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病院を無事に退院して、エドは二年ぶりにアルテリア法国への帰国を果たした。久しぶりに帰ってきた自分の部屋に訪れた時は、今までの疲れが一気に盛り返してきたのか、すぐにベッドへと寝転がり、そのまま眠りに落ちた。その翌日から教会の重鎮やグンターの弟子たちなど多くの者が彼の下を訪ねてきて、彼の帰還を喜んでいた。
そんな日が続いて、一ヶ月の時が過ぎた。
陽光が照らす外を窓越しに眺めるエドは深く息を吐いて、壁に掛けてあった服に手を取る。それは決戦の時に着た法衣。祖父オーバと同じデザインをした白の法衣をしばし見つめたエドは諦めがついたのか、それに袖を通す。
「スヴェルト卿。そろそろ、お時間です」
「……わかった」
部屋に訪れた騎士団の者がエドに声をかける。エドはただ一言うなずいて、外へと出る。一度、足を止めて振り返るエド。部屋には荷物はなく、初めて訪れた時に見た、新居の時と同じ状態になっていた。
「ご安心を。スヴェルト卿の荷物はすでに運ばれておりますので」
「あぁ。わかってるよ」
もう一度、深くため息をこぼしたエドは扉を閉める。重い足取りで騎士の後を付いていくのであった。
~~~~~
正騎士エドワード・スヴェルトの就任。
その一報を聞いた、七耀教会関係者は驚きと歓喜の声に包まれていた。《爆拳》のオーバの孫であるということも理由にあるだろうが、罪を着せられながらも、世界のために戦った彼の姿を英雄視するものも少なくはなかった。そんな彼と共に働けると知り、喜ばずにはいられないのだろう。
七耀教会の上層部は彼を謂れのない罪で指名手配犯にし、さらには「外法」認定したこともあり、その罪滅ぼしという意味で彼に高い地位を贈ったのだ。
「ま、それは建前だろうね」
エドの就任式が行われる大聖堂。そこには多くの者たちが集まる中、その中の一人、ワジ・ヘミスフィアが上機嫌に談笑している枢機卿の集団に冷たい視線を送っていた。
「総長にも負けない実力を持った彼を野放しにしたくはないんだろうね。彼を重要なポストに置いて、教会から離れないようにするのが目的だろうね」
「ワジ。言葉が過ぎるぞ」
「事実でしょ。ついさっきまで、やれ「外法」だ、何だと殺そうとしていたのに、無実となったら、すぐに手のひらを返したからね。君だって内心は快く思ってないんじゃないの?」
ワジの問いかけに隣にいたアッパスは沈黙する。どうやら、彼も教会のやり方に不満があるようだ。
「そういえば、彼女はこれからどうするんだい?」
「エルピスはシスターとして教会に所属することになった。法国の教会で働くことになっていると聞いている」
「近くにおいて人質にするつもりなのかい? ますます好きになれないね」
「同感やな」
ワジたちの話に同調するかのように隣に立っていた男、ケビン・グラハムが頷いていた。
「珍しいね。君がこんな催しに参加するなんて。いつも任務、任務って言って、すっぽかしていたのに」
「エドとは長い付き合いやったからな。友人の晴れ舞台を見たいって思っただけや」
「へぇ……。そういえば、リベールで彼と殺し合ったっていう噂を耳にしたんだけど、本当なのかい? ちょうどその頃、君ってリベールにいたよね?」
「いたけど、会わんかったで。所詮、噂やろ。真に受けんほうがええで」
《外法狩り》の存在は他の《守護騎士》に秘匿されている内容なため、ケビンは笑って誤魔化すのであった。
「まぁ、経緯はどうであれ、彼と共に働けるのは個人的には嬉しいですがね」
「副長」
