東方執事記   作:しゅん123

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番外編東方学園 弐

咲夜「準備できた?」

 

「あぁ」

 

夏休みの現在

 

山の貸し別荘に泊まりに行くことにされた

 

参加者は姉さんと早苗ちゃんと文先輩と霊夢先輩と魔理沙先輩、引率に永琳先生がいる

 

多いな

 

ピーンポーン

 

インターホンがなった

 

来たか

 

今回はワンボックスカーを借りたらしい

 

「今行きます!」

 

早苗「迎えに来ちゃった」

 

気配を感じなかったぞ

 

「先に行ってて」

 

咲夜「早苗、行くわよ」

 

よし

 

荷物を持ってと

 

行くか

 

今日はどんな理不尽が降りかかるのかな?

 

「お待たせしました」

 

永琳「紅夜隣は私よ」

 

どうでもいい

 

咲夜「違います、私が紅夜の隣」

 

魔理沙「それも違うぜ」

 

話を聞いてたら時間がかかるだろうしさっさと乗ってしまおう

 

「早く行きましょ」

 

助手席に乗り込む

 

すると永琳が勝ち誇った顔をした

 

次々にみんなが乗る

 

後ろから漂うオーラが怖い!

 

因みに俺の後ろは文先輩がいて

 

その横に霊夢先輩と魔理沙先輩

その後ろに

 

残りが乗っている

 

文「紅夜」

 

「なんですか?」

 

文「期待してるよ」

 

「なんの!?」

 

文「沢山写真とるから」

 

予想はしてたよ

 

できれば予想のままおわれば良かったのに

 

霊夢「水着新調したから期待してね」

 

「きたいせずに待たせていただきます」

 

貸し別荘の近くに川があるらしい

 

水着を正当に拝む絶好の機会だ

 

しっかり目に焼き付け

 

フィルムに焼き付けた文先輩の写真を揃える

 

まぁ

 

姉さんの下着姿はちょくちょく見るけど

 

早苗「私もしましたよ、去年のは胸がきつくて」

 

咲夜「私は去年と変わってない」

 

早苗「咲夜先輩は胸もバストも胸部もスレンダーですね」

 

文「三回も貧乳って言った」

 

魔理沙「さすが早苗、死を恐れぬ愚か者」

 

咲夜「あそこの川って胸が大きい子を沈める幽霊がいるらしいよ」

 

それって姉さんでは?

 

霊夢「あぁ私も沈められる」

 

永琳「あんたは普通だから安心しなさい」

 

魔理沙「早苗が羨ましい」

 

会話に入りにくい

 

入りにくいじゃなく入れない

 

はぁ

 

暇だ

 

文「暇そうだね」

 

「はい」

 

文「そんな貴方にこれ」

 

音楽プレイヤーを渡された

 

文「それでも聴いて寝てなよ」

 

「ありがとうございます」

 

イヤホンを耳にはめ

 

めを閉じる

 

カシャ

 

「先輩、何で撮ったんですか?」

 

文「油断しきった顔が可愛いから」

 

可愛くない!

 

霊夢「文、その写真現像したら寄越しなさい」

 

永琳「私も予約するわ」

 

文「一枚200円になります」

 

「儲けた金の4分の一でも俺に還元してくださいよ」

 

文「その分サービスするから」

 

「分かった」

 

やったぁ!

 

金じゃなくてたかが知れたサービスだ!

 

還元は諦めて寝よう

 

目を閉じ

 

出来る限りの寝やすい体勢をとる

 

〜〜少年睡眠中〜〜

 

着いた

 

景色は結構いいな

 

貸し別荘に荷物をおいてっと

 

ふぅ

 

少し休憩

 

霊夢「さっさと着替えて遊びに行くわよ!」

 

元気だな

 

その元気な霊夢先輩につられて早苗ちゃん達も自分の鞄をあさり

 

水着を出し服を脱ぎ始める

 

服を脱ぎ始める!?

 

部屋からでなければ!

