東方執事記   作:しゅん123

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第二話

あれから1ヶ月

 

季節は寒空の広がる冬の季節

 

僕は寒いのが苦手で⑨は相手にするのが苦手だ

 

そんな季節は

 

姉さんから貰ったマフラーを常備している

 

手編らしい

 

姉さんが持っているマフラーと同じ柄で作ったみたいだ

 

これを着けてると姉さんは機嫌が良くなる

 

今は密かに手袋を編んでいる

 

姉さんは喜ぶかな

 

咲夜「うふふ、着けてくれてるのね」

 

「暖かいよ」

 

フラン「お兄ちゃん♪遊ぼ」

 

「仕事有るからごめんね」

 

フラン「私の相手も仕事のうちでしょう」

 

「そうだけどさ」

 

フラン「咲夜もやろ」

 

咲夜「何をなさるのですか?」

 

フラン「おままごと」

 

初めてするわ

 

フラン「今からフランって呼んでタメ口ね、それで咲夜はお姉ちゃんでお兄ちゃんはお兄ちゃんね」

 

咲夜「私は紅夜の妹するわ」

 

「姉さんはそれはちょっと」

 

咲夜「たまには良いじゃない」

 

フラン「じゃあ始め!」

 

始まってしまった

 

今日は掃除もすぐ終わって手袋の続きができると思ったのに

 

良いけど

 

何としてもクリスマスまでには編み上げる

 

もう時間がない

 

今日も睡眠時間を削るか

 

咲夜「お兄ちゃん」

 

姉さんは言われる日が来るとは

 

「何?」

 

ギュッ

 

右腕を抱かれた

 

咲夜「ずっと一緒」

 

フラン「私もずっと一緒だよ」

 

咲夜「トランプしよう」

 

フラン「しようしよう!」

 

「トランプで何するんだ?」

 

フラン「七並べ!」

 

無難だな

 

しかしまて

 

七並べは苦手の部類に入る

 

だいたい

 

トランプはそんなにしないから馴れない

 

咲夜「始めましょ」

 

三十分後

 

三戦全敗

 

咲夜「お兄ちゃん落ち込まないでね」

 

フラン「弱いね」

 

「ごめんな」

 

咲夜「お昼にしましょ」

 

丁度御嬢様達の食事時間が近付いていた

にしても寒い

 

今夜は鍋にするかな

 

「じゃあ厨房に向かうか」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

咲夜「ホットサンド作るわよ」

 

「パン切ったぞ」

 

焼き始めたパンは一瞬で食べ頃に

 

姉さんの能力はやっぱ凄い

 

フラン「美味しそうぉ!」

 

「じゃあ運ぶぞ」

 

皿を四つ持ち運ぶ

 

後は姉さんが運んでくれた

 

皆はあらかじめフランが呼んでくれていた

 

パチェ「今日はホットサンドね」

 

レミィ「たまには良いかも」

 

「いただきます」

 

コア「美味しいてず」

 

美鈴「咲夜さんの料理は一番です」

 

やっぱりおいしな

 

こうなんて言うのかな

 

サクッとしてチーズが溶けてきて

 

絶妙なバランスなんだ

 

とても美味しい

 

この言葉に尽きる

 

因におままごとはフランが飽きたらしく

 

終わりにした

 

咲夜「紅夜食べさせてあげる」

 

「別に良いよ」

 

咲夜「いいから、あーん」

 

「あーん、美味しいよ」

 

美鈴「本当に紅夜さんの事好きですね」

 

咲夜「誰にも渡さないわ」

 

誰ももらってくれませんよ

 

フラン「ごちそうさま、私眠たいから寝るよ」

 

「お休み」

 

レミィ「いい夢を」

 

さて、皿洗いを始めますか

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

ふぅ

 

終わった

 

午後から何もないし編み物の続きをしよう

 

部屋に戻り物を取りだし編み始める

 

しばらくすると図書館から凄い音がした

 

また魔理沙が盗むもとい借りに(死ぬまで)来ただけだろう

 

これが編み上がったら家に回収に行こう

 

魔「借りるだけだぜ!」

 

全く騒がしいやつだ

 

あいつが本を盗むと仕事が増えるので止めていただきたい

 

ガチャ

 

魔「紅夜何してるんだ?」

 

「こっちの台詞だ」

 

魔「本を借りたから逃げてきた」

 

「僕の部屋に避難しないでくれ」

 

魔「ここだと絶対に捕まらないし」

 

まぁ皆は暴れないでくれてるしさ

 

だから魔理沙は逃げ切ってしまう

 

魔「何つくってんだ?」

 

「姉さんにあげる手袋」

 

魔「ふーん、相変わらずお前らは愛し合ってんのな。羨ましいぜ」

 

なんか最後に言ってたかな?

 

聞こえなかったがまぁいいや

 

「姉さんにはお世話になってるからね」

 

魔「咲夜に言わないでおいてやるよ」

 

いうといったら実力で黙らせるつもりだがな

 

魔「そろそろ帰るぜ」

 

「たまには本返しにこいよ」

 

魔「私が死んだらな」

 

「そうか、風邪引くなよ」

 

魔「心配ありがと、上手くいくといいな」

 

窓から出ていく魔理沙を見送り作業を続ける

 

すると

 

トントン

 

咲夜「入るわよ」

 

うぉっと!

 

急いで手袋を直す

 

あぶねぇ

 

見つかるとこだった

 

見つかったらサプライズにならんからな

 

咲夜「何隠したの?」

 

「何でもないよ、なんのよう?」

 

咲夜「晩御飯できたわよ」

 

もうそんな時間か

 

姉さん一人に作らせてしまった

 

悪いことした

 

「ごめんね、全部させてしまって」

 

この後

 

御嬢様に遊ばれ疲れはてた俺は直ぐに寝てしまった

 

あれ?

 

部屋のかぎしめたっけ

咲夜「お休み」

 

閉めてなかった

 

体力を振り絞る

 

だめだ、もうもたない

 

「自分の部屋で寝なよ」

 

布団に入ってきた姉さんになされるままに寝てしまった

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