咲夜「起きて」
「今何時?」
咲夜「7時よ、そろそろしたくをしないと学園に遅れるわよ」
「わかった」
咲夜「寝顔いただきました」
言うのが少し遅い
まぁいいが
着替えようか
「着替えるね」
咲夜「うん、しっかり見てる」
「見るのやめて」
咲夜「これが生き甲斐」
そんな悲しい生き甲斐があってもいいのか?
姉さんが楽しいならいいか
しかしまじまじと着替えを見られると言うのもなかなか恥ずかしいため諦めてもらう
「出ていってくれ」
咲夜「私のこと嫌いだからそんなこと言うの」
「嫌いじゃないよ」
咲夜「嫌われたら生きてるいみない」
「嫌いじゃないって」
咲夜「じゃあ好き?」
「・・・・・・・・・・・・大好き」
咲夜「私もよ」
霊夢「いちゃついてないで早くしなさい」
「霊夢先輩はどこから湧いたんですか?」
咲夜「罰ゲームよ」
意味が分からん
罰ゲームで霊夢先輩は何故家に来た?
霊夢「あさごはん作ってもらう約束だったから」
「霊夢先輩が負けたときはどうなるんですか?」
霊夢「特にないわよ」
不公平だ
理不尽に不公平だ
仕方無いな
諦めは早いほうがい
分からないことも考えない
だから俺は頭が悪い
気にするな
気にしたら敗けだ
何が負けか知らんが敗けだ!
現実はいつも辛い
「着替えるんで出ていってください」
咲夜「いやよ」
霊夢「じゃないわよ。さっさと作りなさい」
咲夜「私の一日分のエネルギーが」
霊夢「つべこべ言わない」
咲夜「分かったわよ」
そして姉さんは出て行き
霊夢先輩は残った
何で?
霊夢「私はしっかり見てあげるから」
「出ていけ」
霊夢「あら、先輩にため口とは、敬いなさいよ」
「敬う理由を見失いました」
霊夢「なんだかんだ言って敬語じゃない」
「早く出ていってください」
霊夢「折角ボディーガードを追っ払ったと思ったのに」
ぶつぶついいながら霊夢先輩が出ていく
俺の着替えを見て果たして楽しいのだろうか?
姉さんや早苗ちゃんの着替えならゲフンゲフン
とにかく男の着替えなんて見てても面白くない
むしろ人によっちゃ吐き気さえも沸き上がる
きっと俺もその類いなんだろう
だから、姉さんたちは精神的な修業をしてるに違いない
自分でいってて落ち込んでしまった
因みに僕の通う学校の制服はブレザーだ
女子はブレザーに膝上くらいのスカート
まっ
どうでもいいが
意見をするなら
スカートをもう少し短くてもいいと思う
ミニスカート
素晴らしい!
そんな馬鹿なことは考えるのを止め
制服を来て居間に降りた
霊夢「やっぱり女子の制服の方が似合うと思うわ」
「着ませんからね」
咲夜「小さい頃の・・・・・・」
「何!?小さい頃の何!?」
咲夜「写真よ」
写真か
はぁ
ビックリした
姉さんが中学に入ってからと言うものの
文先輩やはたて先輩の盗撮がひどい
それは今も続いている
止めて欲しい
霊夢「あの時、文から貰った写真は今も宝物よ」
咲夜「捨てる人なんていない」
「どんな写真?」
咲夜「文化祭の写真」
大体想像がついたぞ
多分俺のメイド服の写真だ
捨ててください
言っても捨ててくれないだろうけど
はぁ
大体こうなったのも
小学校を姉さんに無理矢理今通ってる学校に受験させられたのが原因だ
女子校なのに
この学校は八雲理事長が経営する小中高大まである学校で
願書などは理事長が見定める
理事長は知ってたはずだ
俺が男だと
後で理由を聞くと
可愛かったからだそうだ
うん
あれだな
理不尽だぁぁぁ!
俺の周りにはなにかと理不尽が多い
何故だ?
生まれつきの体質かな?
理不尽を呼び寄せる程度の能力
いらねぇな
てか、無いし
無いよね
「いただきます」
トーストを四口で平らげ
登校することに
姉さんたちは先に食べ終わっていたみたい
霊夢「先いくわね」
「二度と来ないでください」
霊夢「笑顔で言うとこが無性に腹が立つ」
「膨れっ面でいいましょうか?」
霊夢「いいわ、また後で」
咲夜「また学校で」
「姉さん行きましょ」
バタン
霊夢先輩がすごい勢いで出ていく
咲夜「そうね」
「腕は組まなくても」
咲夜「行きましょ」
はぁ
なに言ってもどうせはなしてくれないだろうし
家を出て
戸締まりをし
通学路にでる
するとそこには偶然を装った早苗ちゃんがいた
早苗「いいなぁ」
何が?
