英雄伝説外伝 金の軌跡   作:魔ギア

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第三十一話 つながり

 《皇帝》自身、自分の計画に不備があったとは思っていない。

 むしろ徹底しており、失敗するはずがないという自信もあった。

 成功する確率を上げるため、あらゆる布石を施した。

 

 まずは、カシウス・ブライト。

 九年前の百日戦役において、敗北寸前までリベールを追い詰めたエレボニア帝国に見事、逆転して勝利へと導いた名将。

 その後、軍を降りて遊撃士に転属し、数々の難事件を解決。

 ついには、世界で四人しかいないS級遊撃士まで上り詰めた。

 この男がいるだけで、計画は破綻する。《皇帝》はそう直感した。

 ゆえに、《皇帝》は同じ幹部であるアリオッチに彼の足止めをするように頼んだ。

 現在いる幹部三人の中で、最も戦闘力が高く、持久戦を得意とする彼は、今回の計画の対カシウス戦にはうってつけの人材だった。

 

 次に、エドワード・スヴェルト。

 オランピアと共に行動している、物好きな男。

 だが、その実力はメルキオル、そして兄弟子である《風の剣聖》すら退けてしまう程のものだった。正面からの対決ではおそらく負けるのはこちらの方だろう。

 奴はオランピアと常に行動している。その為、奴の気を緩ませて、オランピアと距離を離す必要がある。

 奴らがリベールにたどり着いてからの一週間。二人の行動を駒を送って観察していたが、奴がオランピアの成長を促す為に、あえて彼女と距離をとっていることが判明した。これを使わない手はなかった。

 まずは、奴の関係者と関わりのある、あの遊撃士の小僧で釣り、念のための保険として《外法狩り》を送り込んだ。

 ある()()で奴が《外法狩り》と関わりがあることを知った。そして、《外法狩り》がとある出来事で外法認定された者に一切の慈悲を与えないことも掴んでいた。

 だから、《外法狩り》が奴を躊躇いなく殺すものだと確信を抱いていた。

 

 さらに、結界を張って外部からの侵入を防ぎ、操った参加者の中に選りすぐりの駒を紛れ込ませた。

 外部から遊撃士が応援に来ていたが、それは想定の範囲内。計画に支障はない。

 失敗などありえない……はずだった。

 

「ガッ、ゴホッ!」

 

 背中からくる痛みに耐えながら、地面に横倒れていた《皇帝》はゆっくりと身体を起こす。

 

「なぜ、貴様らがここにっ!」

 

 その目は今、ここにいるはずがない二人を捉える。

 敵の中で異様なオーラを纏わせる二人の存在に冷静さが失っていく。

 見落としなどなかったはずだ。二人がこの場にいるはずがない。

 いや、そもそもオランピアの暗殺にここまで時間をかける予定などなかった。

 

 学園内で《古代遺物》の力を逃れた者達の援助。

 侵入を防ぐための結界が張って数分のうちに容易く突破されたこと。

 王室親衛隊の介入。

 そして、クローディア姫の奇行。

 

 予想だにしないイレギュラーが何度も発生し、その度に修正していたが、何度も妨害された。

 いったい、いつ、どこで狂わされた?

 

「俺一人だったら、確かに間に合わなかった」

 

 《皇帝》の心情を察したのか、カシウスはゆっくりと口を動かす。

 

「だが、アリオスとジン殿が足止めをしてくれたおかげで、なんとか早く来れたんだよ」

「《風の剣聖》に《不動》だと!」

 

 出てきた名前に驚愕する。

 《風の剣聖》アリオス・マクレイン。

 そして、カルバード共和国の遊撃士、《不動》ジン・ヴァセック。

 どちらも名の知れたA級遊撃士。

 確かに二人相手なら、アリオッチを足止めすることは可能だろう。

 しかし、それでも《皇帝》の疑問は拭えなかった。

 

「ならばなぜ、貴様らが共に行動していた! 偶然にしては、あまりにも都合が良すぎる!」

 

 高名な遊撃士が外国に出張することはよくあるが、同じ場所にしかも三人一緒にいるなどありえない。

 

「偶然などではない。この状況は二人が結んできた"つながり"が生み出した結果だ」

「つながり……だと?」

 

 カシウスの言葉に理解が追い付かない《皇帝》を無視して、カシウスは(くだん)の二人を――エドとオランピアを交互に見る。

 

「クロスベルで繋いだ、彼らのつながりがこの結果を生み出したのだ」

 

 カシウスはそのまま言葉を続ける。

 彼が言うには、アリオスはエドがカシウスに会う為にリベールに向かっているのは知っていたが、《庭園》の妨害のことを考えて、イリアをレマンに送った後、独自でカシウスを探して、接触してきたようだ。

