新世紀 エヴァンゲリオン √SCHWARZ   作:らて丸

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Episode.1

第4の使徒との戦闘を終え、使徒より先回りして日本へたどり着くために航路の変更を行い、現在港についたところだ

 

「ドイツ第3支部より、一ノ瀬・ユキト・エルンスト大尉、堀部コトネ中尉、両名、着任しました。」

 

「エヴァンゲリオン[黑式]も正式に、本日付で日本側に引き渡しになります」

 

「了解しました。あなた達を歓迎します」

 

堅っ苦しいのは嫌なんだけどな…

 

「とりあえず、長旅で疲れているでしょうし、今日はゆっくり休んで頂戴?」

 

「お気遣いありがとうございます。」

 

しかし、ゆっくりはしていられないかもしれないな…

 

計算通りなら、明日には日本の海域に第4の使徒が入ってくるくらいだろう

 

どうしたものかね…

 

「先輩!!先輩って、住む部屋決めたんですか?」

 

港での着任式が終了した後にコトネが話しかけてきた

 

「いや、まだ決めてないが…」

 

「じゃあ、ミサトさんのところでお世話になりませんか?部屋がまだ余ってるそうですよ!!」

 

「あ~…じゃあ、お世話になろうかな…」

 

「わかりました!!じゃあ、伝えておきますね。それにしてもミサトさんしっかりしてそうですよね」

 

というわけで、ミサトにお世話になることになった…

 

しかし、コトネよ…お前はこのあとそれが幻想であることを知るのだろうな

 

 

 

 

 

 

「ただいまー」

 

「あら、ユキト。もう来たのね。荷物多くてびっくりしたわよ」

 

そりゃあ、コトネの荷物だろうに…

 

「ごめんなさい、荷物どうしても多くなっちゃって」

 

「いいのよ〜気にしなくて〜」

 

このように、心はある程度広いミサト…

 

しかし…

 

「なぁミサト…」

 

「どうしたの?ユキト」

 

「………部屋汚くないか?」

 

コトネも、仕事モードのしっかりしたミサトから今の、自堕落っぷりを見たからなのか、顔を青くして苦笑いだ

 

まぁ、ミサトに長らく男ができないのはこのせいだということは言うまでもないだろうな

 

あと、もうミサトから酒の匂いがする

 

まだ16時だぞ?

 

「ミサトさん?誰か来たんですか?」

 

奥の部屋から1つの人影が出てきた

 

「あっ、忘れてたわ。シンジくん、紹介するわね。エヴァンゲリオン[黑式]のテストパイロット。一ノ瀬・ユキト・エルンストと、エヴァンゲリオンパイロット候補生の堀部コトネよ。ふたりと、仲良くしてあげてね」

 

「ユキトで構わない。よろしくな、碇」

 

「僕のこともシンジでいいよ」

 

「よろしくおねがいしますね!!碇先輩!!」

 

「よ、よろしくね…堀部…」

 

コトネは、シンジのことも『先輩』呼びしはじめた

 

シンジよりもコイツのほうが、経験は上なのにな…

 

「さて、お互い自己紹介も終わったことだし…今夜はパァーっとやらなきゃね!!新しい同居人が増えたことだし!!お酒飲むぞ〜!!」

 

「お前はいつでも飲んでるだろ、酔っぱらい」

 

 

 

 

 

 

オレは現在、シンジとともに、洗い物をしている

 

ミサトの方はまだビール飲んでるけどな…

 

「シンジ、あとはオレに任せて、もう風呂出る準備してこい。コトネが出たらすぐ入れたほうがいいだろ」

 

「ありがとう。じゃあそうするよ」

 

ニッコリ笑ってそれだけ言い、自室へと入っていくシンジ

 

それにしてもさっきのシンジの料理は美味しかったな〜

 

オレも自炊はしなくもないから、できなくはないのだが、アレはレベルが違う

 

お店出しても大丈夫なんじゃないかって思うくらいだった

 

