東方執事記   作:しゅん123

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第二十話

茉莉「今日埋め合わせしてもらうから」

 

「いきなりだな」

 

説明しよう

 

朝早くに茉莉が来たかと思ったら埋め合わせを今日にしたらしい

 

ちなみに昨日から冬休みに入った

 

「わかった、何をするんだ?」

 

茉莉「デート」

 

「てなわけで出掛けてくる!」

 

紅月「わかった!」

 

「行こうか」

 

茉莉「妹?」

 

「いや、違うよ、友達だよ」

 

少しだけ茉莉が落ち込んだ

 

何故?

 

「どこに行く?」

 

茉莉「楽しいとこ」

 

難しいな

 

人里の外に連れていくのはいい

 

大妖怪以外は倒せる

 

小さい頃から幽香や紫、人間だけど霊夢に魔理沙を相手にしてきた

 

本気を出させたことは無いが中妖怪に比べたら遥かに上

 

動きだけを見ると遅い遅い

 

「いく場所が思い付かない」

 

茉莉「じゃあ太陽の畑に行こう!」

 

そうだな困ったときの太陽の畑だ

では行こうか

 

〜〜少年少女移動中〜〜

 

幽香「ロリコンだったの?」

 

「違うよ」

茉莉「ろりこん?先生ロリコンだったの?」

 

「違うって、子供は好きだけど」

 

茉莉「私は好き?」

 

「うん、大好き」

 

幽香「やっぱりね」

 

「もう、諦めたよ」

 

茉莉「私は先生がロリコンでもいいよ」

 

そもそもロリコンではない

 

「ありがと」

 

なでなで

 

茉莉「どういたしまして//////」

 

幽香「ロリコン先生は何のようだったの」

 

「頼むからその呼び方止めて」

 

幽香「仕方ないわね」

 

仕方無くない

 

茉莉「今日は先生とデートなの!綺麗なお姉ちゃん」

 

幽香「そう」

 

あれ?

 

幽香さん?

 

この微妙な間合いは何ですか?

 

明らか引いてますね

 

9歳の子に平穏を掻き回されてる

 

幽香「茉莉ちゃん、この人はね一度にたくさんの人をたぶらかす悪人よ」

 

「嘘教えんな、一人もたぶらかせてないからな」

 

茉莉「うん、先生が人の感情に気付きにくいのはよく分かった」

 

幽香「茉莉ちゃんの方が敏感ね」

 

茉莉「先生が人一倍鈍いだけよ」

 

幽香「そうね」

 

ひどい言われようだな

 

まぁなれたけど

 

幽香「茉莉ちゃんは紅茶飲める?」

 

茉莉「一応」

 

幽香「紅夜、紅茶淹れなさい」

 

「俺が淹れるのかよ」

 

幽香「なにか文句あるかしら?」

 

「滅相もございません、喜んでお淹れします」

 

駄目だ

 

迫力が凄すぎて反論がまともに出来ない

 

仕方無い紅茶淹れるか

 

台所に向かい紅茶を淹れる用意をする

 

茉莉「お姉ちゃんも先生の事好きなの?」

 

幽香「茉莉ちゃんはどうなの?」

 

茉莉「大好きだけど先生が気付いてくれない」

 

よし淹れ終わったし行くか

 

幽香「私も同じよ」

 

「何が?」

 

幽香「どこから聞いてたのかしら?」

 

「同じって言ったとこから」

 

幽香「ならいいわ」

 

「そうか」

 

さっぱりだぜ

 

まぁいいや

 

茉莉「先生って家では浴衣着てるんだね」

 

「楽だからな」

 

幽香「今度見に行こうかしら」

 

「わざわざ来るほどの物じゃないよ」

 

幽香「貴方には一生分からないわ」

 

「何が分からないのかすら分からないからな」

 

茉莉「この紅茶美味しい」

 

今思うと茉莉はちょっとませてる感じがする

「そうだな、幽香の持ってる茶葉で淹れると何故か美味しい」

 

茶葉がいいからかな?