 そして、ジンの方は彼の妹弟子に頼まれて、カシウスを探していたようだ。

 彼の妹弟子にして、ツァイス支部の受付嬢であるキリカ・ロウランはクロスベルでエドと出会った準遊撃士、リンの師匠に当たる。

 リンが師のキリカにクロスベルでの出来事を文通し、事態を知ったキリカはジンに事情を説明して協力を仰いだのだ。

 結果、アリオスとジンはカシウスと合流ができ、《庭園》の襲撃に対して事前に備えることができたのだ。

 

「そして、彼らのつながりは、このリベールにもある」

 

 

 

 ~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

「オラァァアアアア!」

 

 ドンッ、という音が学園の中庭で鳴り響く。

 圧倒的な重量に押されて、《庭園》の刺客は宙へと飛ばされる。

 

「クソッ、何人いやがるんだ?!」

 

 刺客を飛ばした赤髪の男――アガットは悪態をつきながら、こちらに向かってくる刺客を睨み付ける。

 刺客は武器を構えて、一斉に襲いかかる。

 アガットも武器を構えて、立ち向かおうとするが、

 

「ギャッ!」

「ガッ!」

「グハッ!」

 

 突如、横から飛んできた飛来物に切り刻まれる。

 刃を輪っかのように作られた武器、偃月輪と呼ばれる飛来物は、そのまま円を描くように飛んできた方へと戻っていく。

 

 バシッ!

 

「口じゃなくて、手を動かしなさい! まだ、敵は残っているのよ!」

「ちっ! わぁってるよ!」

 

 飛んできた偃月輪を掴んで、アガットを叱咤するのは、東方の和服を着こなし、黒い長髪をなびかせる女性――、キリカ・ロウランだった。

 キリカは首を動かして別の方に視線を向ける。

 

「あなた達もちゃんと拘束しなさい! 乱暴なことはしないように注意しなさい」

「へ、へい! 姐さん!」

 

 キリカの呼び掛けに、鼻に絆創膏を付けた男――ディンがすばやく返事する。

 ディンの他にも、ロッコやレイスといった不良グループ《レイヴン》が操られた参加者達を一ヶ所に集めて、拘束していた。

 

「ったく、オッサンの野郎! 何でこいつらにも声をかけたんだ!」

「文句を言ってないで動きなさい。彼らのおかげで他の遊撃士や親衛隊の人達が動きやすくなっているんだから」

 

 アガットとキリカは中庭で拘束した参加者とそれを見張る《レイヴン》のメンバーの護衛に入っていた。

 クルツ達遊撃士と二十九名の王室親衛隊員は各自に散開して、扮装している《庭園》の刺客達の制圧に取りかかっていた。

 

「お前ら、何で手を貸した? そんなガラでもねぇだろ」

「フン、勘違いすんじゃねぇ。別にてめえらの為にやってんじゃねぇ」

 

 首だけ動かして後方でテキパキと参加者達を拘束している《レイヴン》のメンバーを視界に入れたアガットの問い掛けに、ロッコは鼻で笑って答える。

 カシウスから協力を頼まれた時、最初は突っぱねた。自分達にはなんの関係もないし、赤の他人がどうなろうと知ったことではない。

 だが――、 

 

「借りを返さなきゃ、こっちの気が済まねぇんだよ!」

 

 昨日、自分達を助けてくれた白髪の少女。彼女が巻き込まれていることを知った。

 自分達が周りの人に迷惑をかけているという自覚はあるが、助けてくれた者を見捨てる程、落ちぶれたつもりはない。

 

「だから、俺達のやってることを無駄にすんじゃねぇぞ、遊撃士!」

「ハッ! 誰に言ってやがるんだ」

 

 ロッコの返答にアガットは自然と口元が上がる。

 アガットは身体を戻して、こちらに迫ってくる刺客達を睨みつける。

 先程、倒したのとは違う刺客が、剣や斧を持ってこちらへと向かってくる。

 

「……上等だ」

 

 アガットは重剣を肩に乗っけて、獰猛な笑みを浮かべる。

 

「喧嘩は気合いだ! まとめて、かかってきやがれーー!!」

 

 アガットは強く地面を蹴って、突っ込んでいった。

 

「まったく、男っていうのは」

 

 誰を思い浮かべたのか、その様子に呆れているキリカはため息をつきながらも偃月輪を構える。

 

「まあ、こっちも弟子が世話になったことだし、露払いはしておきましょう」

 

 そう呟き、キリカもアガットに続いて、刺客の群れへと突撃するのであった。

 

 

 

 ~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

「修復しかけていた結界を壊して、まずは俺とジークが先行して中の者と合流した。結界を壊した後は、外で待機していた、遊撃士と親衛隊達が中に入って、お前達の鎮圧にかかった」

