艦これ〜横須賀独立機動艦隊   作:アニ督

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何とか第1話が投稿することが出来ました。それではどうぞ!!



第1話【運命の歯車】

2011年6月13日

午前11時

太平洋 ハワイから南に73キロの海域

水深約300メートル

アメリカ海軍所属原子力潜水艦テキサス艦内

ピッ

ピッ

艦長「状況はどうだ。」

搭乗員「異常ありません。」

と艦長に対し、搭乗員が答える。

艦長「上によれば最近、この付近で謎の生物が確認できるそうだ。噂じゃ深海棲艦だという奴もいるが。」

搭乗員「もし、そうだとしたら。」

艦長「居るわけがない。深海棲艦は既に終わっている。妄想に過ぎない。」

と話していると、

搭乗員「艦長、謎の音を検知。こちらに近づいてきています。」

と搭乗員が伝える。

艦長「魚雷か。」

搭乗員「いえ、スクリュー音かと。」

艦長「貸せ。」

と艦長は音を確認する。

艦長「近い。かなり近い。カメラで確認できるはずだ。映像を映せ。」

搭乗員「分かりました。映像映します。」

とモニターに映す。すると、

艦長「・・・・・・アレは!!まさか・・・・・。」

と艦長をモニターに映ったものを見て唖然とする。すると、

搭乗員「魚雷接近!!」

艦長「警報を鳴らせ!!」

と一気に艦内に警報が鳴り響く。そして、

艦長「回避行動を!!」

搭乗員「魚雷到達まで残り10秒!!」

艦長「深度350!!急げ!!」

搭乗員「間に合いません!!」

艦長「総員!!衝撃に備えろ!!」

と言うと同時に

ドガーン

と大きな爆発が起き、艦長を含めたアメリカの原子力潜水艦テキサスは消息を絶った。

 

それから1週間後

6月20日

午前8時

日本 新横須賀鎮守府 食堂

『太平洋において哨戒を行っていたアメリカの原子力潜水艦が消息を絶ってから1週間、アメリカ海軍は現在も捜索を続けているものの未だに手掛かりは発言出来ておらず、アメリカ海軍の将校の中には深海棲艦によるものだと疑っている者もおり・・・・。』

幸太「また、このニュースか。もう、聞き飽きたよ。」

と呟きつつ、俺は口に朝食を運ぶ。そして、全て食べ終わると

幸太「ご馳走様。」

と手を合わせ、お盆と食器を片付ける。そして、いつも通り俺は待機室へと向かった。

 

午前9時

待機室

隊員「よし。じゃあ偵察だ。行くぞ。」

と同じ海軍航空隊の隊員たちが装備を身につけ、待機室を出ていく。それを見送るのがいつも俺のする事だ。2年前に中学を卒業と同時に俺は海軍へと入隊を決めた。本当は高校へと進学したかったが俺の父であり、山本家の当主である山本宗次郎がそれを許さなかった。父は昔から俺に対して敵意をむき出しして殴ったりなどの暴力を振るってきた。それに比べて義兄対しては優しく金と権力を使って日本国防大学へと進学させ、義兄には今では中佐という階級を手にしている。俺は訓練学校で少しでも自由に羽ばたきたいと想いから海軍航空隊に志願し、航空訓練でも常に優秀な成績を納め続けた。そして、それが認められて俺は卒業と同時に軍曹へと昇進した。しかし、軍曹になり海軍航空隊に所属したものの俺は一度も機体に乗せってもらった事も任務を与えられた事もない。そんな日々を送り始めて2年が過ぎ今に至る。

幸太「ハァ〜、これが俺の運命なのか。」

と俺はつぶやく。すると、

ウ〜ウ〜〜〜ウ〜

と警報が鳴り響く。

幸太「なんだ。この警報は!?」

と俺は立ち上がる。すると、

隊員「急げ!!敵だ!!」

隊員「分からん!!急に現れたんだ!!とにかく行くぞ!!」

と他の他の隊員達が急いて外に出ていく。俺も直ぐに後を追って外に出ると、

隊員「急げ!!早くしろ!!」

と滑走路と格納庫では人が走り回っていた。すると、

ヒューン

と何かが空から何か重いものが落ちてくる音が聞こえてくる。俺は空を見ると

幸太「何だ。アレは?」

と空から何か黒いものが落ちてきていた。そして、俺は気づいたそれは

幸太「爆弾!!」

と俺は気づき、直ぐにその場を離れる。そして爆弾は、

ガンッ

と第4格納庫の屋根を突き破り、

ドガーン

第4格納庫から大きな火柱が上がる。そして、炎に包まれた第4格納庫からは

隊員「アアアアアアアアアアアア!!」

の炎に包まれ、真っ黒になった人が出てくる。

幸太(最悪だ。人があんな簡単に。)