それにしても、さっきの家事当番表ひどかったな…

 

明日辺りに、全部考え直すか

 

そんな事を考えていると

 

「ワキャキャキャキャキャキャキャ!!」

 

と聞き慣れない鳴き声のような音の後に…

 

「きゃあああああああ!!」

 

っと、洗面所の方から悲鳴が聞こえてきた

 

「ミッ、ミミミミミミ、ミサトさん!!お風呂に変なのが!!」

 

「ああ、彼?新種の温泉ペンギンよ。」

 

「クワッ」

 

「名前は、ペンペン」

 

ペンペンと呼ばれたペンギンは器用に、ボタンを押すと、小さな部屋へと入っていく

 

すげぇな…あんなのがいるだなんてな

 

「へ〜、すごいですね!!」

 

コトネが感心したように言っているが、オレはこのときあることに気が付き、彼女から顔を背ける

 

「そんなことより、コトネ…」

 

「はい?」

 

「早く前隠せ」

 

「キャッ!!」

 

オレに言われてから気が付いたのか…

 

いま、彼女は裸なのだ

 

「せ、先輩なら…いいですよ…?」

 

「馬鹿言ってないで、はやく戻れ!!」

 

畳まれて積まれていたバスタオルを乱暴にコトネの方へとぶん投げ、そのまま洗い物を続ける

 

「仲が良いのね」

 

「なぜか知らないけど、懐かれてるんだよ」

 

「アスカが見たら嫉妬するかもね」

 

なにを言ってるんだミサトは

 

「なんでアスカが出てくるんだよ」

 

「え〜?べっつに〜?」

 

コイツ… 

 

「それにしても、アスカに黙ってこっち来たんだって?」

 

「どうせ、すぐアスカもこっち勤務になるだろ」

 

「アスカが前に嘆いてた意味がわかったわ…」

 

「なんだよそれ…」

 

しばらくの沈黙、ガチャガチャと、食器洗いの音だけが部屋に鳴り響く

 

そろそろ、話さないといけないかな…

 

「…明日辺りに、使徒来るかもな」

 

「ん〜?どしたのいきなり」

 

「なんとなく、勘だよ…勘」

 

「あなたの勘、まともに当たったことないじゃない」

 

うっ…

 

確かに、勘は鈍いけどさ…

 

これ以上言う口実が思いつかなかったんだよな…

 

「まぁ、頭に入れといてくれ」

 

「…わかったわ」

 

再び、沈黙が続く

 

そうすると、さっぱりとしたコトネが出てきた

 

同時に、シンジが部屋から出てくる

 

「さっき、大きい声が聞こえたけどどうしたの?」

 

「特になにもなかったぞ」

 

コクコクと、コトネが渡した飲み物を飲んでいたがいきなり顔を真っ赤にして自室へと入っていってしまった

 

どうしたんだろうか

 

そんなことは気にせずオレも風呂に入る準備をしに行く

 

そろそろ入らないとまずいからな

 

 

 

 

 

 

「いい風呂だったな…」

 

しっかし、ペンペンも同じ浴槽に入ってると考えると色々面白いな

 

プカプカ浮いて、浴槽につかっているんだろうか?

 

いつかは実際に見てみたいものだ

 

そんなどうでもいいことを考えながら、身体を拭き終わり髪を乾かす

 

それにしても、第3新東京…

 

いい街だなぁ…

 

自室に入りベッドに寝転がる

 

これは日本に来ると同時に新調したものだ

 

なかなかに寝心地が良い

 

明日は日本での初陣になるかもしれないからな、しっかり寝て備えないとな

 

そう思いつつ、オレは意識を手放した

ヒロインアンケート(この結果が反映されるとは言っていない‼)

  • 綾波!!
  • アスカ!!
  • ミサト!!
  • リツコ!!
  • マヤさん!!
  • コトネ!!
  • 委員長!!
  • シンジくんちゃん!!
  • カヲルくん!!
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