東方執事記   作:しゅん123

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第三十三話

あぁ

 

寒いなぁ

寒空が空を覆い至るとこが白で染め上げられた頃

 

今となっては必需品となった胃薬を貰いに永遠亭に行った

 

永琳「何時ものね」

 

「頼む」

 

さて用意してもらってる間暇だな

 

しかし、輝夜の相手は疲れる

 

まぁてゐと鈴仙も同じだが

 

ん?

 

そういや永琳の部屋に今居てしかも一人

 

鎮まれ俺の好奇心

 

散策なんてしてる所を見つかった日には何をされるか分かったもんじゃない

 

あっ!?

 

日記らしきノートを発見!

 

いや待つんだ俺

 

日記なんてプライバシーの塊を見るなんて許されない

 

ここはあくまでも偶然を装って

 

違う違う違う違う

 

大前提を覆すアイデアはいらない

 

気付けばてのなかに日記がある

 

これを床に落とせば拾った時にたまたま中が見えたことに出来る

 

パサッ

 

ん?

 

こんなとこにノートが落ちてる

 

仕方ないな拾っといてやるか

 

はぁ

 

俺は一体何をやってんだか

 

何々?

 

たまたま内容が読めてしまった

 

×月○日

 

リアが紅夜とキスをしていた

 

私もしたい

 

この日付は俺が吸血鬼になった日

 

確か永琳はいなかった

 

何で知ってるの?

 

ん?日付が戻ってる、何て書いてるのかな?

 

○月×日

 

永琳「貴方は何を読んでるのかしら?」

 

グッバイフリー

 

俺の自由も本当に無くなっちまうのか

 

ノートを閉じて机の上に置く

 

最後の悪足掻きに行きますか

 

「たたたたまたまこれが落ちてたから拾っただけだよ」

 

永琳「ふーん、で面白かった?」

 

「少し怖いです」

 

はぁ

 

悪足掻きはやっぱりするもんじゃないな

 

永琳「新薬の治験をさせてあげたいけど貴方はしたい?」

 

「したくない」

 

永琳「仕方ないわねぇ、まぁ鈴仙で試すからいいわ」

 

グッバイ鈴仙

 

いいやつだったよ

 

永琳「それに私は今日気分がいいの、だから特別に許してあげるわ」

 

「ありがとうございます!!」

 

助かったぁぁぁ!!

 

鈴仙と言う犠牲を出してしまったが助かった

 

鈴仙、すまない

 

永琳「ずっと見てるから」

 

「・・・・・・」

 

ずっと見てる?

 

俺をずっと見てるの?

 

本格的に怖くなってきた

 

永琳「はい、薬」

 

薬を手渡される

 

「ありがとう」

 

そうだ!

 

今日は薬を貰いに来ただけで他には何もなかったことしよう

 

名案だ

 

ふぅ

 

よし!忘れた

 

今日はそろそろ帰ろうか

 

「そろそろ帰るね」

 

永琳「あの子達には会っていかないの?」

 

「仕事もあるしね」

 

永琳「それなら仕方ないわね、外まで見送るわ」

 

「ありがと」

 

はぁ

 

何時もより疲れたし忘れたふりすら出来ないくらい怖い

 

あの言葉、軽くトラウマになりそうだよ

 

それに部屋を出るときにふと本棚を見ると同じノートが20冊ほどあった

 

もう嫌

 

そんなことを考えてると何時のまにか永遠亭の外に出ていた

 

永琳「さよなら、背中に気を付けなさい」

 

「・・・・・・うん」

 

ダッシュで帰ろう

 

〜〜少年高速帰宅中〜〜

 

はぁはぁ

 

飛べば良かった

美鈴「あっ紅夜さんってどうしたんですか!?顔が真っ青ですよ」

 

「永遠亭から全力で走り続けた」

 

美鈴「大丈夫ですか?今日はもう休憩をとった方が」

 

「一時間ほど眠らせてもらうよ」

 

もう限界

 

自分の部屋に行き

 

クローゼットの中に居るフランを見つける

 

フラン「お兄ちゃんどうしたの?」

 

「休憩させて」

 

フラン「じゃあ今日は休んでていいよ」

 

「ありがと」

 

布団に倒れ込み眠る

 

早く忘れたいなぁ

 

side永琳〜〜日記〜〜

 

△月△日

 

今日は紅夜が薬を貰いに来た

 

部屋を留守にするとこの日記を読んでいたため少し警告したら本気で怖がっていた

 

怯えてる紅夜もかわいかった

 

殺したいほど

 

私は日記張を閉じて少し伸びをする

 

そろそろ寝ようかしら

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