やべっ
寝すぎた
しかも変な時間に目が醒めてしまった
二日酔いは治った
案外早く治ったな
なんか、目が醒める毎に一緒に寝てる女性が違う
俺の倫理観が歪む
理性なんかはなかなかの死闘を繰り広げるのが日常になった
特に小町や美鈴、幽香等はかなり苦戦する
いまあげた三人を見ると単純にお胸が大きいな
そっか
俺、巨乳好きだったのか
初めて知った
そして今もなおフリッカージャブを使う本能にピーカブースタイルの理性が近付けず苦戦してる
しかし俺の理性は強力かつ強靭
そっとやちょってじゃあ倒れない
チュッ
とととと豐姫さん!
寝惚けてらっしゃるんですよね?
そうだとしても
あぁ!
理性が、理性がぁぁ!
耐えろ俺
耐えるんだ俺!
まだ
しばらくは助けに来てくれそうにない
てか日が昇り始めたとこだし
「起きてくれないか?」
豐姫「嫌」
さいですか
しかしこれは俺の社会的な死活問題だ
諦めるわけにはいかない!
諦めたらそこで試合終了って俺の心の恩師が言っていた
俺の理性よ
本能にかませ!
デンプシーロール!
だめだ
まずバスケとボクシングの漫画を混ぜた時点で勝ち目がない
理由は気分だが
もう一眠りを決めるべきか
ん?
こんな時間に足音?
依姫「ここにいた」
「おはようございます」
依り姫「ずるい」
何が?
一体何がずるいの?
てか助けとください
依姫「姉さん、紅夜をはなしてください」
豐姫「おはよう」
「離していただけないでしょうか」
豐姫「えぇ」
解放された
依姫「さて行くわよ」
俺の服を掴む
すると反対側から腕をつかまれる
「二人とも今すぐ手を離してくれ、嫌な予感がする」
豐姫「何処につれていくの?」
依姫「私の部屋」
そして引っ張り始める依姫さん
それにたいこうする豐姫さん
このまま続ければ俺の身が裂ける!
「痛い痛い痛い裂ける裂ける!」
豐姫「時には犠牲は必要なのよ」
この犠牲は理不尽だ
「依姫は辞めてくれるよな」
依姫「嫌よ」
何故なんだ?
レイセン「どうかしたんですかぁ?」
「助けてくれ」
レイセン「ちょっと無理です」
いや、わかってたよ
期待もしてなかったし
仕方ないよな
でも犠牲は嫌だ
誰か助けて
「誰かしゅうしゅうをつけてくれ」
豐姫「ピリオドならつけてあげるわよ」
「何に!?」
豐姫「貴方の自由に」
「嫌だぁぁ!」
依姫「うるさい!」
ゴスッ
すみません
だから殴らないで
痛いんだがら
依姫「取り敢えずやめましょ」
豐姫「そうね」
なんだったんだ
いつの間にか日も完全に昇りきってるし
朝から疲れた
取り敢えず居間に行って休憩しよう
〜〜少年休憩中〜〜
食事も終わったし
しばらく暇だといいな
痛いのもめんどいのもごめんだからな
豐姫「紅夜♪」
やけに機嫌いいな
面倒の元その1
豐姫「桃とって」
「自分で取れるだろ」
言いつつも豐姫の部屋に向かう
そして外の桃の樹を見ると、手の届きそうな場所には桃がなかった
「こりゃ無理だ」
豐姫「飛べるでしょ」
なるほど
窓からとび桃を数個とって部屋に入る
「取ってきたよ」
豐姫「ありがと」
「じゃあ自室に戻るから」
豐姫「うん」
平和だなぁ
こんな時間がずっと続けばいいのに
出来れば殴られたくもない
殴られたくもないなんて願いを百パーセント祈る奴もなかなかいないと思う
もしいたらその子は俺より理不尽な暮らしをしてるに違いない
まぁ俺のゆういつの救いは、皆の繰り出す拳に悪意が少ないことだ
レイセンが自室にいる
「君は一体何をしてるのかな?」
レイセン「休憩中です」
「自分の部屋でしなよ」
何でわざわざここでするのかなぁ?
レイセン「紅夜さんの近くが落ち着くんです」
ならいいけど
俺も座る
レイセンからなるべく離れて
隣に座るのは気が引けるから
すると
また何でなのか
すごいスピードで間合いを積めていく
俺は中距離でパンチを打ち合うタイプだ
インファイターは一番苦手
この間合いは不味い
俺も立ち上がり間合いをとろうとするも
レイセンに上手いことコーナーに追い詰められ逃げれなくなる
仕方ないな
俺の幻のインファイトを見せてやるか
ヒットマンスタイルをピーカプースタイルに変え身構える
来るなら来い!
レイセン「隣に座ってください」
上目遣いは駄目だ!
くそっ
思った以上に強い
俺のガードが甘いのか?
一撃で体力の半分を削られた
回復に手が一杯で打ち返すことが出来ない
レイセン「ダメですか?」
「あぁ」
レイセン「お願いします!」
涙めを上目遣いに混ぜるのは反則です
はぁ
体力も完全を通り越してマイナスまで削り落とされた
「わかった」
1ラウンド34秒KO負け
俺が本気を出せばこんなもんだ
レイセン「すぅー、はぁ、落ち着きます」
レイセンが俺の胸に顔をあて深く息をする
まぁいいが
レイセン「やっぱり紅夜さんじゃないとだめです」
何で?
てか、何がダメなの?
「離れて」
レイセン「すこし傷つきました、私のこと嫌いですか?」
「嫌いじゃないよ」
レイセン「じゃあ女として好き?」
「・・・・・・」
答えにくい
「魅力的だよ」
うまくゴマかせられないかな?
レイセン「紅夜に嫌われたら生きてる意味ない」
は?
レイセン「そうだよね、私なんかただの妖怪だもんね、豐姫様たちの方がいいに決まってる」
「そんなことないよ」
レイセン「そうだぁ、良いこと思い付いちゃった、紅夜を殺して私も死ぬ」
目に光がない
すごく怖いです
レイセン「うふふ」
「本当にしないよな?」
レイセン「どうかなぁ?」
「めを覚ましてくれ」
なんでこんな会話をせねばならんのだ
レイセン「ならキスして、それで許してあげる」
意味分からん!
チュッ
紫「出直した方がいいかしら?」
ん?
顔が離れない
いつの間にかレイセンの腕が俺の頭を抱えてる
紫「そのくらいにしときなさい」
紫が無理矢理引き離す
ありがとう
紫「少し早いけど迎えに来た」
言うよりも先にスキマが足元に開く
レイセンの顔を見たら元通りに
演技だったのか
〜〜少年移動中〜〜
紅月「久しぶり」
「うん」
帰ってこれたんだ
疲れた
もういや
「お休みなさい」
もう寝てしまおう
いつの間にか昼を思いっきり通り過ごしてるし
なぜか腹は減ってない
バタン
紅月「なんだったの?」