とその光景に俺は言葉が出なかった。すると、

隊員「来たぞ!!」

と他の隊員が空に指差す。その先には

幸太「何だよ。アレは。」

と黒い小さなものがこちらに向かってきていた。そして、これだけで終わる事ははなく

ダダタダダダダタダダ

隊員「グハッ!!」

と黒い物体は自由に鎮守府上空を飛び回り、俺達に向かって機銃で攻撃をしてきた。

そんな攻撃が続く事5分、

幸太「ハァ、ハァ、ハァ。」

俺はなんとか生きていた。しかし、

ゴォォォォ

とさっきまでいた待機室を含め、格納庫や機体はもはや瓦礫の山となり炎に包まれていた。

幸太「さっきまでの格納庫が。」

と炎に包まれる瓦礫の山を見ていると、

ズドーン

幸太「砲撃音!?」

と砲撃の音が響き渡る。そして、

ドガーン

再び、爆発が起きる。しかしも今回は

ズドーン

ズドーン

ズドーン

ズドーン

と幾度もなく砲弾が降り注いでくる。

隊員「逃げろ!!」

隊員「急げ!!対比しろ!!」

と先程の攻撃生き残った隊員達は一目散に逃げ始める。そして、俺も

幸太「ハァ、ハァ、ハァ、逃げないと。」

と走り始める。そして、少し後ろを振り返ると

幸太「アレは・・・・・人?」

と海の方から何人らしきものがこちらに向かってきていた。すると、

キェェー

と今度は海から巨大な鯨見たいものが現れ、

ズドーン

ヒューン

ドガーン

と砲撃してくる。

幸太「クソ、マズイ!!」

と俺は後ろが気になるものの前だけ見て走り続けた。すると、

ヒューン

ドガーン

幸太「グハッ!!」

と俺は突然、大きな音と同時に俺の体宙を舞う。そして、

ドサッ

幸太「痛!!」

と俺は地面に叩きつけられる。

幸太「クソ、逃げないと。」

と俺は這いずりつつ、前に進む。すると、

幸太「コレは・・・・・。」

目の前に大きな錆びた鉄の扉を見つける。

幸太「ひとまず、此処に。」

と俺は扉についてある取手を握り、

幸太「フン!!」

と両手に力を込め、必死に扉を開けようと試みる。そして、

ギィ

と扉が開く。すると、

ヒューン

とまた何かが降ってくる音が聞こえてくる。

幸太「マズイ!!」

と俺が直ぐに中に踏み入れると同時に

ドガーン

幸太「グッ!!」

と俺はまた宙を舞う。しかも、それに加えて

ダッ

ダッ

ダン

と入ると同時に中は下への階段が続いていたこともあり俺は階段を転げ落ちる形で地面に叩きつけられる。

幸太「ッ・・・・痛ェ。」

と俺は言いながら立とうとすると

幸太「痛ッ!!」

と右腕に大きく痛みを感じる。

幸太「あぁ、コレを折れてるな。」

右腕をを左手で抑え、

幸太「ったく、随分暗いな。」

と辺りを見回すが、灯りが一つもないため上に戻る事も考えたが、

ズドーン

ズドーン

と下にいても砲撃衝撃は伝わってくる。仕方のないため俺は左手でペンライトを取り出し奥を照らしてみる。

幸太「随分と先まで続いてるな。」

と先は一直線の道が続いてるだけで、他に道はない様子だった。しかも、

幸太「随分と古びてるな。どうやら、かなり古い施設らしい。」

と辺りを見ると、壁も床も苔や蔦生い茂っており、人が何年も入っていないことがよく分かる。しかし、砲撃や爆弾で命を落とすよりはマシなため、

幸太「行くか。」

と出口を求めて奥へと進み始めた。

10分後

幸太「此処は?」

と進み続けていると、ようやく扉らしきものを見つけた。相変わらず、扉も錆びており

幸太「いくぞ。」

と俺は右腕が使えてないため左手と左肩を使って扉を強く押す。すると、

ゴゴゴゴ

扉をゆっくりと開く。そして、

カチッ

とライトを照らし、中を確認する。

幸太「此処は、一体・・・・・・!!」

と中は何か実験が行われていた痕跡があった。大きな筒状のガラスには沢山の水が入っておりその中には何かが居た。それは

幸太「何だよ。コイツ。」