「俺とたまたまリベールに来ていた友人の神父で、結界を作る《古代遺物》を壊した。まぁ、その後、奴らが俺らを取り囲んで一斉に襲ってきたけど、友人が囮を買ってくれてな。ジークの案内のおかげで、迷わずここにたどり着いたというわけだ」

 

 これまでの経緯を伝えるカシウスとエド。

 しかし、それでもなお《皇帝》は納得することができなかった。

 

 なぜ、これだけの助っ人があの二人の元に集まる。

 なぜ、《外法狩り》は奴と協力している。

 なぜ、オランピアの過去を知ってもなお、助けようとする。

 なぜ、なぜ……

 

「お前の失敗は人と人とのつながりを見なかったことだ」

 

 カシウスは《皇帝》を睨み、言葉を続ける。

 

「人と人とのつながりは広がっていく。たとえ、顔も知らない者同士であろうと、どこかで繋がっている。そして、そのつながりをたどりながら、お互いがお互いを助け合う。そのつながりを人は"縁"と呼ぶ」

「縁、だと……?」

「繋がった縁は、新たな縁を結んでいき、育んだ縁は"絆"へと成長する」

 

 カシウスは後ろに振り向く。その目に映るのは、オランピアの手を優しく握り、近くで寄り添うクローゼがいた。

 

「一度繋がった絆はどんなことがあっても切れることはない。立場が違えようと、進む道が異なろうと、必ずどこかで繋がっている。そして、どれだけ暗い道を進もうと、そのつながりがある限り、人は何度だってやり直すことができる」

 

 カシウスの脳裏には、ある光景が浮かび上がっていた。

 それはロレントの外れにある我が家。

 そして、そこで暮らしている、二人の子。

 妻と同じく太陽のように笑い、全てを包み込んでくれる娘。

 その心に影を持っていながらも、前へと進もうとしている"息子"。

 "息子"はいつか自分と娘の前からいなくなる。だが、それで自分達の絆が消えることはない。

 特に、娘の方は引っ叩いても"息子"を連れ戻しに行くだろう。

 

「俺達、遊撃士は支える籠手。それは民間人だけでなく、過去の罪と向き合う者達も支える。その者達を責め、再び暗闇へと落とそうとする所業。遊撃士として……、なによりも一人の人間して……」

 

 腰に付けていた、己の得物を取り出す。

 人を斬る剣を捨て、人を守るために選んだ棍。

 棍を前に出して、それを回しながら武器を構える。

 ミシミシ、と棍を持つ手から強く握る音をたてながら《皇帝》を睨む。

 

「俺は……貴様を許さんっ!」

 

 カシウスを中心に荒々しく風が吹き荒れる。

 元《剣聖》が放つ全力の覇気。

 押し寄せてくる圧倒的なプレッシャーに誰もが息を飲み込んでしまう。

 

「カシウスさん」

 

 ただ一人。剣聖へと至った彼を除いて……

 

「エド」

「ここは俺にやらせてくれませんか」

 

 エドの視線はカシウスの目をじっと見つめる。

 カシウスはその視線を黙って見つめ返す。

 

「わかった。ここは任せよう」

 

 エドの気持ちに気づいたのか、棍を下ろす。

 エドは静かに頷いて、前に進む。

 

「貴様……、どういうつもりだ? まさかとは思うが、我を倒そうなどと思っているのではないのだろうな?」

 

 数の有利を捨てて、一対一の勝負を挑もうとするエドに本気の殺気をぶつける。

 

 舐められている。《庭園》の幹部の一人である自分を。

 

 《皇帝》の心情に気づいているのか、それとも気づかないふりをしているのか、剣を前に突き出し、《皇帝》に向かって言い放つ。

 

「倒せるさ」

「っ! いいだろう。ならば、己の無力さをその身に刻んで散るがいい」

 

 《皇帝》は宙へと浮かび、杖を構える。その様子にオランピアは声をあげる。

 

「エドさん! 逃げて!」

「落ちろっ!!」

 

 杖の先端が光だし、力を解き放つ。

 だが、エドはその場から動かないで腕だけを動かす。

 剣をを下段に構えて、腰を低くして何かを待つ。

 そして――、

 

「――斬!」

 

 勢い良く、その場で振り上げる。

 

 ……………………

 

 振り上げてから五秒程経ったか、誰もがエドの様子を静かに見守っていた。だが、エドの様子に何も変化はなく、周辺も何も変わらなかった。

 

「なっ! バカな!」

 

 《皇帝》は変化が起きなかった結果に目を見開く。

 何が起きたのか、混乱する頭を必死に整理して分析する。

 彼の頭のキレはすぐに一つの結論へと至る。

 だが、それは本人でも信じることができないものだった。

 

「まさか、()()()のか?! 我が生み出した重力場を?!」

 

 《皇帝》の発言に誰もが目を丸くする。

 重力。

 それは、ゼムリア大陸が自分達を大地に引き寄せるための力であり、現象。

 《皇帝》の謎の力の正体を知り、納得している者が何人かいた。

 

「重力……。なるほど、力の正体はそいつか」

「あいつが浮いているのと、上から押し潰されるようなあの感覚……。彼の《古代遺物》は重力操作?」

 

 一連の出来事と照らし合わせて、レクターとシェラザードはそう分析する。

 だが、同時に新たな疑問が生まれた。

 

 彼は見えない重力場を、いったいどうやって斬った?

