あれから数週間が過ぎ
自然の色が狂い始める秋
紅葉狩りをしに妖怪の山に行くと俺が秋姉妹に狩られてしまった
静葉「やっぱり秋といったら紅葉だよね?」
穣子「食べ物だよ、ねっ紅夜」
静葉「紅夜は紅葉だよ」
「俺はどっちも好きだよ」
穣子「優柔不断」
静葉「全くね」
酷い言われようだな
静葉「どっちなの?」
「静葉も穣子も大切なのと一緒でどちらかを取るのは無理だよ」
静葉「大切//////」
穣子「照れくさいね」
「と言うわけでさよなら」
静葉「させないよ」
何故?
紅葉狩りは出来そうにないから帰りたいんだが
穣子「時々しか会えないんだから」
「家に来ればいつでもあえるだろ」
穣子「だったら今から行こ」
静葉「いいわねそれ」
自由でいいな
まぁいいか
〜〜少年少女移動中〜〜
静葉「ここが紅夜の家か」
紅月「何してるの?」
穣子「遊びに来た」
そういや
紅夜は俺の知り合いとはもう会ったんだな
紅月「女たらし」
「たらせてないからな」
静葉「鈍感」
穣子「鈍い」
「好き勝手言いやがって」
紅月「寒くなってきたね」
無視かよ
諦めたが
静葉「うん」
穣子「折角だし泊まって行きたいな」
紅月「いいわよ」
「唐突だな、いいけど」
静葉「やった!」
穣子「布団どうしよ」
紅月「私の布団貸すから二人で寝て」
「お前はどうするんだ?」
紅月「紅夜と寝る」
静葉「いいわよ、私が紅夜と寝るから」
穣子「お姉ちゃんっズルい」
紅月「ここはじゃんけんで決めましょ」
誰と寝ても同じだと思う
「俺、ソファーで寝るから3人で寝なっ!」
背中と腹と顔面にパンチが!
静葉「空気読め」
精一杯読んだ結果なのに
紅月「じゃあ、始めるわよ」
穣子「じゃん!」
静葉「けん!」
紅月「ポン!」
穣子「勝った!」
嬉しいのか?
嬉しいならいいか
大切な人が楽しそうにしてるのを見るのは大好きだし
静葉「なら明日は私よ」
明日も泊まるのか?
いいけど
紅月「明日は私よ」
穣子「明日も私」
紅月「貴女は引っ込んでなさい」
「それはそうと腹へった」
紅月「そうね、今作るわ」
静葉「その間なにする?」
「読書」
穣子「遊ぼうよ」
「またあとで」
静葉「今遊ぼ」
本が読みたい
この間読んだ本はラストがいまいちだった
今度はほのぼのしたものを読でる
俺にシリアスものは向かん
「本貸してやるから俺の右肘の間接が悲鳴をあげてる痛い痛い!」
穣子「遊ぶよね」
ガキかよ
「わかったからはなせ」
ふぅ
痛かった
「何すんだ?」
静葉「考えてない」
ならさそうな
紅月「ご飯できたよ」
「だってさ」
この世界には平常運転時の精神年齢が低い奴が多すぎる
静葉「いただきます」
穣子「美味しい!」
紅月「ありがと♪」
「紅月の料理は姉さんとは違った旨味がある」
紅月「あんたの方が料理上手でしょ」
「そんなことないよ」
穣子「紅夜、あーん」
右方向から料理が接近
回避する
穣子「避けないでよ」
「つい」
静葉「隙あり!」
「うぐ!」
料理と箸が口に入ってきた!?
美味しい
静葉「どう?」
「痛い」
箸が勢い良く頬の裏に当たりとても痛い
静葉「もういい」
なんか知らんが
「ご馳走さま」
紅月「タイミングが合わない」
穣子「さっ!行きましょ」
俺を引っ張る
「何処にだ?」
穣子「お風呂」
「一人で行け」
穣子「仕方ないなぁ」
仕方なくない
静葉「なら私と」
「行かないよ」
紅月「わたしと」
「行かないよ」
恥じらいを持ってくれ
紅月「じゃあ行ってくる」
本を読むときが来た
静葉「遊ぶぞぉ!」
穣子「おぉ!」
うるせぇ
無駄に気合い入れんな
「静かにしろ」
穣子「おこらなくてもいいでしょ」
「怒ってない」
少ししか
本読まないと
静葉「眠たい」
実は俺も
寝ようかな?
うん、そうしよう
なら布団を敷いて
「おやすみ」
穣子「ナチュラルに寝ようとしてるし」
すると穣子は潜り込んでくる
気にせず寝よう
穣子「温かい」
「すぅ、すぅ」
静葉「羨ましい」
紅月「全くね」
静葉「上がってきてたの」
紅月「えぇ」
静葉「じゃあ私がお風呂入るわ」
その後暫く、紅月と静葉は喋り続けた