二人の間に星杯騎士団副長、トマス・ライサンダーと、その従騎士ロジーヌが入ってきた。
「彼の異能を斬る力は《古代遺物》の処理にも大変、役に立ちます。それに彼自身、中々鋭いところがありますからね。戦闘面だけでなく、調査と言った方面でも非常に役に立つでしょう」
「ま、厄介な案件を彼に任せられるって考えるのならば、たしかに喜ばしいことかもね」
「手のひら返し速いな!?」
そんな三人が談笑しているところに、リオンとグンターがやってきた。
「お主らも来ていたのか」
「これはバルクホルン卿」
「リオンも来てたんかい。……そういえば、セリスの姐さんはどこにおるんや?」
ケビンはこの場にいないセリスの姿を探し始めるが、彼女の姿はどこにもいなかった。
「実は私たちも探しているのですが、どこにも見当たらないのですよ」
「おかしいね。彼女なら、絶対に参加すると思っていたのだけれど」
エドとセリスが付き合っていたのは、騎士団の間でも周知の事実だった。二年前の事件で破綻してしまったとはいえ、いまだに彼女がエドのことを諦めていないのは、全員、知っていた。
「皆の者、どうやら時間のようだ」
高く鳴り響く鐘の音に大聖堂の中が一気に静まった。
祭壇に立つ七耀教会を統べる教皇と星杯騎士団の総長アインが、閉ざされた門をじっと見つめていた。
ガチャンッと大聖堂の扉が開かれる。その場にいた一同が、新たなる同士の晴れ姿を見ようと扉へと注目が集まる。
『………………は?』
全員が思わず、声を上げてしまった。門が開かれたその先にエドの姿はどこにもいなかった。かわりに縄で椅子に括り付けられながら、ぐったり座り込む騎士がいた。
一部の枢機卿が騎士の姿にどよめきが上がる。その騎士はエドをこの大聖堂へと迎えるように送った者だった。
「どうなっとるんや?」
「エドさんの姿がどこにもいませんね」
エドの姿がいないことを改めて確認し、どよめきが大きくなる。祭壇で待機していた教皇も目を丸くする中、アインは顔色を変えずに、ずかずかと足音を響かせながら座り込む騎士に近づいた。
「……」
アインは無言のまま騎士の姿をじっと見つめる。彼の姿はエドの晴れ舞台として用意した法衣だった。そして、彼の膝上にはエドと同じ黒い髪のカツラを被ったみっしぃがドンッと目立つように置かれていた。みぃしぃの手には一通の手紙が挟まれており、アインはその手紙を強引に引っ張り出す。
変わらぬ仏頂面で手紙を読み進むアイン。彼女の姿に誰もが息を飲んで見続ける中、突如、アインに変化が起きた。
「ふふふふふ…………、はっははははははははは!!!!」
大爆笑。大聖堂を包み込む高笑いに全員が唖然とする。何とか笑いを必死に耐えようとするアインだったが、なかなか止められない。それが一分くらい続き、ようやく笑いを止めたアインは、後ろに振り返り、大聖堂にいる全員に声を上げる。
「エドワード・スヴェルトからの手紙だ。全員、よく聞け」
アインは手紙を前に出して、全員が聞こえるようにエドの手紙を朗読する。
拝啓 七耀教会の皆々様
この度は、私の就任式に集まってくださり誠にありがとうございます。
ですが、大変、皆様には申し訳ないのですが……、
俺、騎士団に入るつもりはないから、式を欠席します。
『はっ!!??』
全員が一斉に声を出す中、エドの手紙はさらに続く。
いやね、俺は最初っから騎士に入るつもりなんてないからな。
教会の上層部が勝手に決めたことで、俺の意思なんてかけらも入ってないからな。
だいたい、俺を「外法」にしてしまった償いなどとか言っているけど、連中の腹の中なんて、すけすけに見えてるよ。俺のこと、甘く見すぎじゃないの?