 

「あれは八葉の肆の型を極め、あいつが持つ眼の力があってこそできる技だ」

 

 全員の疑問にカシウスは簡潔に答える。

 エドは剣を構えて、《皇帝》に向かって駆け上がる。

 

「クッ! おのれっ!!」

 

 《皇帝》は激昂し、重力場を複数個、生み出し、エドへと放つ。

 エドは足を止めることなく、そのまま突き進む。

 すると、重力場の一つがエドに近づく。

 

「ハァッ!」

 

 エドは重力場に向かって剣を振るう。すると、重力場は紙切れのように真っ二つに分かれ、エドの後ろへと通りすぎる。

 その後も近づいてくる重力場を次々と斬り裂いていく。

 中には見えない重力場も放っているが、関係なくそれも斬られる。

 見える、見えないなど関係なく、エドは重力場に向かって剣を振るい続けて、前へと進む。

 

「なぜだ?! なぜ、見えるのだ?!!」

 

 近づいてくる様子に焦りを隠せない《皇帝》。

 対して、エドはただ、《皇帝》を見据えて前へと進む。

 

 エドが修めた、八葉一刀流の肆の型は、八つの型の中で「斬る」ことに特化した技。

 皆伝に至った者は、この世すべてのものを斬り裂くことができるとまで言われている。

 そして、エドが持つ《魔眼》の力。

 視力や動体視力の上昇、透視する能力などあるが、それは《魔眼》の真の能力ではない。

 《魔眼》の力。それは、()()()()()()を視認することができる「強制視認能力」である。

 遠すぎて見えない所は、まるで視力を上がったかのように見ることができるようになる。

 速すぎて見えないものは、まるで動体視力を上がったかのように視認することができるようになる。

 透視能力も、壁や服などで遮られて視認できないことから生まれた副次的なものだった。

 そして、本来なら見ることができない力の流れまで、彼は見ることができる。

 エドは《魔眼》の力で、"見えない"重力場を視認し、八葉の技を持って斬っているのだ。

 カシウスの言う通り、エドだけができる技だった。

 彼の前では、聖痕や《古代遺物》の力はまるで意味をなさない。

 

「ハァアアアアアアア!!」

 

 エドは地面を蹴って、《皇帝》に向かって空へと跳ぶ。

 

「おのれっ!」

 

 《皇帝》は力を使って、地面を抉りだして、無数の大きな岩の塊を自分の周辺に浮かせる。

 

「タイタニックフォール!」

 

 無数の岩がエドを襲う。それに対して、エドは……

 

「うぉおおおおおおお!!」

 

 最初の岩を斬り裂いて、その岩を足場にして別の岩へと乗り変える。

 着地したら、そのまま別の岩へと跳んでいき、《皇帝》との距離を少しずつ縮めていく。

 

「いいだろう……、受けて立とうではないか!」

 

 《皇帝》は杖の先端に力を集中する。

 すると、先端に光が集まって形を作る。

 やがて、一本の巨大な刃へと変化した。

 

「我が威光の刃を喰らえ!」

「断ち切る!」

 

 《皇帝》は腕を水平に構え、

 エドは腕を上へと構える。

 二人の距離が徐々に縮まっていき……、

 

「滅せよ!」

「斬!」

 

 両者の刃は火花を散らして拮抗する。

 だが、結果はすぐに出てきた。

 

 ピキッ!

 

 刃にひびが入った。

 

「なんだとっ!」

 

 《皇帝》の刃はエドの刃が触れている所から徐々にひびが広がっていく。

 

「八葉一刀流を舐めるな!」

 

 エドが腕に力を込めて前に出す。

 エドの刃は《皇帝》の刃を食い込んでいく。

 

 パリンッ!

 

 エドの刃が《皇帝》の刃を斬った。

 振り下ろした刃を反す。

 狙うは、《皇帝》の腕についた《古代遺物》のベル。

 

「紅葉斬り!」

「ガァッ!!」

 

 エドの刃はベルを断ち切り、軌道の先にいる《皇帝》の胴体を斬り裂いた。

 《皇帝》は重力の力を失い、そのまま地面へと叩きつけられた。




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