あと少しだ
あと少しで出来上がる
もう3日は寝てない
今日を入れて四日目だ
姉さんは後10分ほどで起きる
それまでに包装までやりきる
寒い
てが悴んでて進まない
ふぅ
出来た
奇跡だ
でもやっぱりストーブが壊れたのはいたいな
せっかく霖之助がもう一台拾ったからってくれたのに
女体の神秘を解き明かす本と一緒に
姉さんたちに見つかる前に隠そう
見つかったらなにされるか分かったもんじゃない
後三分
包装も終わった
はぁ
終わった
終わったんだ!
俺!
成し遂げたぜ!
ダメだ
テンションが可笑しくなってきた
眠たい
今寝たらダメだ
起きれなくなる
本も隠さないと
もうなんでもいいや
「よくない!」
咲夜「何が良くないの?」
何で俺の部屋に居るの?
いつ入ってきたの
全くわからない
きっとノックを危機のがしたんだな
そうに違いない
「何でもないよ、何で居るの?」
「寝てると思ったから」
違うかった!
てか、寝てると思ったら来るの?
何をするために来るんだ
考えるのやめ!
丁度いいし今渡すか
「姉さん」
咲夜「何?」
「メリークリスマス」
そう言い包装した手袋を渡す
すると姉さんは
物凄い
多分今年一番の笑顔をした
漫画なら後ろに、パァァ!という効果音がつくような笑顔をした
そして、包装紙を綺麗にはがし中身を見る
咲夜「ありがと♪」
そういい手袋をはめる
サイズあってて良かった
咲夜「暖かいわ」
「よかった」
咲夜「さっ料理を始めましょ」
瞬間
姉さんのめから光が消えた
まさか!
姉さんの手には霖之助からもらった例の本が握られていた
そして、本を開き顔を赤らめる
俺
終わった
咲夜「男の子だから仕方ないとは思うけど」
「ちっ違うんだ!それは霖之助に押し付けられたんだ」
すまん霖之助!
巻き込んじまった
咲夜「お仕置きと行きたいけど、姉萌えだったから許してあげる」
なぜ!?
いや
助かったぁぁぁ!
霖之助良かったな!
咲夜「やっぱりもうちょっと胸は大きい方がいいのかしら?」
「そのままでいいよ」
咲夜「そう、ならいいわ。手袋ありがと」
「うん、お嬢様たち起こしてくる」
咲夜「次は許さないから」
「すいません」
部屋を出ると既にフランが待ち構えていた
起こしにいく手間がはぶれた
それなら居間に行ってくれればいいのに
なにか用があるのかな?
「おはよ」
フラン「おはよう!」
咲夜「おはようございます。朝食を作ってきます」
フラン「お仕事頑張ってね」
「えっと、何で部屋の前に居たの?」
フラン「出てくるの待ってたの」
「そうか、皆を起こしてくるね」
命懸けで
フラン「手伝うよ」
「時には命の危機すらも有るのだぞ、それでもそなたはやると申すのか?」
フラン「うん、止めても無駄だよ。私、やり遂げるから」
「よし、じゃあパチュリー様の部屋に突撃だ!」
フラン「おぉ!」
今の茶番劇は何だったんだ?
全くもって謎だ
因みに珍しいもの好きお嬢様はクリスマスが何故か気に入らないようです
お嬢様いわく一人で祝うのがトラウマになったらしい
皆で一緒に祝うっていってんだけどな
だから毎年僕と姉さんの二人で祝ってる
今年もそうだ
と言うより
幻想卿には全く浸透してない
仕方ないけど
まぁついたし
起こすか
フラン「パチェー!起きて!」
コア「パチュリー様は昨夜遅くまで新魔法の研究をしてたのでそっとしてください」
「どんな魔法だ?」
コア「惚れまうぐぐぐ!」
パチェ「黙りなさい!」
「起きて大丈夫なのか?」
コア「はぁ、酸素の有り難みが分かりました」
バカなのか?
かく言う俺も分かるが
酸素だな
うん
素晴らしいよ酸素
いきとしいける者の宝だよ
特に窒息死仕掛けたやつにとっては至高の宝だ
姉さんには劣るけど
パチェ「食事を済ませたら研究再開よ」
コア「かしこまりました」
このコンビは見ていてなかなか和む
幸せな奴を見るのはこっちまで幸せな気分になる
パルスィはちょっと違うみたいだけど
今度会いに行くか
暇な日に
暇な日あるかな
パチェ「紅夜」
「何ですか?」
パチェ「魔法の完成楽しみにしててね」
惚れ魔法
コアがいいかけて止められた魔法
またなんでそんなものを
パチュリーならすぐに出来そうだけどな
パチェ「あと少しで成功率百パーセントなる」
なるほど
美鈴を起こすか
〜〜少年移動中〜〜
今回はフランが・・・・・・
いない!