最初の丁寧な言葉はどこにいったのか、どこか怒りが混じった文言に枢機卿の者たちが顔を青ざめる。
こっちからあんたらへの信頼なんてゼロだからな。いや、ゼロを通り越してマイナスだから。
さんざん殺しにきたのに、いきなり仲良くしようって言われても信用できるわけがないだろう。そういうわけだから、俺はこのまま旅を続けようと思う。
あ、連れとして、オランピアも連れて行くから、よろしく。
ついでに施設からもう二人も連れて行くから。マザーたちには了承をもらっているから誘拐だって言って、追いかけてくるなよ。
それでは皆々様、今度、いつ出会えるかわかりませんが、それまで、お元気で。
エドワード・スヴェルト
アインは手紙をゆっくりと閉じる。それを合図に大聖堂がここ一番のどよめきに覆われる。
エドの手紙の内容に異議を申す者、混乱する者、高笑いする者と皆が皆、それぞれの反応を示していた。
「や、やりやがった。あいつ、マジでやりやがった」
エドの奇行に、もはや上手い言葉が見つからず、その場に立ち尽くしてしまうケビン。
「アッハハハハ!! すごいね、彼。これは予想できなかったよ」
つぼに入ったのか、ワジは腹を抱えて大笑いし、その隣にいるアッパスは珍しく顔を引きつっていた。
「……先生、彼は……」
「……うむ」
リオンは隣にいる師に視線を送るが、グンターは目を閉じて沈黙してしまう。
「ライサンダー卿」
「いや~~、これは誰も予測できませんよ」
ロジーヌが上司のトマスを見るが、トマスも彼の奇行に度肝を抜いていたようだ。
「まったく馬鹿弟子め。最後の最後にとんでもないことをしてくれるな」
アインはいまだに笑いが止まらずにいたが、その口元は弟子の門出を祝っているかのように上がっていた。
~~~~~
「いや~~、今、大聖堂はとんでもないことになってるかもな」
「でも、よろしかったんですか? 何も言わずに出て行ってしまって」
「いいんだよ。一応、手紙は置いていったからな」
アインがエドの手紙を読んでいる同時刻、エドはオランピアを連れて、法国の首都から外れた陸路を歩いていた。エドはいつもと同じ黒いコートを纏い、腰には黄金に輝く太刀が添えていた。一方、オランピアも白いワンピースに黄色のコートに包んだ姿でエドの隣を歩いていた。
「二年も旅をしてきたからな。教会に属しちまったら、自由を奪われちまう。俺はそんな堅苦しいのは勘弁だ」
「どこにも属さず、宛ても目的もない旅を続けたかった。ということですか?」
「そういうことだ。この自由は絶対に手放したくないからな」
エドは腕を大きく上げて、どこまでも広がる青い空を見上げる。
「それに今度の旅はもう今までとは違う。なんせ狙われる必要がなくなっちまったからな」
《庭園》が事実上、壊滅したことにより、エドたちはもう命を狙われる心配がなくなった。仮にメルキオルたちにその機がまだ残っていたとしても、確実に始末できる戦力と準備が必要になるから、しばらくは手を出すことはできないだろう。
「ま、こっちも新しい戦力が増えたんだ。そうそう狙われることはねぇだろう」
「……できれば、戦わせたくありませんね」
エドたち二人は後ろを振り向く。そこにいたのは、エドたちが施設から連れてきた双子の兄妹。
「ふんふんふ~~ん♪」
「あ~~、……ねむい」
上機嫌に鼻歌を歌うイクスと、眠そうな顔で歩くヨルダの姿があった。
「もちろん、俺もそうするつもりはないさ。だが、いずれ俺たちは、あいつらとまた戦うことになる」
「……そうですね」
「その時が来た時、あいつらを守りながら戦うのは厳しい。それもわかってるだろう?」
「わかってます。だから、今よりも強くなります。あの子たちを守るために」
「あぁ。それでいい」