とガラスの中には見た事のない化け物が入っていた。全身は黒く、まるで魚ような形をしており外で見た鯨のような奴と似ていた。

幸太「死んでるのか。」

と俺はガラスに触れ、見てみるが動く事なく、

幸太「此処は、一体何のための施設なんだ。」

と辺りを見ていると、

幸太「あそこに何かあるかも。」

と偶然に近くの机の上に置かれた大量の本を見つける。しかし、

幸太「ダメだ。どれも朽ち果ててる。」

本は長い年月をによってどれも破れたり、腐敗が進んでページがないに等しかった。しかしそんな中に

幸太「これだけはちゃんと残ってる。」

とまだしっかりと残っている本を見つける。本の表紙には

幸太「極秘事項(対深海棲艦用人形兵器)。」

と書かれていた。そして、本の中を見ると、

「現在、深海棲艦の解剖、および実験を行ったところ魚方深海棲艦には三式徹甲弾使ったところ人型に対しては完徹不能。」

と書かれていた。

幸太「深海棲艦。確か、先の対戦で海で脅威となった存在。って事は此処は65年以上前に作られた施設で事か。」

と言いつつ、俺は更にページをめくり読み続ける。すると、

「1945年12月4日、我々は深海棲艦に唯一対抗できる人型兵器の開発に成功した。我々は「艦娘」と命名。現在はまだ一体しか完成していないが、この艦娘には特型駆逐艦一番艦吹雪と名付ける。」

幸太「艦娘・・・・・吹雪。昔にこんな兵器が。」

と更に読み続ける。そして、最後に

「1946年11月。戦いは終わった。この研究所は閉鎖となった。艦娘は吹雪を含めて5体完成した。しかし、彼女達は不必要な存在となった。彼女達は此処に置いていく。長い眠りにつかせる。彼女達が目を覚ますのはまた、奴らが現れた時となるだろう。」

と書かれていた。そして、ページ閉じて、表紙の裏を見ると、

幸太「最高責任者・・・・・山本五十六。・・・・・ご先祖様はこんな事に関わっていたのか。」

と俺は呟く。そして、

幸太「もしかしたら今回の奇襲は深海棲艦によるもの。深海棲艦が戻ってきたのか。」

と俺は先程目にした魚方大きな生物を見る。しかし、

幸太「今は出口を見つけることが先決だ。」

と俺は出口を求めて次の部屋へと進む。しかしそこには、

幸太「何だよ。これ?」

先程、見た魚方の生物と同じガラスに今度は眠ったままの黒髪で全裸の少女が入っていたのだ。

幸太「どうして、女の子が・・・・・考えてる暇はない。とりあえず、助けないと。」

と俺は近くに落ちていたパイプを拾い、

幸太「ハアアアアアアアア!!」

とおもいっきり強くガラスに対して、パイプを振りかざす。そして、

バキ

バキ

パリーン

ザアアアア

とガラスは割れ、中に入っていた水が一気に溢れ出てくる。そして、

幸太「おい!!大丈夫か!!」

と水がなくなった筒状のカラスの中に入り、少女に呼びかける。

?「う、うーん。」

と少女はゆっくりと目を覚ます。そして、

?「貴方は・・・・。」

幸太「良かった。生きてたか。」

?「貴方は・・・・・誰ですか。」

幸太「俺は、海軍所属の山本幸太だ。お前は・・・・・。」

?「私は・・・・・特型駆逐艦1番艦の・・・・吹雪です。」

幸太「吹雪・・・・・まさか、お前、艦娘か。」

吹雪「はい。どうしてそれを。」

と彼女は起き上がりつつ、答える。

幸太「そうか。話は後だ。まず、出口を探さないと。後、これを着ておけ。」

と俺は軍から支給された上着を全裸の吹雪に貸す。

吹雪「ありがとうございます。」

幸太「気にするな。立てるか。」

吹雪「すいません。まだ・・・・・。」

幸太「そうか。じゃあ、乗れ。」

と俺は吹雪に対して背を向け、腰を下ろす。

吹雪「ですが・・・・・。」

幸太「先を急いでいるんだ。悪いが、急いでくれ。」

吹雪「分かりました。」

と言うと、吹雪を俺の背中に乗り、俺は吹雪をおんぶしたまま前に進み出した。

 

