寝たのに疲れた
いや
眠らされたの方が正しいか
一体俺はどうすれば良いのやら
これから毎日あの電撃を貰うと考えたら
はぁ
未来に展望が望めない
昨日の電撃だって生きてたのが不思議な位だ
まぁ
俺は頑丈だからな
きっとそのお陰に違いない
もしくは鏡子が手加減してくれたかだ
ありえない
あいつに限って手加減なんてのはありえない
紅月「いま失礼なこと考えてたでしょ」
「いや全く」
俺は当然の事を考えていただけだ
失礼なんて微塵も思ってない
「あのさ、事有ることに俺に能力を使わないでくれ」
紅月「嫌よ」
「拒否されてもなぁ」
紅月「ご飯できてわよ」
「分かった」
はぁ
その内電撃耐性が付くかもな
時間停止耐性は付いたしな
トントン
「誰ですか?」
咲夜「私よ」
「久しぶり」
紅月「誰?」
咲夜「紅夜の姉の十六夜咲夜よ、貴女こそ誰なの?」
紅月「紅夜の妻の紅月鏡子よ」
・・・・・・
は?
ちょっおまっ!
姉さんからの視線が冷たい
しかも痛い
咲夜「どういう事?」
ダメだ
どす黒いオーラを身に纏った姉さんが恐い
人並みじゃないよ
「鏡子の冗談だよ」
紅月「違うわよ」
「何いってんだよ」
咲夜「歯を食い縛りなさい」
「何で俺なんだよ!」
ゴスッ
顔じゃない
腹だぞそこ
歯を食い縛った意味だろ
「あぁもぅ!いい加減にしろ!」
咲夜「冗談だよ」
紅月「えぇ、その通りよ」
嘘つけ
はぁ
もういい
「いただきます」
紅月「いただきます」
待たせるわけにも行かないので折角のとこを一気に食べる
うん
美味い
「ごちそうさま」
紅月「早い」
「姉さんなんのよう?」
咲夜「貴方に会いに来た」
正直帰って欲しい
いまの時点で依頼がない
つまり今日の仕事はまだない
一時までは家にいるがその後は暇
しかし、一時までは条件付きの休み
この休みを有意義に過ごしたい
読みかけの小説を読みたいのだ
丁度今ヒロインが自分の気持ちに気付き
自分に正直になろうと決め
主人公を切り捨てに行き主人公と斬撃戦を繰り広げている
早く続きを読みたい
でも、姉さんの相手もしなくてはならない
咲夜「たまにしか会えないんだから良いじゃない」
ギュッ
咲夜「やっぱり紅夜が好き」
紅月「まさか、ブラコン?」
「そのまさかだよ」
紅月「貴方の知り合いって個性的ね」
「うん」
紅月「割ってはいれない」
「無理だよ」
不可能だ
ついでにこの状況で本を読むのも不可能だ
いつまでこうしてればいいんだ?
はぁ
溜め息ばっかりだ
トントン
「誰ですか?」
依頼人「お願いがあってきました」
女の子の声
好機
今しかない
「姉さん仕事だから」
咲夜「仕方ないわね」
「今行きます」
やっと解放された
「どういった依頼ですか?」
依頼人「私に1日付き合ってください」
「どういった依頼ですか?」
意味分からんがここで帰せば俺の自由がまた失われる
依頼人「だから私に1日」
「どういった依頼ですか?護衛なら出来ますよ」
依頼人「なら護衛してください」
「わかりました」
やったぁ!
「仕事行ってくら!」
紅月「行ってらっしゃい」
咲夜「気を付けてね」
「では生きましょうか」
依頼人「はい」
最初の依頼の意味は謎だがな
依頼人「守矢神社につれていってください」
突然だな
でもなんでまた
飛ぶか
遅いけど
「今から飛びますけどおんぶと抱っこどっちがいいですか?」
依頼人「その前に自己紹介しますね、私は春山つみき、つみきちゃんって読んでね」
「私は十六夜紅夜です、以後お見知りおきを」
つみき「タメグチでもいいですよ」
「わかった、で、どっちだ?」
つみき「おんぶで//////」
「うしきた」
よいしょっと
軽い
よくよく考えたら背も低かったしな
つみき「すー、いい匂い」
良かったね
「じゃあ行くよ」
〜〜少年少女鈍足飛行中〜〜
ふぅ
疲れた
つみき「時間かかったね」
「うるせぇ」
早苗「紅夜さん私もおんぶしてください」
「急に来るな」
とりあえず下ろそう
つみき「紅ちゃんありがと」
みるみる馴れ馴れしくなるな
早苗「この子は?」
「依頼でここに来たいって言うから連れてきた」
つみき「春山つみきです」
早苗「可愛い・・・・・・是非私の妹になって」
妹にする条件って可愛いことか?
つみき「喜んで」
いいのかよ
早苗「東風谷早苗です、お姉ちゃんってよんでね」
今の内に帰ろう
「じゃあばいばい」
つみき「あっ、報酬です」
いくらかなぁ
チュッ
つみき「ありがとね」
唇だった
早苗「ずるいよ、私だってまだなのに」
帰ろう
甘かった
家に帰る頃には姉さんは帰っていた
今日はもう疲れた
紅月「たまには一緒に寝よ」
「俺が意図してなくても勝手に布団へ入ってきてるだろ」
紅月「お酒のも」
誘われてしまった
眠たいが折角だし飲もう
「うん」
しばらく飲んだ結果
「鏡子」
紅月「はひ?」
「しゅき」
紅月「わらひも」
そこからの記憶はない
二度と酒を飲まないと誓った