優しくオランピアの頭を撫でるエド。彼の温もりにオランピアの頬が赤く染まる。
「お~~い。なに、イチャイチャしてんだ?」
「……ヒュ~~、ヒュ~~」
そんな二人を見た外野がからかうように口を出す。
「い、イチャイチャって」
「ったく、マセガキどもが……」
頬を赤めて少し慌てる素振りを見せるオランピアに、呆れた表情を見せるエド。いまだにからかう二人の姿にエドはあることを思い出した。
「そういや、オランピア」
「は、はい、なんですか?」
「舟での続きだ。龍來で俺に言いたいことがあったってことだけど」
「……あ!」
オランピアも思い出したのか、先程よりも顔を真っ赤にして動揺する。
「このガキどものせいで聞けなかったあれ。全部、終わったら言うって言ったけど、結局なんだったんだ?」
「え、えっと、それは……」
イクスたちがいる中で上手く話せないオランピア。その様子にニヤニヤする双子と、首を傾げるエド。そうした沈黙の時間が過ぎていく中、
「エェェェェドォォオオオオオオ!!」
「!」
「「?」」
「こ、この声は……」
四人は声がした方に振り向くと、そこには赤い髪を揺らす一人の少女が猛烈な勢いで迫ってきた。
「オンドリャァアアアアアア!!」
「おっわ!」
少女の跳び蹴りを間一髪で躱したエド。エドは体勢を立て直して、少女の方を見る。
「セ、セリス!」
「追いついたぞ、バカエド!」
鬼のように凄みのある顔でエドを睨むセリス。その姿にエドは思わず後ろに退いてしまう。
「テメェが騎士に入らないってのは知っていたからな。式に参加せずに外で待機していたが、そのクソガキと一緒に旅をするなんて聞いてねぇぞ」
「えっと、落ち着けセリス。とりあえず落ち着こう」
「安心しろ。アタシはこれでも十分に落ち着いている。……だから、大人しくアタシに殴られろ!」
「そんな無茶な!」
あまりに理不尽な要求に声を上げてしまうエド。そんな二人のやり取りを面白そうに見つめる双子に対して、オランピアは何かを決意したのか、エドにそっと近づいた。
「エドさん」
「オ、オランピア。わるいが、話はまた後で」
「いえ。今、言います」
「んあ? 今って……」
言葉を続けようとしたエドだったが、それは塞がれる。
オランピアが彼を自分の顔に無理矢理、寄せ付けて、その唇に自分の唇を押し付けた。
現実では、ほんの数秒。だが、二人にとっては数分にも感じる時間が過ぎていった。
やがて、オランピアはエドから距離を取って、目を見開く彼を堂々と見つめる。
「私、エドさんのことが好きです。私を助けてくれたあの頃から。あなたのことが大好きです」
「オ、オランピア?」
「この気持ちはセリスさんにだって負けません。どんなに時が経とうと私は、これからもあなたと一緒にいたいです」
少女の一世一代の告白にエドは開いた口が塞がらなかった。彼女が自分に好意を持っているのはわかっていた。だが、それはあくまで兄妹といったそんな仲程度のものだと考えていた。まさか、異性として思われているなんて思ってもみなかった。
「……ハッ!」
呆然とするエドだったが、背後から伝わる強烈な殺気に身体を低くする。すると、赤い刀身がエドの頭上を通り過ぎ、やがて持ち主の手元へと帰っていく。
「エェェドォォ……」
法剣を構えてゆっくりと近づいてくるセリス。先程よりも勝る殺気にエドは思わず身震いしてしまう。
「セ、セリス」
「おい、今のは何だ? そのクソガキと何してた?」
「な、なにってそれは……」
「キスですよ」
たじろぐエドの腕に抱きついて、セリスに見せつけるオランピア。不敵な笑みを見せてくる少女の姿にセリスはエドからオランピアへと標的を変える。
「セリスさん。私もあなたと同じ気持ちです。だから、あなたにエドさんは取らせません」
