多分大丈夫だとは思いますが、今回と次回は結構アレな表現が入る感じなので、もしも運営から警告喰らったら大人しく修正入れるつもりでして、微妙に更新遅れるかもしれません。
…いやでももっとアレな描写された作品が平然とあったりするから、この程度の表現だったら全然問題無い…筈…(不安)
ミナミィネキに依頼された翌日、ちゃっちゃと面倒事は終わらせてしまうかと考えて話に聞いた異界へユエと向かい、地元霊能組織に一報をいれた後、粗方異界の中を掃除してからミナミィネキの要望通りに『肉欲界』とやらを作成しようとしたのだが、詳しい打ち合わせをしていた訳ではなかったので初っ端からつまづく事に…。
「取り敢えず主目的としては夜魔のフォルマを量産する事が第一になってるんだから、属性や傾向をそっちに寄せるようにすれば良いのか?」
「ん…だとしたら…エロトラップダンジョン?」
ある程度の方針を決めようとしていると、珍しくユエから意見が出されたのだが…。
「ふぅむ罠要素? 別にフォルマ集めるだけならアクマが出るだけの異界で良くないか?」
「特定のフォルマだけを求めるのなら質の良い物もきっと欲しい筈、ミナミィネキさんはそこら辺妥協しないだろうから、絶対欲しがると思う」
「言われてみれば確かに…てかなんかミナミィネキと親しくでもしてるのか?」
俺自分からはあんまりミナミィネキに会いに行かないから、ユエもあまり顔合わせる事は無いと思うんだが…。
「ミナミィネキさんは色々な汎用スキルカードも取り扱ってるから、時々買わせてもらってる」
「汎用スキルカード? 汎用スキルなら【詰め合わせパッチ】と同じ内容のモノが既にあるだろう?」
「むぅ…それだけじゃなくてもっとしっかりした料理スキルを筆頭にした家事スキルへの更新の為に必要」
「アッハイスイマセン…」
そこら辺前世から適当だった男だったけど、今世になって覚醒したら生物的に強くなっちゃって更に雑になったんだよな…でも父さんとの二人暮らしだったから、寧ろ料理は出来る様になった方なんだけど…。
「それに妊娠してなくても母乳が出る様になる汎用スキルカードも買ったから、これで搾乳プレイだって出来る!!」
「だからお前さんはなんで申し訳ない気持ちにさせた途端にエロネタに走るんだよ…てかなんでよりにもよってやりたい内容が搾乳なんだよ…」
あまりにもバカバカし過ぎて一気にどうでも良くなっちまうだろうが…。
「全ては飽きのこさせない幸せな夫婦でのしっぽり生活の為」
「いや、それについては今度新しく式神が増えるから控えるって伝えただろうが…」
「先輩式神として後輩に見せつけて威厳を示す!!」
「はいはい威厳()威厳()」
マジでウチのユエはどうしてこうなったんだろうなぁ…やっぱり初手で【房中術】入れたのが全ての間違いだったのかねぇ…?
「って今はそんな事よりも仕事仕事…取り敢えず罠による難易度上昇とそれに伴い報酬が強化される仕様は…そうだな、取り敢えず単純に進む程度なら雑魚ばかりの楽な異界にしか見えないが、そっちの通路を一番奥の出口であるワープゲート前まで進むか、ある程度感知能力がある奴には分かる隠し通路を作っておいて、そっちに進めばランダムな罠による難易度上昇と、それに伴うドロップや宝箱の質の向上がされる様にしておけばそれっぽいか…」
ついでに異界の雰囲気も通常ルートは洞窟みたいな壁だけど、罠ルートになると徐々にエロゲなんかで出てくる肉感のあるブヨブヨした壁になる様にでもしておくか。
「通常ルートはほぼ一方通行で三箇所程奇襲用の横穴を用意しておけば良いとして、配置する敵は通常ルートなら相手捕まえてエロ方面でMAG獲得を狙うゴブリンLV1とかオークLV3みたいなエロゲ男優役を配置、そいつらを雑魚にする事によって発生する余剰リソースを罠ルートに振るとして…そもそも罠ってどんなヤツにすれば良いんだ? エロアイアンメイデンとかか?」
それやるとしたらアイアンメイデンの中の針取っ払って、それに【房中術】スキルを仕込んだローパーを合体させたりしないと駄目だから絶対作るの面倒くさそうだよな。
「地面に落とし穴用意して【麻痺】と【拘束】仕掛けてくる触手壺とか、頭上から落下してくる装備だけを溶かすスライムなんてどう? 他にも全部の罠に追加効果として【魅了】状態異常付与とかどう?」
「流石に罠の度に【魅了】は面倒な気がするが…いっその事ソウルシリーズの状態異常みたいな蓄積型の【魅了】とかの方がそれっぽそうだな…」
「それなら罠ルートに入るとピンクの霧に包まれるみたいな感じで常時晒される方がそれっぽい」
「成る程それ採用、どうせなら【魅了】の状態異常に【レベル】の概念引っ付けて、放っておいても自然回復しない様になるとか、行動不能判定がレベル分重ね掛けされるようにしておくか」