 

まぁ何でもいいけど

 

 

そろそろ日が沈むな

 

「そろそろ帰ろうか」

 

茉莉「うん」

 

幽香「今日は楽しかったわ」

 

「良かったな」

 

茉莉「私も」

 

「お邪魔しました」

 

ガチャ

 

うん

 

やっぱり雪積もってら

 

雪掻きしくちゃならんねかな?

 

茉莉「お邪魔しました」

 

幽香「またいつかね」

 

幽香の家をあとに歩き出す

はぁ

 

早く上着返してほしいな

 

今日はパーカーを来ている

 

寒すぎて飛ぶのが嫌だ

 

太陽の畑を抜け森にはいる

 

茉莉「きゃっ!」

 

妖怪「久し振りに人間にありつけるぜ」

 

なるほど

 

雑魚妖怪が俺の生徒を襲ったと

 

茉莉が妖怪に抱えられもがく

 

妖怪「こらっ!暴れるな!」

 

茉莉「先生助けて!」

 

「そのつもりだよ」

 

妖怪「人間ごときに負けるかよ」

 

「今なら許してやる、その子を置いて今すぐ消え失せろ」

 

妖怪「俺に指図してんじゃねぇ!」

「ははは、そうか、これが最後だ。その子を置いて今すぐ消え失せろ」

 

笑顔のまま言う

 

妖怪「やだね」

 

パーカを脱ぐ

 

血で汚れるのは嫌だだかれね

 

爪で茉莉の腕の皮を少し切る

 

茉莉「先生助けて!」

 

痛みも忘れてるようだ

 

歩いて近付く

 

妖怪「来るんじゃねぇ!」

 

「茉莉、安心してすぐに終わるから」

 

妖怪「それ以上来たら」

 

ダッシュ

 

一気に間合いを詰め首を締め上げる

 

茉莉が腕からこぼれ落ちた

 

ごめんね

 

「来たぞ、何するんだ?」

 

妖怪「うぐ・・・だ・・・す・・・・け・て・」

命乞いか

 

虫酸が走るな

 

「もう許さないよ、冥土の見上げにひとつ聞かせてやる」

 

それにさっきからこいつの爪が腕に刺さって痛い

 

仕方無い

 

木にでもぶつけるか

 

ドン!

 

刺さってた爪が少し肉を持っていく

 

めちゃくちゃいてぇ

 

普通なら狂ったかと言うほどさけんでたろう

 

しかし今は普通じゃない

 

さっきいった通り大妖怪以外は倒せる

 

「俺の知り合いを傷つけられる事だよ」

 

木の根元で伸びているを持上げ

 

「来世はこんな死にかたしないといいな」

 

首を締める

 

「茉莉大丈夫か?」

 

茉莉「先生」

大丈夫じゃなさそうだな

 

妖怪の心臓も呼吸も停止したし

 

もう大丈夫かな

 

「終ったよ」

 

茉莉「・・あり・・・が・・とう・・」

 

バタン

 

まぁ当然だな

 

運びますか

 

〜〜少年移動中〜〜

 

「私の勝手で娘さんを危ない目にあわせてすみませんでした」

 

父「二度と来るな!」

 

これも当然

 

茉莉「お父さん」

 

父「まだ寝てなくても大丈夫なのか?」

 

茉莉「先生は助けてくれたんだよ」

 

父「こいつがいなければこんな事にもなら無かった」

 

茉莉「違うよ」

 

父「違わないんだ!まだ寝てなさい」

 

茉莉「分からず屋!」

 

父「因みに聞くがその腕どうしたんだ?」

 

「転んだだけですよ」

 

父「そうか、二度と娘に関わらないでくれ」

 

「すみません」

 

 

ドアが閉まった

 

もう疲れた

 

帰ろう

 

あれ?

 

目の前が歪んでる

 

色がだんだん薄れてきた

 

「・・血が・・・・足りな・・い・」

 

あぁ

 

ここで死ぬのか

 

まぁ

 

腕の太い血管を切られたのを霊力で止血してたし

 

霊力が無くなればそうなるよな

 

雪ってやっば冷たいな

 

雪が血で染まっていく

 

慧音「どうしたんだ!?取り敢えずすぐに永遠亭に連れていってやるからな!」

 

慧音が怪我の上を思いっきり掴み血の勢いが弱まるがもうだめだ

 

いい人生だったな

 

 

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