聞いてみよう
「何が?」
早苗「私も腕組みたいよ」
咲夜「ダメよ、姉だけの特権だから」
それは違うよな
うん
「姉さん、違うよ」
早苗「仮にそうだとしても、私は恋人です!だから恋人権限を行使します」
すると空いてる腕に飛び付いてくる
てか、恋人じゃない
そして二人は力を外側にかけていく
外側にかけていく!?
「痛い痛い痛い痛い!」
早苗「紅ちゃんは私のです!」
「紅ちゃん言うな!」
いたい!
肩が外れる
咲夜「諦めなさい、この間も断ったでしょ」
「この間って何!?俺知らないけど」
勝手に何かを断ったの?
何やってんだよ
魔理沙「相変わらずだな」
早苗「あの告白はノーカウントです!」
しかも告白!
魔理沙「泥沼多角形の真ん中にいる気分はどうだ?」
「取り敢えず痛い、てか多角形ってなに」
魔理沙「この勝負に参戦する可能性あるやつがまだまだいる」
「愉快な冗談だね、てか、助けて」
魔理沙「無理だぜ・・・・・・むしろ私は参加する方だぜ」
最後なんていった?
何故に無理なんだ?
もういい
自分でなんとかする
「早苗ちゃん、止めてくれないか?」
早苗「嫌です」
「姉さん断ってくれてありがと。危うく大変な目に遭うとこだったよ」
早苗「それってどう言うこと?」
「乱暴な人は嫌いなんだ」
早苗「すみません」
引っ張るのを止める
「まぁ早苗ちゃんは絶対に嫌いにならないけど」
早苗「騙された」
「学校いこうよ」
魔理沙「そろそろでないと遅刻になるぜ」
それは不味い
俺は何故か慧音先生に特別叱られるから
時々意味の分からない叱られ方するからな
この間なんか授業を三十秒遅れただけで
二時間も指導された
意味が分からん
〜〜少年少女登校中〜〜
慧音「紅夜君指導だ」
「たったの十五秒でしょ!」
十五秒の遅刻で指導されちゃかなわん
逃げろ!
てか、みんな逃げるの早すぎる
三秒でいくぞ
3・2・1・
行け!
慧音「遅刻は遅刻って逃げるな!」
慧音先生速すぎる!
居間のとここの鬼ごっこの戦績は
49戦46敗3KOだ
このKOは階段や廊下で転んで気絶した回数
今日は記念の50戦目だ
負けるわけにはいかない!
慧音「待ちなさい!」
「勘弁してくださぁい!」
ツルッ
あっ
やべ
幸い保健室は隣だ
ここでKOでもいい
ダメだ!
俺は勝つんだ!
ゴン!
ダメだった
仰向けになり天井を見る
「またダメだった」
慧音「うおっとっと」
まさか!
ドン!
痛ったぁ!
この先生俺の上に倒れやがった
あっでも顔面に胸が
なんだろ
負けたのに気分がいい
きっとこれが胸の魔力だ
永琳「あなたち、何してるの?」
慧音「いてて、なにをって」
胸のお陰で前は見えないがきっと鬼の形相だろう
慧音「きゃぁぁぁ!//////」
えらく可愛い悲鳴だな
そして先生は飛び退き
俺の胸ぐらをつかみ上げ
てか、顔赤い
いや、当たり前か
ペシン!
おれ今回絶対悪くない
てか、ビンタが痛すぎる
そして
慧音「天誅!」
ゴン!
頭突きが入りました!
ダメだ
意識が
頭突き
強すぎるでしょ
〜〜少年気絶中〜〜
またここか
学校で寝たらここで目が覚める
慧音先生の授業は眠たいんだ
寝たら最後、頭突きフルコースをくらい保健室または精密検査行きである
精密検査はまだ受けたことないが
永琳「1ヶ月で二桁以上も気絶した生徒なんてはじめてよ」
「僕も初めてです」
永琳「でも貴方と話すのは好きよ」
「それまたなんで」
そういやここの職員は皆年が近いな
そのせいもあるのかな?
永琳「皆と同じよ」
全く分からん
「まぁいいです。慧音先生どうにかなりませんか?」
永琳「彼女なりの愛情表現よ」
愛情表現?
なぜ俺に?
あぁもう!
