茉莉「先生なんか大嫌い」
いくら子供でもそこまで言われると少し傷付くよ
今日は遊ぶ約束を破った埋め合わせが何がいいかを聞いている
チルノとルーミアは駄菓子屋で購入した大量の金平糖で埋め合わせした
やっぱりあの二人は簡単にごまかせるな
しかし茉莉だけは妙にしつこい
「じゃあ今度の休みに何でもしてあげるからさ」
茉莉「本当に!?」
食い付いたな
しかし餌さ代も遠い目で見れば高いものだな
「約束だ」
茉莉「今度破ったら針千本を」
飲ますんだろ
茉莉「刺す」
どっちの方が痛いかな?
多分飲むよりはましなはずだ
茉莉「五寸釘を」
さっきといってることが違う
五寸釘を千本刺される
この契約は絶対だな
「なかなか怖いよそれ」
茉莉「じゃあ今日はもう帰るね」
「ばいばい」
茉莉が帰っていく
俺も帰ろうかな
阿求「紅夜さーん!」
後ろから阿求の声がする
阿求が近づいてくる
帰りたいのに
逃げよう
ダッシュ!
阿求が走るとこ始めてみるかも
阿求「ふえぇん!紅夜さーん」
泣いちゃったよ
はぁ
可哀想だし待つか
阿求「ばかばかばかばか」
「ごめんごめん」
やっべ可愛い
「なんのよう」
阿求「久し振りに話したくて」
また別の日にしていただきたいのだが
「じゃあばいばい」
阿求「待ってくださいよ〜!」
「冗談だよ」
阿求をからかうと楽しいしな
阿求「帰らないで下さいよ」
「結局さ何がしたいわけ?」
阿求「紅夜さんとお喋りをヘクチッ」
あぁ
寒いもんな
言ってないけど俺も寒い
まぁ
上着を着てるからましだけど
阿求の家
ここから少し遠いな
阿求「寒くなりましたね」
「あぁ、俺は寒いのは苦手な」
阿求「私もこんなに重ね着してても寒いです」
なら家に帰ろうな
「風邪引く前に帰った方がいいんじゃないか」
てか本当に寒いのダメなんだな
阿求はもう震え始めてる
「次は暖かい場所で話そうな」
阿求「はい♪」
上着を脱いで阿求にかける
寒っ!
阿求「いいんですか?」
「阿求が風邪引かないなら寒いなんて全然我慢できる」
阿求「暖かいです」
「じゃあ好きなときに返してね」
阿求「ありがとうございます。すぅー、紅夜さんの匂い」
「まぁ俺の愛用の品だからな、じゃあまた今度」
阿求「さよならです」
〜〜少年帰宅中〜〜
寒かった
紅月「おかえり」
「うん、ただいま」
紅月「上着どうしたの?」
「阿求があまりにも寒そうだったから貸した」
紅月「貴方が寒かったから意味無いじゃない」
「阿求が風邪を引かないなら意味はあるよ」
紅月「御人好し」
「まぁね」
でも家があるっていいな
紅魔館もよかったけど
この家もいい
誰かが迎えてくれる
それだけで満足だ
俺って寂しがりかな?
紅月「晩御飯出来てるわよ」
「ありがと」
今日も疲れた
「いただきます」
紅月「いただきます」
「早く暖かくなるといいな」
紅月「そうね、桜が咲いたら花見に行きましょうね」
「うん、皆も誘って宴会でもするか?」
紅月「二人で花見しましょ」
「またなんで?」
紅月「夫婦でしょ」
「違うよ」
紅月「もうそれでいいじゃない」
「良くないよ、そういう冗談は言わない方がいいよ」
あれ?
こいつ俺の事好きなんじゃね?
と、勘違いするバカもいるから
まぁ
俺は勘違いなど無縁だがな
紅月「二人で行くのは本気よ」
「分かってる、ごちそうさま」
紅月「ごちそうさま、お風呂行ってくるわ」
「行ってら」
その間俺は何をしよう?
紫にもらった本でも読むか
昨日は少しだけ読んだ
主人公が死んだ世界戦線に入ったとこまでしか読めたないが
〜〜少年読書中〜〜
紅月「上がったよ、それ私も読むけどいい」
「いいよ」
俺は風呂に入るか
着替えを持ち風呂場に向かう
明日から冬休み一週間前
短縮授業の始まり
つまり
チルノに心を挫かれる回数が減ると言うわけだ
いままで教えても教えてもすぐに
わからない!
と言われてきた
どれだけ辛かったか
体を洗い風呂から出る
そして寝室に戻ると紅月が号泣している
「どうした?」
紅月「この本読んだら分かる」
そうか
敷かしもう寝よう
「あんまり夜更かしするなよ、お休み」
紅月「私も寝るは」
冬休みになったらよみきろう