここら辺は流石に不正解です」

「何か書いとけの精神は大事なのじゃ。社畜ちゃんもそんな感じはするしの」

 

ラストの難問に関しては、一部ライバーが真剣に回答しているのが良い感じだね。……英語だけでも結構な時間になりそうなので、これは1教科ずつ動画にしていくべきだろう。しかしやっぱり本人の弁明や解説は挟みたかったなあ。

 

 

【算数】

次の計算をして下さい。

1)6+5=

2)12×25=

3)⅝÷⅜=

 

美月ノト「1)11 2)300 3)5/3」

大間たんぽぽ「1)11 2)75 3)15/64」

 

「この算数の1問目の6+5だけは全員正解しておったぞ」

「え、むしろそれ以外は全部間違えた人がいるってことですか!?」

 

算数に関してはあまり撮れ高がなさそうなので、ポン回答を積極的に晒す感じになるかな。あとは大喜利に走った回答は積極的に拾おう。思っていた以上に理系の人が少ないので理系人間の社畜ちゃんの全問正答が唯一の救い。美月さんは結構間違えたんだよね。

 

『ジョーカーを除く52枚のトランプから1枚を手に取り裏側にして横に置いた。その後、上から4枚のカードをめくると全てスペードであった。この時、裏側にして横に置いたカードがスペードである確率を求めよ。』

 

美月ノト「1/4」

藤社知久「3/16」

華秦チャイコ「カードが良くまざってないため最初の1枚もスペードである。よって1/1」

 

「チャイコさんの回答は面白いから正解にしたくなるの。そして美月さんが普通に間違えたのじゃ」

「条件付き確率の問題ですよね。社畜ちゃんの方が正解です」

「条件付き確率は極端な例を出すとわかりやすいのじゃ。この問題が『上から13枚をめくって全てスペード』だった場合、裏側にして横に置いたカードがスペードである確率は0と答えるじゃろ?」

「それ本当にカードが良くまざってないじゃないですか……」

 

収録は英語と算数だけで、ほぼ午前中いっぱい使ってしまった。ここで一旦昼ご飯に行こうという話になり、2D3D本社内を移動しているとばったりとうこちゃんと出くわす。どうやら別用で来ていたらしいので、3人で一緒にちょいとお高い店へご飯を食べに行き、とうこちゃんとリリィちゃんの分を奢る。

 

一緒にご飯を食べに行くということ自体が話のネタになるし、この時期であればこれだけでてぇてぇエピソードです。個人的にはとうこちゃんが委縮していたのが面白かったので今度の雑談配信の話のネタにしよう。逆にリリィちゃんは連れて行ったところに慣れているような雰囲気があるので、お嬢様っぽいんだよな。

 

……だから前世ではテストを解いてポンを披露するのが難しかったのか。今回のテストでは何のネタにもならないような回答しかしていない、みたいな人は少なかったけど、将来的にそういう人が多くなって来たら企画が続かないだろうな。

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