 

「ちょっと待って、今でるから」

 

目を閉じ扉へ歩く

 

周りが見えないため自然に手が延びる

 

確かこっちに

 

むにゅ

 

胸があった

 

早苗「大胆」

 

仕方なく目を開け早苗を視界にいれずに見るとその後ろに扉があった

 

退路を断たれた

 

霊夢「何してるのかしら?」

 

てめぇらが俺が出ていく前に着替えたのが悪い

 

永琳「教師として見逃せない」

 

生徒の写真を生徒から買う教師に言われたくない

 

早苗「私はいいですよ、むしろ・・・・・・うふふ」

 

むしろ何?

 

うふふって何の笑い?

 

魔理沙「日干しの刑だな」

 

「何それ怖い」

 

干からびるよね

 

咲夜「水中磔の方が聞くわよ」

 

俺の命に悪影響を及ぼすと言うことなら

 

効果覿面だ

 

はぁ

 

生きて帰れるかな?

 

霊夢「冗談だけど」

 

咲夜「そうね」

 

文「私、先行ってますね」

 

早苗「私も行きます」

 

着替え終わったみたいだ

 

〜〜少年少年移動中〜〜

はぁはぁ

 

酸素がこんなに素晴らしいなんて

 

水中磔の刑をほんとにするとか殺す気だろ

 

教師がいたのに皆に混じってやってるし

 

5分も息持つなんて奇跡だよ

 

人間って頑丈だな

 

身をもって実感したよ

 

永琳「大丈夫?」

 

「心配するなら止めてください」

 

永琳「息の根を?」

 

「磔をです!」

 

永琳「早苗もやられてるんだから」

 

今思うと

 

ここの川深いな

 

てか、姉さん本当に沈めたのかよ

 

早苗

 

御愁傷様

 

君が悪いよ

 

「先生は泳がないんですか?」

 

永琳「疲れたから」

 

「そうですか」

 

俺は体力を使い果たした

 

「姉さんそろそろやめてあげなよ!」

 

咲夜「紅夜がそう言うなら」

 

早苗大丈夫かな

 

それにしても皆の水着姿

 

文「一枚200円のとこを50円にしてあげる」

 

「皆のを全種類一枚ずつ」

 

俺最低だな

 

早苗「死ぬかと思った」

 

「分かるよ」

 

早苗「暫く休憩する」

 

霊夢「紅夜!来なさい!」

 

魔理沙「今すぐだぜ!」

 

さっきまで俺を殺そうとしてた奴の台詞ではない

 

「わかった!」

 

川の中にはいる

 

先輩のとこにいくと足がつかない

 

流れが緩くて良かった

 

ガシッ

 

「うわ!」

 

引っ張られる

 

上がれない

 

霊夢「咲夜止めたげなよ」

 

話して貰えた

 

「ぷは!はぁはぁ、姉さん何するのさ」

 

咲夜「気分よ」

 

気分で引き摺り込まれてたまるか

 

霊夢「岸まで競争よ」

 

魔理沙「負けないぜ」

 

咲夜「私が一番よ」

 

「はぁ、ちょっと待って」

 

霊夢「よーい、ドン!」

 

ハンデがすごい

 

まだおれは息を切らしてるぞ

 

仕方ない

 

行くか

 

はぁ

 

疲れた

 

もう負け決定だよな

 

あっ!

 

皆もう岸に上がってる

 

負けだよ

 

やっと着いた

 

疲れた

 

腹も減った

 

咲夜「と言うわけで」

 

どういうわけ?