まままままぁいい
早く起こしてしまおう
レミィ「何してるの」
「美鈴を起こそうとしてます」
起きてたんだ
いいか
レミィ「まぁ頑張りなさい」
そういい
恐らく居間に向かった
ガチャ
美鈴「あっ!おはようございます」
生きて帰れる
でもあれだな
帽子を被ってない美鈴の方が好きだな
可愛いなぁ
美鈴「どうしたんですか?」
「帽子を被ってない方が可愛いなって」
美鈴「そっそうですか/////」
「飯食えよ」
美鈴「はい/////」
余談だが
それ以来美鈴はあまり帽子を被らなくなった
暑い日に被るくらいだ
何故だろう
まぁいい
飯食うか
〜〜少年移動・食事中〜〜
咲夜「マフラー、綻んできてるから直したわよ」
「長くなってる」
とても長い
巻きにくそうだな
咲夜「これはね二人で巻くのよ」
「なるほど」
そういって巻き出す姉さん
そして
カシャカシャ
文か!?
文「後で持ってきますね」
咲夜「御苦労様」
姉さんがいいならいいか
やっぱ諦め早いな俺
しかし、文に渡すと捏造新聞のネタにされかねない
でも、文も不屈の精神の持ち主だな
ついこのあいだ池に沈められたのにな
よくやるぜ
取り敢えず仕事だな
うん
動けない
そっか
マフラー巻いてるから自由に動きにくいんだ
咲夜「今日はずっと一緒」
「仕事が出来ないんだが」
咲夜「一緒にするのよ」
「・・・・・・」
いったい何を考えてるのやら
咲夜「あっ!着替えてくるからまってね」
そのままでいいんでは?
何時ものメイド服だし
しばらく待つと
「姉さん、正気?」
そこにはミニスカのメイドがいた
上半身もカッターシャツしか来ていない
寒そうだな
カシャカシャ
「後でそれ頂戴」
小声で言う
文「千円になります」
「現物交換だ」
文「わかりました」
咲夜「どう?」
寒そうですね
上着を貸す
「これきなよ」
うぅ、寒っ!
しかし!
姉さんの為だ
我慢する
咲夜「興奮する?」
「文を追っ払ってから言う」
文「あややや!そろそろ危なそうなので帰ります!」
空気を読んでくれてありがとう
ではまた
咲夜「で、どう?」
「またなんでそんなかっこを?」
咲夜「あの本に乗ってた」
読めなかったけど姉萌えのメイドってまたマニアックなものを
お陰でいいものが見れたけど
咲夜「どう?」
何て言おう
言い方じたいで俺は紳士からシスコンまでの様々な称号を与えられる
変態だけは避けねば
しかし回避可能な選択肢が見つからない
どうしよう
何て答えよう
「そっそれより仕事を」
グイッ
マフラーを引っ張らないで、首がしまる
咲夜「答えるまでダメよ」
マジか
何でこうなるかな
霖之助
恨むぜ
さて
何て答えよう?
簡単に可愛いでいいか
「可愛いよ、よく似合ってる」
咲夜「この格好した甲斐があったわ」
そんなんでいいの?
さて
仕事仕事
〜〜少年少女仕事中〜〜
何時もより疲れた
動きにくい
屈むと姉さんの下着が見えてしまう
そのため気を使って掃除をすることに
それなのに姉さんは何時もと同じように仕事をこなす
さすが完全で嘯者なメイド
一生かかっても勝てるきしがない
「何時もより疲れた」
咲夜「幸せ」
姉さんがそれでいいならいいか
上着がないと寒いな
でも姉さんに俺の上着は大きかった
「姉さん着替えてきなよ」
咲夜「この姿は気に入らない?」
「寒そうだから着替えてきなよ」
咲夜「上着があるから寒くない」
「俺、寒いから上着とってくる」
咲夜「マフラーがほどけない」
「・・・・・・」
そんなに複雑に巻いたの?
さて
どうしたものか
フラン「どうしたの?」
そうだ!
「フラン、マフラーがほどけない状態を壊して」
フラン「うん」
ほどけない状態を壊してもらい
マフラーをほどく
咲夜「また今度しようね」
「また今度な」
フラン「私もやるー」
「一緒にしような」
どうやって巻こう
また面倒なことになったな
まぁ仕事も終ったし部屋に戻るかな
コア「あっ!居ました!紅夜さん来てください」
「分かったからひっぱるなぁ!」
〜〜少年連行中〜〜
痛い
後頭部に激しい痛みが
パチェ「出来たわ、後は実験だけよ」
「俺が実験台に、と言うことですか」
パチェ「えぇ」
「帰らしていただきます」
コア「駄目ですよ、帰らせませんから」
「離せ、腕を掴むな」
力が強すぎる
逃げられない
嫌だ
実験台は嫌だ
パチェ「今回は魔力で形成した玉に魔法をかける精神攻撃だから消費魔力が多すぎるの。一発しか打てないは」
そして魔法を形成し始めるパチュリー様
確か新魔法は惚れ魔法のはず
なんとしてでも避けなければ
パチェ「行くわよ!」
「うりゃ!」
全身全霊、持てる力を振り絞り
コアを盾にする
すまん!
パチェ「最悪」
コア「パチュリー様」
パチェ「なっ何?」
コア「大好きれすぅ!」
パチェ「いやぁぁぁ!」
パチュリー様
あなたが悪いです
パチェ「紅夜!助けて!」
「仕事がありますのでこれで失礼します」
無いけどな
コア「パチュリー様〜」
パチェ「二時間の我慢よ私。耐えるのよ」
その後しばらくはパチュリー様の叫びが紅魔館に響き続けた