そんなこんなでエロゲ以外にも『こんなネタあった気がする』で罠を仕掛ける俺と、ミナミィネキとの雑談で色々と『ロクデモナイ』知識を習得しているユエが一緒にストッパー皆無のエロダンジョンを作っていった結果…。
「…流石にこれは不味くないか?」
「ん、快楽のアリ地獄程度ならミナミィネキはまだ甘いっていう筈」
ふと冷静になって見返してみると【魅了】無効であっても気休めにしかならないクソ異界が誕生していた…何だよ【魅了ガードキル】って…しかも新しく【魅了】喰らい過ぎると発症する【発情】*1とかいう訳分からんバステが生成される様になってきたし…。
罠ルートは通常ルートみたいなエロゲ男優アクマは居ない為捕獲の為の暴力で事故死する事は無いが、代わりに高レベルの触手LV15やらスライムLV18*2やらによって離脱も難しい状態に追いやり【魅了】状態を悪化させていくのがコンセプトである為、下手したら本人の意思で死ぬまで自意識で異界に残り続けて異界の為にMAGを生み出す機械にしかねないアリ地獄になってしまったのだ。
「正直これ消さないとヤバいんじゃないのか? 俺流石にエロ関係でガイア連合に怒られたくなんかないぞ…」
「ん…でも中々に良い出来だから一度はミナミィネキさんに見てもらいたい」
「あ〜…確かにどれだけやれば良いのか分からんし、駄目であっても一応は雛形に出来るかもだから、取り敢えずデータをミナミィネキに送って判断仰いでみるとするか…」
そんな訳で異界のデータを一通り纏めてミナミィネキに送る事になったのだが、流石に異界で使える機械は持ってない(悪魔召喚プログラム入りは必要無いと思って置いてきていた)し異界の中からデータを外に送る手段も無いという事で、丁度良い時間でもあったので昼飯を食いに行こうという事で異界を出た。
万が一民間人が入ったらヤバいという事で、対民間人用に認識阻害の結界(非覚醒者には中が見えない様になり、何となく寄るのを避ける様になる程度の物)を張っておき、結界の中にも『現在異界の調査中である為入るべからず、ガイア連合』と書かれた看板を立てておき、ガイア連合の名前で地元霊能組織を牽制しておく。
ザックリとした内容だが、マトモな霊能組織であれば現在飛ぶ鳥を落とす勢いで勢力を拡大していくガイア連合の不興を買いたくはないだろうし、もしも詐称と思われて連絡が行ったとしても、事前に俺が異界に向かうと事務方には伝えてあるので問題無しであり、もしもこの看板を見て逆に入ろうとする奴が居たとしてもほぼ一本道となっている異界を真っ直ぐに進んでしまえば異界の主っぽい【ホブゴブリンLV5】が居る為騙されてくれるだろう。
そう考えて一度異界から離れ、近くのバーガー屋で昼飯とミナミィネキの返信を待っていたのだが、そうしているとバーガー屋に似つかわしくない女性が入ってきたのだが、なんか見覚えある顔してるなぁ…と考えている内にその女性は店内を見渡して俺を見つけるとそのまま一直線に俺の所へ…嫌な予感しかしない…。
「突然すいません、貴方様はガイア連合の方でしょうか?」
「あ〜…その通りだが…何の用なんだ?」
嫌な予感センサーの導くまま、周囲に使い捨ての認識阻害の結界を展開して相手の出方を待つ事に…。
「私はこの地の霊能組織に所属する『水城不知火』と申すのですが、どうかお願い致します、私の娘がガイア連合に異界の処理を頼んだという話を聞いた事で自分なら解決出来ると意気込んでしまい、其方に任せた異界へと突入してしまった様なのです。誠に申し訳ありませんが救助へのご助力をお願い出来ませんでしょうか?」
「ウワーソレハタイヘンデスネマカセテクダサイ‼︎」
今度は『退魔忍』組織かよどうなってんだ俺の縁!?
因みに話の流れはまとめサイトにもある『小ネタ 対魔忍系現地霊能組織VS催眠エロ種俺たち』の展開が微妙に形を変えて前倒しされた物だとでも思っておいてください。
ちょっと詳しく言えば
1.霊能組織当主のアサギがブーストニキが異界改造の為に来訪した連絡を受ける
2.ガイア連合にイチャモンつけて有利条件もぎ取る為ゆきかぜに「うちの組織じゃあの異界無理だわ」とプライド煽る様に言って異界に向かわせる
3.後は待つだけだった筈が他の退魔忍がゆきかぜが飛び出したのを不知火に伝えてブーストニキの元へ
…って感じですかね、当然の如くブーストニキがフラグ建ててたのでガッツリ回収される訳ですが…。
尚、この異界は相手を捕獲して飼い慣らす事が主目的となっているので、長期間MAGを排出させる為にこの異界内に居るアクマが排出する『体液』は十分な生命維持にも使えるという、ブーストニキの慈悲が含まれております…まぁ、異界の特性上その『体液』は全部『媚薬』でもあるので、飲めば飲む程ドツボにハマるんですけどね?