 

霊夢「昼食の準備」

 

魔理沙「よろしくだぜ」

 

はぁ

 

さっさと作ってしまおう

〜〜少年料理中〜〜

 

焼きそば完成

 

「いただきます」

 

永琳「意外と美味しい」

 

霊夢「負けた」

 

魔理沙「私もだ」

 

早苗「お嫁に来てください!」

 

「遠慮します」

 

早苗「焼きそばしょっぱい」

 

泣きながら食えばそうなるわな

「ご馳走さま」

 

永琳「ふぁ〜眠たい」

 

「先に戻って寝たらどうですか?」

 

永琳「肩か膝を貸しなさい」

 

そんな命令されたのは生まれて初めてだ

 

食器などを片付け

 

先生の横に座る

 

すると

 

肩に頭を乗せ体重を預けてくる

 

これが逆なら素晴らしかったのに

 

これでも充分素晴らしいか

 

カシャカシャ

 

すかさずシャッターを切る文

 

早苗「膝は貰いましたー!」

 

早苗が膝枕を強要し

 

なすすべなくされてしまう

 

そして再びシャッターを切る文

 

早苗「逆の肩は私の」

 

そして寄りかかる姉さん

 

「文先輩、楽しそうですね、カシャカシャと何度も何度も」

 

文「凄く楽しい」

 

素晴らしい笑顔です

 

俺もカメラ買お

 

魔理沙「背中は私のだぜ!」

 

霊夢「バカ言わないで、私のよ」

 

文「今の内に背中は貰ったぁ!」

 

背中に寄っ掛かる文先輩

 

完璧に身動きができなくなった

 

しかも姉さんと早苗は寝てるし

 

文「紅夜」

 

「何ですか?」

 

出来る限り後ろを向く

 

カシャ

 

文「ありがと」

 

なんで?

 

因みに後でその写真を見たらツーショットに見えるように撮られていた

 

上手いな

 

それを合わせてもありがとの理由はわからなかった

 

それはそうと

 

霊夢先輩と魔理沙先輩がすごい剣幕で睨んできてるのだが

 

俺悪くないよね?

 

俺睨んでも仕方ないよ

 

あぁ

 

なんか急に夏になったんだなって実感が湧いてきた

 

うちの学校も発展はしたけどまだまだ田舎だしな

 

夜空は星屑で埋まるくらいだ

 

中等部に入る前までは毎年姉さんを誘って星見てたけどめっきりしなくなった

 

また

 

見たいな

 

気付くと霊夢先輩と魔理沙先輩は日陰でうとうとしてる

 

まぁ、暇だしな

 

永琳「紅夜」

 

起きてたんだ

 

「何ですか?」

 

永琳「私、先に戻るから皆にそう伝えて」

 

「分かりました」

 

皆起きたら話そう

 

このまったり、ほのぼのした時間も案外悪くないな

 

きっと俺はこっちの方が向いてる

 

昔から誰かと本気で競争すること拒んできたのも頷ける

 

そんな感じで気づいたらもう高校生になっちまった

 

楽しかったからかな?

 

今も昔もあっという間だよ

 

俺はまだ、楽しんでもいいよな

 

幸せの量は決まってる

 

なら俺は決められた分の幸せに全力になろう

 

俺にはそれくらいしか出来ないから

 

「姉さん、早苗起きて」

 

早苗「あと五分」

 

「さっさと起きろ、文先輩も退いてください」

 

文「ふぅ、紅夜の近くってなんか落ち着くからさ」

 

咲夜「紅夜と居ると幸せな気分になる」

 

「俺も姉さんや皆と入れて幸せだから」

 

早苗「帰りましょ」

 

「そうだな」

 

霊夢先輩達も呼び戻すか

 

「帰りますよ〜!」

 

霊夢「ん?魔理沙帰るって」

 

魔理沙「おう」

 

〜〜少年少女移動中〜〜

 

ふぅ

 

疲れた

 

霊夢「温泉行くぞぉ!」

 

早苗、魔理沙「おぉ!」

 

いちいちうるさい

 

咲夜「紅夜行くわよ」

 

永琳「早く来なさい」

 

文「荷も積もってください」

 

「持ちませんよ」

 

はぁ

 

行くか

 

あれ?

 

でもここの温泉って露天風呂が一つ多きなのとからだ洗うとこだけでは?