分からんことだらけだ
はぁ
疲れたぜ
「そろそろ行きます」
永琳「もう行くのね。残念」
「嫌でもまた来ますよ」
永琳「卒業までに百回は来てね」
「今学期中に達成できそうですよ」
残念ながら
永琳「期待してるわ」
「止めてくださいよ」
永琳「たくさん会いたいもの」
「今何時ですか?」
永琳「もう昼休みよ」
午前の授業全部寝てたのかよ
「失礼しました」
はぁ
ミスティア「やっと出てきた」
「どうした?初等部はまだ昼飯の時間だろ」
ミスティア「今日はふれあいの日よ」
ふれあいの日とは全学年が一緒に何かする日である
まぁ誰と何しようが勝手だが
俺は毎年屋上で静かに過ごそうとするが
上手くいった試しがない
絶対に誰かに見つかるんだ
去年は良いとこもまで行ったんだが
屋上にて美鈴に見つかる
その前の年は霊夢先輩
そしてそのまたさらに前の年は姉さんにと
毎年のように失敗している
これだけは諦められない
しかし今年はこいつに捕まっちまったか
来年こそは
無理だろうけど
ミスティア「皆待ってるよ」
「はぁ」
ミスティアの小さなてに引かれながら歩く
はぁ
溜め息ばっかだな
今日
大妖精「あっ!紅夜さんとみすちぃが戻ってきました」
チルノ「紅夜!遅いぞ!」
「そんな理不尽な」
ルーミア「理不尽なのかー」
揃いやがった
めんどくさいのが揃いやがった
「それじゃあ俺はそろそろおいとまさしていただきます」
ルーミア「おいとまなのだー」
かぷ
痛い
まだそのくせ残ってんのかよ
ミスティア「珍しいね」
チルノ「ルーミアちゃん最近噛まなくないのに」
「ルーミア、離してくれ」
ルーミア「ひははほばー」
なに言ってるのか全く分からん
「何て言った?」
するとルーミアは噛むのを止め
ルーミア「美味しいのだー」
「そ、そうなのかー」
ルーミア「そうなのだー!」
「でも痛いよ」
ルーミア「ごめんなのだー!」
謝る気あるのか無いのかはっきりしないな
ルーミア「どうした?」
「いや、疲れただけだ」
大妖精「大丈夫ですか?」
「心配してくれてありがと。大丈夫じゃない」
なでなで
髪がさらさらだ
姉さんもそうだが知り合いの女の子(教師を含む)は髪の手触りが気持ちいい
大妖精「ふみぅ」
え?
大妖精「はっ//////」
チルノ「大ちゃんどうしたの?顔赤いよ」
大妖精「何でもないよ」
今のうちに逃げよう
引っ張られてる
ミスティア「逃がしませんよ」
「なら一緒に来い!」
ミスティアを抱き抱えダッシュする
目指すは屋上!
ミスティア「えっちょまって//////」
チルノ達の追っては無し
この辺でミスティアを解放しよう
「ごめんな」
ミスティア「ありがと/////」
「えっ?」
ミスティア「だから、その、何て言うか・・・・・・お姫様みたいになった気分にしてくれてありがと//////」
お礼を言うことか?
「じゃあな」
あとは屋上に続く階段を上るだけ
幽香「あら、紅夜じゃない偶然ね」
「こんな偶然あってなるものか」
文「私もいるよ」
あーあ
いたよ
姉より厄介なのが二人も
文「始めましょうか」
幽香「そうね、紅夜来なさい」
また逃げるか
逃げてばっかだ
今だ!
「さよなら!」
文「させませんよ」
幽香「連行するわよ」
この人達力強すぎる
「嫌だぁぁ!」
この人達に絡まれると何かと死にたくなるようなことが起きる
死にたくなりたくない
幽香「今日は巫女でいきましょうか」
文「それはいいですねぇ。私としては魔女でもいいとおもいます」
「着ないからね!」
幽香「貴方は着ないわ」
良かった
幽香「私たちが着せてあげるわ」
結局俺が着るんだな
もう嫌だ
文「ふれあいの日だから午後の授業無いし」
俺
この学校止めたい
止めないけど
幽香「着いたわよ」
鈴仙「準備は出来てます」
魔理沙「始めるぜ」
霊夢「オペレーションスタート」
「うわぁぁぁぁ!!」
幽香先輩に羽交い締めにされる
あぁ
背中に胸が
うなじに吐息が
でも目の前に俺に着せるため用意したと思われる巫女服を手にした鈴仙が
くそっ
天国と地獄が同時に!
鈴仙「諦めましたか?」
「絶対に着たくない!いや、着るわけにはいかない!」
しかし現実は虚しく
器用に服を着せられました
その後写真は学校じゅうにばらまかれ
先輩後輩教職員関係なしに女の子としてしばらく扱われた