咲夜「お嬢様なんて大嫌い」
「そんなに怒らないで」
荷造りをしながら言う
ことの発端は一時間前
お嬢様が癇癪を起こして俺を一時的にクビにした
それが原因で俺は荷造りを、姉さんはお嬢様に激怒していた
「たまには遊びに来るから」
荷造りを終え
姉さんをなでながら言う
髪が、髪がさらさらだ!
咲夜「うん」
涙目で上目使いは反則!
「えっと、元気でね」
ギュッ
咲夜「住むとこが決まったら教えて」
抱きつきつかれながら言われる
暫くは忙しくなりそうだな
咲夜「毎日行くから」
「無理だよ」
咲夜「紅夜の為なら一日も一週間にする」
「姉さんはほんとにできるから怖いよ」
バン!
扉が壊れた
てか、扉が壁をぶち抜いたぞ
フラン「お兄ちゃん行ったらダメ!」
泣きながらフランが部屋に特攻をかける
「またくるから」
フラン「いやぁ!」
「ごめんね」
俺に飛んでくるフランを姉さんは華麗に避け俺は正面から受け止める
フラン「帰ってくるよね」
「時々ね」
フラン「約束だよ」
「約束だ」
咲夜「私ともして」
「当たり前だよ」
さて、どこに住もうか
てか、住まわせてくれるかな?
もしダメだったら野宿・・・・・・
最終手段は紅魔館か金を持って博霊神社に行くか
「そろそろ行くよ」
咲夜「元気でやってよ」
「うん」
空いた穴からそとへでる
こりゃあ便利だ
美鈴「困ったら帰ってきてくださいね」
「困んねーよ」
意味もなく強がってみたり
そして紅魔館をでる
〜〜少年移動中〜〜
やっと人里についた
遠かった
妖夢「紅夜さーん!」
団子屋の方から妖夢の声がする
頼んでみようか
妖夢「今日は執事服じゃないんですか?」
「クビになった」
妖夢「えぇ!大変じゃないですか」
「住むとこさえなくなった」
妖夢「大丈夫なんですか」
「かなりしんどい。白玉楼に泊めてくれ」
妖夢「えっと、幽々子様に聞かないとわかりません」
「よし、行くぞ!」
妖夢の手を握り白玉楼に向かう
妖夢「えぇ!」
がしかし
一キロを走ったとこで俺が先にスタミナ切れと情けない結果に終わった
妖夢「情けないですね」
「言うな」
傷つきます
ほんとに
妖夢「急いでください」
「飛べばいいじゃんか」
そうだよ
絶対そっちの方が楽だ
頭悪いな俺
頭悪いな俺・・・・・・
「行こうか」
妖夢「そういってるじゃないですか」
〜〜少年少女移動中〜〜
ふぅ
ついた
よし、聞いてくるか
「幽々子、入るぞ」
幽々子「久しぶりね」
「今日は頼みがある」
幽々子「女物の着物で過ごしてくれるなら良いわよ」
「用件の前に条件を出すな」
幽々子「何のよう?」
「暫く泊めてくれ」
幽々子「ここにいる間女物の着物で過ごしてくれるなら」
「本気か?」
幽々子「えぇ」
なぜ?
なぜなんだ?
どうしてこんなにも面倒なことになるんだ?