「おい、舐めたこと言ってんじゃねぇぞ、クソガキ。アタシとエドは付き合ってるんだ。そんなこと、許すと思ってんのか?」
「元、ですよね。今の彼はフリーですから、別にいいですよね」
「よくねぇ! しかも、何ださっきのは、いきなりあいつに!」
「キスをしたんです。私の初めてを彼にあげたんです。まぁ、奥手のセリスさんはそんなこともできないみたいですけど」
「誰が奥手だ! アタシだってキスしたぞ! しかもファーストキスだ! そいつの初めてはアタシがもらったんだ!」
「……エドさん?」
「いや、俺に睨まれても困るんだけど!」
殺気が一人から二人に増えて、徐々に追い詰められるエド。
「エドさん。この際ですから、決めてもらいましょう」
「あぁ、そうだな。この場で決めてもらおうか」
「き、決めるって何を?」
二人はその場で立ち止まり、共に睨み合いながら、互いに指を差す。
「このクソガキより!」
「このシスターより!」
「「私/アタシの方に付き合ってくれますよね/くれるよな!!」」
「えぇええ!!」
究極の選択肢を迫られたエド。どちらも真剣にこちらを見つめており、その圧に言葉が詰まってしまう。それを余所に一部始終を遠くから見ている双子はヒュ~~、ヒュ~~と口を尖らせて吹いていた。
「……あぁ! じっちゃん!! 助けてくれ!」
「先生、邪魔すんなよ」
「これは私たちの問題ですから」
セリスとオランピアは突然現れたグンターに注意を呼びかけようと後ろを振り向く。
だが、そこにはだれもいなかった。
「ん? 先生は?」
「……あ!」
首を傾げるセリスだったが、オランピアはいち早く気づき、エドの方に振り返る。そこにはエドの姿はなく、遠くの方へ全速力で走って逃げていた。
「エド!」
「エドさん!」
「逃げるが勝ちぃいいいいいいい!!」
エドを追いかけようと、全速力で追いかける乙女たち。その修羅場に笑いが止まらず、そして、これから先の楽しい旅に期待を膨らませる双子はその後を付いていく。
「あぁ、もう。退屈しねぇな、こんチキショォオオオオオオオ!!」
青年は走る。どこまでも続く未来への道を。たとえ未来が見えなくても、その先に希望が溢れる未来があると信じて走り続ける。
読者の皆様。
この度、「英雄伝説外伝 金の軌跡」が無事、完結いたしました。
ここまでお付き合いいただき、誠にありがとうございます。
去年の正月から書き始めて、約一年半以上が過ぎました。まさか自分が最後まで書くことができるとは思いもしませんでした。
原作では敵役として現れたオランピアがどのように成長していき、どのような道を歩んでいくのかを考えながら書きましたが、想像していた以上に成長したなと、我ながら思いました。
自分で言うのもあれですが、私はどちらかというと理数系で国語にはあまり自信がなかったのですが、感想の中には「完成度が高い」や「おもしろい」といった内容があり、とても嬉しく、すごい励みになりました。
そして、同時に短期期間で6000,9000の文字を書き上げる他の作者様のすごさに圧巻しました。まだ、一年半くらいしか経験のない身ですが、いつか彼らみたいに上達していきたいです。
さて、今後の方針なのですが、活動報告にも書きましたが、皆さんの要望より、金の軌跡の続編を書こうと思います。
原作に関わるエドとオランピア。そして、新たに加わったイクスとヨルダがどう関わっていくのか、自分も楽しみで仕方がありません。
しばらくは筆をおいて、プロットの作成に取り掛かりますので投稿はできませんが、いつか必ず戻ってきます。
ついでに他の作品も投稿しようかと考えておりますので、そちらの方もどうかご期待ください。
それでは、もう一度、改めて、約一年半、この作品とお付き合いいただきありがとうございました。