午前9時27分

幸太「ハァ、ハァ、ハァ。」

吹雪「大丈夫ですか。やはり、私降りた方が。」

幸太「安心しろ。大丈夫だ。」

と俺は吹雪を背負ったまま出口を探していた。そんな中、俺は

幸太「吹雪。お前が艦娘だというのは本当か。」

吹雪「はい。本当です。」

幸太「そうか。俺に会う前のことは覚えているか。」

吹雪「確か・・・・南方海域で・・・・輸送船団の護衛中に・・・・・深海棲艦にっ!!深海棲艦!!戦争は、戦争はどうなったんですか!?」

と慌て聞いてくる。

幸太「落ち着け。戦争は終わった。人類が勝利した。」

吹雪「ふぅ〜、良かった。」

幸太「でも、その戦争が終わったのは今から65年前の話だ。」

吹雪「えっ!?」

幸太「正直に言うが、お前は65年間、此処に眠っていたんだ。そして、2011年6月20日の今日、偶然俺がお前を見つけて目を覚ました。」

吹雪「そんな・・・・・。」

と吹雪は信じられない様子だった。

幸太「吹雪。お前は深海棲艦と戦えるのか。」

吹雪「はい。戦えます!!」

幸太「なら、力を貸してくれ。今この鎮守府は深海棲艦の奇襲を受けている。」

吹雪「でも、深海棲艦との戦いは終わったと。」

幸太「あぁ、確かに65年前に終わった。でも、奴らは戻ってきた。お前を見つけた実験室の隣の部屋で俺は深海棲艦と思われる死骸を見た。そして、このクソ古い地下施設に来る前に俺は地上で同じ姿をした生物が俺達に対して砲撃してくるのを見た。おそらくだが、奴らは深海棲艦だ。だから、力を貸してくれ。」

吹雪「・・・・・・分かりました。やります私。」

と答えてくれた。

幸太「助かるよ。そう言ってくれて。それで、俺はどうすればいい。」

吹雪「まずは艤装がないと。」

幸太「艤装。それはどこにある。」

吹雪「おそらく、格納庫にあるかと。」

幸太「分かった。行こう。」

と俺は吹雪を背負ったまま、格納庫へと向かった。

 

午前9時41分

幸太「此処か。」

吹雪「はい。此処にあると思います。」

と吹雪は教えてくれる。そして、

幸太「開けるのを手伝ってくれ。」

吹雪「分かりました。」

と俺と吹雪は再び錆びれた大きなドアの取手を握り、

幸太「いくぞ!!せーの!!フン!!」

吹雪「ふぬぬぬ・・・・。」

と力一杯引く。そして、

ゴゴゴゴゴゴゴゴ

と扉は動き、俺たちが通れるくらいになると

幸太「よし。もういいぞ。」

吹雪「ハァ、ハァ、ハァ。」

と引くのを辞め、

幸太「入るぞ。」

とペンライトで照らし、中を確認する。すると、

幸太「これは・・・・・発電機か。」

と大きな発電機らしきものを見つける。

幸太「これが動いていれば、電気が通るはずだ。」

と俺は機械を確認する。すると、

幸太「これか。」

と発電機のレバーを見つけ、

幸太「よいしょっと。」

ガタン

ヴィーーーン

とレバーを上げると同時に大きな機会が動く音が鳴り響く。そして、

バチ

バチ

バチ

とさっきまで灯り一つもなかったこの場所に一気に明るくなる。そして、

吹雪「幸太さん。見つけました。艤装です。」

と吹雪が伝えてくれる。俺は直ぐに吹雪の元に向かい確認する。すると、そこには大きな鉄の箱があり中には、ランドセルサイズの煙突らしきものが付いた物と、主砲らしきクローブもどきが入っていた。そして、隣には吹雪の制服の思われる服も入っていた。

幸太「これが艤装・・・・・うん?」

と俺は箱の隅に手紙らしき物を見つけ、手に取る。

幸太「これを見つけた者へ。これは艦娘にとって大事な武器である。これがある事で艦娘は真の力を発揮できる。彼女達が目覚めた時、それは再び深海棲艦が現れた時である。彼女達は君達と同じ人の心を持つ人間と同じである。何があっても轟沈させせるな。開発主任、伊沢高揚。」

と俺は読み上げる。そして、

幸太「吹雪、直ぐに着替えて出撃の準備をしてくれ。」

吹雪「はい!!分かりました。」

と吹雪は準備に向かった。

 

5分後、

幸太「本当に行けるのか。」

吹雪「はい。大丈夫です。」

と吹雪は艤装を身につけ、海に浮かんだ状態で答えてくれる。

幸太「良いか。今は非常事態だ。どうなるか分からない。任務は深海棲艦を撤退させる事。ただし、自分の命を最優先に動け。いいな。」

吹雪「はい。」

と吹雪は答え、

吹雪「吹雪!!出撃します!!」

と言うと彼女は一直線に脅威が待ち構える海へと向かっていった。そして、この時をもって俺の運命の歯車は動き出した。これは、俺と彼女達が生き抜いた激戦の話である。

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ご愛読いただきありがとうございます。第2話も可能な限り速めに投稿するので次回もお楽しみに。
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