 

なら俺は行けない

 

「先に行っててくれ」

 

永琳「なんで?」

 

「風呂が男女でで別れてないからですよ」

 

咲夜「だからここを選んだのよ」

 

文「1目でこれだと思ったからね」

 

おかしいだろ

 

常識を持ってくれたのむから

 

咲夜「冗談だけど」

 

「冗談に聞こえないから困るよ」

 

そうときまれば行くしかない

 

じゃあ

 

行きますか

 

〜〜少年少女移動中〜〜

 

はぁ

 

気持ちいい

 

湯は結構熱いけど

 

まぁ

 

俺は気にしない

 

霊夢「やっぱり広いお風呂はいいわね」

 

文「全くです」

 

カシャ

 

向こうから喋り声とシャッター音が聞こえる

 

いま写真とるのかよ

 

魔理沙「なにとってるんだよ」

 

文「いいじゃないですか」

 

早苗「どうせ撮るなら紅夜を撮りましょうよ」

 

標的俺!?

 

面倒なことになる前に上がろう

 

湯船からでて

 

脱衣所の扉に手をかける

 

何故だ?

 

扉が開かないだと

 

永琳「もっと暖まってから出なさい」

 

「なんで先生がここにいるんですか?」

 

永琳「なんでかしら?」

 

「意味わかりませんよ」

 

文「こんな柵くらい乗り越えれる」

 

カシャカシャ

 

今日は特にカメラがあらぶってますね

 

文「お邪魔しました〜」

 

はぁ

 

今思うと柵から文先輩が乗り越えてきてたな

 

焦りも動揺もしない

 

馴れたから

 

ガチャ

 

扉もあいた

 

やっぱりか

 

先に戻ろう

 

浴衣を着て、よし荷物を持ったし部屋に帰るか

 

そして暫く待つと皆が上がってきた

 

皆、何でも着こなすな

 

早苗「似合ってる?」

 

「うん、皆似合ってるよ」

 

永琳「誰が一番似合ってる?」

 

またそんなことを聞きやがって

 

答えづらいよ

 

「えっと・・・・・・皆同じくらいかな」

 

咲夜「誰が一番かを聞いてるのよ」

 

文「優柔不断はだめだよ」

 

魔理沙「さっさと決めた方がいいぜ」

 

霊夢「答えによっちゃ貴方に明日はないわよ」

 

早苗「もし私じゃなかったら」

 

「無かったらなんだ?」

 

早苗「とても言えない」

 

「なにする気!?いったい俺になにをする気なの!?」

 

答えの選択しなくなったよね

 

どうしよう

 

どう転んでもバッドエンドしか見えない

 

ポン

 

「姉さん」

 

咲夜「早く答えなさい」

 

皆敵だ

 

もうだれも信じれない

 

「みっみなさ」

 

ドン!

 

早苗さん畳に拳の後がくっきりついてますよ

 

霊夢先輩

 

何でもう俺を蹴る体制なんですか?

 

もう嫌だ

 

「勘弁してください」

 

霊夢「歯を食い縛りなさい」

 

逃げろっ!

 

ガシッ

 

早苗「どこいくんですか?」

 

「爪が腕に食い込んでる!」

 

ゴスッ

 

蹴りが鳩尾にクリーンヒットした

 

「もう・・・・・・嫌だ」

 

咲夜「霊夢」

 

止めてくれるのか

 

さすが姉さん

 

咲夜「どうせするならハートブレイクショットを決めるべき」

 

信じた俺が馬鹿だった

 

「それは流石に死にますよ」

 

霊夢「永琳がいる」

 

保健室の先生ですよ

 

永琳「蘇生くらいなら出来るわよ」

 

マジで

 

初めて凄いと思った

 

魔理沙「ハートブレイクショット!」

 

ぐはっ

 

体が動かせない

 

魔理沙「今日はこれで許してあげるぜ」

 

許す?

 

俺が悪いの?

 

「あり・・・がとうご・・・・ざいま・・・・す」

 

バタン

 

もう無理

 

次に目が覚めたのは帰りの車の中でした

 

皆強すぎるよ

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