幽々子「からかうと面白いからよ」
「さらっと思考を読むな」
幽々子「気にしない」
「そうだな」
幽々子「まぁ、気がすむまで泊まっていきなさい」
「ありがと」
許可も出たし
取り敢えずは安心だ
早くあたらしい仕事を見つけねば
「幽々子は俺にほんとに着物を着せるつもりなんだな」
縦のサイズがあわないから物理的に無理だ
幽々子「これのんで」
カプセルの薬を出す
多分永琳が作ったんだろう
なおさら飲めない
確実に実験台だな
実験台になってたまるか
幽々子「飲まないと追い出すわよ」
まだ時間はある
他を当たるか
「なら、他を当たるよ、ごめんね」
幽々子「仕方ないわね」
妖夢「作戦失敗ですか」
幽々子「大丈夫よ。他も仲間だから」
なにかいってるがわからない
聞こえない
薬を飲まされる前に出ていこう
「邪魔しました」
短かったな
ここでの滞在きかん
また宿無しになってしまった
霖之助に頼むか
そう思いながら冥界から出ると
魔理沙「何してるんだ?」
魔理沙がいた
「宿探し」
魔理沙「ならうちに来るか?」
「いいのか?」
魔理沙「ちっと散らかってるけどな」
ちょっとじゃないだろ
まぁ
泊めてくれるみたいだし甘えよう
「お言葉に甘えて、泊めてもらうよ」
魔理沙「じゃあ先に帰って片付けて来るぜ。紅夜はゆっくり来てくれ」
「分かった」
すると魔理沙はすごいスピードで帰った
速すぎる
追い付ける気が全くしない
まぁゆっくり行くか
〜〜少年移動中〜〜
ダメだ
道に迷った
魔法の森に入ってから同じ道をずっとあるいている
何故だ?
ルナ「大成功だね」
サニー「うん、紅夜って引っ掛かりやすい」
スター「音消えてないよ」
ルナ「見つかるところだった」
「見つけたよ」
ルナ「紅夜なら優しいから見付かっても安心」
そんなにしかった方がいいのかな?
おれ
サニー「どう?道に迷った?」
スター「紅夜さん♪」
なぜテンションが高いのかは迷宮入りさせよう
考えるだけ無駄だ
それにしてもこの子達はほんとに仲良いな
見掛けたら大抵三人でいる
微笑ましいことだ
サニー「遊ぼ」
スター「久しぶり遊ぼ」
ルナ「拒否権はない」
「魔理沙の家行くから今度な」
スター「残念」
ルナ「いいから遊ぼぉー」
サニー「そうだよ」
畳み掛けてくんな
「ごめんね」
サニー「紅夜って男だよね?」
スター「時々女の子に見えて仕方ない」
ルナ「男の娘?」
この発音が少しおかしいきがする
「男だよ」
ルナ「女の子だったらよかたのにね」
「俺に同意をもとめるな」
そうだねっていったら社会的に死んでしまう
幻想卿には危険が一杯です
特に普通の人には
果たして時間を止めても普通に動ける俺は普通なのだろうか?
魔理沙「いたいた」
「道に迷ったから遅くなった」
てか、三妖精の姿がない
早すぎる
魔理沙をそんなに危険視する必要あるのか?
魔理沙「晩飯できてるぜ」
「早くいかねば」
朝からなにも食べてません
腹がへったのです
魔理沙「きのこシチューだぜ」
危なそうだな
毒きのこ入ってないといいが
魔理沙「安全なきのこしか使ってないぜ」
当たり前だと思う
魔理沙「せっかく暫く一緒だし」
「関係あるのか?」
魔理沙「お前は咲夜と常に一緒だからせっかく二人っきりにって、なに言わせてんだよ!これじゃまるで私が・・・・・・」
赤いな
熱?
魔理沙に限ってそれはないな
うん
今おれ最低なこと思ってた
魔理沙だって風邪くらいひくよな
でもあれだな
独り暮らしって大変だな
病気のときとかも飯とか自分で作るし
でも、魔理沙なら皆来るか
早く姉さんと一緒にすみたい
まだ一日しかたってないのに
魔理沙「とっ、とにかく帰ろうぜ」
「そうだな」
魔理沙に手を引かれ帰った
シチューは少し味が薬っぽかったけど
気のせいだよな
「お休み」
魔理沙「襲わないでよ」
「襲えないよ」
魔理沙「どういうことかわからんがお休みだぜ」
いつになったら帰れるかな